---シュウ---
スライム君の世界で平和を満喫していたのに、次の案件が入ってしまった。まぁ、弟子達は当分、あそこで鍛錬だな。あのゼギオンを一人で倒すことを皆に伝えて、次の案件先に赴任した。まず、状況を確認して、適材適所の配置を考えないと…
って…なぜ、ミリムとクルムが一緒にいるんだ?この二人だけ、この世界は滅亡するんでは無いか?
「シュウ!今日の分は無いのか?」
あぁ、シュナがまだ回復していないから、ココナツサブレ狙いか?二人に今日の分を分配した。
周囲を見るが、普通の近代日本のような街並だけど…案件内容は、禁書目録を奪い取ることとある。この世界において、危険な書籍なのか?
街中を彷徨うと、橋の上で少女と少年が戦っていた。雷撃系の少女、異能キャンセラー系の少年のようだ。
「クルム、ミリム、ちょっと運動して来ていいよ」
嬉しそうに、少年と少女をボコりに行く二人。
「何?効かない…」
雷撃系の攻撃がまったく効かないクルム。少年は既に意識は無いようだ。ミリムは力技だから、キャンセル出来ないし。
さて、少女を味見するかな…クルムとミリムはココナツサブレを堪能している。
「何?何するの?」
肩まで届く短めの茶髪で、胸は成長途中か。
「なぁ、訊きたいことがある。禁書目録はどこにあるんだ?」
「知らないわよ!」
股間に指を這わす。うん?見せパンを履いているのか?衣服は透過するから厚着しても無駄だし。
「え…なんで…ダメ…そこは…」
初めてなのか?だけど、適齢期のようだ。彼女にコネクトインをして、記憶を探る。名前は御坂美琴。中学生で能力は「電撃使い(エレクトロマスター)」、必殺技は「超電磁砲(レールガン)」かぁ。青田買いしたいなぁ。
唇を重ねてみる。口を固く閉じているが、舌を透過させて口の中に潜入して、味を試食する。
「うっ!」
驚いた様な目で僕を見つめる少女。まぁ、驚くよな。舌が入って来たんだもの。少女から離れ、少年の怪我を癒やしてから、頭に手を翳し、記憶を読み取る。名前は、上条当麻。高校生で能力は「幻想殺し(イマジンブレイカー)」。右手で触れた異能の力は総て打ち消せるようだ。こいつにも、禁書目録に関して記憶が無いようだ。
「おい!待てよ!私の初めてをぉぉぉぉぉ~!」
美琴が僕に詰め寄って来た。
「じゃ、つきあってくれよ。おい!行くぞ」
クルムとミリムが近寄って来た。
「なぁなぁ、ここにはクッキーはあるのか?」
「美琴、クッキーを売っている店知っているか?」
こういうのは現地人に訊くのが、確かだと思う。
「クッキー?知っているけど…この子達、アナタの子供?」
「いや、違うよ、この子達は魔王だよ」
「魔王?」
美琴が固まった。
「機嫌を損ねると、この世界が消えるぞ」
「嘘っ、ジョークでしょ?」
「主様は嘘が吐けないスキル持ちだよ」
って、ミリム。
「嘘の吐けないスキル持ち?」
「うん、不便だよ。結婚詐欺師向きではないスキルだよ」
「何?そのスキルは…」
呆れるように僕を見る美琴。
「どうやって、私の中に入ったのよ~!」
「透過スキル持ちだよ。衣服や皮膚、筋肉を透過でき、内臓を直に触ることができる」
試しに胸を触る。中学生にしては、良い形である。
「えぇ~!服の上から、乳首を捏ねないでよ~」
股を閉じた美琴。濡れたのか?股間に手を翳し、浄化・清掃コンポを発動した。
「今、何をしたの?」
「汚れた部分を洗い流し、乾燥させたんだよ」
◇
美琴にクッキーの売っている店を教えて貰い、クルムとミリムに買ってあげた。
「これは明日の分だよ」
「ありがとなのだ」
「うん」
嬉しそうに、それぞれのバックパックにしまっている素直な魔王達。
「ねぇ、連絡はどうすれば良いの?」
美琴に訊かれた。
「逢いたいを念じれば、対処はする」
美琴と別れて、禁書目録を探しに行く。
◇
公園に行くと、シスターらしい少女が行き倒れていた。う~ん、結構かわいい。抱き締めて、味見をしていく。恩恵として回復術を掛けて上げる。記憶もついでに読み込んでおく。名前はインデックス。10万3000冊の魔道書を記憶し、「魔道書図書館」という役割をになう禁書目録の少女のようだ。うん?この子で当たりか?彼女の記憶している魔道書を読破していくが、禁書ねぇ…この程度で…まぁ、書物になる時点でたいしたことは無いか。読破した10万3000冊の魔道書は、ドラン君の書庫へ書物形態で転移させていく。
彼女の首輪が目に入った。これって、奴隷の首輪かな?封印無効スキルで、首輪を外して、代わりに魔具の「奴隷の首輪」を嵌めてあげた。これで、持ち歩ける図書館になるかな。
「あれ?あなたは?」
「君のご主人様だよ♪」
「はぁ~い?」
戸惑うインデックスと共に4人でドラン君へ帰還した。まず、食事を与えないと、乳房が成長しないし。食堂へ連れて行き、食べたいだけ食べさせた。その後、アーシアとガブに頼んで、説明をして貰うことにした。
自分の部屋に戻り、手に入れた魔道書を、もう一度目を通していく。これのどこが危険なのか、分からないからだ。原典のようだが、これと言って危険性が感じられない。はて?
あぁ、「死霊術書(ネクロノミコン)」と「死者の書」は危険かな。後は…まぁ、人間が知って良いとは思えない原書が多いけど、危険性は少ない。危険な物は書に残さず、口伝で伝えるのが一般的だし。
コンコン!
ドアをノックし、インデックスが入って来た。
「禁書目録を盗み読んだのに、自動書記が竜王の殺息を発動し無かったの?」
自動書記とは、禁書目録の防御機能らしい。別名、ヨハネのペンと言われるそうだ。で、盗み人を迎撃する魔術のドラゴンブレス、竜王の殺息だという。
「あぁ、僕がヨハネの血族だからかな。後、僕はドラゴンマスターであるので、ドラゴン系の攻撃は一切受けない」
「チートでしょ…」
「かもしれない」
「ヨハネの血族なんだ…」
瞳を輝かして僕を見ているインデックス。何を期待しているんだか。
「ねぇ、ここにいてもいい?」
「この部屋か?」
首を横に振るインデックス。ドラン君にか。ここにいれば食いっぱぐれは無いしな。
「この城にか、いいよ。その代わり、移動図書館になってくれよ。お前に掛かっている、面倒なシステムは総て無効化してあるし」
「うん♪」
奴隷の首輪を嵌めた事は内緒にしておこうかな…
◇
アレコレ調べて、検証した結果、彼女の存在自体が危険なようだ。奪い合いの末の世界大戦が起きてもおかしくないみたいだが、僕の見解的には、クルムとミリムの放牧の方が危険が一杯だと思う…
目的の物を手に入れたのに、帰還命令が出ない。まだ、何かをしないとダメなのかなぁ?
そうなると、この世界のことを知らないとダメだな。現地人の美琴の元へ転移した。
「え!」
美琴が友人達とファミレスにいた。転移した先は美琴の隣であった。
「誰?この人?」
美琴の友人達に指を差され捲っている。
「あれ?どうしたの?」
美琴に訊かれた。
「美琴にアレコレ、教わりたいんだが…ここじゃダメだな」
美琴と二人で、静かな場所、インデックスを拾った公園へ転移した。
「何が訊きたいの?って、その前に、あなたの名前を訊いていないわよ!」
あれ?名乗って無かったっけ?
「シュウって呼んでくれ」
「そう…で、シュウは何を訊きたいの?」
「この世界のことだよ。どんな勢力同士が敵対しているんだ?」
「この世界?シュウはこの世界の人じゃないの?」
「まぁ…多くは語れないけど…」
美琴によると、超能力が科学によって解明された世界であり、科学と魔術の交差する世界であるらしい。それは魔法科高校の世界に近いのかな?
美琴に訊いたら、この世界には魔法科高校は無く、能力開発が、学校の時間割り(カリキュラム)に組み込まれているそうだ。ちなみに、美琴はレベル5で、第3位の能力者だそうだ。
「シュウのレベルはどのくらい?」
「わからないよ。レベルに囚われない攻撃を心掛けているから」
レベルの存在しない世界で産まれ育ったからなぁ。
「ねぇ、私の初めてを2つも奪ったんだから、彼氏になりなさいよ!」
「あと2年したらな」
「あと2年、この世界にいてくれるの?」
潤んだ瞳で僕を見つめる美琴。
「わからない。帰る条件を模索中だよ」
「じゃ、この世界にいる間だけでいいよ!」
そうなるのか…まぁ、奪ったのは事実であるからな。
「わかったよ」
美琴の肩を抱き、引き寄せた。だけど、
「君は何者かにゃー?」
って、銃を手にした奴が現れた。
「美琴…ファミレスに戻すぞ」
美琴をファミレスに転移させて、襲撃者に対峙した。
「そういう君は何者なのか?」
「この学園都市の裏方だぜい」
問答無用で銃弾が飛んできた。だけど、スルーするした。弾丸は僕の背後にあったビルに被弾したようだ。
「何?銃弾が効かないだと!」
相手の心臓を見えざる舌で一舐め、その場に倒れ込む男性。記憶を読んでおくか。名前は、土御門元春。メイドマニアの多重スパイのようだ。インデックスが首輪を外して、消息を絶ったせいで、各陣営がインデックスを追っているようだ。
「土御門を瞬間ノックアウトか…」
今度は女性の声のようだ。振り返ると、僕の琴線に触れる女性が刀を手にして立っていた。Tシャツにジーンズを着用し、長身でスタイルが僕の好みなポニーテールの美女である。Tシャツの裾を結び、おへそが見ているし。そそるなぁ。
刀で斬り掛かってきた女性。見えざる舌で、乳首を舐めて上げた。
「何?貴様…何をした?」
クリちゃんも舐め舐め…
「あっ!」
プチ昇天か?では、見えざる肉棒を差し込んでみた。
「何…やめろぉぉぉぉぉ~!!」
すかさず『身体停止』『催淫』を発動してみた。泡を吹いて、その場に倒れた女性。お持ち帰りだな。
◇
調教部屋に連れ込んだ。女性の名前は神裂火織。土御門の仲間で、天草式十字凄教という宗教組織の者のようだ。
「やめて…いやぁぁぁぁ~」
剣士の女性は、単なるメスとなった。弱々しい悲鳴を上げている。後から前から堪能中である。透過してのプラグインなので、彼女の着ている物は、既に体液塗れである。
「なんで、僕を襲ったのかな?」
「それは…あぁぁぁぁ~!」
見えざる舌で体内を舐めていく。
「早く答えないと、子宮内を舐めるよ」
「やめてください…もう、やめて…」
自ら僕のモノをお口に頬張る火織。
「うっ、うっ、うっ、うぅぅぅっ」
「そう…答えないのか。じゃ、君の仲間をここに連れて来て、君の目の前でいたぶるか?」
「ダメ…止めて!」
火織の脳裏に浮かんだ女性を『強奪』した。
「五和…」
強奪した女性の名前を漏らした火織。
「どうしたんですか?ここはどこですか?」
『脱衣』『緊縛』で五和の動きを封じた。
「え?なんで…」
突然の事態に、固まる五和。
「やめて…五和には手を出さないで!」
火織の悲痛な叫び。
「答えるのが先だろ?」
五和の脚を大きく開かせて、顔を股間に埋めていく。
「やめてぇぇぇぇぇ~!」
体内に顔を埋め、五和を味わう。
「ダメ…いやだよぉぉぉぉぉ~!」
「わかった…話すから…止めてください!」
五和から離れ、火織の元へ行く僕。
「で、なんで、僕を襲ったのかな?」
答えない火織。しょうがない。五和に『催淫』を発動した。慣れない刺激で、プチ絶頂を繰り返す五和。体液が色々な部位から溢れ出していく。
「わかった…わかりました。話します。インデックスが消えたから…そこに、この街で見かけたことが無い、あなたに狙いを定め…」
予想通りの答えだな。目の前の二人にも『奴隷の首輪』を嵌めておく。僕の好みだからねぇ。
「じゃ、今日はここまでにしてあげる。また、遊ぼうな」
土御門が倒れている辺りに、二人を転移させた。あぁ、五和は『着衣』させたよ。
---神裂火織---
なんだ、アイツは…得体の知れない術で、私と五和をボロボロにした。土御門は病院送りになっているし。くそっ!
この私が単なるメスのように…アイツに…涙が止まらない。悔しい。何も出来無かったばかりか、五和まで巻き込んでしまったし。
次に逢ったら…勝てる気がしない。殺そうと思えば、いつでも私達を殺せたと思う。あの土御門すら、何も出来ずに、倒されていたし。
「アイツがインデックスを手に入れたんだろうにゃー」
ベッドに横たわっていた、土御門の意識が戻った。
「何の為に?」
「わからない…だが、アイツは危険すぎる。殺す気になれば、俺なんか簡単に殺されていた」
それは共通認識だな。
「どうする?」
「アイツの目的を訊き出すしかないにゃー。上やんの能力で、アイツを牽制するか」
上やんとは、上条当麻のことだ。
「見えない攻撃を無効化は出来ないぞ。まして、内臓狙いだと」
「そこが問題だ~な~。どうするか…」
出たとこ勝負だろうな。