---土御門元春---
エロ神は召喚師を見つけ出せなかったようだ。ここは学園都市内にある俺達のアジトである。
「たぶん、窓の無いビル内で召喚しているんだろうな」
あのビル内は侵入が難しい上に、内部構造すら分からない。
「ライカンスロープか…今度のもクローンか?」
ステイルが訊いた。
「一部はねぇ。クローン化もあのビルかな?」
エロ神でも、あのビルには潜入出来ないようだ。
「ツッチー、出来ないんじゃないよ。しないだけだよ」
あぁ、心が読まれている。
「何故しないんだ?」
ステイルが斬り込んだ。
「最終局面になるまで放置だよ。あのビルに侵入しても無駄だし、アレは完全削除する対象だよ」
完全削除?
「そうだよ。中にいる奴らの魂も消す。存在その物も消すってことだ。ただ、その場合、この都市の機能はダウンする可能性が大だ。混乱が生じ、攻め込みたい陣営は攻め込むと思う。その結果、無垢なる物を巻き込んでしまうんだよ。僕はそれは避けたい」
エロ神は言い切った。護るべき者達は護る姿勢なんだろう。
「じゃ、どうするんだ?この先も魔獣が現れる可能性があるだろ?」
「召喚はもうさせない。この星にある世界を隔離した。異世界へのアクセスは、もう出来ないよ」
星を隔離だと…
「そうだよ、ツッチー。この星のある太陽系を、まるごと引っ越しさせたんだよ」
なんか、スゴいことを言っているんだが…
「どこへ引っ越しをさせたんだ?」
ステイルが平然と訊いた。頬がピク付いている。コイツも動揺しているようだ。
「僕が統べている第13宇宙にだ。僕の統べているエリアだから、理は僕が設定出来るんだよ」
はぁ…開いた口が塞がらない。何を言った今…エロ神が統べている宇宙だとぉぉぉぉぉ~!
「僕の管轄は、問題ある世界が多いんだよ」
管轄…スケールがデカ過ぎて、良く分からない。
「お前は何者なんだ?」
「エロ神だけど…あぁ、正式名称か?」
「あぁ」
「正式には…あぁ、口外無用だよ。秘密にしておいてくれる?」
頷く俺とステイル。神裂は既に知っているのか、頷かない上に、アイツに寄り添っているし。
「第13宇宙を統べる絶対神だよ」
…はぁ?宇宙を統べているのか?
「宇宙って13個あるのか?」
ステイルは俺とは違う疑問を口にした。
「現状ではねぇ。正式にオープンしているのは12までだけど。僕のところは問題を起こした星系を隔離する場所にされているんだよ」
「絶対神よりエラい神はいるのか?」
ステイルが興味を抱いたのか、質問が止まらなくなっている。
「いるよ。13柱の絶対神を束ねる宇宙神って言うのがいて、これは2柱1対の神だよ」
「なんで、2柱1対なんだ?」
「全知全能になることを拒んで、二人が融合して全知全能になることにしたんだ」
「なんで全知全能を拒んだんだ、その神様は?」
ステイルが嵌まったようだ。主旨変えして改宗するのか?
「全知なんてつまらないだろ?女体の神秘を追うことが大事であって、総てを知ったら、女体に興味を示せなくなりそうだろ?」
なんか、オチが見えて来たにゃー。その片割れの予想が着いたんだけど…
「全能もつまらないと思わないか?一人で子作りって味気ないと思わないか?」
ステイルが頷いている。改宗決定だな…これは…
「だから、全知全能だと口にする神は、疑った方がいいぞ。それは神ではない者が神だと言っているに過ぎない。全知全能になればエラいって思っている愚か者だからな」
力説するエロ神。それを聞き入り、頷いているステイル。
「ステイル…改宗するのか?」
俺の問いに頷いたステイル。
「彼の言うことは最もだと思わないか?なぁ、土御門よ」
洗脳?いや、陶酔か?確かに、エロ神の言い分も分かる。確かに、総てを知ったら、つまらないだろうな。だけど…
「いや、そうだけど、それって、コイツだぞ」
って、エロ神を差す俺。
「だから、なんだ?」
2対1…の民主的決議で、俺達は自称エロ神という名の無き神を、信仰することになった。はぁ~。
---司波達也---
深雪と一体になってから、毎晩俺達は一体になって寝ている。妹と寝るって、背徳感を感じるのだが、何故、こうなったんだ?
「どうしたの?ねぇ、達也君!」
あぁ、生徒会の会議中だった。
「済みません。授業での課題を考えていました」
と、嘘を吐いた俺。
「そろそろ九校戦の準備をしたいと思うの。各種目にエントリーする選手と、それをサポートするエンジニアを決めて、練習を始めて貰いたいのよ。優勝して欲しいから」
七草先輩が力説している。
「今年の新人戦は優勝は狙えそうよね?」
俺と深雪を交互に見つめる七草先輩。
「俺は2科生ですよ」
「2科生でも問題無いわ。実力のある者が出るべきだと思うの」
「そうですが…」
この学校では2科生は差別の対象になっている。
「達也君にはエンジニアとして、出て欲しいの」
「それは…」
俺は無意識で深雪を見てしまった。
「あぁ、それから。深雪さん専属って言うのは無しよ。他の希望する選手もサポートして欲しいわ」
深雪が許すかな?
渡辺先輩が、ホワイトボードに、有力選手の名前を書き込んでいく。うん?何故か代羽兄弟の名前が無い。意識的に避けているのか?
「渡辺先輩!代羽兄弟の名前が無いですが…」
「うん?誰?」
知られていないのか?
「う~んっと…リストには無いわねぇ。その兄弟の実力ってどんな感じなの?」
七草先輩に訊かれた。
「兄の代羽ネギ太郎は2科生ですが、八重奏持ちだそうです」
『八重奏』と訊いて、七草先輩が驚愕している。その能力は彼女の父親の専売特許のような能力であるからだ。
「まさか…何かの間違いでは無いの?」
「弟の代羽イッセーが、そう言っていました。コイツは深雪と同じA組です」
俺と深雪以外の生徒会の面々に動揺が走った。それだけ、衝撃的な事項であった。
「わかりました。明日、その兄弟と面談をしてみます」
---七草真由美---
明日呼び出すと言ったのだが、いてもたってもいられず、その代羽兄弟の住むマンションへ向かった。
「生徒会の会長さんが、夜分になんの用ですか?」
不審な顔で私を見ている青年。彼は兄の方かな?弟の方かな?
「司波達也君に訊いたことがらを確認しに来ました。家にいれてください」
「いいですよ。勇気ありますね」
彼の言葉の意味を理解せずに、家に入った。
入った瞬間、身体に異変が起きた。何が起きたの?背後から腕が伸び、胸を揉まれている。服の上からではなく、直に触られている感覚である。
「あぁぁぁ…」
乳首を弄らないで…ダメっ…デリケートな部分が濡れていく。四つん這いになり、デリケートな部分に、誰かの顔が埋まっているようだ。
「ダメ…そこは舐めてないで…噛まないで…入れないで…いやぁぁぁぁ~!」
徐々に淫らなメスへと調教されていく。太い肉棒が目の前に差し出され、ソレを舌で舐めて、口に含んでいく。体内で何かが蠢いている。
「もっと、虐めて下さい…全身を舐めて下さい…私のオマ…」
いやらしい言葉が口から出ていく。首に首輪を嵌められ、リードを手にしたご主人様に、可愛がってもらっている。幸せであります…
---司波達也---
七草先輩が緊急入院したそうだ。
「昨日、ショックを受けていたからな」
十文字先輩が俺を睨んでいる。
「司波!お前の情報は確かなんだろうな!」
「えぇ、代羽イッセーに訊きましたから」
「そうか…服部、どうだった?」
「送り出した者達は、誰も帰還しませんでした」
送り出した?まさか、探りに出したのか?
「相手も、相当警戒しているのか…何者だ、その兄弟は?」
俺も知りたい。アイツらは何者なんだ?
---代羽イッセー---
生徒会から呼び出しを喰らったので、ネギさんと戦闘フィールドに向かう。お手並みを見せろってことかな?
呼び出された場所には、十文字克人、服部半蔵、司波達也、司波深雪、渡辺摩利がいた。
「こんな場所に、どういうことですか?」
ネギさんはターゲットを補足済みである。いつでも撃てるようだ。
「お前達の実力を見てみたい」
と、十文字克人。
「死ぬ気ですか?」
「なんだと!」
服部半蔵は血の気が多そうだ。
「言っておきますが、ネギさんが撃てば、ここはなくなりますよ。いいんですか?」
「ここの強度は最高レベルだ。例え戦略級を撃ち込んでも大丈夫な設計だ」
って、渡辺摩利。それは1発だけの場合ですよね~。ネギさんが8発同時に撃ち出しますよ。
「では死んでください」
ネギさんが撃ったと同時に、僕とネギさんは、その場から転移して逃げた。校門近くまで転移したのだが、地震のように地面が揺れている。戦闘フィールドのある建物は崩壊し、小規模なキノコ雲が発生しているし。
「団長に言われた通り、威力を抑えたよ」
どや顔のネギさん。威力を抑えてもなぁ。戦略級を8発同時着弾じゃ…大惨事確実だよな。
---司波達也---
いきなり撃って来た。咄嗟に、十文字先輩がファランクスで防御をしたのだが、効果は無かったようだ。目の前が一瞬で真っ白になり、気づくと病院のベッドの上にいた。ソレも集中治療室の中だ。
俺の術式解体でも止まらなかった。同時に複数を撃ち込んで来たようだ。俺の止めたのはマテリアルバーストだけだった。それは俺の戦略級魔法であり、アイツはソレすらも持っていたようだ。俺の自己再生能力は、心臓を狙撃されたようで、発動しなかった。
なのに、俺は生きているどうしてだ?
『死なない程度に修復をしてから、蘇生させたからだよ、達也君』
知らない男性の声が脳裏で響いた。コイツは誰だ?
『個人情報を漏らすのは反則だ。次は無いからな』
代羽の関係者のようだ。修復術と蘇生術を持っているのか…後、精神感応術もだな。アイツだ、何者なんだ?
---シュウ---
ネギの後始末をして疲れたぁ~。部屋でまったりしている。まぁ、昨日真由美からエネルギーをもらっているから、少しは楽だけど。う~ん、インデックスが俺の枕を抱き枕にして寝ているんだが…俺は何を枕にすれば良いんだ?
俺の上にはアーシアが載っている。癒やされるのだが、エロ心が満喫出来ない。どうするかな?あぁ、シオンを置いてきたのが失敗だったかもな。シュナはそういう対象にならないし。
現地調達と思ったのだが、科学サイドは出来る年齢が少ないようだ。いや、出来る年齢はいることはいるが、小萌は見た目がなぁ…小学生だし。脱いだらスゴいかもしれないが、それでもあの身長だと、入らないし。う~ん…
迷った末に、小萌の元へ転移した。
「え?!」
突然、俺が転移して驚いている小萌。風呂上がりなのか、腰に手を当てて、珈琲牛乳をオヤジ呑みしていた。
「小萌、やらせてくれ~!って、いうか、性教育をしてくれよ~」
「はぁ?専門では無いよ」
身体に巻き付けてあったバスタオルを奪った。小萌ボディを鑑賞する僕。多少膨らみはある。下はツルだった。コイツ何歳だ?割れ目も肉厚で蕾み依然な気がする。
「じろじろ見ないでよ~」
って、仁王立ちの小萌。恥じらいすら無いようだ。
「先生、ソイツは何者だ?」
おぉ、女体がいるじゃないか。胸にサラシを巻いて、ブレザーを羽織っているだけ…美味しそうだなぁ。
「結標ちゃん、逃げなさい。あなたでは勝て無いわよ」
逃がさない。『身体停止』で身体の自由をうばっておく。これは、話すことと思考する以外の行動を不能にする術である。特典として、女性には10秒ごとに性的感度が2倍になるとオマケ付きである。
「いやぁぁぁぁ~!」
こういう刺激になれていないようだ。初めてかな?
「彼女には手を出さないでよ!」
強気な態度の小萌。意に返さず、目の前の女体の下半身だけ『脱衣』させた。
「小萌、これが大人の女性の下腹部だよ。お前、見比べてみろよ」
驚いた表情で見つめている小萌。なんだ、僕が性教育しないといけないんだ?
「いいか?ここがこんな風に開かないとダメなんだよ。おまえ、開かないだろ?」
「うんうん」
自分の股間を弄りながら、頷いている小萌。
「で、中には、三つの重要なパーツがあるんだ」
「え?おしっこの穴だけで無いの?」
小萌の性知識は小学生並か?
「ダメ…いじらないで…」
震えるようなか細い声で訴えるモデルの女性。スルーだな。小萌の教育が先だ。
「いいか、まずこのポッチは男女関係の準備をするボタンだよ」
触るたびに、喘ぎ声をあげるモデル。
「ほら、ここが湿ってきただろ」
「失禁?」
「尿の出る穴は、この小さい穴だよ」
「じゃ、こっちの大きな穴は、うんこの出る穴?」
おいおい…
「違う。ここは子供が出る為の穴だよ」
「おぉぉぉぉ!なるほど…ではこの液体な何?」
「コレを入れる為の潤滑油みたいなものさ」
僕のアレを見せた。
「これが、ここに入るの?」
「濡れていないと、痛いから、女体が準備をして、準備が出来ると、ここが濡れる仕組みなんだよ」
モデルの女性にゆっくりと挿入していく。小萌が興味深さそうに見つめている。今夜は、小萌への性教育で終わりそうな予感だ。