※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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SS:ピンクの悪魔Part4*

---シュウ---

 

摩天楼を思わせるビル群にいる。キディと海坊主が、それぞれ最適なポジションに移動した。ここはGGOの世界である。イベントが開催と言うことで、参加したのだが…

 

今回の6名は、アスナ、レン、蘭、僕にキディと海坊主である。キディはスカさん特製の拳銃タイプの波動カートリッジ砲を試したいそうだ。こいつは、拳銃タイプの波動砲であり、とても現実世界でなんか使える代物ではない。一方の海坊主もスカさん特製の拳銃タイムのレールガンを持ち込んだ。拳銃タイプでありながら、滑走距離は2Km相当という化け物である。

 

蘭はナックルとナイフ装備の近距離タイプの戦士である。生身の身体ではなく、レン同様にアバター姿となっている。

 

「スタート地点がビル群とは…運が良い」

 

ご満悦の海坊主とキディ。で、1回目のスキャン…ビル群に5、目の前の森に5だ。前回前回よりも乱戦を期待してか、参加チームは50近くらしい。

 

アスナがスキャン結果を海坊主とキディに知らせた。その結果、崩落していくビルが多数。

 

「ビルが消滅しましたよね…」

 

レンがビビっている。たぶん、あれは波動カートリッジ弾だろう。レールガンの方は、一点ぶち抜きに適しているから。森の方で火の手があがる。海坊主が爆弾を撃ち抜いたようだ。

 

「で、シュウの今回の獲物は?」

 

アスナに訊かれた。

 

「ピトの本体と、チームシンクロの本体達かな♪」

 

ピトの方は試食済みである。チームシンクロは、レンの通っていた大学の付属高校の新体操部の女子6名だそうだ。アバターはあまり良い女では無いが、実物はかわいいそうだ。

 

「じゃ、僕は別行動でいいか?」

 

「位置情報はどうするの?」

 

リーダーの持つ情報端末に10分ごとに、敵の位置がスキャンされて、送られてくるのだ。

 

「スキャンデータをアスナの脳裏へ転送する。アスナが指示しろ。僕が囮になる♪」

 

僕がアスナ達から離れれば、アスナ達を補足するのは難しいはずだ。

 

僕は空気に同化して、まずビトを探しに出た。

 

 

 

---ピトフーイ---

 

エムと二人で参加である。スタート地点は森だった。1回目のスキャンまでに、都市部の近くまで移動していく。1回目のスキャン時には、ビル群が見える位置まで来た。スキャン開始と共に、森の奥で火の手が上がった。

 

「腰にぶら下げている爆弾を、狙撃されたんだろ」

 

って、エムがほざいているが、私の目の前では、ビルが崩落していく。

 

「なんだ、あの威力は…ビルを崩落だと…」

 

高層ビルが一瞬でガレキの山である。その時、身体に異変が…あの感覚だ。目の前にエムはいる。じゃ、誰が私を…心拍数が上がっていく。下半身に力が入らない。

 

「どうしたんだ、ピト…」

 

胸を揉まれ、乳首を甘噛み…濡れていく…ジャバジャバと音を立てて、濡れていく。そんな感覚を下腹部に感じている。

 

「あっ…ダメだ。止めろ!」

 

見えない敵に襲われている。四つん這いにされ、腰を手で掴まれている。ダメって…

 

「あっ…」

 

絶頂の彼方へ飛び去る私の意識…終わった。

 

 

 

---シュウ---

 

ピトの本体を攻略して、ピトの元に行くと、レンの相棒だったエムがいた。

 

「あれ?エムじゃん。今回も人質決定だよ♪」

 

「お前…あの時の…」

 

腰を抜かしているエム。ピトを抱え、3人で拠点まで転移した。

 

「ピトさん…彼女に何をしたんですか?」

 

レンが喰って掛かってきた。

 

「説明しただろ?ピトの本体を食うってさぁ。本体が意識を飛ばしたんだ。アバターだって意識は無いよ。で、状況は?」

 

「都市部の敵は殲滅出来たんじゃないかな?森にいたやつらは、屠ったか逃げたかな」

 

って、アスナ。

 

「じゃ、狩り場を変える。アスナ達はピトを人質として、市街地へ向かえ」

 

ピトのポッケからピト達の位置情報端末を盗み取った。

 

「エムはピトを運べ。エム達が妙なマネをしたら、エムは殺して、ピトは半殺しだ。頼むぞ、アスナ。僕は次のスキャン時に荒野あたりを目指す。って、あと2分簡か」

 

急いで移動する僕。

 

 

 

---ピトフーイ---

 

後手で縛られて、口を拘束されている。自殺防止か?誰かに背負われているようだ。どこかに運ばれているのか?

 

「市街地に反応が15だった。赤い屋根のお家以外、壊していいわよ。あそこを拠点にする。散会!」

 

リーダーの女性の声、散り散りに展開するメンバー達。あっ!レンがいる。レンのチームか?

 

「あら?お目覚めですか?女王様♪」

 

知らない女性…先程のリーダーの声だ。

 

「本体はエラいことに、なっているんじゃないの?」

 

何で知っているんだ…下腹部が不快である。やりたい放題した挙げ句、パンティーを履かせるなんて…胸は唾液塗れ体液塗れの状態で、ノーブラでTシャツ着せられたようだ。早くログアウトしたい…シャワーを浴びたい…

 

「あなたと、エムさんは人質よ♪最後の2チームになったら、解放してあげるわ」

 

あと1時間くらい、このままなのか…屈辱である。って、豪快な爆発音…家のあった場所にクレーターが出現…なんだ、アノ威力は…

 

湖方向で火の手が見えた。狙撃か…どこから?目の前で大柄の男女が、窓際を陣取り、拳銃を撃っている。撃った直後、火柱やクレーターが出現している。こいつらがやっているのか…拳銃にそんな威力は無いはずだ。

 

「キディさん!クレーターだと隠れ場所を増やすだけです。ソレは止めて貰えませんか?」

 

「あぁ、そういう意見もあるな。じゃ、後一発な♪湖に撃ち込むとどうなるんだ?」

 

引き金を引いたが発射音は聞こえず…時間を置いて、湖に巨大な水柱が発生した。

 

「マズい…津波が来るのか?じゃ、こっちで鎮圧だな」

 

違う大型の銃を放つと、こちらに向かってきた大津波が、消えた…

 

「キディさんですか?!死ぬかと思いましたよ!」

 

怒り心頭のレンが、ずぶ濡れ状態で家に入ってきた。

 

「波に飲み込まれたのか?」

 

「です!蘭さんに助けられなかったら、水死したレベルですよ!」

 

プンプンしているレン。なんだ、あの威力は…

 

 

 

---シュウ---

 

派手にやらかしているな。湖組は全滅ではないのか?森組もビト達以外全滅だし。あとは荒野と神殿か…

 

目指した獲物は荒野でゲットした。だけど、どれも本体が小さすぎた。入れると避けちゃいそうだし、縛りがいの凹凸の少ないボディだし。う~ん…2年待ちだな。って、ことで、ここで消えて貰う。

 

で、アスナ達の元へ…

 

「僕の方は終わったよ。シンクロ達はダメだ。2年待ちだな」

 

「だから、小さいよって言いましたよね?」

 

レンの情報は確かだった。

 

「ピトの本体はおいしかったけど♪で、撤収しよう。楽しめる相手はいないし」

 

「そうですね。反則級が2名いるので、近くに敵はいないと思いますよ」

 

ピトに彼女の位置情報端末を返し、僕達は撤収をした。

 

 

 

---ピトフーイ---

 

こんなに充実感の無い優勝ってなんだ?結果、私達のチームしか残っていなかった。兎に角、ログアウトしないと…

 

ログアウトすると、予想通りだ。直ぐにシャワーを浴びに行く。アイツ…何者だ?許せない…って、うっ…あぁぁぁ…

 

後から抱き締められ。胸と腰を撫でられている。でも、相手の腕は見えない。見えない何かが体内で蠢いている。口元からヨダレが…ツバが飲み込めない…

 

固く立った乳首を摘ままれて、捻られて、押し込まれて…遊ばれている。

 

「あぁぁぁ~…ダメ…いくぅ~!」

 

イッた瞬間、気配が消えた。シャワールームの床にしゃがみ込む私。

 

------

 

翌日、レンの本体である香蓮の家へ向かったのだが…引っ越したそうだ。大学に問い合わせると、辞めたって…ゲームをやる余裕があるのにどうして?レンとコンタクトを取りたい…そうだ!アルフガンに行けば…

 

自分の部屋にも戻り、アルフガンへログインをした。ログインして直ぐ、レンへ会いたいとメッセージを飛ばした。しばらく待つと、レンがやって来た。蘭という女性とアスナって女性もだ。

 

「どうしたんですか、ピトさん…」

 

「昨日のパーティー…あれはなんだ?」

 

「あれですか?ここに半分がいますけど…」

 

半分…この3名が、そうなのか…

 

「あの武器は何だ?あんなスペックの武器は知らないぞ!」

 

「あぁ、あれは、うちの研究所の特製ですよ」

 

って、昨日のリーダーの声…そうか、こいつかぁ…アスナって女性だ。

 

「研究所ってなんだ?」

 

「あなたは訊くばかりですね。答えを知るには、あなたも何かを、差し出さないといけませんよ。いいのですか?」

 

何を差し出せと言うのだ?

 

「お前の命だよ♪」

 

昨日の男性の声…

 

「やぁ、神崎エルザさん♪君の命と引き換えでなら、教えてあげるよ」

 

何を言っているんだ?この男は…逃げないと…あれ?ログアウト画面が出ない…

 

「ログアウトは出来ないよ♪君の本体は、もう収納したからね」

 

収納…

 

「もう、君はその姿が基本だ。ようこそ、デスゲームに…なんてねぇ♪」

 

いや、デスゲームだろ?ログアウト出来ないって…

 

「明日のスポーツ新聞の1面は、『神崎エルザ、謎の失踪』かな♪」

 

何を言っているの…私はここに…あっ!ここは仮想現実世界…

 

「そういうことだ。でも、ここがリアルの世界だとすると、向こうが仮想世界かもしれないよ。現実と虚構は紙一重だからね」

 

「ここから出せ!」

 

「もう、無理だよ。だって、戻るべき身体が無いんだから」

 

身体が無い…

 

「だから、収納したって、言っただろ?君の本体は、ここの収納カプセルに保存してあるよ。いつでも出来る様にね♪」

 

コイツが私をレイプした男か…

 

「だとしたら?君の望みは、死と隣り合わせの戦いだろ?君の身体を供物に、願いを叶えてあげただけだよ♪」

 

何を言っているんだ?

 

「レン…どういうことだ?!」

 

「うん?団長の今日の説明は、分かり易いですよ」

 

キョトンとして私を見るレン。レンは嘘を吐けるヤツじゃ無い。じゃ…

 

「ようこそ!幽玄龍騎士団の下部組織、アルフガンへ♪」

 

「幽玄龍騎士団?」

 

「そうだよ。君が望む、死と隣り合わせの騎士団だよ。まぁ、アスナ、頼んだよ」

 

「了解です、団長♪」

 

あの男は去っていった。

 

「じゃ、入団決定ってことで、先程の答えを教えます♪あの武器は騎士団の研究所で開発中の拳銃タイプの波動カートリッジ砲と、拳銃タイプのレールガンです」

 

なんだって…レールガンだって…

 

「レールガンの射程は5Kmです」

 

5キロ…ビル群から森の中を狙撃したのか…

 

「じゃ、今日はレベル3を制覇だな。メンバーが増えたし♪」

 

って、メンバーの頭数に入っている私。

 

「本当に戻れないのか?」

 

「戻れませんよ。レンちゃんも戻っていないでしょ?」

 

ここって…夢じゃないのか…ゲーム内じゃないのかぁぁぁぁ~!

 

-------

 

翌日、ゲーム世界で、リアル世界の新聞に目を通している。確かに『神崎エルザ、謎の失踪』って見出しが躍っていた。

 

失踪なんかしていない。私はここにいるのに…アルフガン…導かれる者しか、手に入らないゲームらしい。あれが目に入った時点で、私の生きる道は1つに選抜されたようだ。

 

「まぁ、たまには本体で、任務もあるけど、こっちが本体だから、あっちがアバターって感じになるみたいですよ」

 

って、レン…う~ん、夢では無いのか。もうエムを虐められないか…あいつに虐められるのか…

 

「団長は滅多にここに来ませんよ」

 

来ない?なんでだ?

 

「言っていたでしょ?ここは下部組織で、鍛錬の場です。団長はお仕事で戦場を行き交っているので、忙しいそうですよ」

 

息抜き…いや、溜まっている時にだけ、ここに来るらしい。無茶苦茶にされるのか、なんかゾクゾクする。楽しみだ…

 

 

 

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