スカウト一人目
捕獲したルプスレギナというメスを調教している。
クチュ…クチュ…と、彼女の口からはイヤらしくも、そそる音がしている。
「おい!空いている手で、お前のイヤらしい身体を準備しろよ」
涙目の彼女は、自分の手で自分の陵辱していく。口での奉仕を続けながら…
「お前の香りはこれか…では、味わうか」
彼女と交わる。初めての行為で戸惑う彼女。しかし、徐々に快楽の海へと沈み、波に逆らわずに、受け入れている。
「なぁ、お前の主と僕…どっちと手を組む?」
コイツの主は、肉体が既に朽ちているリッチである。なので、女を愉しませるアレが無い。
「それは…傍に置いて欲しいっす」
服従の印なのか、大口を開けて、僕のアレを頬張っている。じゃ、アイツのいるナザリックに行くか。
◇
イッセーの世界の脅威は、当分なさそうなので、この隙に、弟子達の鍛錬場と、新たなる玩具を開拓する為の仲間をスカウトすることにした。使える仲間はいくらでも欲しい。統べる世界が多いので、常駐員が不足しがちで、案件もそこそこあるし。
要は、僕と共に悪さの出来る仲間が欲しいというか。
◇
ナザリック大墳墓。地下に伸びるダンジョンのような造りである。地上部分は神殿風であるが、どういたぶるかな。ルプスレギナの案内で、ナザリック大墳墓に足を踏み入れようとした時、早速の歓迎が待ち受けていた。
「ルプスレギナよ!その者は何者なのですか?」
リーダー格の戦闘メイドが訊いてきた。一見、優秀な秘書っぽい、ユリ・アルファである。ルプスレギナによると、プレアデスと呼ばれる戦闘メイド部隊の同僚だという。すかさず、『催淫』を発動して、無力化を図るが、2体程効果が無いようだ。性感器官が無いのか?では、『身体停止』を発動して、動きを止めさせた。そして、全員に僕の印を刻み込んだ。これで僕の下僕である。動きを止めた者達だけ連れて、奥へと進む。
「何者でありんすか?」
好みでは無い女性が現れた。なので、素手で触り、灰にした。僕の身体は魔なる者、闇なる者が触ると灰になり、それ以外の者達は燃え尽きていく。仲間になれば、そうでも無いけど。大抵は属性オーラをリミッターで制限している。むやみに消すのはつまらないから。
「この部屋です」
ルプスレギナが扉を開けて、室内へ足を踏み入れた。
---アインズ・ウール・ゴウン---
ルプスレギナが、シズとエントマと見知らぬ者を連れてやって来た。
「ルプスレギナよ、その者は何者だ?」
「私の新しい主様っす♪」
何?新しいだと…それもとても嬉しそうに報告してきた。
「どういう意味だ?」
「あれあれ?アレが無い分、察しが悪いんっすか?」
彼女の視線は俺の股間の辺りを見つめている。アレって、アレか?肉体が朽ちた俺には、無い。って…誰だ!そんな知識を教えたのは…
「僕だよ」
見知らぬ奴が声を上げた。コイツ…俺の心が読めるのか…
「ふふふ…、君の本名も知っているよ。サトル君♪」
こいつ…プレイヤーなのか?俺を知っているのか?こんなアバターのプレイヤーは知らないのだけど。見た目、単なる高校生に見えるのだが…武器も防具も持っていないし…この世界において、有り得ない恰好である。
「僕はプレイヤーでは無いよ」
「何者だ?」
「通りすがりのエロ好きだ」
こんな場所に通りかかるなんてことは無い。タダ者では無いのはわかる。笑顔ではあるが、威圧感が半端ない。無呼吸でも大丈夫なのだが、息苦しいし。
「君なんか、倒すのは訳無い。腰に見える赤いタマを抜いて、浄化すれば、灰になるだろうね」
何…目の前の男性は背中に天使の翼を展開した。リッチが唯一敵にしてはいけない属性持ちだ。その上、『強奪』持ちなのか…天使系は持てないスキルのはず…
「あぁ、僕はこう見えても、聖属性な闇の者だから」
最悪な敵では無いか…俺よりもチートなジョブがいたのか…聖属性で闇だと…有り得ない。闇の者が聖属性になれる訳が無い。
「あぁ、ジョブでは無いよ。種族だよ。ジョブはネクロマンサーな魔導戦士だ」
ネクロマンサー…魂を操れるのか…コイツ…危険過ぎる。目配せをして、コキュートス、デミウルゴス、セバス・チャンに襲わせた。だけど…
「攻撃が入らないだと…」
デミウルゴスの渾身の一撃が、効かなかった。セバス・チャンの強烈な打撃もだ。コキュートスは見せしめなのか、灰になっていく。
「その二人は使えるので、無傷にしておく。言っただろ?僕は聖属性な種族だ。素手で触れるだけで、お前らなんか灰に出来る」
デミウルゴスと、セバス・チャンが固まっている。触れたら、最期である敵と認識したようだ。
「あい~ん!を配下にする。なぁ、お前って、志村けんのファンか?」
「俺はあい~ん!では無い。至高なる王アインズ・ウール・ゴウンだ!」
「はぁ?恥垢なる竿なのか?アレの代わりに、挿してあるのか?」
コイツ…ルプスレギナが笑っている。許せぬ…
「表情は分からなくても、心の動きは手を取るように見えているよ。君に勝ち目は無い。配下になりなよ」
「ふざけるな!」
だが、戦ったら負けは見えている。ここで終わるのか…くそっ!
「では、取引をしよう。配下になれば、君に無い能力を授けてやる」
無い能力?それは興味があるなぁ。
「異性と交わる能力だ。あぁ、物理的には無理だよ。君のキャノンを納められる器は、巨人族くらいだろうから。だから、感触を君にフィードバックする。アインズ版催淫の術だ。どうだ?悪くない取引だろ?竿無しの君にとってさぁ」
そんな術あるのか?有るならば。欲しい。是非、欲しい。配下になるのイヤだけど…
「じゃ、取引は成立だ」
イヤだと言ったのに、取引が成立していた。空かさず、アイツはピンク色のタマを俺に向かって投げると、それは俺の身体に入っていった。
「僕のお気に入りには発動はしない。アルベドで試してみな」
アルベドで試して見た。なんだ、この気持ち良さは…
意識が戻ると、体力が半分くらいなっている。アルベドが果てて意識を飛ばしている。強烈な刺激故、こんなにもダメージを喰らうのか…迂闊に性行為は出来ぬな。
「裏切ったら、アマゾネスの巣穴に落として、アマゾネス達に回させるからね♪」
おい!それって…悶絶死という言葉が脳裏を闊歩している。ダメだって…そんなことは…アルベド一人で体力が半分消えたのだ…回されたら…コイツ、俺よりも残虐な奴かもしれない。
こうして俺は、自称エロ神である、最凶なる相棒を得たようだ。話を訊くと、並行世界でも仲間になっているらしく、同化吸収という現象を体験し、更に強化された俺。