※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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入門したソーナ*

---イッセー---

 

えっ!軌道を無視した剣筋…何だ?

 

剣で避けるが、その衝撃で腕が痺れる…おいおい。

 

エロ親父の新しい娘はパワー系だった。あの薄い胸板のどこに、筋肉があるんだって感じである。

 

「えっ…なんで…」

 

人間相手に死なないレベルである片瀬と村山ですら、相手にならない。

 

「ティオナ…剣道のルールを守れよ。お前は、剣道的には負けだぞ」

 

エロ親父の言葉に凹むティオナ。確かにルール的には、ポイントには成らないが…実戦だとしたら、俺達は死んでいると思う。

 

「父さん…アイズはいいの?」

 

「アイツのは、剣道向きでは無い。フェンシング向きだな。なので、ルールが違うんだよ」

 

アイズの得物は切るというより、刺すタイプらしい。

 

「そうなのか…じゃ、私もアイズのような得物を…」

 

「それはティオナ向きでは無い。お前に向いているのは、叩き切る得物だ」

 

切るだけなく、叩き切るのか…痛すぎるぞ…

 

「紅、村山の相手をしろ。緑は片瀬だ。イッセーはどうするかな?」

 

俺は…アイズかティオナか?無理だって…速度重視のアイズと、力重視のティオナ。俺はエロ重視だし…

 

「木場、イッセーを頼めるか?」

 

「あぁ、まかせろ。立派な剣士にしてやる」

 

知らない男性が現れた。

 

「イッセー、紹介する。木場祐斗だ。僕の習っていた道場で一緒に剣技を極めた男だ。お前の専属コーチにする」

 

男の先生?エロさが重視出来ない。

 

「エロは基本が出来てこそ、初めて生きる能力だ。お前、戦場で死にたくないだろ?生き残らないとエロは出来ないんだぞ♪」

 

言っている意味は判る。たぶん、エロ親父と俺は、同じ系統の戦士なんだろう…

 

 

 

---シュウ---

 

居間に戻ると、ソーナ・シトリーが待っていた。どこかで、ここの道場の噂を聞いたようだった。

 

「ここの道場に通わせたい者がいます。入門を許可してもらえませんか?」

 

高校1年生のソーナ。初々しいが食べ頃では無いような…

 

「目的はなんだ?殺人趣味とかだと、許可は出来ない」

 

「殺人はさせませんが、実戦で通用する剣技を学ばせたいんです」

 

この世界のソーナは、眷属思いのようだ。いや、基本的にそうなんだけど。だから、あぁ言う夢を持つのだろう。

 

「実際に見てみたい。どの程度なのかを」

 

「判りました。ご覧頂いてから、入門の合否をお考え下さい」

 

ソーナの家にあるトレーニングルームへ連れて行かれた。白音とアスナを同行させた。相手をさせる為だ。

 

「椿姫、巴柄、得物を持って、そこに座りなさい」

 

あっ、アイツもいるじゃん♪

 

「翼紗も、そこに座ってくれ」

 

えっ!って表情のソーナ。

 

「どうして、由良の名前を…」

 

「シトリー眷属について事前に調査してある」

 

と、誤魔化す僕。

 

「白音、翼紗と組手をしてみてくれ。アスナ、巴柄だ。僕は椿姫と遊ぶ♪」

 

長刀を持ち、僕の前に進みでた椿姫。僕はライトニングナックルを装備した。

 

「格闘術で、長刀に挑むのですか?」

 

椿姫の言葉に頷く僕。懐に入れば、長刀は使えないしねぇ。ソーナの開始の合図で、それぞれが組手を開始した。僕は瞬動術で椿姫の懐に入り、抱きつき、横四方固めで、身体を満喫する♪右腕を股間に這わせ、左腕でうなじと背筋を撫で、顎を谷間に埋没させた。

 

「えっ!ちょっと…」

 

ばたつく椿姫。ばたつくほど、股間にちょっとなんだかな刺激が生じていく。

 

「うっ…いい…」

 

自ら腰を動かす椿姫。戦意は感じられない。

 

「あぅ…」

 

達したようだ。椿姫から離れる僕。

 

「椿姫は、懐が甘い。今のように懐に入られると、長刀は機能しないんだ」

 

少し顔に赤みを帯びたソーナが頷いた。他の二人も制圧したようだ。

 

「で、ソーナはどうしたい?」

 

ソーナの肩を抱き、耳元で囁くように訊いてみた。

 

「えっ…いつの間に…うっ…」

 

股間を固く閉じる動作のソーナ。耐男性の免疫が無いのか?これだけで、濡れるって…ソーナの耳は真っ赤である。

 

「私ですか…私はどうすれば…」

 

モジモジしだした。この世界のソーナは、小動物系かぁ。まぁ、ありがちではある。

 

「指揮官も自分の身を護れる程度の剣術は必要だよ。どうする?」

 

「か…か…通います…私も…」

 

 

 

---イッセー---

 

門下生が増えた。朱乃さんの同級生の真羅椿姫って先輩と、支取蒼那っていう先輩、あと俺と同年齢の巡巴柄、由良翼紗っていう女性が4名だ。このうち蒼那先輩と翼紗は妄想の対象外だった。エロ親父の関係者か?

 

「木場、新弟子だ。椿姫、ソーナ、巴柄にも基本を叩きこんでくれ」

 

「わかった」

 

「白音は、翼紗だ。立ち技主体で、間接系も頼む」

 

「わかりました」

 

白音っている姉弟子は、顔にスゴい傷跡がある。昔の戦いでの戒めを忘れないように、傷跡をあえて残したそうだ。木場先生も、身体中に傷跡がある。先生も戒めで残してあるそうだ。なのに、エロ親父は、きれいな身体であった。

 

エロ親父曰く『女体を愉しむにはきれいな身体を維持する事も大切』だと言う。それは、身体に傷が入らないように、強くなれってメッセージか?それとも、戦闘には参加するなってメッセージか、悩むところである。

 

「きつい…」

 

汗だくで、床に四つん這いなった蒼那先輩。その姿はそそるが、妄想出来ない。なんでや~!

 

「『王』も戦士のうちだ。眷属と同じくらいのスタミナをつけろ」

 

「はい…」

 

蒼那先輩にアドバイスを送るエロ親父。『王』ってなんだ?蒼那先輩は、どこかの国の王女なのか?

 

「イッセー、妄想する元気があるなら、スクワットを1000回だ」

 

無理…

 

「無理じゃねぇよ♪エロ行為には下半身が大事だ。お前は女体を前にして腰が抜けてもいいのか?」

 

良い訳ないだろう。渋々、スクワットを始める俺。

 

 

 

---セラフォルー---

 

最近、ソーたんの身体が大きくなった気がする。頑丈になった気がする。どうしたんだ?

 

「なんで、そんなに鍛えているの?」

 

「『王』も戦士の内です。戦になったら、眷属と共に動けるようにしているんです」

 

後方から眷属へ指示を飛ばすのが、ソーたんの方針だったのでは?

 

「どうしたの?何かあったの?」

 

「はい♪良い師匠に巡り逢いました。私や私の眷属の欠点を指摘してくれて、レベルアップの手伝いをしてくれています」

 

師匠?それは寝耳に水である。ソーたんに師匠が出来ただなんて…

 

「どんな師匠?」

 

「厳しいけど、優しいです」

 

ソーたんの耳が真っ赤に染まっていく。まさか…男…惚れたのか…

 

「その師匠って男性?」

 

「はい♪お兄さんが出来た感じです。色々相談にも乗ってくれますし」

 

男性嫌いだったソーたんが…男性に惚れる?有り得ない。そんなに良い男なのか?

 

「そうなの?じゃ、次回会いに行くとき、私も行くわ。姉として挨拶しないとね♪」

 

ソーたんだけなんて、ズルい…私も知り合いたいよ~!

 

------

 

週末、ソーたん達と道場へ…そして、ソーたんの師匠とご対面…固まる私。一枚の写真を手渡して来たソーたんの師匠…私が腰を抜かして失禁してしまったシーンが収められていた。いつの間に撮ったんだ…

 

「ふふふ♪妹さんに、この写真を見せてもいいんだよ♪」

 

魔王である私を強請るソーたんの師匠…

 

「何が目的?」

 

「鍛錬のジャマをしないでくださいね。お、ね、え、さ、ま♪」

 

ジャマなんかしてないよ~。

 

「うっ…」

 

胸の収まりが悪くなった。アイツを見ると、アイツの手に私のかわいい限定品のブラがぁぁぁぁぁ~!えぇぇぇぇ~、ゴミ箱にぃぃぃぃ~。鬼か…あの男は…鬼に違いない。ゴミ箱を漁る私。しかし、捨てた筈のブラが無い。罠?

 

「あっ…」

 

深めのゴミ箱に、身体を乗り出して探した為、胸が嵌まって抜けられなくなっていた。足の裏が床に着いていない…マズい…

 

「うぅ~ん…」

 

お尻の谷間を羽箒でなぞられているようだ。濡れていく。それもノーパンにされた予感がする。生暖かい液体が、風で冷やされて、すぅ~すぅ~しているし。

 

パシャッ!

 

シャッター音だよ。撮影しているのか…最悪なんですけど…秘部が丸見えではないですか?恥ずかしいって。穴があったら入りたい…あぁ、入っているんだな。既に…

 

「えっ…ダメっ…」

 

ゴミ箱の底から何かが生えてきて、乳首を舐めて居る。ダメだよぉぉぉぉぉ~。いっちゃうよぉぉぉぉぉ~。

 

 

意識が飛んでいたようだ。全裸にされ、縛られていた。私の限定品のブラとショーツが、目の前で額に入れられている。ここはどこ?

 

私は何かの箱に詰めた。チョロチョロと、何かの液体が充填されている音がする。液体が肌に触れると激痛が広がっていく。これって、聖水じゃないの?!

 

「死んじゃうよぉぉぉぉぉ~!ソーたん、助けてぇぇぇぇぇ~!」

 

泣き叫ぶ私。だけど、ソーたんは助けてくれない。ここにはソーたんがいないの?徐々に水位が上がっていく。大事な場所に聖水が…使い物にならなくなっちゃうよぉぉぉぉぉ~!一度も使っていないのにぃぃぃぃぃ~!

 

 

また、意識が飛んでいたようだ。私は、ソーたんの家の私のベッドに寝ていた。壁一面に、私の泣く叫ぶ姿の写真が貼られていた。

 

 

 

---ソーナ・シトリー---

 

「あまり、お姉様を虐めないでくださいね」

 

師匠にお願いをした。

 

「以後、気をつけるよ」

 

って、師匠。お姉様達魔王と、トラブルがあったらしい。内容は教えてくれなかったけど、師匠がマジ切れ寸前になったらしい。

 

「今後、何か遭ったら、私に言ってください。私が対処しますから」

 

師匠にはお世話になっている。練習メニューや食事の管理などにもアドバイスを貰っているし。それも私だけでなく、眷属全員にだ。

 

「じゃ、取り敢えず、朱乃がリアスに虐められないように、護って貰えるかな?」

 

うっ…リアス絡みで切れかけたのか…そうなると、朱乃さんの承諾無しで、駒を入れたのか?

 

「正解だよ、ソーナ。『王』は、今のソーナのような推察が出来ないとダメだ。仲間以外の者にも、目を配らせ、トラブルを避けていくんだよ」

 

師匠に誉められた。すっごく嬉しい。

 

「今も駒が入っているんですか?」

 

「いや、抜いて、二度と使えないようにして返したよ」

 

「駒って抜けるんですか?」

 

「僕なら抜ける。そういうスキルを持っているから」

 

抜けるんだ…

 

「ソーナは水系の魔法が使えるんだから、雷撃系の眷属がいると相性はいいかもな」

 

雷撃系か…いないなぁ。何も考えずに集めていたかも。

 

「朱乃がそうだけど、駒の価値の問題で無理だしなぁ」

 

女王の駒は椿姫に使ってしまっている。アレに匹敵する駒は兵士か。

 

「朱乃は兵士向きでは無い。8こ全部入れたら、ソーナの眷属はガタガタになるぞ」

 

今日は戦術系の指導である。

 

「片瀬さん達は?」

 

門下生で巴柄よりも剣術が上の片瀬さん、村山さんの可能性を訊いてみた。

 

「特殊能力が無いからダメだ。剣術だけでは、悪魔相手は出来無い。聖剣使いなら別だけど、アイツらには、その因子が無い」

 

聖剣を使うには聖剣使いの因子がいるようだ。

 

「聖剣使いはいらっしゃいますか?」

 

「いるけど…ソーナの駒では眷属に出来ない。そういうレベルだよ」

 

いるんだ…道場へ連れて行かれた。巴柄達が素振りをしていた。

 

「トスカ!」

 

「はい」

 

優しそうな女性が現れた。

 

「ソーナ、彼女は聖剣を扱える。あと、イッセー達に教えている木場もだ」

 

二人もいらっしゃるのか。

 

「村山!」

 

「はい!」

 

村山さんが走ってきた。

 

「これを構えてみろ」

 

師匠が重そうな剣を村山さんに手渡した。

 

「えっ…重い…」

 

構えることが出来ないくらい重いようだ。

 

「ソーナは触るな!怪我をする」

 

まさか…これが聖剣なのか?

 

「アイズ!」

 

「はぁ~い♪」

 

アイズちゃんが走り寄って来た。

 

「構えてみろ」

 

「うん♪」

 

軽々と構えた。村山さんの方が力があるはずなのに…

 

「ソーナ、使えるってそういうことだよ。剣に認められて、軽々と持てないと、使い手にはなれない。いくら力があろうと、剣技があろうと、関係は無いんだよ」

 

「ねぇ、あの重い剣にチャレンジしたい♪」

 

アイズちゃんから聖剣を受け取り、違う剣を手渡した。

 

「それは、聖剣では無いから、ソーナも触れて大丈夫だよ」

 

アイズちゃんと二人で、持って見るが、ピクリとも持ち上がらない。村山さんもダメで、一番のパワーファイターのティオナちゃんでも無理だった。

 

「これは星剣っていう剣だよ。星霊の加護を受けている剣で、星霊達に認められないと扱えないんだ」

 

軽々と片手で持ち上げて構えた師匠。

 

「いいか?ソーナよ。いくら良い剣でも扱える者がいなかったら、宝の持ち腐れだ。逆に、駄剣であっても、認められれば、聖剣を超えることが出来るんだ」

 

星剣をしまい、木刀を手にした師匠。

 

「木刀は実戦向きでは無いと思われているけど」

 

薄い紙を宙に浮かせて、それを木刀で真っ二つに斬った。

 

「すごい…刃なんか無いのに…」

 

片瀬さんが、師匠の木刀を見つめていた。

 

「片瀬…教えたはずだぞ、真空斬りだぞ♪」

 

「あぁ~、そうか…こういう風に使うんですね」

 

「そうそう、手品の様に使え。あくまで脅し目的にだ。殺傷能力が高いからな」

 

「はい♪」

 

「どの位の殺傷能力なんですか?」

 

思わず質問をした私。

 

「ドラゴンのウロコはキレないが、ウロコとウロコの間の隙間はキレる。その位の殺傷能力だよ」

 

それって…最強クラスの剣並である。ドラゴンを斬るには、ドラゴンキラーと呼ばれる剣が必要と言われていたはずだ。

 

「木刀で充分だ。そうだな、悪魔なら首筋を切れば、殺せるかもな」

 

背筋に冷たい物が走り抜けて行く。木刀で…そんなことが…師匠の剣技…入門届けにあった血判を押した条文の意味がわかった気がした。

 

『殺傷目的で使わないこと…但し、戦は除く』

 

と…

 

 

 

 

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