---シュウ---
珍しくアスナに呼び出された。
「団長、GGOってゲームを知っていますか?」
「ゲイ虐待男祭り?」
「違います!ガンゲイルオンラインっていう、ガンが主要武器のゲームですよ」
「剣士であるアスナが参加したいのか?」
銃撃戦が出来る仲間はいないはずである。いや、魔法が使えるんだから、銃なんか要らないと思う。
「うん♪そのゲームにピンクの悪魔っていわれるプレイヤーがいるんです。その子、すばしこっさが人間離れしているようで」
俊敏王選手権でもするのか?
「メンバーはこっそり、集めました。後は、団長の許可待ちです♪」
たまには、ゲーム感覚の戦闘も悪くない。アスナがしたいなら、望みを叶えてあげたい。
「メンバーは?」
「私と団長。後、リョウさんと海坊主さんとキディさん、エフさんです」
「なんか、いやな予感がするメンバーなんだが…エフは電脳要員か?」
エフは電脳世界をハッキングする能力持ちである。
「武器屋さんと言うか…ゲームに無い武器を所望されていて…」
リョウはパイソンで良いはずだが、海坊主とキディは何を持ち込むのだろうか?
「キディさんが、90mmのライアットガンで、海坊主さんは、スカさんの開発中の小型のレールガンだそうです」
現実世界で使えないやつを使いたいのか…
「スクワットジャムってイベントがあるんですよ。それに参加します」
アスナはノリノリで説明をしてくれた。1チーム最大6名で、VR世界で戦うそうだ。SAOのようなデスゲームでは無いので、気兼ね無く戦えるそうだ。
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アスナと二人で先乗りしてみた。マップは市街地有り、荒野有り、湖有りで、リアルな光景であった。
「で、アダルトモードは無いのか?」
アスナに抱きついた。
「え?ここで?」
荒野のど真ん中で、アスナを全裸にして…って、ジャマがいる。覗き…視線を二人分感じた。『着衣』でアスナに装備をつけさせた。
「どうしました?」
「何かいるなぁ…女体が2だ。」
「ピンクの悪魔かな?」
アスナが不壊属性のレイピアを手にして、僕は不壊属性のナックルを装備した。
「あぁ、居ますね…ちょこまかと…二人とも素早いなぁ」
『催淫』
「うっ…」
ピンクじゃない女性を、術で捉えた。
「アスナ、ピンクの悪魔はまかせた♪」
「えぇぇぇ~!ここで食うんですか?」
---レン---
荒野のど真ん中でプレイしていた。全裸の男女の営み…
「アダルトモードがあるの?あいつらを捕まえて情報でも得るか?」
ビトさんの瞳が妖しく輝いた。その時、目の前の男女は一瞬で装備を纏った。私達に気づいたようだ。
「うっ…」
ビトさんが呻いている。身体を捩り、何かの刺激から逃げようとしている。
「アスナ、ピンクの悪魔はまかせた♪」
男女の会話が聞こえた。あの男性に、ビトさんは何かをされたようだ。
「えぇぇぇ~!ここで食うんですか?」
食う?食人族?そんな種族はゲームにいないはずだ。私に迫ってくる女性。逃げないと…ビトさんをその場に残し、岩陰に隠れて迎撃の準備をした。
ビトさんの腰を掴み、後から…食うって、そういう意味かぁぁぁぁ~!ビトさんから艶めかしい喘ぎ声が聞こえる。
「隠れていても無駄よ♪」
あの女性が岩陰に回り込んできた。素早い…反転して、ピーちゃんと名付けたP90を撃ちまくる。女性は避けずに、剣で弾を斬り落としている。この人…剣士だ…銃を装備していないようだ。なんで?銃のゲームなのに…
マガジンが空になり、反転して逃げながら、マガジンを交換して、反転。しかし、彼女の姿が無い。
ズン!
腹部に激痛が走った。地面の上を転がっていく。
「峰打ちよ♪隙が有りすぎよ」
笑顔の女性。この人…強い…ピーちゃんを撃ちまくる。しかし真っ二つにされた弾が地面に降り注ぐだけだった。
「ピンクの悪魔って、噂程では無いのね♪」
尋常じゃない。ライトマシンガンの弾を真っ二つって…
「アスナ、撤収するよ。VRセックスは生には勝て無いなぁ」
「え?まだヤルの?本当に好き者だよな~♪またジャムで会いましょう♪」
あの男女がログアウトしていった。安全を確認して、ビトさんの元へ走り寄った。
「大丈夫ですか?」
「この私が調教されるなんて…くそっ!」
---------
「アスナっていう女剣士?まさか…」
リアルな地元の友人でヘビーゲーマーの篠原 美優に、アスナってゲーマーのことを訊いた。
「SAOの生き残りで、血盟騎士団の副団長よ。二つ名は『閃光』で、素早い剣技が有名だわ」
その人に違いない。容姿なんかも似ているし。
「GGOにアスナさんがいたの?」
「うんうん…弾が真っ二つだよ。至近距離からの攻撃だったのに…」
勝てる気がしなかった。
「剣で銃を制するのかな?で、相棒は男性なんだよね?もしかするとSAOの生き残りの『英雄』キリト君かもしれないよ」
「キリト君?」
容姿を訊いたが、なんか違う…
「え?違うの?う~ん…後、男性ゲーマーで有名処はエフさんくらいだよ」
エフさん?
「アバターが不明なんだけど、名前だけは有名なんだよ」
「その人の主戦場は?」
「確か、アルフガンだったかな」
そのゲームは知らない。
「どんなゲーム?」
「最終目的を探すこともゲームの内って言う、難解なVRMMORPGだよ」
難解なのはパスだな。
---シュウ---
ピンクの悪魔…見た目は娘達より幼そうだった。でも、アバターと実物は違うらしいので、ジャムではピンクの悪魔の実体とプレイを目標にした。
「団長、ゲームの目的が違うんですが…」
って、アスナ。そうかもしれない。だけど、負けは無いだろ?試した感じでは魔法も、飛ぶ斬撃も使えるようだし。まぁ、重装備2名がどこまで保つかだな。
「団長、アスナさんがGGOに出たってことで、ネットニュースが賑わっていますよ」
って、エフ。この世界のアスナは同化吸収済みである。まだ、目覚めていなかったから。
「キリト君達もGGOに来たりして♪」
剣技での決勝も悪く無いなぁ。そうなると、リーファも来るのか♪なんか、楽しみが増えていく。
「団長…GGOのルール判っていますよね?」
アスナが堅苦しいことを言っている。
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第一回スクワッド・ジャムっていうのが開催された。エフにハッキングしてもらい、ゲーム内に実体として入り込んだ。
「どうだ?このライアットガンは♪」
90mm砲を軽々と背負っているキディ。サブ装備は、グラビトンだ。人間相手の兵器では無い気がする。
「ふっ…」
海坊主は特製のレールガンを携えている。サブ装備はグレネードランチャーだよ。お前ら、人間相手の兵器では無いだろ?
「やはり、俺はこれと女体だけだ♪」
って、愛銃であるパイソンを手にしているリョウ。コイツとは、女体の取り合いになりそうだ。
アスナは剣、僕は剣とナックルを装備した。ちなみに、エフは武器商人である。必要な武器、弾薬を補給するのが役目である。
そして、転送時間…イベント会場へと転送された。
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位置情報端末をリーダーが持ち、10分ごとに、全チームのリーダーのいる位置が公開されるそうだ。
「僕がリーダーなの?」
「団長が適任でしょ?移動が自由なんだから」
まぁ、確かに…
初期配置地点は森の中だった。気配を読み取り、索敵をすると、後方に2チーム、前方に1チームがいた。
「1回目の位置通報前に、後方の2チームを消す。って、リョウとアスナが行ったのか?」
「シュウ、前方のビル群に狙撃兵が居るぞ」
って、海坊主。前方のビル群まで距離は2キロくらいか?
「レールガンで、狙撃してくれ」
---レン---
ビトさんから紹介されたエムさんという大柄の男性と参戦していた。エムさんは背中に大きなバックパックを背負っていた。何が入っているのやら。
「レン、市街地方向へ、走れ!俺は、お前の後方300メートルを追尾する」
リーダーは私である。囮役かな?う~ん…まぁ、言われた通りに走って行く。その時、後方で呻き声が多数聞こえた。何?何が起きたの?
「エムさん、今のって…」
「運悪くスキャン前に鉢合わせしたのだろう。気にするな」
「気になるって」
「何!」
エムさんの驚く声…私の傍を何かが飛び去っていった。目の前に壮大な土煙が立ち上った。
「レン!止まれ!マジか…」
エムさんの顔から血の気が失せていた。
「後方に、化け物がいる」
「化け物って?」
「通常の銃じゃ無いのがいるんだ。今のあれって…レールガン…」
レールガン?はて?
「射程は3キロ以上はあるだろう。で、目の前にあった高層ビルが破壊だ」
木々の隙間から、高層ビルがゆっくりと倒れていくのが見えた。アレが当たったら私は…消滅しそうだ。おぃおぃ…
そして、一回目のスキャン…後方に3チーム。既に2チームは消えていた。前方に2チームがいるが、1チームは全滅のようだ。
「後方の1チームがスキャン前に3チームを撃破のようだ」
マズいでしょ?そんなのが後にいたら…
「マズくないよ♪だって、君達は捕虜決定だから♪」
え?あの時の男性だった。私とエムさんの首筋にナイフの刃…何時の間に近づいたんだ?
「戦争のプロだからね。素人さんにバレるマネはしないよ」
戦争のプロ…マズい…
「よし、ここを拠点にする。目の前のチームもプロっぽいなぁ。海坊主とキディで、ビルをこわして、隠れられないようにしてくれ。リョウとアスナは、援護だ。で、その大男とピンクの悪魔ちゃんは捕虜♪縛れ~♪」
エムさんと私は縛られた。エムさんは芋虫状態で、私は大の字である。何をするんだ?
「ピンクの悪魔ちゃんの実体を食べてきます♪」
は?実体を?目の前の男性は消えた。位置情報端末を残して…
-------
え…有り得ない刺激を感じる。体内で何かが蠢いている。痛っ!って…まさか…私の初めて…を…
腰が前後に動く。気持ちいい…こんな感覚は初めてである。天に昇る気分っと言うか。
「ただいま♪あぁ、膜は再生しておいたからね♪」
膜?はて…えぇぇぇぇ~!まさか、処女…膜ですか…
「後、身体の悪い処も治しておいたよ。あのビトって言う女より、レンちゃんの方が好きだよ」
って…アダルトモードですか…捕虜って、こういう目に遭うんですね…
「状況は?」
「リタイヤしたみたいです」
「じゃ、移動しよう」
大の字から後手の拘束に代わった。エムさんは足だけ自由になったようだ。
「お前達には囮になってもらう」
って、2回目のスキャンタイム。湖に1チーム、神殿に1チーム、荒野に1チーム、森に2チームである。
「さぁ、レンちゃん、住居地帯へ歩いて行くよ」
森の先にある道路を歩いて行く。
「団長…どう思いますか?」
アスナさんが訊いた。
「荒野の1チームが、キリト達だと厄介だな。住居部に着いたら、湖にグレネードランチャーでも撃ち込むか。後、脅しで、荒野の山をレールガンで破壊だな」
「ライアットガンを撃ちたいなぁ♪」
大柄な女性が意見を述べている。うん?ライアットガンって何?彼女の背中にはとてつも無くデカい銃?砲?が背負われていた。
「湖の上に動くヤツがいたら、狙撃だな」
ド~ン!
神殿の方から爆音…キノコ雲が立ち昇っている。
「シュウ…ここから狙撃か?」
「ロフテッド軌道だよ。だから、狙撃では無いって♪」
「おい…お前ら…弾道ミサイルもあるのか?」
エムさんが震える声で質問をした。
「無いよ。ミサイルは流石に禁止だろ?」
禁止だと思います。だけど、その後も爆音とキノコ雲が時々出現した。
「住居部だな。窓際で狙撃の準備をしておけ。僕は…レンちゃんとランデブーしてくる♪」
また、アダルトモードなの…いやぁぁぁ~!
-------
機関銃の音で目覚めた。窓ガラスが粉々になっていく。攻撃されているようだ。私は、テーブルの上に固定されて動けない。捕虜はいや…
「リョウ!援護してくれ。ちょっと間引いてくる」
あの男の人が丸腰で出て行った。しかし、数分後に何事もなかったかのように、戻ってきた。
「荒野でやりあっているようだ。移動するか」
テーブルから、開放され、後手での拘束。私とエムさんを先頭に、湖畔を歩いて行く。
「アスナ、あんまり面白くないなぁ…」
「まぁ、こんなものですよ。普通は…」
「そうなのか…あぁ、ユイとやれば良かったなぁ」
「えっ?ユイちゃんと?ダメですよ。私がいるでしょ?」
あの男性とアスナさんは恋人同士なのだろうか?男性は浮気性っぽいが。数回のアダルトモードで、私も愛人入りだろうか…捕虜としてはイヤ、普通にして欲しい…
「スキャンタイムです」
湖の湖畔に2、荒野に1…神殿のチームは荒野に出て、やられたのか?
「じゃ、あと1チームで終わりだな。レンちゃん、楽しませてくれたから、優勝は上げるよ。生き残ればな♪」
棚ボタな優勝か?捕虜なのに…
「アスナと僕で斬り込む、キディ、海坊主は援護、リョウは捕虜のガード。エフは、相手を殲滅出来次第、捕虜を自由にして、僕達を離脱させてくれ」
何も装備を持たない男性…あの人が有名なエフさんなんだ…
「了解です、団長♪」
そして、あの男性は、みんなから団長と呼ばれている。何者なんだ?戦争のプロって言っているけど…傭兵チームの団長かな?
---シュウ---
斬り込みに行くと、知った顔がいる。ALO組だな。
「アスナなのか?!」
キリトが感動な再会をしている。その隙に、リーファ以外を屠っていく。そして…
「お兄ちゃん…」
リーファの悲痛な声で、アスナと戦っていたキリトの動きに隙が生じた。そこをアスナが責めた。
「助けて…」
アダルトモードで交わる。実体とでは無いので、罪悪感は薄い。
「リーファ…なんで。こんなヤツと…アスナ…」
「リーファに走ったキリト君は、いないも同じだよ♪」
問答無用で、キリトの首を切断したアスナ。達したリーファもデス表示になった。終わりだな。
「エフ!」
僕達は戦線を離脱した。
---レン---
大空に『優勝チームLM』と表示された。だけど…勝った気がしない。あの人達は、優勝目前でリタイヤしていった。なんで?どうして?
ログアウトした。ベッドの上で全裸で横たわっている私。あれ?服着ていたけど…起き上がるも、全身汗塗れ…いや体液塗れだ…あの男性…実体とするって…私…彼と…下腹部は淫らな状態だった。濡れまくっている。こんなに激しく濡れたことは無い…シャワーを浴びにお風呂場に…
シャワーで体液を流していく。だけど、身体は悶悶としている。誰かに胸を…後に誰かが居る…振り返ると唇を奪われた。でも、目の前には誰もいない。いないけど、確実に刺激だけは感じ取っている。
ドン!
壁に押し付けられ、腰を掴まれ、上に持ち上げられ、誰かと確実に交わっている。足の裏は床面のタイルに届かない。
背中が壁面のタイルとこすれる。上下に動いているのだ。それに伴い乳房も踊る…気持ちが良い…覚めないで欲しい夢の時間…
-------
意識が戻ると、スマホから呼び出し音がしていた。あれ?夢だったのかな?
スマホに出た私。
「香蓮、優勝おめでとう♪」
美優の声だった。
「勝った気がしないんだけど…」
「ねぇ、あいつらをどうやって倒したの?」
「あいつらって?」
「私達、ALO組を殲滅した奴らだよ。香蓮達の前方にいたチームだって」
夢じゃないのか?本当にいたのか?
「楽しめたからって、リタイヤしたよ」
「えぇぇぇ~!もったいない…」
「彼らの情報って、無い?」
「無いなぁ。アスナさんはいたからSAO組かもしれないな」
「エフさんって人もいたよ」
「本当に?そうなると、ヘビーゲーマーで構成していたのかもね」
「そうなんだ…」
また、逢えるかな?ふと視界にある物が目に入った。液晶モニタの上に、レンのフィギュアが、ちょこんと座っていた。きっと、あの人が作ってくれたんだ♪