省吾の今の心境を語るとすれば「前座は十分に楽しんだ」。それに尽きる。
明日奈に自分自身のエッチな姿を見せて恥ずかしい思いをしてもらう。
そこから始まった鏡プレイは、明日奈の乳首を摘んでチンポを握らせた挙げ句、下着姿にしてチンポを咥えさせることまで出来た。
いつもと違った角度で見る、チンポに溺れそうで溺れきれない彼女の痴態とその表情。
特に鏡の中のチンポを咥えた明日奈の姿は省吾の興奮をこれでもかと煽った。
スタンドミラー様バンザイである。
(興奮しすぎて速攻射精しちゃったけどな。しかしあの明日奈の表情はやばかった。涙目で口内射精されてたもんなぁ……。ついムラっとして、チンポを少し押し込んじゃったけど)
だが本来の目的とは違ってしまっていることに省吾は気がついていた。
そう、「明日奈がエッチな事をしてくれる」。これが本命なのを忘れてはいけない。
そんな訳で省吾はベッドに仰向けになった。もちろん全裸で。
頭はベッドの後方へと向けている。その方向にスタンドミラーが有ることは言うまでもないだろう。
省吾のエッチな下心が見え見えである。
全裸で仰向けになっている省吾の隣には下着姿の明日奈が正座し、太ももの間に手を挟んでモジモジとしながら、マグロ状態の省吾の足元から顔まで、それを通り越してスタンドミラーを見てから恥ずかしそうに俯いた。
この状況で明日奈に何をしてもらおうとしているのか? 分からない人は居ないだろう。
そう、騎乗位セックスである。
「ほら明日奈、全部脱いで」
「う、うん……」
そう答えたものの明日奈はスタンドミラーが気になってたまらない。
(あぅ……エッチな事してあげるって言わなきゃ良かった……)
このまま下着を脱げば次は彼の上に跨がらされる。それが何を意味するのか分からないほど明日奈は初心ではなかった。
唯でさえ彼に跨るのが恥ずかしいのに、絶妙すぎるスタンドミラーの位置が、きっとその全てを映し出す。
つまり明日奈はスタンドミラーを見ながら騎乗位セックスしてと言われているも同然。
それを断ることが出来るかと言えば、もちろん出来なかった。
だけどどんなに恥ずかしくても約束は約束。
ちょっとだけ「エッチなことをしてあげる」と言ったことを後悔しつつ、明日奈は泣く泣く諦めて俯いたまま背中に手を回した。
そして省吾が熱心に自分を見ていることに気が付いた。
どれだけエッチの回数を重ねても、何度エッチな姿を見せても、教室で初めてエッチな姿を見せた時と変わらない彼の熱い視線。
それだけ彼に見て貰えるのが明日奈は嬉しくて仕方がない。でもやっぱり恥ずかしい。
その感情がすぐに身体を反応させる。乳首がジンジンと熱を持って疼き、お腹の奥の熱が暴走を始めて、濡れたショーツを更に濡らしにかかる。
そんな状態でも羞恥心がブラのホックを外すことを邪魔してくる。
ほんの少しの間だけ目を逸らしてくれたら――。
そう思った明日奈は俯いたまま、省吾へと視線を泳がせた。
「えっと……省吾君……」
恥ずかしい気持ちが彼へ牽制の言葉を紡がせようとするが、段々と声が小さくなっていく。
見てもらえると嬉しくなる。見られていると恥ずかしい。二つの感情が明日奈の心を揺らし続けている。
「なに?」
省吾が一瞬だけちらっと明日奈に視線を向けたが、ブラのホックが外れる瞬間を見逃さないために、ブラに包まれたおっぱいへ視線を戻して答えた。
「その……そんなに一生懸命見られてると恥ずかしくて……」
「乳首勃っちゃう? あ、いや、もう勃ってるね」
明日奈にエッチな言葉を投げかける興奮に、省吾はチンポをビクビクさせながらわざとそう答えた。
「……っ」
胸元のハートのペンダントが明日奈の動揺を示すようにキラリと光を反射して揺れる。
省吾は見ている。思いっきりガン見している。それは死んでも見なければいけない。
ピンクのブラの頂点を浮かせている、透けて見えてしまっているエロい乳首の部分を。
そんなエロい状態のおっぱいが省吾の手を淫らに誘っている。
省吾は当然のように乳首に向けて指を進めた。悪戯するために。
明日奈としてはたまったものではなかったが、その手を遮ることなんて出来るはずもなかった。
彼女に出来たことは、指の動きに唇を
「やんっ……」
――無抵抗のままで乳首をツンツンされて、エッチな喘ぎ声を漏らす事だった。
「ほら、早く」
省吾が二つの乳首を指先で往復しながらツンツンと突付く。
背中に手を回したまま二つの乳首を弄ばれて明日奈が身体を震わせて表情をクシャッと歪めた。
乳首に与えられる快感が彼女の唇を開かせて吐息を零れさせる。
明日奈は気持ち良さの中で視界に映る彼の表情がとても楽しそうに見えた。
「あっ、やだっ……あっ、あっ」
彼の指が硬くなった乳首に触れる度に明日奈は身悶えて喘いだ。
ブラを脱がなければこのまま性的悪戯を受け続ける。だけど脱いでもきっと辱められる。
指先は一度も間違えずに確実に乳首を往復している。そしてブラに浮かぶ尖った乳首は彼の指先を受け入れてしまっていた。
明日奈が瞳を潤ませてだんだん涙目になっていく。
悲しいのではない。ませた子供がしてくるような性的悪戯を彼にされて、感じてしまっている自分が恥ずかしかった。
その恥ずかしさから逃げるにはどうすればいいかと言えば、結局ブラを脱ぐしかなかった。
明日奈は涙目で、半分ジト目で省吾をチラッと見てブラのホックに指をかけると、乳首に性的悪戯をされながら――ブラのホックを外した。
下から見上げている省吾の目の前で、ぷるんっとブラの軛から解放されたおっぱいが揺れる。
それと同時に緩んだブラが防波堤となって悪戯な指先から乳首を守る。
(くぅ、やっぱりこのおっぱいが揺れる瞬間は最高だなっ)
ガン見していた省吾が揺れたおっぱいに表情をだらしなく緩めた。
性的悪戯から解放された明日奈がホッと安堵の息を漏らし、ブラのカップが落ちないように気を付けながら右腕で抑えて、肩からブラ紐を外していく。
肩から落ちていくブラの紐。ブラのカップの下に彼女の右手が滑り込んでいく。
明日奈は何気ない女らしい仕草で、乳首に悪戯されないようにおっぱいを右腕で覆い隠していく。
そんな彼女の何気ない仕草が、省吾のチンポに活力を与えていた。
下から見上げている省吾からすればそれはまさに絶景と言って良い光景だった。特に右手で覆い隠した柔らかなおっぱいの下乳が省吾にエロを強く感じさせた。
肩を竦めて身を小さくした明日奈が慎重に腕からブラを抜き取って太ももの上にポトリと落とす。
そのブラの落ちる様を、思わず目で追いかけてしまう省吾。
そして残ったのは大きなおっぱいを腕で隠した、色気を溢れさせながら身を竦める絶世の美少女。
俯き加減の横顔がまるで初めて男に肌を晒すように羞恥に染まっていた。
まぁ、彼女の視線が自然と勃起チンポに向かっているのが何とも言えなかったりするのだが。
一発射精したばっかりのチンポは、今も勃起したまま隆々とお腹に向かって弧を描いている。
盗み見るように省吾へ視線を向けてくる明日奈のエロ可愛いさに、勃起チンポがビクンと反応して我慢汁を腹の上にピュッと飛ばす。
(ああ、やっぱり明日奈の身体ってすっげぇエロいわ)
そんなエロ可愛い美少女を身体の上に乗せて腰を振らせれば、男にとって夢のような光景を見る事が出来るだろうと省吾は確信した。
これまで省吾は突き一辺倒でセックスしていた。
しかし今日は違う。彼女がエッチなことをしてくれるのだ。
腰を振ってアンアン言ってくれるのだ。
省吾は期待しまくっている。これまで見たこともないエッチな姿を、今日の彼女は見せてくれるだろうと。
そんな明日奈への愛しい想いが(エロい想いかもしれないが)省吾の心にいっぱいになり――無意識に言葉を溢れさせた。
「明日奈はやっぱり可愛いなぁ」
不意打ちで褒められた明日奈の表情が緩んだ。
どんな状況でも褒められると喜んでしまうのが明日奈だ。もう尻尾をブンブンと振る幻覚が見えるほどに。
「あ、ありがとう。その……省吾君も素敵だよ」
褒め返す明日奈。だがその視線がしっかりと大きなおチンチンに向かっていたりする。
たぶん省吾自身の事を褒め返したはずなのに、おチンチンが素敵だよと言っているようにも聞こえるのが不思議だ。
そして褒められたら尽くしたくなってしまうのがまた明日奈らしいと言えるだろう。
この状況で彼女が尽くすとすれば――やはりそれは見ていた大きなおチンチンに対してだ。
(し、下も脱がなきゃ……)
明日奈はすぐにショーツを脱がなければと考えた。
褒められただけでこれまでの恥ずかしさを忘れてしまったようだ。
おっぱいを右手で覆い隠したまま正座から膝立ちになって、いそいそと左手一本で明日奈はショーツを脱ぎ始めた。
視線が省吾の勃起したおチンチンから離れないのがとってもエッチである。その癖、恥ずかしそうにおっぱいを隠しているままなのがまた面白い。
そんな明日奈が全てを脱ぎ去って、いざ、仰向けになった省吾の隣に再び正座した。
そしておチンチンから省吾の顔へ視線が流れると、当然のようにスタンドミラーが彼女の視界に入った。
「ぁ……」
ここで再び、明日奈に現実が襲いかかってくる。
ほんの少しの間だけ忘れてしまっていた恥ずかしさ。それをスタンドミラーが思い出させる。
気が付けばセックスするためにショーツを脱いでしまっている。
(やだ、私ったら……)
呼び覚まされた理性の火が、全裸で仰向けになっている彼の横で、同じく全裸になってしまった明日奈にこれからの行為を予想させてしまう。
(このまま省吾君に跨ったら……きっと)
ドクン、ドクンと激しく音を鳴らして心臓が鼓動するのを感じた。
(セックスしているのを見ろって言われちゃう――)
眼下に見える赤黒い大きなおチンチンがセックスしようよと誘っているように見えた明日奈は、この後のエッチな行為を頭に思い浮かべ、熱い吐息を漏らして胸を震わせた。