※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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銀髪少女と天空城
最悪な出会い


また、誠からの依頼だ。なんか、最近多くないか?

 

「気のせいだよ」

 

って、誠が笑っている。本当か?最近は結花、千草と正義のヒロイン陵辱プレイを愉しんでいるので、暇では無いのだが…

 

「で、依頼の内容は?」

 

「暗殺の阻止だ」

 

「で、供物は何?」

 

「今回は無いかもしれない」

 

供物の無い仕事は、内職と呼ばれ、あんまり大規模なことは出来ない。

 

「一応、ガード対象者はかわいいらしいが、お持ち帰りはダメかもな」

 

ダメなの?

 

「現地で食うのは?」

 

「う~ん、本人と相談してくれ」

 

現地で相談だと負けは濃厚である。

 

「受けない選択肢は?」

 

「無い!困っている者を助けるのが、お前の仕事だろ?」

 

「本業だと供物は必要だ。これはルールだから」

 

「じゃ、供物を相手方と相談してみるよ。まったく…なんで、神様って融通が効かないんだ?」

 

「それは、上の者に言ってくれ。僕の決めた理ではない」

 

-------

 

潜入先は魔導大国であるアルザーノ帝国。古代に魔法文明が存在していた場所らしい。帝国って帝王が治めている国だっけ?碌な国家では無いなぁ。

 

と、いうか…この世界、色々な国があるなぁ。僕のいた世界には、こんな国は無かった気がする。まぁ、その分、多種族共存が平和的に行われているので良いのだけど。

 

で、依頼主は…紅髪の女性…碌なモンでは無いなぁ。

 

「君が最強の戦士か?」

 

「帰っていいかな?そそらない」

 

「はぁ?お前は依頼主をエロ眼鏡で見て、仕事を決めているのか?」

 

「そうだけど…なんか問題有る?」

 

「問題あるだろ。それは直しなさい。お前がプロであるならば」

 

横柄だ。初対面時の紅髪を思い出す。

 

「じゃ、帰るよ!」

 

「逃がさない!」

 

僕にケンカを売る女性。『催淫』を発動した。

 

「えっ!」

 

抵抗力が無いのか、前のめりになり、地面に膝を付いた。

 

「おい!その体勢で出来る事をしろ!」

 

僕の股間に顔埋め…

 

----------

 

サービスが悪いので、帝国宮廷魔導士団特務分室って場所に返品した。さて、どうするかな…観光して帰るかな。

 

前からイヤ雰囲気を醸し出す一団が歩いて来た。布袋を担いでいる者がいる。その布袋は蠢いていた。

 

「ちょっと待てよ。袋の中身は何だ?」

 

気になったので、訊いてみた。その瞬間無数の魔法陣が、僕に向けて発現した。この国の魔法大系は知らない。でも、透過は出来るんだよ♪

 

無数の魔法が僕に向けて発動されたが、総て透過をした。

 

「何?魔法が効かないだと?マジックキャンセラーか?」

 

コイツの目は節穴か?僕の周囲にあった建物が、大変なことに成っているんだけど…まぁ、こっそり『強奪』をして、その場から転移して逃げた。

 

人目の無い森に転移して、袋の中を確認すると、金髪ショートな少女が出て来た。

 

「君の名前は?」

 

「ルミア=ティンジェルです…ここはどこですか?あなたは?」

 

「ここ?ここはどこだろうな。適当に転移したから。で、僕は代羽周太郎だ!」

 

迂闊に本名は名乗れない。大事になることが多いし。

 

「転移?転移術が使えるのですか?」

 

興味有りげに僕を見る少女。

 

「使えるよ。僕みたいな小心者には必須の能力だよ」

 

「スゴいです」

 

少女の拘束を外してあげた。

 

「アイツらは何者だ?」

 

「判らないです」

 

訳有り少女か…

 

「ここは危険だな。そうだ、僕の家に来ないか?安全だから」

 

「安全?どう安全なんですか?」

 

「それなりに戦える者がいるから」

 

「迷惑を掛けるのではないですか?」

 

「問題無い。僕が一番問題を起こすらしいよ♪」

 

って、二人で家に帰還した。

 

-------

 

「で…どうしてガード対象者をお持ち帰りなんだ?」

 

って、誠…この子がガード対象者だったのか…

 

「依頼主が怒っていたぞ。お前何をしたんだ?」

 

「リアスを思い出させるフォルムだったから、交渉決裂だよ♪」

 

「依頼者に紅髪女性はダメなのか…」

 

誠が頭を抱えている。まぁいいっか。

 

「まぁ、ここなら、安全だし。学校の授業もそれなり教えられる」

 

前回の供物で、夏綿けい子を貰った。A級ライセンス持ちの教師であるので、大抵の教科は教えられるらしい。我が家の家庭教師枠だ。

 

「魔法も習えますか?」

 

「魔法か?あの帝国の魔法大系が判らないけど、他の大系なら教えられる」

 

そういって、ルミアの頭を撫でた。スタイルは良いし、手元に置いておきたい♪将来枠にしたい。現状は結花、千草がいるし♪

 

「お父様、いやらしいです!」

 

リヴェリアが噛みついてきた。僕の娘は全員、僕のエロ心が読めるのだった。

 

「なんでだよ?健全な男子の夢だろ?」

 

「ならば、私もその枠に入れて下さい」

 

「娘には手を出さないと決めているんだよ!」

 

「じゃ、その子も娘にしてください」

 

リヴェリアがルミアにライバル心を剥き出しにしている。どうした?

 

「あの…娘さんがいるんですか?」

 

ルミアに訊かれた。

 

「そこにいるのは娘達だよ」

 

リヴェリア、アイズ、ティオナ、紅、緑を紹介した。

 

「こんなに…すごい…」

 

そこに感動されても…

 

「おい、シュウ!彼女を連れ戻ってくれ。ここじゃダメだそうだ」

 

「ルミアを囮にでもするのか?あの性悪の紅髪は!」

 

はっとした誠。先方と交渉をしてくれている。

 

「私…囮だったんですか?」

 

「それしかないだろ?こんな安全な場所から、危険な場所に戻れって…僕みたいな思考でないなら、囮以外に使い道は無いだろ?」

 

「え?周太郎さんみたいな思考って?」

 

あ…やらかした…娘達が唖然としている。

 

「う~ん…ルミアを将来的には、彼女にしたいかなって…ダメだよな」

 

手の内を晒してしまった。ダメ男である。凹む僕…

 

「ダメでは無いです。光栄です。って、なんで将来的に?」

 

そこが疑問なの?この子、天然が入っているのか?銀髪のハーフエルフが脳裏を掠めた。

 

「いや、現状は…うん、成長待ちかなって。まだ、大人の交際は無理でしょ?」

 

何かを想像したルミアは顔を真っ赤にして俯いた。

 

「はい…ご配慮…ありがとうございます」

 

やはり無理だよな。無理やりは今後に影響するし。

 

「おい!シュウ!戻せって…お前の言う通り囮役だそうだ。テロ組織をあぶり出す為のな」

 

「断る!彼女を囮には使わせない。どうしてもって言うなら、僕達が相手になる」

 

「おい…彼女一人の為に戦争をするのか?!」

 

「護りたい者を護るだけだよ、誠。それが僕だ♪」

 

「まったく、お前と来たら…もう少し交渉するよ」

 

相手と交渉をしてくれている誠。

 

「あの方って…兵藤誠様ですか…」

 

ルミアに訊かれた。誠は有名人だからな。

 

「そうだよ。『英雄』兵藤誠だよ」

 

それに対し、僕は『鬼畜』であるなんて、言え無い…

 

「周太郎さんは、誠様を顎で使える立場なんですか?」

 

「まぁ…」

 

「どうしてですか?」

 

まずい、やらかしそうだ。話題を変えないと…

 

「天空城に興味があるのか?」

 

さっき、頭を撫でた時に、記憶を少し読み込んだ。

 

「え?それは…私では無いです。親友のシスティーナの夢ですよ。『メルガリウスの天空城の謎を解く』って夢を持っているんです」

 

話題は変えられた。セーフかな?娘達がジト目で僕を見ているが、気にしないように、スルーしておく。

 

メルガリウスの天空城とは、古代文明の残滓とか神の御座とか、世界全ての叡智が眠るとされているらしい。どこかの城に似ている。う~ん…

 

で、メルガリウスの天空城を舞台に、正義の魔法使いが魔王を倒して、御姫様を救うって童話があるらしい。魔王なんか倒してもなぁ…

 

「天空城の事を何か知っていらっしゃるんですか?」

 

「うん?う~ん…」

 

「お願いです。知っていらっしゃるなら、教えてください。必ず、大きくなったら周太郎さんの彼女になりますから♪」

 

はい?頬をうっすら赤らめて、ルミアが僕を見つめていた。

 

「落としましたね。お父様…」

 

リヴェリアの冷めた声…何を落としたと言うのだ…

 

「愛情を知らないお父様には、理解出来ないでしょうね」

 

って、緑…う~ん、ビンゴだ。意味がわからない。

 

「はぁ~」

 

紅が溜息を吐いているし。何が起きたんだ?

 

「シュウ!彼女を連れて戻ってくれ。ダメだ…お前の怖さを知らなすぎるようで、話にならん!」

 

誠が疲れた表情で、あきらめたようだ。戦争になっても良いってことだな。

 

「じゃ、出撃するか♪」

 

--------

 

キャッスルドランに、ルミアを連れ帰る。

 

「天空城…周太郎さん…スゴいです♪」

 

窓から雲海を眺めているルミア。

 

「玉座に座るか?」

 

「え?神様の御座ですよね?」

 

「かまわないよ。僕が許可する♪」

 

恐る恐る玉座に座るルミア。

 

「シュウ!ダメでしょ?そこは、あなたの席よ!」

 

ガブが固い事を言う。

 

「えっ?!周太郎さんの席?えぇぇぇぇ~!周太郎さんって、神様?」

 

「エロ神だけどね♪」

 

って、ガブがルミアを席に座らせた。ダメって言ったのは、お前だろ?!

 

「これで、あなたは、シュウの傍にずっといるのが義務だからね♪」

 

「はいっ…」

 

小さく頷いたルミア。なんで義務化するんだ?自由意志なんだろ?恋愛ってものは。違うのか??

 

「愛を知らないのに、恋愛を語らない方が良いですよ♪」

 

って、エリザベス。そうなのか?

 

「あの…」

 

ルミアは二人に声を掛けた。

 

「私はガブリエル。彼女は女神のエリザベスよ」

 

「え?女神様…周太郎さんのお嫁さん?」

 

「お嫁さんでは無いですよ。愛人です♪」

 

笑顔で答えるベス。

 

「女神様を愛人って…周太郎さん…」

 

「ルミア、気にしていたら、ここでは生きていられないぞ」

 

女神はベス1柱だけではないし…

 

「そろそろ着くが…フィーベル家の屋敷に降臨させれば良いのか?」

 

副官のフィンに訊かれた。

 

「まぁ、違ったら、逃げ帰るだけだ♪」

 

「わかった。屋敷の上空に着いた。いつでもいいぞ!」

 

じゃ、行くか♪

 

-------

 

フィーベル家の屋敷に転移した。銀髪の少女の部屋に降臨したようだ。

 

「え?ルミア…その男に誘拐されたのね?!」

 

いきなり誘拐犯にされている。

 

「違うのよ、システィーナ。彼は周太郎さん。私の未来のダーリンです♪」

 

え?ダーリンって…なんで?

 

「ちょっと…どうしたの?そんな胡散臭い男に騙されたのね~!」

 

なんか大事になりそうだけど…

 

「騙されていません。天空城…招待されました」

 

システィーナという少女が固まった。コイツが天空城好きな奴か?

 

「ねぇ…招待って…ねぇ、どういうこと?」

 

ヨロヨロと近寄ってくる。コイツ、メンタルが弱いのか?感情がジェットコースターか?苦手かもしれない。

 

「ふふふ♪」

 

ルミアが不敵な笑みを返した。エス気質かな?

 

「どうしたのだ、システィーナ」

 

家の者達が、部屋に入って来た。

 

「ルミア…あなたが兵藤誠様の代理人ですか?」

 

そんな肩書きなのか?取り敢えず、頷いておく。

 

「そうですか…話はお伺いしています。ルミアを護ってください」

 

この家の当主らしきおっさんに頼まれた。

 

-------

 

で、ルミアと暮らすことになった。彼女の部屋に同居である。あのシスティーナが大反対をしている。

 

「ルミアと同室?間違いがあったら、どうするのですか?」

 

「私は周太郎さんなら、問題無いですよ」

 

って、ルミアが笑みを返す。

 

「だから、あなたは騙されているのよ。気づきなさい。う~ん、おい!お前、私と勝負しなさいよ!」

 

勝負?なんのだ?

 

「早食いか?」

 

「違う…魔術で勝負よ!」

 

「いいよ♪」

 

屋敷の庭に出た。そこで、システィーナと向き合う僕。そして、徐に呪文を唱え始めた。あれ?開始の合図は無いのか?どうするかな…透過すると屋敷が大惨事かな?そうなると、『マホトーン』を発動して、詠唱不可状態にした。システィーナは口をパクパクさせているだけである。自分に酔いしれているのか?声が出ているかを気にしていない。では、瞬動術で懐に入り、胸をモミモミ♪

 

「えっ!何をしているのよ~」

 

指で乳首をコネコネ♪

 

「止めて…ねぇ…」

 

谷間に顔を埋めてモフモフ♪

 

「どうして…こんなことを…」

 

最後に耳をハムハム♪オマケで、頬にチュウ♪

 

「…」

 

「勝負ありだな。システィーナ、気づかなかったのか?お前は詠唱不可の術を食らったようだ」

 

当主様は気づいてくれていた。気づかなかったら、単なる変態に見えていただろう。

 

「高等魔術ですね…詠唱不可なんて魔術を無詠唱で使われるとは…」

 

ルミアが誇らしげに、僕の腕に抱きついて居る。一方のシスティーナはワナワナと震えていた。

 

 

 

 

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