---シュウ---
「君はどうしたいんだ?」
僕の言葉に驚く青年。
「お前には、俺が見えるのか?」
「あぁ…で、君は何がしたいんだ?」
再度、言葉を替えて訊いてみた。
「俺は…こうして、みんなを見守っていたい…」
「見守るだけでは、何も解決しないぞ」
悔しそうな表情の彼。
「今更どうしろって言うんだ?もう、肉体は無いんだぞ!」
「君が望めば、創ってやる。供物は必要であるが…」
「供物だと…俺には、何も無い…」
「お前の知り合いの女体で手を打つ♪」
「女体?お前は何者だ?」
「僕は、通り縋りのエロ好きだよ♪」
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久しぶりに姉ちゃんからの案件だ。なんか厄介そうだ。パスしたい。結城と千草をプレイをしていたい♪
「たまには仕事をしなさい!」
結城と千草のボディに嫉妬全開の姉ちゃん。
「嫉妬なんかしていないよ~」
「ミトとのようなプレイをしたいけど、姉ちゃんを殺すと、生き返らせるのが大変そうだよね」
「お前くらいだろうね。屍姦プレイをする為に、宇宙神を殺そうと思っている不届き者は…」
「じゃ、帰るよ♪僕は不届き者だからね」
困った顔をする姉ちゃん。
「亘の意地悪ぅ~」
拗ねたように見せる姉ちゃん。
「で、案件の内容は?」
「ある世界で、人間がとんでもないマシンを作り上げた。魔なる者達を新たなエネルギー源にするらしい。囚われた魔界の者を助ける為に、魔界の王が動き出すようだ。人間はその王すらも捕らえ、エネルギー源にしようとしてる。阻止できるか?」
魔法師を糧にした融合炉の魔なる者版か…
「供物は?」
「現地で調達しろ」
「可愛い子いる?」
「魔界の王は女性のようだぞ」
それは、虐めがいが有りそうだね♪
「下見しだいだ」
そして、現地へ転送された。
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「お前は何者なんだ?なんで、俺が何故見えるのだ?」
僕を警戒する青年、人吉爾朗。
器を失った彼は、精神体として、この世界を見て回った居る。決して、彼の言うような見守りでは無く、見て廻っているだけである。実際問題、彼が何かしたくても、何も出来無い。身体を持たない彼は、もはや介入することは出来ないのだ。
「どうするんだ?魔界の者達に危機が訪れているようだけど…指をくわえて見て居るだけか?」
悔しそうな表情の彼。
「お前は何者だ?」
「僕が何者かは問題では無い。君に取引を持ち替えているだけだよ♪断るのであれば、それでもいい。別の処から供物は貰う」
「悪魔の取引か?」
「悪魔?そんなチンケな存在と一緒にするなよ」
「わかった。取引に載ろう。で、供物に誰を要求するんだ?」
「星野輝子と鬼野笑美だな」
「輝子は残留しているが、笑美は移住しているぞ」
「その移住先ごと、囚われている」
「なんだって…」
この世界の表面しか見えない彼に、分からないことだ。
「あの場所内の魔物、超人を糧にエネルギーを得るらしい」
「人間は、愚かなマネを…」
「あぁ、そうだよ。後は、残留している魔界の姫君を捕らえれば、装置が起動するらしい。どうするんだ?」
「輝子を救いたい。笑美もだ…」
「じゃ、契約成立だ♪」
先ず、精神体である彼の魂を創造し、彼の記憶から身体を創造して、蘇生術♪
「お前は…そうか…だから、供物か…だが、俺の助けたい者を供物って!」
言いたいことはわかるけど、
「飽きたら、返すよ。少し遊びたいだけなんだよ~♪」
苦笑いを返す彼。