---シュウ---
機械仕掛けの馬の馬車で、キャメロット王国を陸路で目指していた。空路で行けばすぐだけど、この世界で起きて居ることを収集する目的もあるので、経路にある村や街に寄り、情報を収集していった。
この世界のアーサー王にはマーリンと言う魔法使いが仕えているのだが、ジムの仲間にいるマーリンは同化吸収出来無かった。故に、この世界のマーリンは、イレギュラーな存在なようだ。アーサー王の持っているエクスカリバーは同化収集され、青髪ゼノヴィアの剣の肥やしになっているし。
「円卓の騎士自体がイレギュラーかもな。ジム、今回はお前の仲間は投入しない」
「わかりました」
仲間がロストされると困るジムは、納得してくれた。
「で、この世界のマーリンは何者なんだ?」
揺れる馬車内で話し合い。地上部隊は僕とファルコンの部隊とエリザベスだけだ。馬車には大量に乗れないから。まぁ、他のメンバーが必要な時は、転移してもらえばいいだけだし。
「あぁ、マーリン様も七つの大罪のメンバーです」
思い出したようにエリザベスが、会話に入って来た。
「大罪人なのか?」
「私は罪状を知らないんです。すみません」
いくつかの街を訪れて、徐々にマーリンの情報が集まってきた。ベリアルインの娘らしいのだが、ベリアルインが分からない。
「ベリアルなら、悪魔ですよね?」
って、魔王の遺伝子持ちのフレイが言った。
「そうだけど、ベリアルインって何だ?」
めっちんが古書店で手に入れた古書を読み込んでいる。何か手がかりが無いかを探すために。
「この世界には悪魔という存在がいないようだ。どうか?エリザベス」
「そうですね。悪魔って聞かないですね。魔物とかはいますけど」
「そうなると、この世界の悪魔は独自進化しているのかもな。で、名前もそれなりに方言化しているのかもな」
「魔神について思い出したことってあるか?なぁ、エリザベス」
「う~ん…それより、シュウ様…言いにくい事を思い出しました…あのですね…シュウ様が足の指を舐めさせた最高神って…私の母です…」
顔を真っ赤にして俯いているエリザベス。怒らしちゃったかな…
「うっ!マジ?」
「団長、やらかしましたね。何しているんですか?好きになった女性の母親に、そんな仕打ちって…」
アリスちゃんの言葉、ぐさっと突き刺さる。
「あれ?そうなると…絶対神に出産したって報告は無いんだけど…」
話題をすり替える姑息な僕。
「そうですね。母体が最高神なら、報告の義務があります」
元最高神のジムが、補足をしてくれた。
「シュウ様!」
「はい…」
突然のエリザベスの大声で、固まり気味な僕。
「母にあんなことをさせて…私と母、どっちが好きなんですか?」
はぁい?予想外に質問…固まる僕。一応返答はしておく。
「エリザベスに決まっているだろ?」
僕の方へ引き寄せて、彼女の腿で膝枕をした。
「ならいいんですけど…」
「団長、女難の相の引きがサイコーですね♪」
って、セレジア。そうだな。自分でも納得だよ。
「それでですね。女神族の下に天使がいるんです」
「天使がいるのか…悪魔は?う~ん…魔神族の下に悪魔がいる可能性も有るのかな?」
「で、魔神族と抗戦した感想はどうですか?」
ファルコンに訊かれた。
「頑丈だ。アトミック・ボムでもほとんど無傷だったし」
「それは、抗戦したくないですね」
「まったくだよ」
魔神族のことがまるでわからない。どうするかな?
「そうだわ。魔神王は煉獄に囚われています」
思い出したようにエリザベスが言った。
「煉獄かぁ…地獄に落ちるような事はしていないのか…」
「なら、団長の方がラスボス感がありますね」
って、ジム。
「僕は地獄は出禁中だよ。だから、落ちません♪」
「シュウ様、地獄に出入り禁止て…何ですか?」
エリザベスに訊かれた。
「団長は、地獄をリゾートと間違えているんだよ。まったく、天国も出禁でしょ?」
って、セレジア。あぁ、そうだね。まだ解除されていない。
「え?天国も出入り禁止?何をしたんですか?」
「団長の口から言いにくいですよね。エデンの園をラブホ代わりに使ったり、血の池地獄で湯治だなんてねぇ~」
って、めっちん。固まるエリザベス。
「団長、煉獄は出禁じゃ無いですよね?今のうちに叩いておいたら?」
って、アイリス。あぁ、ソレも手だな。って、言うことで煉獄へ転移。
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煉獄長の目を盗んで、魔神王をタコ殴りしてきた。3000年前に起きた聖戦で、エリザベスに呪いがかかったようだ。その時の、恋の相手だった魔神王の息子にも呪いが掛かっているそうだ。魔神王が白状した。今後敵対しないと念書も書かせた。まぁ、魔神王だけしか有効では無いけど。
この世界の聖戦は聖杯を巡る戦いでは無いようだ。種族間トラブルの延長と言うには言いすぎな面もあるが、この世界の天使も碌な者では無いのは確かだ。
天使は女神族以外の種族を認め無いらしい。その辺りがトリガーなんだろう。女神族である実の娘に呪いを掛ける最高神の行動もくそ食らえって感じだ。
神族、魔神、天使を屠れば良いのかな?
馬車の転移すると、アーサー王の待つキャメロット王国は目前だった。
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キャメロットの街に入り、まず宿にチェックイン。僕はエリザベスと同室♪
「団長、明日、アーサー王にお目通りをして貰います。今夜はやらかさないでくださいね」
って、ファルコンに釘を刺された。そんな毎度毎度事件をやらかす訳ではないのに…今夜はエリザベートとむふふふ♪
「エリザベス、疲れていないか?」
「えっ?」
全裸にした彼女をベッドに横たえた。
「いつの間に…シュウ様…」
そして、スキンシップ♪胸を満喫する。香りを嗅ぎ、柔らかさを頬で感じ、乳首の味を下で満喫していく。
「美味しいですか?」
「うん♪」
「えっ?うごっ…うぅぅぅっ」
69になり、エリザベスの股間を味わう。出っ張った僕のアレは、彼女の口に収納してもらって。
ずっずずずずぅ~
大量の蜜を一滴も無駄にせずに飲み干す。そして、貝の中身を味わう。こんな僕にとっての至福な時間を蹴散らす輩がいたとは。
「おい!見ていて楽しいか?」
来客に声を掛けた。『着衣』を発動して、僕とエリザベスは服を着た。
「楽しいわけ無いだろ?」
「愉しんでいけよ『脱衣』『緊縛』『催淫』」
お決まりの魔術を放った。未知の魔法大系な為に、真面に術に掛かった来客。
「何…何…イヤっ…」
ちょっと、好みでは無いし、エリザベスの前なので、手を出さない僕。
「この魔術ですね。いつも私に掛けているのは?」
「そんなものは掛けていないよ」
来客の前で、エリザベスと唇を重ね合う。来客はポーズチェンジさせるか。十字架に磔スタイルにした。
「やめろ~!」
藻掻き始めた来客。聖属性はお嫌いなのか?来客のデータを集積していく。
ドンドン!
ドアを激しく叩く輩。エリザベスの周囲に結界を張っておく。
「誰だ?!」
ベキッ!バリバリ…バァーン!
強引にドアを壊して入って来た来客。
「マーリン様、大丈夫ですか?」
え?あれがマーリンなのか。悪魔で決定でいいかな。十字架に磔にされて、様々な属性でいたぶった彼女は意識が無かった。
「貴様!何をした!」
「はぁ?逢瀬の時をジャマした罰だよ~ん♪」
この世界の者は血の気が多いなぁ。話している最中に斬り掛かってきたし。
カッキーン!
来客の剣は、ファルコンとアイリスの剣で防がれた。
「団長の命を狙うとは…王として、どうなんですか?アーサー王よ!」
こいつが、アーサー王だと?威厳さが感じられないのだけど。
「お前達の主が、マーリン様に酷いことをするからだろ?」
「あぁ、団長、やらかしましたね」
苦笑いしているファルコン。
「だって、エリザベスと乳繰り合っているのを見ていたんだよ~」
「十字架はマズいでしょ?」
アイリスも苦笑いしている。まぁ、悪魔って確証があれば、しなかったけどね。ポーズチェンジをさせた。今度はピアノ線での亀甲縛り。肉に食い込んでいく。うん?刺激が気に入ったのか、腰が動いているようだ。
「どこまで愚弄するつもりなんだ?!この国から生きて帰れると思うなよ」
「お前一人で何が出来るんだ?」
僕の放った言葉で窓へと走って行くアーサー王。宿を取り囲んでいた、この国の精鋭部隊は、フレイとジムにより瞬殺済みだ。
「貴様ら…何者だ…」
「名乗るのに値しないな。客に対する態度がなっていない」
「何様だ!」
「僕?通りすがりのエロ好きだけど…」
「ふざけるな!」
「ふざけていないよ、なぁ、ファルコン」
「団長…キレてますか?」
「はい♪」
素直に答える僕。
「団長をキレさせた責任はとってもらいますよ。そこで、悶えている女は奴隷としてもらっていきます」
「ファルコン、要らないよ~。好みじゃ無いもん」
はっきりと好みを言う僕。
「そうですか…では、この国をもらいますか?」
「不動産は要らないよ。維持管理がメンドーだし。じゃ、あの女でいいや。実験台にするわ」
「そういうことです。アーサー王」
「ふざけるなよ!そんなことをして、七つの大罪にケンカを売ると後悔するぞ!」
「なるほど…この国も魔神族サイドなのか」
僕の言葉で顔色の変わったアーサー。
「どういうことだ?」
「七つの大罪の団長メリオダスに襲われた。クーデターをした聖騎士サイドだったぞ」
「まさか…」
「次に妙なマネをしたら、こんな国、消すからな!ファルコン、撤収だ」
「了解です」
僕達は、ドランへ転移した。
---マーリン---
ピアノ線で縛られて吊り下げられている。ここはどこだ?線が肉に食い込んで痛い…
バシッ!
「痛っ!」
棘のムチで叩いているアイツ…くそっ!アイツの魔法大系がわからない。何の系統の魔術を食らわしたんだ?
バシュ!
「うっ!」
股間に打ち込むのか…
「そこは止めろ…」
パシュ!
「うがっ!」
股間から血が滴っている。使い物にならなくなりそうだ。しかし、飽きたのかムチを台の上に置いた。私に近寄り、何かを刺す動作。
「あっ!」
乳首に何か針状の物を刺しやがった…何やら紅い液体の入った注射器を手に…乳首に注射針かぁ?
「うがぁ…」
痛すぎる。声を出せないくらい…何を注入したんだ?
「はぁ…はぁ…はぁ…」
責めの合間が私にとっての休息時間になる。呼吸を整えようとするが、
「だっ!」
ダメと言いたかったのに、言い切れなかった。それほどの激痛が下腹部からもたらされた。
「なぁ、乳首に入れた液体を、ここに入れたらどうなるだろうね♪」
下腹部に刺さった針を指で弾いた。どこに刺さっているか、わかった。どこはダメだって…
「止めてください…そこはダメです。もう限界です」
「奴隷になるか?」
そんなのになれる訳ないだろ?
「そうか…あぁ、僕は神の心内さえ読めるんだよ。その辺を考えて、心の中で葛藤をし給え」
読心術か…鼻先に紅い液体を持って来た。この臭いは…カプサイシンかぁ…紅い液体の入った注射器を下腹部へと持っていくアイツ。死ぬかな…いや、死んだ方が楽だと思うが…
「死んでも無駄だよ。僕、蘇生能力持ちのネクロマンサーだからさぁ♪試してみる?」
ドエスすぎだろ?死んでも生き返らせることができるのか。この地獄から抜け出せないないのか
「あ!」
マジで注入してきた…目の前が真っ暗になり、霞の掛かったものになり、また真っ暗になり…死んでは生き返らせて、拷問をしているのか…ダメだ…
「わかりました。奴隷になります」
無限地獄から脱出したい私は、アイツの申し出を受け入れた。私の額に彼の印が刻まれた。奴隷の印だ…
「じゃ、七つの大罪について、教えてくれ」
え?縛りは解いてくれないのか?
「それはご褒美にしてあげるよ。口では何とでも言えるだろ?『ボア・シン』のマーリンよ」
調べられているのか…
---シュウ---
「次の一手はどうしますか?」
ファルコンに訊かれた。
「『サーペント・シン』のディアンヌの生け捕りかな?」
「はぁ?巨人族でしょ?ここでは飼えませんよ」
「マーリンに人間程度の大きさにしてもらうさ」
「はい、仰せのままに…」
マーリンが僕に跪き、頷いた。僕への服従を誓ったマーリンの傷は総て癒やした。服従ついでに正体を明かすと、敬ってくれるようになった。信者に手は掛けられないよな…
「私もエロ神様の信者になりました。お好きな時に、どうそ申しつけください」
服従させ目的の拷問はするけど、マーリンは趣味での拷問をするほどのタイプでは無い。夏凜と雪姫の方が拷問のしがいがあるしなぁ。