※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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絡み合う人脈*

---シュウ---

 

地上に連れ戻ったサトゥーなる人物は、彼の家に軟禁という処分になった。ゼナ隊に剣を向けたから、しょうがないことだ。でも、僕は知っている。転移術で軟禁なんて気にせずに外出していることをね♪

 

問題は、攫った子達をどう解放するかな…ナナという人造人間はボッシュート決定として、残りだな。本人達の意向を聞いてみるかな。そう思い、キャッスルドランに転移した僕。

 

「今後、どうしたい?」

 

彼らを集めて訊いてみた。

 

「ここで修行したいです」

 

「修行なのです」

 

小さい子達は残留希望のようだ。

 

「毎晩…かまってくれますか?」

 

紅ら顔のリザ。リザード族でリザとは…潔いネーミングだな。

 

「私も…かまって欲しいです」

 

俯いているルル。コイツらの主人は、かまっていなかったのか?奴隷だと思っていたのか?酷いヤツだな。あと、彼女達の剣捌きは自己流に近い。サトゥーってヤツは、戦闘術に疎いようだった。

 

なので、身体の割りに大きな剣を使うポチには、彼女に適した長さの剣を渡し、飛ぶ斬撃を教えている。手数が多いタマは二刀流のようだけど、刀ではなくナックルを渡した。猫と言えばパンチだし♪ルルは狙撃手のようだけど、厨房で料理の腕を磨いて貰っている。で、リザはセンスが良いので好きにさせていた。

 

「ここで飛ぶ斬撃を覚えたいです」

 

「飛ぶ打撃なのです♪」

 

小さい子ペアは、ここでの鍛錬に意欲を見せている。ポチは青髪が指導し、タマには白音が指導している。

 

「皆さんが、生きて帰りたくなる料理を修練したいです」

 

戦場での食事の大切さを教えたルルは、料理に邁進する気になっている。芳佳に指導をまかせた。

 

「兎に角…かまってください…」

 

サトゥーには甘えられなかったらしい。ポチとタマがいるから…ここでは、ポチとタマにはお友達がいるので、リザは僕に甘え放題である。その上、僕の性癖を理解し、エスプレイも愛情とわかってくれている♪

 

ポチとタマのお友達となったのは、リトル、フィアナの他、娘のリヴェリア、アイズ、シル、緑、紅である。ポチとタマを妹として可愛がっている。

 

リザに指導をしているのは、長刀遣いの椿姫である。アリスちゃんはランスでちょっと違う気がしたので、アウロス学園から借りて来たのだった。

 

次に、地上へ連れ戻す方法を考える。

 

「転移術で迷宮から連れ戻したことにするかな…」

 

「いいと思う。聖者様の奇跡って感じだしねぇ♪」

 

って、ミト。じゃ、そういうことで…

 

「で、今どこにいるの?」

 

「僕のお城…」

 

「えっ!お城…行きたいなぁ♪」

 

ミトの目が輝いている。

 

「私も行きたいです♪」

 

アーゼもか…

 

「お城…どこにあるんですか?」

 

セーラに訊かれた。僕は天井を指差し、

 

「天空城だよ」

 

と、答えた。

 

-------

 

新しいメンバーを連れて、キャッスルドランへ転移した。転移したのは聖堂である。ここが一番オーラが安定しているから。セーラとアーゼが祭壇に跪き、祈りを捧げ、ミトは、周囲を見回している。

 

「さすが聖者様ですね。厳かな聖堂を持っているとは」

 

「あぁ、ここは蘇生の儀式をする場所だよ」

 

何かに気づいたセーラ。

 

「ここって、あの時の…」

 

スルーする。思い出させたくないから。

 

「特に祀る神はいないしなぁ。じゃ、リビングルームに行こうか」

 

三名を連れて、聖堂を出た。

 

「何…このオーラは…」

 

気配に敏感なミトが反応した。この城に慣れるまで、オーラ酔いは必須だろう。

 

「様々な種族がいるから、カオスなオーラが渦巻いているんだ。オーラ酔いしない場所は、聖堂と僕の部屋と…僕のプレイルームだけかな…」

 

「プレイルームってなんですか?」

 

アーゼに訊かれた。

 

「う~ん…所謂調教部屋って言えば分かるかな?」

 

セーラ以外が俯いた。分かるんだね…

 

「君達3名には行わないけど…でも、この城のオーラに慣れないと、一緒に連れて行けない」

 

そう伝えると険しい表情になる三名。

 

「で、イチロー兄ぃの眷属は?」

 

ミトに訊かれた。

 

「今の時間だと、トレーニングルームだな。鍛錬をしている時間だよ」

 

三名を食堂へ連れて行くと、ルルが健気に料理の下準備をしていた。

 

「あれ?アーゼ様…どうしてここに?」

 

気配で、僕達に気づいたルルが尋ねてきた。

 

「この方と婚約したんです…」

 

と、真っ赤になって俯くアーゼ。

 

「え?ご主人様とじゃないんですか?婚約していましたよね?」

 

へ?初耳なんだけど…まさか、逆恨みか、アイツ…

 

「アーゼ、どういうことだ?!」

 

「いえ…アクシデントで、額に口付けをされただけです。他意はございません」

 

って、僕の口付けも、アクシデントなんですけど…他意なんか無いし…

 

「ですので、問題はございません」

 

そうなのかな?う~ん…

 

 

 

---サトゥー---

 

ようやく、アイツの家を特定して、忍びこんでみた。仲間達の反応はここには無い。どこにいるんだ。この家のマップを見ていると、殺気を感じ、何かを避けた。

 

ドーン!

 

重い金属球が俺の居た場所に落ちて来た。

 

「逃げ足は速そうですね」

 

声の主を見ると水色の髪のメイドだった。彼女のステイタスを調べると『種族:--- ジョブ:戦闘メイド』と表示された。種族が出ないって、どういうことだ?

 

彼女の得物はモーニングスターのようだ。金属球が俺を目がけて何度も飛んでくる。まずい、逃げないと…家から逃走を図ったが、窓に近づくと魔法弾が飛んで来た。桃色の髪のメイドが魔法使いのようだ。うん?銀髪のメイドも魔法弾を撃って来ている。この家には、戦闘メイドが3名いるらしい。

 

自分の家に転移した。蔦の絡まる屋敷の方だ。ここは結界で護られているので、少し安心である。しかし、

 

「なるほど、こんな隠れ家があったのか」

 

応接間のソファにアイツが座っていた。どうやって、侵入したんだ?

 

「どうやって?君と同じだよ♪」

 

転移術が使えるのか…結界を破るスキルもあるのだろう。

 

「君は『流星雨』遣いか?」

 

何故、それを知っているんだ?コイツ、何者だ?

 

「お前は、転生者か?召還者か?」

 

「そうか、君がターゲットだったのか。うん?僕か?転生でも召還でも無い。自分達でここに来たんだからね♪」

 

自分達で…どうやって…

 

「先ず、任務を果たさせてもらうよ♪」

 

何?魔法の流星雨とスキルの流星雨が削除された。どうやったんだ?コイツ、ゲームマスターなのか?

 

「これで、任務の1つは終わった。もう1つは、もう少し時間が掛かりそうだな。じゃな♪」

 

アイツの姿が忽然と消えた。この街のマップで全検索したのだが、アイツを見つける事が出来無い。どういうことだ?

 

 

 

---シュウ----

 

まさか、魔法とスキルの両方を持っていたとは。あぶない、あぶない♪剥奪したことを姉ちゃんに報告をした。後は、アイツの人となりの観察だけだな。

 

地上の家に戻ると、応接間が大変なことになっていた。明らかに、魔法弾とモーニングスターを、何度も叩き込んだ痕跡が残っていた。

 

「これ…どうしたんだ?姉妹ケンカか?」

 

フィアに訊いた。

 

「違います。ネズミが入り込んで…すみません。仕留められなかったです」

 

フィアが頭を下げると、ラムレムも頭を下げた。この3名相手に立ち回ったのか。アイツかな?

 

「サトゥーか?」

 

「いいえ。勇者ナナシのようです」

 

そうだ。ソイツも調べないとな。一人だけ持っているとは限らない。ソイツも持っている可能性があるなぁ。なんだよ~、まだ終わっていないのか…凹む僕。

 

 

 

---リーングランデ・オーユゴック---

 

神託の巫女をしていた妹が、巫女を辞めて、聖者を名乗る男に付いて行ったと、久しぶりに帰った家で聞かされた。

 

「どういうことですか?神託の巫女という、大事なお役目を放棄させるって!」

 

「あの子が最初で最後のわがままだと言うんだよ。聖者様の傍で御遣いしたいと…初めてだよ。あの子のわがままなんて…」

 

父上が嬉しそうである。が、事の重大性を判っているのか?

 

「わかった。私が連れ戻す。どこにいるんだ?そのエセ聖者は?」

 

「エセでは無い。いや、聖者では無いかもしれない。でも、私達は、あの方の奇跡を見られたので幸せだよ」

 

洗脳されたのか?あの子の上司の巫女長に会いに行った。

 

 

巫女長は勇者ナナシに襲われたそうだ。まさか、彼がそんなことをするはずが無い。彼は、私が仕える勇者ハヤト様の友人である。

 

「本物のナナシ殿だったのか?」

 

「えぇ…私の意識を刈り取って、家捜しをして行ったの。あなたの妹の居場所を知る為にねぇ」

 

彼もエセ聖者を追っているのか。少々手荒なマネをしたようだが、目的は一緒のようだ。ハヤト様に連絡をして、エセ聖者の居場所をナナシ殿に訊いて貰い、そこへ向かった。

 

------

 

迷宮都市にあるサトゥーの家に行くと、ハヤト様がいらしていた。

 

「マイ・ハニー♪」

 

魔法使いの女の子を抱き締めるハヤト様。性癖が残念な勇者様である。

 

「で、妹はどこにおるのだ!」

 

サトゥーに訊いた。

 

「確認は出来ていないけど、攫った相手は見つけています。シュウと名乗る聖者です」

 

エセ聖者を見つけてくれたようだ♪サトゥーは仕事が早いなぁ。

 

「じゃ、連れ戻しに行く。どこだ?」

 

難しい顔をするサトゥー。

 

「俺達だけでは、無理です。あの家の火力は凄まじいですから」

 

何を言っているのだ?こちらに勇者が居るのだぞ!

 

「あの家のメイドは戦闘メイドですよ」

 

戦闘メイド…敵にならぬわ。メイドの付け焼き刃程度では♪

 

「なんで、お前がそれを知っているんだ?」

 

この場にいない者の声がした。えっ…胸を揉まれている。鎧を着ているのに、直に触られている。太股がプルプルと震えている。苦しい…今までに感じたことの無い感触、感覚が私に襲い掛かってきた。

 

「お前…どうやって、ここに?」

 

サトゥーが、私の背後にいる人物に声を掛けた。

 

「感じ易いのかな?もう濡れ濡れのようだね♪」

 

濡れ濡れ…うぅぅぅ…悶悶としてきた。全身が痙攣しているような感じである。口元から唾液が零れ落ちていく。うっ!お尻の谷間に何かが這っている。背筋に何かが走る。

 

「良い反応だな♪」

 

耳元で囁く背後の人物。耳に息が当たる。それが何とも言えない…

 

「おい!リーンから離れろ!」

 

ハヤト様が、剣を手にしている。助けて…

 

「ロリコンの勇者様とロリコンの士爵様か…ここはロリ愛好家のパーティー会場か?」

 

え?サトゥーも残念な性癖なのか…股間に何かが蠢くと、頭の中は真っ白になっていった。

 

-------

 

ボンヤリとした視界。誰かがいる…身体は動きそうも無い。ここはどこだ?

 

 

 

誰かの上で飛び跳ね、踊り、唄う私。何をしているんだろうか…

 

 

 

「大丈夫ですか?」

 

懐かし声…ここはどこだ…全身が痛い。筋肉痛のようだ。ゆっくりと瞼を開くと、セーラが目の前にいた。

 

「やっと、目が覚めましたね」

 

穏やかな顔のセーラ。何年ぶりに見ただろうか。こんなセーラの顔を…

 

「びっくりしましたよ。あの方が抱っこして戻って来られたから」

 

あの方?誰だ?ハヤト様?それともサトゥーか?

 

「ここはどこだ?」

 

「聖者様のお城です」

 

聖者?エセ聖者か?って、私は攫われたのか?

 

「セーラ、逃げよう」

 

不思議そうな顔をしている妹。

 

「どうしてですか?ここが一番安全ですよ」

 

「一番危険だぞ!お前は騙されているんだ。あのエセ聖者になぁ」

 

哀しそうな顔付きになった妹。

 

「お姉様もそんなことを言われるんですね。残念です…」

 

洗脳されているのか?どうして、そんな表情になるのだ?

 

「セーラ、どうだ?」

 

私の背後にいた者の声がした。

 

「ダメです。わかってくれません。どうしたら、良いのですか?」

 

コイツがエセ聖者か!

 

「貴様!妹を洗脳しおって。許せん!」

 

起きようとするが、身体が動かない。

 

「調教が必要かな?どう思う、セーラ」

 

「私に訊かれても…姉の心を解放してあげてください」

 

私の心を解放?どういう意味だ?私は洗脳なんてされていない。セーラの方が洗脳されているんだぞ!

 

-----

 

一瞬で体勢が変わった。手首と足首を鎖で繋がれている。何をしたんだ?コイツ、何者だ…

 

「ねぇ、ここに僕の腕を差し込んだら、どうなるかな?」

 

股間の割れ目を指でなぞっているアイツ…

 

「う、う、腕を…止めろ!お前はおかしいぞ!」

 

「はぁ?ロリ趣味の勇者の方がおかしいだろ?サトゥーは勇者様の愛するロリっ子と交わったらしいし」

 

何を言っているんだ…指が一本入って来た。そして二本、三本と…

 

「止めろ…」

 

うっ!いきなり拳を入れてきた。痛気持ち良い…止めて…クセになりそうだ。

 

うぅっ!肘まで入れてきた。身体の中で、拳を解き、指で内部をなぞっているようだ。コイツ、おかしい…あぁ~、こんな刺激になるんだ。何かが壊れ、何かが吹っ切れた私。

 

そして、徐々に意識が刈り取られていった。

 

 

 

---シュウ---

 

セーラの姉、リーングランデ・オーユゴック。通称はリーンと言うらしい。僕のアレを口に含んで奉仕をしてくれている。テク不足で、気持ちはあまり良く無い。調教の結果、騎士としてのプライドは壊れ、ただのメスになってしまった。どうするかな。セーラに、こんな姉の姿は見せられない。

 

「返品すれば?」

 

って、ミト。ソレも有りだな。サトゥーと勇者は、闇系の術で意識を刈り取り、サトゥーの家に放置してきた。意外だったのは、勇者ナナシとサトゥーが同一人物だったことだな。レベル310ってなんだ?勇者ハヤトでさえレベル69なのに…チート過ぎる。

 

で、リーンをサトゥーの家に返品した。ちょっと、胸が大きすぎるな。騎乗位で跳ねていた時、乳房で身体をムチ打ちしているような音がしたしなぁ。ふと、ミトの胸に目が行く。

 

「え?私?あんなにデカくないよ」

 

「知っている。その位が丁度良いと思うんだよ」

 

ミトとスキンシップというコネクティングをした。う~ん、落ち着くなぁ…

 

 

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