カーテンの隙間から差し込んだ光が女の子らしい整理整頓された部屋の中を明るくし、白いフレームのベッドの中で微睡んでいる明日奈の姿を照らし出していく。
編まれていない亜麻色の髪が無造作に淡いピンク色のシーツの上に広がっている。
水玉模様のパジャマに身を包み、横向きになって眠っている彼女は幸せそうな表情を浮かべていた。
いったいどんな夢を見ているのだろうか?
「ん……」
美しい眠り姫。そう評したくなるほどの寝姿。
その彼女が朝日に寝苦しさを感じたのか、身動ぎして可憐な唇から愛らしい声を漏らすと、申し訳ない程度に身体の上に掛かっていた布団を乱れさせた。
すると、布団の下に厳重に隠されていた眠り姫の秘密が表に現れた。
それはボタンが一つも留められていないパジャマを着た明日奈の――あられもないエッチな寝姿。
寝ている間にはだけてしまったのか、乱れに乱れたパジャマは身体を隠す意味をなくして、美しい線を描く肩のきめ細やかな肌を露わにしていた。そこから下を見れば鎖骨が艶めかしいラインを作っている。
更に下へと滑らかな肌を辿れば――パジャマの生地を押し退けて溢れ出す柔らかそうな生のおっぱい。
その柔らかなおっぱいが横向きになって寝ているせいで淫らに歪んでいる。
しかし彼女の弾力も張りもあるおっぱいは、たとえ歪んでいようともその魅力を全く損ねてはいない。
千人の男にこのおっぱいを今から揉んでいいと言えば、一人残らず揉むことを躊躇わないだろう。そんなおっぱいの頂点には、乳首が桜色に色づいて美しく咲き誇っていた。
だがまだ終わりではない。さらにさらに下を見れば――。
――朝の光に亜麻色の陰毛が金色にキラキラと輝いていた。
驚くことに明日奈は履くべきものを何一つ穿いていなかった。まさかの下半身無防備状態である。
だが残念なことに、その奥までは見通すことが難しいようだ。
左方向へ横向きで寝ている彼女の膝は軽く『く』の字に曲げられていて、右脚が左脚の前に覆いかぶさっている。
しかし嘆いてはならない。前がダメなら後ろからだ。
前から後ろへ視点を変えれば、彼女のプリッとした瑞々しいお尻が丸出しになっている。
左方向へ横向きで眠っている彼女の左脚の上に乗っている右脚は、ほんの少しだけ前方へ位置していた。
つまりお尻の方から覗き込めば――。
――そう、明日奈の最も大事な場所が見えてしまっていた。
お尻の割れ目から先へ進むと金色の草原が息づき、その中央に白い肌を引き裂くように淡い桜色の一筋のラインが走って、男を知らないフリをしてピッチリと閉じている。
めっちゃ嘘つきなオマンコさんである。
このオマンコは男を知らないどころか、とある男のチンポを意識するだけで容易によだれを垂らして口を開いてしまう淫らなオマンコ。実際には裂けそうなほど大きなチンポを咥えこんで喜ぶいやらしいオマンコだ。
それなのにこうしてピッチリと閉じているだけで、男を知らない無垢のオマンコに見えるのだから恐ろしい。
そんな嘘つきなオマンコの所有者である明日奈は、一つの芸術品と言えるような美しくも色気を放つ魅力的な身体をベッドの上で惜しげもなく晒して眠っている。
しかし布団が身体に掛かっていなくて肌寒さを感じたのか、明日奈がいつもより早く目覚め始めた。
「ふわぁぁ……」
明日奈が寝返りを打ちながら眠そうな声を漏らして、横向きだった姿勢を仰向けへと変えた。この様子を天井から覗きをしていればさぞや絶景に違いないだろう。
淡いピンク色のシーツの上に白い肌を晒した明日奈の裸身。色合いの見事さは彼女の肌と秘部との色合いの素晴らしさにも劣っていない。
そして腕を通っているだけの水玉模様のパジャマが、エッチな色の組み合わせにアクセントとなって映えている。
その光景を見て感じるのは美麗さか? それともやはりエロスだろうか。誰も見ていないのが非常に残念である。
その彼女のまぶたがゆっくりと開けられていく。どうやらお目覚めのようだ。
「ん~~~」
明日奈が手を頭上に伸ばしてぐ~っと背伸びを始める。
身体をピンと伸ばそうとする行為が自然とお尻を浮き上がらせ、おまけにおっぱいを強調するように突き出させる。
「ふぇ……?」
背伸びしたことによって頭がはっきりとしてきた彼女の視界に、自分のあられもない姿が飛び込んでくる。
(あれ? どうして裸なの?)
明日奈はなぜ自分が裸なのかと疑問を感じた。
(あ、そっか。昨日あのまま……)
そして直ぐにその答えを思い出して顔を赤く染めた。
今の彼女は目覚めたばかりでエッチな気持ちにはなっていない。
なので、思い出してしまった昨晩の行為に途方もないほどの羞恥心を感じた。
(きゃ~。私ったら――)
思い出すだけでも恥ずかしい昨日してしまった事。それがただのオナニーだけなら恥ずかしいだけで済んだことだろう。
しかし明日奈の頭の回転は早い。そしてその妄想は省吾とのエッチで鍛えられていた。
明日奈は考えてしまった。
もしかしたら、朝起きた彼がまたその写真を見ているかもしれない。
私のおっぱいや――広げて撮ってしまった大事な場所を見ているかもしれない――と。
彼の携帯の中に残っているだろう自分のエッチな写真。その卑猥さは明日奈自身、どうかしていたと思うほどのエッチな写真だ。
クリトリスだって綺麗に写ってしまっている。アソコだって穴が見えるほど写ってしまっている。
彼が見たい時に自分の恥ずかしい部分を見ることが出来る。それがどうしようもなく恥ずかしかった。
そう考えてしまった明日奈は身体の奥底から沸き起こってくる何かを感じて身体をフルフルと震わせた。
身体が震えてしまうのは恥ずかしいからだろうか? それとも快感からだろうか?
明日奈はひとしきりベッドの上で悶えた後、色々と考えて行動を始めた。
(省吾君には悪いけど、昨日送った写真は消させてもらおうかな。だって、恥ずかしすぎるし……。うん、そうさせてもらおうっ)
こうして目覚まし時計がなる前に起きた明日奈はドタバタしてシャワーを浴び、いつもよりかなり早く家を出て――学校ではなく省吾のマンションへと向かうのだった。
・
・
・
場面は省吾のマンションへと移り。
朝早くから明日奈の襲撃を受けた省吾は、リビングのソファーで手を差し出してくる制服姿の彼女を見つめた。「省吾君、ちょっと携帯を貸してくれる?」から始まった彼女の要求。
その理由がたった一つしか無いことを省吾は容易に想像することが出来た。
(まぁ、昨日のアレだよなぁ)
省吾の脳裏に浮かびあがるのは、手で目隠しをして水玉模様のパジャマから溢れたおっぱいを露わにし、桜色の乳首を硬く尖らせた明日奈のエッチな自撮り写真。
そんな写真を送られるなんて思ってもいなかった省吾の股間を、見事に直撃したエロい一枚。
しかも送られてきたのはそれ一枚ではない。
『省吾君のばかぁ』という短い文面と一緒に送られてきた、まさかまさかの明日奈のくぱぁ写真。
エロ穴から愛液を溢れさせる彼女のオマンコくぱぁ写真のエロさは、省吾の剛直から容赦なく我慢汁を溢れ出させたほどだ。
この二枚のエッチな写真は省吾にとって一生モノの宝物である。
その宝物が入った携帯を明日奈が要求している。
(貸してとしか言われてないけど……。やっぱり消去するつもりなのか?)
省吾は彼女が差し出す手を見つめて考える。
彼女の手に携帯を乗せるのは簡単だ。しかし乗せたくはなかった。
代わりにチンポを乗せることで誤魔化せないだろうか? そんな馬鹿な考えが思い浮かぶ。
できればこの要求は却下したい。しかし彼は分かっていた。最終的にはその要求を拒否できないだろうと。
省吾に出来ることは彼女の要求が、二枚の写真を消去する為の前振りでないことを祈ることだけだった。
「どうして俺の携帯を?」
しかし粘ろうとするのは男の本能だ。
「えっと、これを見てくれる?」
そう言って明日奈は一旦手を引っ込めると、自分の携帯を取り出して省吾に見せた。
そこに映っていたのは省吾の姿。明日奈は昨日撮った省吾の
「あ、俺の写真」
好きな女の子の携帯の待ち受けに自分の写真を使ってもらう嬉しさを感じて、省吾の胸の中に温かい気持ちが込み上がってくる。
「うん、昨日撮った写真を待ち受けにしてみたの」
照れくさそうに頬をほんのりと赤く染めた明日奈が答えた。
「それで省吾君に見てもらいたいのはこっちなんだけど」
明日奈が携帯を操作して一枚の写真を画面に出すと、省吾の視線があっさりと吸い寄せられる。
そこにはちょっぴりエッチな感じがする制服姿の明日奈が映っていた。
「わお」
見せられた写真の素晴らしさに、省吾は思わず声を漏らした。
いつもなら上までしっかりと留められている筈のブラウスのボタンが、なんと二つとも外されている。
彼女の胸の大きさでそんな事をしているのだから、当然のようにおっぱいが深い谷を作っていた。
(昨日のエロい写真も最高だけど、これはまたこれでグッとクるものが――)
深い谷間が見えているのにブラが見えていないのがノーブラを疑わせる。
直接見るのとは違う写真ならではのエッチさに、省吾は股間にムズムズとするものを感じ始めた。
「省吾君にも私の写真を持っていて欲しかったから撮ったんだけど「是非下さいっ!」」
速攻で返事した省吾に、明日奈はクスッと笑った。
「じゃあ、ちょっぴり恥ずかしいけど、この写真をあげるから携帯を貸してくれる?」
「ほい」
そう答えた省吾は携帯をポケットから取り出すとあっさりと渡した。
明日奈はあっさりと彼が携帯を渡してくれたことをありがたいと思った。このちょっとエッチな制服姿の写真は彼女の深謀遠慮。
彼の携帯を借りて何をしたいのかをストレートに言うのが恥ずかしかった明日奈は、もう一つの望み、自分の写真を持っていてほしいという見せ札で携帯を手にすることにしたのだ。
その作戦は見事に成功した。
まずは受け取った携帯を操作して、制服姿の写真のデータを移す明日奈。
さて、ここからが本番である。
明日奈は出来る限り彼の機嫌を損ねずに、昨日送ってしまったエッチな二枚の写真を消去したかった。
一方省吾は既に察していてそのまま昨日の写真を消去されると思っている。代わりに明日奈のちょっぴりエッチな感じの写真が手に入るだけマシだと考えていた。
だが省吾は、出来ることなら消されたくないのである。
「ありがとう明日奈。俺もその写真を待ち受けにするよ」
省吾は制服姿のデータが自分の携帯に移されると、「このまま返してくれないかな~?」と、一縷の望みを持ってスッと明日奈の方へ手を差し出した。
そんな省吾の手をチラッと見て、明日奈は恥ずかしそうに胸元に携帯を抱きしめた。
明日奈はまだ目的を達成していない。このまま返してしまえば彼の携帯に自分の少しエッチな制服姿の写真が増えるだけ。
(あぅ、勝手に消すのはダメだよね……。だけどなんて言えば……)
消したい消されたくない。二人の言葉に出さない思いが交差する。
だけどまぁ、この状況はどちらかと言えば彼の機嫌を損ねたくない明日奈にとって不利なわけで。
なので、きちんと彼にお願いすることにした。
「ね、省吾君。昨日送った写真なんだけど……、その、やっぱり恥ずかしくて……消してもいい?」
明日奈は顔を真赤にしてお願いした。そんな彼女の可愛さに胸が高ぶるのを感じる省吾。
(まぁ、察していたけどやっぱりかぁ)
ショックと言えばショックだがそう言う気はしていたので省吾は機嫌を悪くすることがなかった。
消されたくはないが、彼女が口に出したからには諦めるしか無いだろう。
しかしただ消されるのは芸がない。悪くないことに明日奈が恥ずかしがりながらお願いしている。
ちょっぴり楽しんでもいいよね? そんな感じで考えた省吾はちょっとだけ彼女をからかうことにした。
「え~、う~ん残念だけど明日奈がそう言うんなら仕方がないかな。あ~、でも――」
「でも?」
「明日奈が昨日送ってきた写真が、どんな写真なのかを言ってほしいなぁ?」
「えっ……」
明日奈はその言葉にドキッとして肩を震わせた。
「い、言わなきゃだめ?」
「だめ」
(どんな写真なのかって……。そんなのエッチな写真に決まってるのに……)
即断する省吾に明日奈は身体が熱くなっていくのを感じた。
「どうしても?」
「うん、どうしても」
粘る明日奈とエッチな事を言わせたい省吾。二人の関係からすれば、もはや勝負は決まっているようなもので。
明日奈は心臓をギューッっと掴まれるような感覚に、胸元の携帯を更に強く抱きしめる。
ドクンドクンと心臓が鼓動を打つ度に、彼女の肌が赤く染まっていく。
(まだ朝なのに……、省吾君が私にエッチなこと言わせようとしてるよぅ……)
明日奈の感じている羞恥心が、乳首を硬く尖らせ、僅かながらも大事な場所すら濡らし始める。
彼が求めていることに抵抗できなかった。その求めに応じたいと身体が、そして心が反応してしまっている。
チラッと視線を送れば、エッチな表情で彼が自分を見ている。
今日もまた彼にエッチな自分を見られてしまう。彼に見られて喜んでしまう自分がいる。
だから恥ずかしいけどエッチな言葉で――喜ばせてあげたい。
(私が昨日したことを……、恥ずかしい言葉で……)
明日奈は一つ深呼吸すると、声を震わせながら告白を始めた。
「その……、昨日……、オ、オナニーしながら撮った……私のエッチなおっぱいと……省吾君のおチンチンを挿れてほしくて撮った……エッチな……オ、オ……オマンコの写真を……、恥ずかしいから消させて下さい……」
明日奈は恥ずかしさに震えながら省吾が考えていた以上のエロい言葉で、自分がどんな写真を昨日送ったのかを説明した。
そしてすべてを言い終えた後、明日奈は羞恥に身体を震わせながら彼の反応を待った。
こんなエッチな説明を聞いた彼が、自分に何を言ってくるだろうか?
これから学校があるのにと思いつつも、心の中で期待してしまう明日奈がいる。
そんな彼女の告白に、省吾は脳天を直撃されるような衝撃を感じ――。
「ぐふっ。あっ、明日奈っ、それ以上説明されると俺がやばいから勘弁してっ!」
思いっきりヘタれた。
正直彼女がここまで言うとは思っていなかった省吾は、あまりにもエッチな告白にこのまま続ければ学校をサボることになると確信し、白旗を上げて降参の声を上げた。
そんな彼の降参に肩透かしを喰らいながらも、どこかホッとした明日奈は恥ずかしさを忘れて顔をほころばせ、クスッと笑うのだった。
どこからともなく誰かの喚く声が聞こえてくる。
イチャイチャしてんじゃね~! 早く学校へ行きやがれ! ――と。