月曜日の放課後。
一旦帰宅して私服に着替えた省吾は、勉強道具が詰め込まれた鞄と洒落た模様の入った手提げ袋を手にして、一軒の家の門の前に立った。
門の外から中を見ればそこには洋風の立派な玄関が存在している。横へ視線を向ければ車が二台は止められるであろう洒落たガレージ。
全体へ視界を広げれば部屋数が10以上は有りそうだ。
そんな大きな家に住んでいるのは、みんなご存知明日奈さん。
今日から一週間、約束通りに彼女の部屋で放課後にしている受験勉強をするために、省吾はここまでやってきていた。決してエッチするためではない。
(やばい……緊張してきた)
この家にやってきた省吾が緊張してしまうのは仕方がないだろう。そう、彼は初めて明日奈の家を訪問するのだから。
この家の傍でキスをしていたくせに、なぜ今更緊張するのだと言いたくなるがそういうものである。
省吾が胸をドキドキさせながら門に設置されたインターホンへ手を伸ばした。
しかしそれより早く玄関が開き――。
「いらっしゃい。省吾君っ♪」
笑みを浮かべて、弾んだ声で出迎えた明日奈が現れた。
省吾は自分の緊張が一瞬で解けていくのを感じつつも疑問に思った。
(ちょっと明日奈さんや。迎えに出てくるのが早すぎないでしょ~か?)
満面の笑みを浮かべる彼女に嬉しさを感じながら、省吾はなんとな~く『
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結城家のお手伝いさんである佐田明代は、受験勉強する為に訪れた最上と名乗る男の子を、お嬢様が部屋に連れて行くのを静かに見送った。
驚くことにあのお嬢様がそわそわと……ずっと最上様が来るのを待っていた。
玄関でじっと待つお嬢様の姿は、さながら御主人様の帰りを待つ忠犬のようだと佐田は思った。
(最近、お嬢様の表情が明るくなっていたのは、あの男の子のお陰のようですね。喜ばしいことです)
若い二人のためにお茶請けの用意をしながら、佐田は思考を重ねていく。
(先週からお帰りが遅くなっていたのは勉学のためだと聞いてはいましたが……、お嬢様の彼を見つめる目と二人の雰囲気、ええ、ええ、あれは間違いなく――――)
佐田の目がキラッと光る。
(やってますねっ!)
家事に慣れた手を流れるように動かしながら、佐田はウキウキと遠慮なく想像を広げ続けた。
(ふふっ、最近、随分と色っぽくおなりになったと思っていましたが、まさかズッコンバッコンやっていらっしゃるとは……(確信)、奥様は気が付いておられるのでしょうか? まぁ気が付いていても、あの目をしたお嬢様は止められないでしょうけど。どうやら完全に恋しちゃってるようですしねぇ)
そしてお茶請けの用意を終えた佐田は、全てを見通す
(くふっ、このお茶請けをお嬢様に悟られないように静かに持っていったら……)
佐田は幻視した。雇い主の娘と恋人が若さ故の勢いで、自分が家にいるにも関わらず速攻で乳繰り合っている姿を。
(くふふふふぅっ! あの男の子とお嬢様がキスをしたり、はしたない事をしているところを見れるかもしれませんっ! さぁっ、れっつ・ら・ご~ですよっ!)
手にお茶請けが乗ったお盆を手に、佐田は抜き足差し足忍び足、足音を殺して二階へ行くと、ササッと明日奈の部屋のドアに耳を寄せ――しかし中からエッチな声が聞こえてこない事が分かると――ガクッと項垂れた。
(乳繰り合っておられるのを期待したのですが……まぁ仕方ないですね。今日のところは潔く諦めましょう。ですがっ! 実は私、旦那様と奥様と浩一郎様が今週の週末はお仕事でお帰りにならないことを知っているんですよねっ! くふぅっ、お嬢様覚悟なさいませっ、しっかりこの佐田が煽って差し上げますからっ!)
そして佐田は表情を取り繕うと、澄ました顔でドアをノックしたのだった。
さて、この日の明日奈さんはどうだったのだろうか?
まず簡単に言えば、明日奈は自分の部屋に省吾が来たのを喜んでいた。
家族でも勝手には入ってこれない自分だけのセーフティーゾーン。そこに最愛の彼氏が初めて来たのだ。
この部屋で、彼が過ごす時間が増えれば増えるほど、彼の存在感が、香りが、この部屋へと移っていく。
その事実がたまらなく嬉しかったのだ。
ちなみにエッチな方向には全く進まなかった。夜になれば家族が仕事から帰ってくるのが分かっていたから。
しかしエッチなことをしていなくとも明日奈はこの日、十分に幸せを感じていた。
なにしろ省吾が自分の両親へ――。
「初めまして、僕は明日奈さんと将来を見据えてお付き合いさせていただいております最上省吾と言います」
それは結婚も視野に入れていると断言したに等しい挨拶をしてくれたのを、隣でしっかりと聞かせてもらったからだ。
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木曜日の夜、明日奈はベッドで……省吾の写真を見つめていた。
「んっ……」
ボタンが外されたパジャマの胸元から忍び込んだ手が妖しく動く。乳頭に乗せられた指の腹が、硬くなったそれを撫でて転がす。
今週から始まった明日奈の部屋での受験勉強。それはお手伝いの佐田さんが帰宅する18時まで、そしてその後はいつ家族が帰ってくるか分からないが故に、エッチなことを出来ないという状況にしてしまっていた。せいぜい省吾の帰り際にキスができるぐらいだ。
「はぁはぁ……あっ」
ずっと近くにいるのにセックスすることが出来ない。省吾を愛し、そして彼とのセックスに溺れてしまっている明日奈の身体は、日に日に――凶悪なチンポを求めて疼きを増していた。
そのせいで明日奈は今週に入ってからというもの、毎日欠かさずにオナニーをしていた。
そう、今も彼女は――省吾のおチンチンの勃起写真を見つめながらオナニーしているのだ。
「んっ、あっ、省吾君のおチンチン……とっても大きいよ……」
それの代替品である彼女の手が下腹部へと送り込まれていく。そこは既にエッチな液で溢れていた。
充血したクリトリスは愛液にまみれ、剥き出しになって撫でられるのを今か今かと待ち受けている。
明日奈はそのクリトリスの上に迷いもなく中指を踊らせて、痺れるような快感を貪りに掛かっていく。
「あんっ、あっ、あっ、あっ、気持ちいいっ」
クリトリスの上で中指が周回を重ねていく。そこから生み出される快感に明日奈の喘ぎがリズム良く弾む。
だがその行為は長く続かない。彼女の中指には重要な目的があった。それを達成するために中指は割れ目に沿って侵入口へと向かい――。
ズブリっ――と、エロ穴へ抵抗もなく沈み込んだ。
「んぅっ、ああぁっ!」
その瞬間、明日奈は蕩けた顔で喘ぎ声を漏らした。彼女の瞳はもはや画面の中のおチンチンしか映していない。
そしてエロ穴の中を中指でかき回し始める同時に、乳頭を転がしていた指で、乳首をキュッと挟み込んでコリコリと擦る。
「んぅっ、やぁ、省吾君、もっと、もっと」
画面の中のおチンチンを瞳に映して、切なくも甘い明日奈の感極まった喘ぎ声が部屋の中に零れていく。
そして――省吾のチンポをおねだりするように、快感で肌を薄桃色に染めた彼女の脚が――大胆に左右へと広げられていく。
まるで桜の蕾が朝露を垂らしながら、淫らな桃色の花を咲かせるように。
省吾と出会う前の明日奈であれば、たとえオナニーしていても恥じらいのある少女らしい姿を失うことはなかっただろう。
しかし今の彼女は快感を求め、好きな男のチンポの写真を見つめながら脚を広げてオマンコをかき回すいやらしい雌犬。
「あっあっ、省吾君のおチンチンが気持ちいいのっ、あっあっあっあっ」
そう、省吾の凶悪なチンポを堕ちてしまったいやらしい雌犬なのだ。
激しさを増していく中指の動きに、瞳にチンポを映した女の喘ぎ声が高まっていく。
「あっ、やぁっ、省吾君っ、私、イッちゃうっ。省吾君のおチンチンでっ――イクッ、イクッ、イッちゃうっ! ひぅっ!」
イキながらも明日奈の手は止まらない。更に激しく指をピストンさせて、オマンコのエロ穴に突き立てていく。
それは絶頂している彼女に容赦なくチンポを突きこんでいた省吾とのセックスによく似ていた。
「あっああっ! あ゛ーーーーーーあ゛ーーーーーっ!」
止まらない快感に、明日奈はチンポを見つめたまま涙を零しながらイキ続ける。
「ひっ、イッてるのぉっ、イっっちゃってるのぉっ! あっあっ省吾君っ、省吾君っ!」
しかしこれだけ気持ちよくなっても明日奈は決して満足しないだろう。
彼女が求めるのは只一つ。それは省吾の――本物のチンポだ。