---イッセー---
「で、どっちがイッセーの彼女なの?」
クラスメイトの桐生藍華に訊かれた。どっちって言われてもなぁ…巨乳で紅髪の紅、どことなくかわいいグリーンブロンドの緑。しかし、この二人の父親が苦手である。俺の両親でさえタジタジであるし。
「二人とも友達だよ」
「そうなの?しょっちゅう、一緒に居るのに?」
一緒にいるよね。でも、俺のことは眼中に無い二人。弱き者を護るのが務めといい、俺を護ってくれている。この桐生を除いて…
「そう言う藍華が、イッセーを好きなんでしょ?」
紅の言葉で顔を真っ赤にした桐生。
「違う!違うわよ!」
「必死に否定って、怪しいよね~」
緑のフォローで、更に赤く染まっていく桐生。
「違うのよ~、ねぇ、聞いてくれない?」
「恋路をジャマすると馬に蹴られて死ぬんだって。私、イッセーの為に死にたくないもん」
おいおい…
「藍華、この際だから、コクりなさいよ~」
煽るなよ~桐生の顔は真っ赤に茹だって行く。
「違うって…私はそんなつもりでは…」
そう、この二人は僕を桐生から護る気は無い。桐生を言葉でボコるのが好きなのだった。父親に似てドエスらしい…
「巨乳を武器にイッセーを襲えば?イッセーって、オッパイ星人だよ♪」
おい、俺の性癖をバラすなよ~!コイツらの父親に俺の性癖はバレていた。娘にチクると…あの親父め!
「そうだよ、胸の谷間に顔を埋めさせればいいよ。いいなぁ。その谷間…」
紅はそこそこ大きい。が、緑はまだ成長途中のようだった。そう、この二人の真の敵は桐生の胸なのだ。
「ちょっと…あんた達ねぇ…」
「何?!」
紅がキレ始めた。コイツがキレると、碌なことは無い。緑が俺の背中に隠れた。
「ちょっと胸がデカイからって、いい気になるなよ!」
桐生の胸を鷲掴みにした紅。
「痛いって…」
桐生の赤い顔に青味が混ざり始めた。危険である。でも、助けると、その凶悪は刃はコチラへ…すまん、助けられない…
「うん?遊んでいるのかな?藍華ちゃん♪乳首がデカイわねぇ」
「遊んでないわよ…」
桐生の目から涙が…痛いようだ。
「あんまり、デカイツラするなよ!デカイのは乳だけにしておけ!おい、緑、イッセー、帰るよ~」
桐生を投げ捨てるように放り投げた。相手が女性でも手加減はしない。その点についてはブレはないと思う。桐生は床に叩き付けられて、起き上がれない。
怒りが収まらずに、プンプンしている紅。おろおろする緑。う~ん、俺は舎弟か?金魚の糞か?いやいや、紅に勝てる気がしない。
学校の帰りに、なぜか俺の家による二人。俺の部屋で寛いでから帰るのだ。なんでだ?だけど、その疑問の答えは、ある時分かった。母さんが家に居たとき、
「お願いします。お手合わせをお願いします」
「します」
俺の母さんか父さんと鍛錬をする為だった。俺の両親は、現代の英雄として、色々な世界の紛争を解決していた。それは人間の世界に限らず、悪魔の世界や、神々の世界に渡ってだ。
「今日も来たの?熱心ねぇ。いいわよ。トレーニングルームに来なさい」
両親の仕事の関係で、地下にトレーニングルームがある。で、鍛錬を熱心に熟す二人を実の子供のように扱う両親。時には、俺よりも実の子供らしい扱いだったりする。
「イッセーは鍛錬をしないのか?」
「俺は…英雄になる気は無い」
あの二人は英雄になりたいのかな?
「あぁ、あの二人に惚れるなよ♪」
って…あの二人の父親は危険だ。エロへの探求心が半端無い。あの家に遊びに行くと、エロ本を好きに読んでも構わないと、エロ本部屋に俺を監禁したりする。
「娘には手を出すなよ!」
って、言い残して…時にはダッチワイフや、カップやホールまで準備してあるし。俺をどうしたんだ?あのエロ親父は…
---シュウ---
誠からエマージェンシーコールが飛んで来た。弟子との鍛錬をしていたが、切り止めて、二人を父さんと母さんへ預けて、現場へ向かった。向かった先は冥界だった。
「どうしたんだ?」
「邪龍の群れが堕天使領を襲っているんだ」
邪龍の群れ?聖杯使いのリリンか?ヴァレリーに念話を送って、この世界にある聖杯を同化吸収するように伝えた。予防は大切であるから。
前線に行くと、サーゼクスとセラフォルーが、邪龍の群れと抗戦していた。
「サーゼクス!助っ人を連れて来た」
って、誠がサーゼクス達に声を掛けた。
「誠、屠っていいのか?」
「任せる」
では、サマエルの剣を召喚して構え、飛ぶ斬撃で狙撃していく。数が多いなぁ。最近、アジとかは舌が肥え、邪龍程度では喰わないし。低級邪龍だとドラゴンマスターの能力があまり、効かないしなぁ。ひたすら、屠っていく。
で30分程で、殲滅完了…
「こんな短時間で?」
サーゼクスが驚いている。短時間?5分程度で終わらせたかったよ。最近、エネルギーのドレインをしていないので、身体のキレが良く無いんだよな。
「誠殿、彼は何者だ?」
「知らない方が良い部類の者だ」
なんだ?その紹介は?う~ん…セラフォルーでもいいな…一香は飽きてきたかな。定期的に誠に頼んで、一香でドレインをしているのだが、この世界の一香はあまり楽しく無い。
「シュウ…ダメだよ」
わかっているよ。あれ?堕天使領に朱璃の姿があった。あっちの時間軸にも間に合っているのか…でも、接点が無いし、弟子を危険な目には遭わせられない。
「シュウ、帰るぞ!」
誠と一緒に地上へ転移した。
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堕天使領で朱璃の姿を見つけて、どうするか悩んだ。そろそろ、だと思う。高校に上がる前のはずだから。助けるか…
隠密行動が得意なチェインに、朱璃のガードを頼んだ。万が一の時の為に、ベスを家に置いておくか。
「お兄様、私も置いて下さい」
白音が声を掛けてきた。彼女の顔には傷跡がある。僕が付けたものだ。戒めの為に、白音が消さないで欲しいと願い、そのまま残してある。
「わかった。来てくれ」
「で、その二人とはどういう関係なの?」
家に連れて帰ると、母さんに訊かれた。
「白音は戦闘回復師で、エリザベスは回復師だよ」
「彼女達のジョブは訊いていないわ。関係を訊いているのよ」
「私はシュウお兄様の妹分です」
って、白音。
「私はシュウ様の下僕です♪」
下僕って…聞こえが悪いんだけど…
「シュウ、下僕ってどういうことかしら?せめて、愛人にしてあげないさい」
「いえいえ、私はシュウ様に助けて貰いました。ですので、お側で仕える事が幸せなんですよ」
嬉しそうに話すエリザベスだけど、
「シュウ!」
母さんの怒りは収まらない。聞こえが悪すぎたようだ。
「はい…愛人にします…」
「師匠でも怒られるんですね♪」
って、紅。だな…凹む僕。
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準備をした1週間後、チェインから襲撃との連絡を受け、朱璃の元へ転移した。室内戦の為、めっちんが使えないので、白音に朱璃親子のガードを頼んだ。めっちんの魔術では威力過多な為、家が壊れてしまうから。妖刀を手にして僕は敵を屠っていく。屠りながら、誠へ連絡をした。
『姫島朱璃親子が襲撃にあった。バラキエルに連絡してくれ!』
と。
黒装束の集団。九十九屋かな?妖刀村正と村雨の二刀流で、屠っている。魔剣だと、家が壊れてしまうから…
「きゃっ!」
朱乃の悲鳴…畳の下に何かがいるようだ。家の外にハティとスコルを召喚して、床下への迎撃を頼んだ。白音の張った結界により、怪我はしていないようだ。
目の前で血柱が上がり始めた。呼んでいないのに、援軍が来てくれたようだ。フレイとネギのコンビだ。的確に首筋を切り裂いて行くフレイとネギ太郎。
『着いた!外は任せろ!』
と、誠からの念話が届いた。
「朱璃!朱乃!大丈夫かぁぁぁぁ~!」
玄関の方からバラキエルの声が聞こえた。
「援軍か…おい!引け!」
黒装束の集団が逃げていく。チェインに追跡を頼んだ。後で掃除しようっと♪場が収まったのを確認してネギ、フレイ、スコルとハティが帰って行った。
「朱璃、朱乃…大丈夫か?」
バラキエルが家族の無事を確認している。
「あの方が助けてくれました」
僕を指す朱璃。
「お前は?」
バラキエルに訊かれたけど、
「単なる、誠の知り合いだよ。じゃなぁな♪」
その場から転移した。この後は、楽しい掃除の時間だから♪チェインの傍に転移して、黒装束の集団のアジトに侵入した。正体は九十九屋ではなく、兵藤家のようだ。じゃ、魔法が有効だな。九十九屋だと、魔法が効かないヤツもいるけど。アジトにしている屋敷を『エアスタンプ』で圧搾して、『地獄の業火』で燃やしていく。参加者は逃げられないように、結界で封じ込んであるんだよ。
---兵藤誠---
兵藤家の反主流派の者達が、大量に焼死した。犯人はアイツだ。理由は朱璃親子を襲ったからだ。そのことを、兵藤家の現当主である兵藤源氏に伝えた。
「アイツら、人殺し稼業をしていたのか…」
「どうなんだ?兵藤家の正義って…」
『弱さは罪である』という教えを、間違った解釈で信じる門下生達。弱い者を殺しても、罪人だから問題無いっていう考え、間違っているのだ。
「そうじゃな。本来は戦う側の弱さのことじゃったんだが…」
欲などに目が眩むような心の弱さが罪なのであって、戦闘力では無いのだ。
「どうして、そうなったんだ?」
「反主流派が教義をねじ曲げたのじゃ」
「今後も粛清されるぞ。アイツは弱き者を守護する者なんだから」
名の無き神…星の守護神と呼ばれた神である。理不尽に星の住民が殺されるのは許さない熱血漢である。
「そうじゃな…初代以来兵藤家も式森家も、あの神を祀っているし、本来はあの方を補佐する立場なんじゃが…」
この星の歴史ある家系の長は、あの神を祀っている。だから、当主経験者である俺も一香も知っていた。ただ、名の無き神故、信仰の対象にはなるが、宗教の祖にはならない。
「古きを読み解かず、目先の欲に目が眩む者には分からないことじゃ」
親父が神棚に手を合わせた。俺も親父の隣で手を合わせた。
---シュウ---
家は二世帯住宅である。1階は両親の家、2階から上は僕達の家である。弟子二人は両親の家で生活している。僕と生活しているのは、エリザベス、チェイン、白音である。僕のプライベートに踏み込まないって言う、両親の配慮のようだ。エロ神ってバレたかな…
そんな僕の家に、朱璃と朱乃がやって来た。美味しそうなボディだな…
「で、御用件は?」
「助けて貰ったお礼です。後…朱乃を預かって貰えませんか?」
朱乃を?朱乃は真っ赤な顔で俯いているんだけど…どうしたんだ?
「失礼だとは思ったんですが…誠殿にあなた様のことを訊きました。で、その…ですよね?なので、朱乃を…」
要するに誠が、僕が困っていると言ったようだ。エネルギードレインが、思う様に出来無いので…僕のドレイン方法は特殊である。女体と交わり、オーガズム時に発生したエネルギーをドレインするのであった。
「私で良ければ、ドレインをしてください…」
目の前で服を脱いでいく朱乃…眩しいようなボディ。中学生の朱乃の胸は垂れていない…透き通り、輝いているような肌。
『催淫』
「えっ!」
目の前で親子が喘いでいる。蠢いている。朱璃も興味有るし…朱璃には『脱衣』と『緊縛』を発動していく。
「ダメですって…私には旦那が…」
関係無い。目の前に女体が有る限り♪
朱璃が僕のアレを口で奉仕する。朱乃に教えるように。二人で僕のアレを舐めていく。大きくなったアレを朱璃が取り込み、僕は朱乃の貝柱を味わっていく。磯の香りは無いが、良い塩梅の塩味だ。
「ダメ…いや…そんな感じです。あっ…うぅっん…悪く無い…あぁぁぁぁ~!」
2分程度で1ラウンド終了。若いエネルギーは美味しいな。で、朱璃のエネルギーも貰う。
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翌朝…何か柔らかい物に顔が挟まれている。吸い付くような物が首に絡んでいる。ここはどこだ?自分の部屋の自分のベッドの上のようだ。じゃ、この刺激は?誰?
エリザベス、チェインよりデカイ。白音は論外だし…はて?顔をあげて確認すると…朱乃だった…あれ?なんで?
「おはようございます♪今日から、いえ、昨晩からお世話になってます。あなた様に仕えなさいって、お母様に言われました。お側に置いて下さい」
僕の身体を上にスライドさせて、自ら交わった朱乃。この世界の朱乃って、大胆な…でも、気持ちが良い。吸い付くようなヒダが、なんとも言え無い刺激を与えてくれる。更に、フレッシュなエネルギーを大量にドレインさせてくれた♪
「あぁ、お食事を作りますね♪」
朱乃はタフであった。達した上、ドレインされたはずなのに、テキパキと動いている。なんと、裸エプロンで料理を始めた朱乃。なんだ、この至福感は…お尻の肉がヒップアップしている。美味しそうな桃だな…
「お兄様…いつから朱乃さん好きになったのですか?」
白音の冷たい声が耳元で聞こえた。幻聴だろうか?
「うっ!」
猫しょうモードになり、身体が成熟した白音が交わってきた。萎えていたアレが一瞬で戦闘モードになっている。
「負けません!」
こういうのは勝ち負けでは無いんだけど…あっ!ははは…エリザベスと目が合ってしまった…僕の行く末が見えた気がする。逃げ場は無い。こういう場合、転移で逃げると、危険である。この場で受けた方が、扱いがソフトで済むのだ。
「仲間はずれは、イヤです♪」
全裸になって、僕に襲い掛かるエリザベス…朝からお盛んな…これが僕の日常になるのか…あの二人が一緒に住まない理由が分かった気がする。
---イッセー---
えっ!憧れの先輩である姫島朱乃先輩が、紅、緑と共に登校してきた。あの二人のエロ親父の下僕になったそうだ…はぁ?下僕って何?性の奴隷か?あのエロ親父めぇぇぇぇ~!
紅と緑のお弁当は、朱乃先輩のお手製だと言う。二人の弁当に群がる男子生徒達。怒り狂う紅。
「私達の弁当を奪う?ふざけるなよ!」
そして、ボコられていく男子生徒達。弁当よりも戦闘好きな紅。
「緑…卵焼き…恵んで…」
ダメ元で、お願いをした。
「うん?これ?いいよ♪あ~んして…」
口に一切れ入れてくれた。旨い…旨すぎる…至福の卵焼きだぁぁぁぁ~!
「イッセー…私の弁当を食べる?」
桐生が、何故かワナワナと震えている。
「うん?藍華ちゃんを食べて貰えばいいのに…」
緑の言葉で、紅潮していく桐生…
「あ…はぁ?何を言っているの…そんなことは…」
「師匠が言っていたよ。女体の味で健康状態とか、生活が分かるって」
緑の言う師匠とは、二人のエロ親父のことだ。女体を食べ比べているのか?年頃の娘が二人もいるのに…あのエロ親父は…
「あ…味?え…あのね…どうなのかな…甘いかな」
「藍華ちゃん、甘いと糖尿病らしいよ。病院に行かないとダメなレベルだって」
緑の言葉にショックを受けた桐生。う~ん、悪い子では無いのだが、言葉でのクリティカルヒットが多いのが、難点かな。
「よし、ボコってきた。弁当食べようっと♪」
紅は物理攻撃好きである。コイツも悪い子では無いのだが、戦闘好きである。たまに、俺を囮にして、いじめっ子を引きつけて、ボコっているし。
「うん?藍華、どうした?」
緑のクリティカルヒットにより、凹んだ桐生は、この日は凹みっぱなしだった。