ミリム、クルムとお散歩と言う名の現地調査。何をすれば帰還出来るのだろうか?公園でまったりするかな。公園へ向かうと、シマシマシャツの男が少女に暴行を加えていた。
僕は少女を『強奪』し、ミリムとクルムが盾になりに男の元へ走りより、楽しそうに戦い始めた。僕は少女に手を翳し、症状を探査をしていく。あれ?普通の人間ではなさそうだ。って、いうか美琴に似ているのだが…クローンな妹かな?そうなると、『修繕』『修復』『回復』の3連コンポを掛けていく。これで一安心かな?
「おい!ポジションチェンジだ!」
ミリム達と僕とで、ポジションをチェンジした。
「お前、少女虐待って何しているんだ?」
「はぁ?テメエは関係無いだろ!」
何かの術を撃ち込んで来たので、フルカウンター3倍返しをした。スルーすると、少女が危険だからね。
「何?」
フルカウンターに一瞬驚いたようだが、相手は反射させて、直撃を避けた。コイツもフルカウンター持ちか?千日手を恐れたのか?
では、カウンター出来ない攻撃を♪瞬動術で男の懐に入り、股間をむんずと掴み、『リミッター解除』をした。男を中心として60度の範囲に僕本来のオーラが漏れていき、半径500メートル以内にある建物は破壊されて行った。
『リミッターセット』を直ぐにしたけど、う~ん…大規模災害並な被害かな。で、肝心の男は全身燃えていた。瞬間だったので、表皮だけを焼き尽くした程度である。少女の所へ行き、4人で逃げた。
◇
逃げた先はツッチーこと土御門の部屋である。ここを踏み台にして、ドラン君へ転移した。追尾防止の為である。そして、少女をヒーラーチームに預け、僕は美琴の元へ転移した。
「え!」
突然の僕の来訪で固まる美琴…ちょうど彼女はシャワーを浴びていた。驚いたのか、全裸で僕を見つめている。
「なぁ、美琴に妹っているか?」
「まさか…妹達に逢ったの?」
達?複数いるのか?
「一人だけ確保した。シマシマシャツの男に、リンチされていたから、助け出したよ」
「そう…って、いうか。来る前に連絡してください」
徐に胸と股間を手で隠す美琴。今更である。既に脳内保存は終えている。でも、まだ生育途中であったので、後2年は待ちたい。
「すまん。じゃ、もう来ないようにする」
「何でよ~!来てもいい。いや、来て欲しいけど…なんで入浴中なのよ~」
女難の相が起こした奇跡的な偶然です…
◇
入浴を終えた美琴と彼女の部屋に行き、そこで話を聞いた。
彼女の妹達…美琴の遺伝子を使った、、体細胞クローンだと言う。能力者増産計画に基づいて作られていたが、今は絶対能力進化計画の糧にされているらしい。
「ねぇ、お願い…もう作らせないで…もう殺されないようにして」
美琴が僕に泣いて縋って来た。『強奪』で美琴の体細胞クローンの基を奪った。
「これが、オリジナルクローンの基だ」
美琴の目の前で灰にした。次に『強奪』で美琴関連の重要書類を奪った。部屋一杯に書類の山が出来ていくので、順次灰にしていく。
「その能力って、チートだよね」
「攻撃能力は皆無に近いけどな」
エロ系特化であるから、攻撃は苦手である僕。
「これで、研究は頓挫するだろうな。妹達はどうする?」
「う~ん…ここに全員呼ばれてもなぁ」
困るよな。って、何名作られたのやら…
「じゃ、僕の方で確保するようにする。美琴の信用できる組織ってある?」
「無いよ…あ、冥土帰しの病院…」
冥土帰しって名前の医師がいるそうだ。
「じゃ、最終的にそこへ預けるようにしよう」
『逆強奪』で、妹達が多くいる場所へ、僕自分を強奪させた。
---土御門元春---
学校からの帰り…公園がディープインパクトしたようなクレーターになり、角度60度位の範囲で放射状にビルが壊滅していた。これって、アイツだよな、きっと。誰と交戦したのやら。
俺の部屋のある学生寮の入口に着くと、上やんがいた。
「どうしたんだ、上やん?」
「俺の部屋と土御門の部屋が、砲撃されてなくなっていたぞ」
砲撃?誰に?う~ん…まさか、アイツが俺の部屋に逃げ込んで、狙撃されたのか?スマホを使って情報を収集してみると、交戦相手は序列1位の一方通行で、クレーターの中心で、全身の表皮だけが無い状態で発見されたそうだ。今、無菌室で治療されているって。生きたまま全身の表皮をはぎ取ったのか…唖然とする俺。
「なぁ、土御門!お前の撒いた種で、俺が巻き込まれたんだろ?」
あぁ、そうなるのか。
「いや、俺のせいとは限らないにゃ~」
アイツのせいだろう。それはつまり、俺のせいではあるが…
「誰のせいでもいいから、住む場所をどうにかしてくれよ!」
あぁ、そうなるにゃー。
---シュウ---
製造工場を破壊していき、そこに保管されている妹達を、美琴に言われた地点へ転移させていく。
「助けてくれて、ありがとうって、ミサカはミサカは一緒に付いて行ってみたり」
なんか、話し方に個性のある幼女形態の美琴がいる。頭頂部に大きなアホ毛があり、目の下にはピンク色のクマがある。こいつだけ個性的なのだが、特殊な固体なのか?
「じゃ、一緒に来るか?」
頷くアホ毛。
「名前はミサカでいいのか?」
頷くミサカ。ではそういうことで…二人でドラン君へ転移した。が、まだ帰還令が出ない。後、何すれば帰れるんだ?ミサカをクルム達のいる幼女部屋へ預け、書庫でインデックスの持っていた禁書に目を通す。これしかヒントが無いし。
「ねぇ、何かわかった?」
シスタース姿のインデックスが入って来た。
「わからない。魔道書だらけだよな。って、待てよ。魔導書で無くて魔道書かぁ…」
魔法関連の書では無いのか?魔の道を究める書だとしたら…インデックスで再検索をしてみる。う~ん、聖典類が無い。そうなると、回復系、治癒系の使い手がいないのか?この世界の宗教について、探る必要があるか。一人で調教部屋へ行き、アイツを『強奪』した。
◇
今日も服を着たままの状態で、いたぶる。
「やめろぉぉぉぉぉ~!」
乳首だけを重点的に弄ぶ。
「なぁ、お前のいる天草式十字凄教について、教えてくれよ」
赤い液体の入った瓶を手にした僕。蓋を開けて、中身の香りを火織に嗅がせた。彼女の顔から血の気が引いていく。
下半身だけ『脱衣』させて、筆に液体を染みこませていく。
「ちょっと…待て…それを塗るの?」
「そうだけど。何か問題でもあるか?」
怯えた表情、いいなぁ~。
「それはダメだわ。やめろぉぉぉぉぉ~!」
観音扉を開けて…
「お願いだから…やめてぇぇぇぇぇ~!」
「なら、僕の質問に答えてよ、火織ちゃん」
答えたく無いのか、口をへの字にしている。脅しだと思っているのかな?軽く塗ってみた。
「…痛い…痛すぎる…ダメっ…」
激しく、腰が動いて、腰を捻っている火織。
「この穴の内側にぬってみるか?」
膣内部を指でなぞりながら、訊いてみた。目を見開き、僕を見つめる火織ちゃん。
「やめて…それは無理…」
「じゃ、教えてくれる?」
「うっっっ…わかったわ…」
観念した火織。天草式十字凄教…僕の世界で言う処の、隠れキリシタンのようだ。だから、天草式なのか。だが、天草式十字凄教だけが、編み出すことに成功した、対聖人専用術式『聖人崩し』があると言う。これって、おかしいだろう?何故、聖人を倒すのだ?
この術式は、神の子の処刑を再現した魔術で、雷光と化した『槍』の一突きだという。本物のロンギヌスの槍を使えば良いだけだろうに。って、本当の神の子には、そんな物は効かないのを知らないようだ。
「なんで、十字教なのに、そんな術が必要なんだ?」
「他派、他教徒の聖人は敵だから…」
なるほど、宗教の覇権争いなのか。天草式は、イギリス清教の流れを汲むらしい。で、その宗派は、表向きは何の変哲もない宗教団体であるが、裏では魔術的な部門があり、魔術サイドの有力な組織だそうだ。
「神を祀る組織では無く、戦う為の組織か…この世界の宗教は腐っているんだな」
もしかして、これか?最終帰還条件って…宗教戦争は救われないから、嫌いなんだけど…誰が、どの神を信仰しようと自由だと思う。なのに、他宗派は敵って…
「宗教って言うより、対魔術専門の治安維持機関って言う位置付けなの」
僕の上で蠢いている火織が、喘ぎながら説明を続けてくれている。
「敵対する宗派はローマ正教とロシア成教よ」
意外だったのは、インデックスがイギリス清教「必要悪の教会」に所属していたことだ。
「で、インデックスを取り戻す為に、やっきになっているのか?」
頷く火織。
「インデックスは返す気は無い。もう僕の専属図書館だからねぇ」
「専属?あなたは、何をするつもり?」
「インデックスにか?そうだな、彼女にはシスターとして、僕の持つ聖堂で働いて貰いたいかな」
「聖堂を持っているの?」
「あぁ…火織と五和も働いてもらうよ。僕の受け持っている案件が終わったらね」
「ねぇ、インデックスの禁書には興味無いの?」
不思議そうな顔で僕を見つめる火織。
「無いよ。だって僕的には、全然禁書で無いし。そうだな、教会にとっては禁書だな。魔の道を究める書物ばかりだし」
「インデックスの目録を見たの?」
「いや、全部の書に目を通したよ。だけど、特に危険性は無さそうな物ばかりだよ」
「そんなはずは…」
驚いた顔をしている火織。
「だって、教会的には禁書ではあるが、禁断な書物では無いし」
「どうして、そう言えるの?」
「僕の書庫に現物があるからだよ。僕は世界中を旅をしながら、禁断な書物の収集をしているんだよ。たぶん、この世界には無いだろうな。この世界には神がいないし」
目が点になるように驚いている火織。
「じゃ、信仰目的の団体は無いんだ?侵攻優先な団体ばかりだし」
「あなたは何者?」
「僕?聖人では無いよ。エロ好きな青年だよ~ん♪」
そう言ってから、火織の胸の谷間に顔を埋め、両手で乳房を弄び始めた。
---神裂火織---
性欲を出し切ったそうで、3日後に解放された。腰が抜けた感覚がある。歩くのが辛い。
「大丈夫か?」
イギリス清教第零聖堂区「必要悪の教会」所属の魔術師であるステイル・マグヌスに訊かれた。
「どうにか…」
「で、どうだったんにゃー」
土御門に訊かれた。ここは、学園都市内にあるイギリス清教の隠れアジトである。
「インデックスは彼の手元にあって、彼の聖堂でシスターとして働かせるそうよ」
「ソイツは聖堂を持っているのか?」
ステイルが興味を示した。
「えぇ、持っていたわ。あんな厳かな空気の聖堂は、初めてだった。身震いをするくらいにねぇ」
あのド変態は、不謹慎にも聖堂で、私と…そんな事はこいつらには言えない。
「禁書目録に興味が無いと言い切れるのか?」
「言い切れるわ。彼の書庫も見せてくれた。そこには、インデックスの持つ禁書もあったわ」
無限回廊内に造られた書庫。容量は無限だそうだ。蔵書数はインデックスの比では無い膨大な量であった。
「そんな書庫があるのか…」
「あったわ。後、インデックスの持つ禁書には、危険性が無いそうよ」
「そんなはずは無い…もしそうだとしたら、彼女は何の為に…」
インデックスはインデックスで有り続ける為に、様々な物を犠牲にしてきた。それは、ここにいる全員が知っている。そんな彼女を彼は救いたいだけなのかもしれない。性癖はド変態ではあるけど…
「で、アイツは何者なんやー」
土御門に訊かれた。
「エロ好きな青年って言っていたわ」
「単なる?それは無いだろ。あの一方通行が瀕死に追い込まれたんだぞ」
そう…たぶん、彼は敵にしてはいけない存在であろう。あの場所は異常であった。人ならざる者達がたくさんいたし。
「聖堂は、何の神を祀っていたんだ?」
タバコを咥えたステイルに訊かれた。
「知らない神だった。文字が読めなかった。見た事の無い様式だったわ」
あれは、この世界にはいない神なのだろう。そもそも、この世界には神はいるのだろうか?
「知らない神?原始宗教系か?」
「そうじゃない…この世界にはいない神だと思う」
「まさか…アイツは異世界人か?」
「たぶん…」
土御門の呟きに頷いた私。
---シュウ---
この世界の天界を訪れた。って言うか、天界に誰もいない…なんで?この星の最高神の間を訪れた。ここにも誰もいない。この世界には神がいないようだ。この星のアカシックレコードを読んでいくと…神の子が殉教した時、彼を迎えに下りた神と天使を、ローマ軍が殲滅したらしい。
ローマ正教の教えは、原理主義であり、ローマ正教徒でない者は人間にあらず、非ローマ正教徒と結ばれる事を獣姦の罪であると断罪しているらしい。
一方、ロシア成教の教えは、『オカルトの検閲と削除』を核とし、幽霊や亡霊、悪霊を「在らざるモノ」として、殲滅することに特化している。 要するに神なる存在は「在らざるモノ」ってことで、殲滅したと伝えられているのかもしれない。この世界の神は人間であり、聖人はその神を護る親衛隊なのかもな。
どうするかな…とりあえず、天からの軍勢をアピールかな。
「アインズの方は、腐った教会関係者の粛清を頼む。ディアヴロ達は、ヨーロッパで情報収集活動を頼む」
「粛清する者は、自由にして良いのだな」
「あぁ、任せる。ただし、無垢なる者まで狩るなよ」
「あぁ、注意する」
ディアヴロのチームにはシルヴィ、イビルアイ、ヒナタを入れた。シェラ、レムでは戦闘も隠密活動も無理だから、クルム、ミリム、ミサカの世話を頼んだ。シュナがいるので、愚図る心配は少ないだろう。
◇
珍しく美琴に呼び出された。なので、彼女の元へ転移した。そこはファミレスであった…
「どういう主旨かな?」
「私の彼氏ですよね…」
顔を真っ赤にした美琴が俯いている。
「そうだと思うが…間違いか?」
「いえ、間違っていません」
「有り得ない…お姉様を…」
僕を睨みつける少女。
「お姉様?美琴の実の妹か?」
「違います。彼女は友人の白井黒子さんです」
うん?白いクロコップ?
「友人?親愛なる彼女にしてください」
コイツは百合か?
「本当に彼氏が出来たんですね」
違う女子が声を掛けてきた。
「そうだよ…もう、初めても捧げたわ…」
美琴がドロップアウトしているし。彼女の親友達の視線が、刺すようになってきた。女難の相の為せる業か?
「初めてを…なんてことを…」
ワナワナ震えている黒子。
「で、何の用?」
「うん?お仕事中?」
「まぁ…」
「どんなお仕事をされているんですか?あぁ、私は初春飾利と申します」
「どんなって…人に言えない仕事かな?」
美琴を見た僕。
「そうねぇ。言えないよね…」
って、同意する美琴。
「言えない仕事って…まさか、犯罪者?」
「犯罪…どうなのかな?」
美琴に訊いた僕。
「う~ん、あれは人助けだよねぇ~」
「だそうだ」
「人助けで犯罪なのですか」
「それよりも、レベルはどの位なの?」
黒子の言い方は攻撃的だな。
「レベル?無いけど…」
「無能力者風情が、お姉様に手を出すなんて!」
「美琴、歓迎されていないようだな。別れよう」
「なんで?何で、そんなことを言うの?総てをさらけ出しているのに」
それは全裸を見せたってことかな?ツルペタとは言わないが…う~ん…
「彼の能力はスゴいのよ!」
立ち上がって力説をする美琴。あの~、目立つんですが…
「どうスゴいんですか?」
「あの一方通行を病院送りにしたんだから」
一方通行?この世界の人名って、妙なモノが多いなぁ。誰のことだ?
「え?序列1位の…」
美琴の自慢に、彼女の友人達が絶句した。
上やんと冬空コガラシが戦闘スタイルが似ている件…殴れば退治みたいな…