---土御門元春---
学園都市には、暗部組織という非合法組織がいくつか有り、一般市民を巻き込む抗争したり、学園都市から裏の仕事を頼まれたりしている。
俺はその中の1つの『グループ』に属している。立ち位置は学園都市サイドに近い。
「頼む…私を陵辱した男をボコりたい。協力してくれ」
って、メンバーの一人である結標淡希が、顔を真っ赤にして詰め寄っていた。
「どんな男なんだ?」
海原光貴は話を訊いてやるようだ。
「どんなって…けったいな術を使うんだよ。あの…身体の動きを止められたり…」
「たり?」
真っ赤な顔がうっすらピンク色に染まっていく。つまりはそういうことだにゃ。
「その件は関わらない方がいい」
「どうしてだ?仲間がやられたんだぞ!」
って、海原。
「相手の予想は着いた。俺達が束になっても勝て無い相手だ」
「勝て無いだと?」
メンバーのアクセラレータがにやついている。コイツは序列1位の能力者である。
「あぁ、勝て無いにゃ」
「俺より強い奴なんて認め無いぜ」
たぶん、エロ神だろうな。エロ特化っていっていたし。
「死んでも殺さないと思う。無限地獄行きにされるぞ」
「ソイツの名前はなんて言うんだ?」
「名前か?う~ん…俺はいつもエロ師匠って呼んでいるにゃ」
あ!本名を知らない。まぁ、名の無き神に、本名が有るとは思えないが。
「エロ師匠だと!」
結標が、ヒートアップしている。
「たぶん、女は殺さない。男は瞬殺だよ」
「まるで経験談だな」
アクセラレータに言われたので、頷いた俺。
「あぁ、一度殺されたから…首を切断されたよ」
「何を言っているんだ?お前、生きているだろ?」
「修復術、蘇生術を持っているんだよ。見立てではレベル7くらいでは無いかな」
「レベル7だと…」
顔色の変わったアクセラレータ、海原、結標。
「あぁ…弄ばれた程度だ。戦うのは得策では無い」
「いや、俺は戦いたい。どこへ行けば逢えるんだ?」
交戦的なアクセラレータ。
『面白い。お前の願いを叶えよう。供物はその女だ』
エロ神が降臨したようだ。俺の心をモニタリングしているんだろうな。
次の瞬間、俺達4人は知らない場所に転移されていた。
「ここはどこだ?」
「僕専用のバトルフィールドだよ。現実世界を破壊する訳には行かないからな」
エロ神が現れた。
「そう!コイツよ!」
「あぁ、昨日の性教育用のモデルでは無いか。今日も愉しもうと思ったので、好都合だよ」
性教育用のモデル?
「そうだよ、小萌が無知すぎるからさぁ」
小萌先生に教えたのかぁぁぁぁ~!
「そうだよ。僕の教えられる事って、あまりないからな」
「貴様、さっきから、誰と会話をしているんだ?」
血の気の多い、アクセラレータが割り込んで来た。
「うん?ツッチーだけど」
仲間の3人が俺を見た。
「思いっきり知り合いじゃないの!」
結標が詰め寄って来た。
「じゃ、始めようか。いつでもいいよ」
アクセラレータは拳銃を手にして、エロ神に撃ち込んでいく。だが、効果はまるで無い。
「物理攻撃は効かないのか?」
ドサッ!ドサッ!
アクセラレータと海原が倒れた。終わったようだ。
「え!死んでいる…」
結標が二人の死を確認した。
「何をしたのよ!」
「心臓を舐めただけだ。体内への攻撃は避けられないからね」
「心臓を舐めた…いやぁぁぁぁぁぁぁ~!」
しゃがみ込んだ結標。
「君の下腹部を直に舐めているよ。体内を舐めようか?」
「やめてぇぇぇぇぇ~!」
股を固く閉じている結標。
「閉じても無駄だよ。使い込んでいないから、動きに息が無いねぇ、君のヒダは」
エロ特化って、そういうこと?まさか、膣の内部を舐めているのか…
「ツッチー、正解だよ。遠隔で交わる事も可能だよ」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
四つん這いになって、腰を振っている結標。鬼のようなエロ神。
「あぁ、鬼の子だからね、僕は」
鬼…人間でなく鬼なのか…
---シュウ---
美琴に言い寄られている。
「ズルいです。なんで、制理は良くて私はダメなんですか?」
美琴が一緒に住みたいと言っているのだ。
「お前は寮があるだろ?」
「そうですけど…納得出来ません」
僕を睨む美琴。そんな美琴の唇に僕の唇を重ねた。はっとした美琴。そんな美琴を抱き寄せて、背中とお尻を撫で回す。
「ダメ…みんな見てますよ」
恥ずかしそうに小声で訴える美琴。もう一度唇を重ね、舌を入れて見た。僕の舌をおいしそうに舐める美琴。怒りがクールダウンしていく。卑怯な手ではあるが、効果的である。
「まぁ、善処はするが、今はまだダメだ。ラストオーダーの問題が解決してからいいか?」
先延ばしを図る僕。
「わかりました。仰せの通りにいたします」
妙に素直になる美琴。制理がのぼせたような顔で、成り行きを見つめていた。
◇
美琴を送ったついでに、学園都市を散策する。学園都市の暗部組織ってあるんだ。その1つの『グループ』を、僕達の傘下においた。連絡役はツッチーである。
うん?美琴似の大人の女性を発見した。胸は大きいし、スタイルのいい。姉かな?母親って線はなさそうであるが、姉がいるって聞いていない。はて?
その彼女が何者かに襲われた。
---御坂美鈴---
知らない男達に襲われた。何かの薬を嗅がされ、意識が朦朧として、車に積み込まれた。
「イイ女だな。喰ってからでもいいんでないか?」
「それもいいなぁ」
服を脱がされていく。頭がぼっとする。身体がうまく動かない。
「おぉぉぉぉ~!人妻とは思えないピチピチボディだな」
「コレを使うか」
何かの液体が身体に入れられた。身体の芯が悶悶として、欲しくなる。マズい…回される。
「貴様、誰だ?」
「お前らがスキルアウトか。愚連隊みたいな者かな?」
先程まで感じていた男共の息吹が感じられない。その変わり、香ばしい香りが充満してきた。
「うん?美琴の母親か?見えないなぁ」
誰かに抱き抱えられた。娘の知り合いかな。
◇
目が覚めると、娘の部屋にいた。
「どこか、痛いところはある?」
心配そうに私を見つめる娘。
「ちょっと、頭がズキズキするけど…大丈夫よ。なんで、ここにいるの?」
「スキルアウト達に捕まって処分されそうなところを、彼が助けてくれたのよ」
彼?娘の頬がピンク色に染まっている。
「美琴の彼氏?」
「そうよ。なんか、文句有る?」
助けてくれたんだ。顔を覚えていないけど…
「お礼しないと」
「ダメ!私がするから、何もしないでいいからね」
「どうして?」
「私よりも…好み…って…成長が愉しみだって…」
私をライバル視しているのか。まぁ、姉に見られることが多いからなぁ。
「何をしに来たの?」
「あなたに久しぶりに逢いによ」
まさか、ここまで、この街が荒んでいるとは思わなかったけど。
---土御門元春---
今日の小萌先生は何かが違う。エロ神がした性教育のせいか?
「まさか、小萌先生って彼氏できましたか?」
青髪ピアスが質問した。
「いえ、彼氏は出来てません。でも、片思いの男性はできたかな?きゃっ」
う~ん、エロ神で無いことを祈りたいが、たぶん、ダメだろうな。
「どんな男性ですか?」
上やんが訊いた。
「どんな…そうですね…男です。歳は君達くらいの永遠の17歳って言っていました」
あぁ、確定だ。この街でそんなことを言うヤツはエロ神しかいない。って、兵藤、紅、緑…エロ神を知る者総ての顔が強張っているし。
「小萌先生、その男性は止めた方がいいですよ」
って、兵藤。
「どうしてですか、兵藤ちゃん」
「どうしてって…鬼畜ですから…」
頷く紅と緑。
「先生はもっと、歳相応な方が良いですよ」
って姫神。まさか、コイツも堕ちたのか…
「私もそう思います」
姫神に同調する吹寄。
「女性に歳の話をするのは失礼ですよ。彼は、私に歳のことは一切触れない、紳士ですし」
小萌先生すら堕とすエロ神の抱擁力。スゴい…でも、アイツの好みって神裂だよな…
---御坂美鈴---
懲りずにまた捕まってしまった。今度は能力者にである。
「母さんを放しなさい」
娘が相手と対峙している。
「そんな口の利き方は良く無いねぇ」
ビリッ!
ブラウスが引き裂かれた。
「母さんに手を出さないで…」
「なら、僕を愉しませてくれよ」
コイツ…娘狙いか?
「くそっ!」
娘が服を脱いでいく。ダメ!うぅぅ…言葉が口から出ない。
「さぁ、僕を優しくだきしめてくれ」
全裸の娘が相手の男を抱き締めた。
「気持ち良いなぁ。美琴さんの身体は…おっっと、何かすれば、君の母親は…分かっているな。では、そのお口で奉仕をしてくれ」
誰か、助けて…
グシャ!
「えっ!」
娘を調教しようとしていた男子が潰れた。
「美琴、悪い、遅くなって」
彼が来てくれた。
「遅いよ~!」
彼に駆け寄り、抱き締めてて、泣きすがっている娘。
「ラストオーダーの調整をしに行っていたから」
ラストオーダー…確か、娘のクローンだっけ?
「美鈴ちゃんを見て、少し修正してきた」
「はぁ?母さんがいいの?」
「いいよね。美琴も将来、あぁなるんだろ?」
「うん」
「学園都市は危ないな。僕の家に連れ帰るよ」
いきなり光に包まれて、光が霧散すると別の場所にいた。
「美琴と美鈴ちゃんは、この部屋を使ってください。親子で過ごすのも悪くないだろ?」
「ありがとう…」
「じゃ、またね」
彼は部屋を出て行った。
---シュウ---
美鈴ちゃんを襲ったのは、美琴に好意を持っていた常盤台中学理事長の孫のようだ。スキルアウトの方は、ツッチーに調査を依頼していある。
どこでも権力者の関係者はクソが多いなぁ。
「ここか?」
「あぁ」
一方通行達と、ブロック狩りに来た。良い女体がいるそうだし、
「なぁ、本当に本物の海原を消したのか?」
偽海原に訊かれた。
「だって、美鈴ちゃんを人質にして、美琴を調教って有り得ないだろ?」
「そんなことをしたのか…」
「さて、掃除するよ」
◇
ブロックという暗部組織は能力者というか、脳筋系のようだった。銃弾や爆弾が飛び交う。だが、一方通行の能力で弾道のベクトルを変更されて…
「やめろ…」
僕は女体の調教を始めた。うん、良い乳房だな。
「戦闘中に止めろよ。気が散る」
って、偽海原がぼやいている。では全裸にして、試食…
「まったく、緊張感がねぇのか?」
一方通行すらもぼやいているし。これでも調教しながら、攻撃はしているんだけど。目に付いた敵の心臓を潰しているし。
「終わったぞ、おい帰るぞ!」
って、ツッチー。では女体は調教ルームへ転送して、現場を後にした。
---初春飾利---
「ねぇ、わかったかしら?」
白井さんの依頼で、最近起きていることを調べていた。
「う~ん、都市の暗部の抗争が激化しているみたい」
暗部の抗争は、私達風紀委員は手を出せる案件では無い。
「あと、魔獣騒動かな。御坂さん達が退治しているみたです」
「お姉様が…う~ん、手伝いたいわねぇ」
「攻撃能力がないから、足で纏いになりますよ」
私はハッキング能力、白井さんは転移術しかない。とても戦いには向かない。
「うん?ロシアで小規模な戦闘が確認されたようです」
「ロシアは関係ないわ。この街についてを調べてくださいね…いや、お姉様の彼氏について、調べて下さい!」
調べるも何も、同居していますが…
「優しい方ですよ。根負けして、御坂さん親子も住まわせていますし」
「お姉様の親御さんも手中に入れたのですの?」
手中なのかな?嫌々だったけど…
「わかりました。私も一緒に住めるように、依頼をしてくださいね。これは命令ですのよ!」
えぇぇぇぇ~!無理だと思う。
---御坂美鈴---
身体を貫く様な波動…脳ミソが踊っている。全身に力が入らない。子宮の奥がドラムの様に振動している。なんて突きなんだ。
「ああぁぁ…」
言葉にならない言葉…思考するのがやっとだ。乳房は前後に踊っている。獰猛に責められている。なのに、不思議とイヤな気分にはならない。
「どうしての?もう終わりかな?」
もっと、構って欲しい…床を這いつくばって、彼の元へいく。
「ふ~ん、好き者なのかな?」
頭を鷲掴みをして持ち上げ、唇を重ねて来た。彼が入れやすいように口を開けた。
「うっ!」
息を吹き込まれた。苦しい…だけどいたぶりに、身体は悦び、股間は更に湿り気を帯びていく。
「娘さんが、母親のこんな姿を見たら、どう思うかな?」
どう思うかな…うぅっ…下から突き上げられる衝撃…身体がバラバラになりそうだ。
「今日はこんな物かな?また、明日、遊ぼうよ」
魔法で、身体の汚れを落とし、ベッドに優しく置いていってくれる彼。娘の物にはしたくないなぁ。
---シュウ---
性欲を美鈴で抜き、自分の部屋で、召喚師の件を考えていた。
「召喚師はいるんでしょうかね」
って、インデックス。僕の枕が気に入ったのか、抱き締めている。最近のお気に入りは着ぐるみタイプのパジャマで猫の奴だ。
「そこなんだよな~。気配すら感じなかった」
「そうなると、召還陣での呼び出しでは無いですか?」
あぁ、それなら、魔法陣を起動出来る魔術師なら可能か。そう言えば、以前にもあったなぁ。そんな事案が…コンテナに詰め込んで持ち込み、必要な時に、召喚するのか?
ツッチーの元へ転移した。
「おい!こんな時間になんだ?」
ツッチーは取り込み中であった。この子って、義妹では無いのか?
「ほぉ~、義妹とそういう関係だったのか?」
情報端末で、撮影をしておく。
「おい!プライバシーの侵害だぞ!」
「はいはい。じゃ、終わったら、話そう。僕は一誠の部屋にいるから」
寝ている一誠の夢に乱入して、乱行パーティーをしていた。
「おい!寝ているなよ」
中断された。そうだ、ツッチーと話が有ったんだ。共用部でツッチーに用件を伝えた。
「中を検閲されずに、コンテナのような物を持ち込めるかかぁ?」
「そうだよ」
「う~ん、都市の上層部の購入物には検閲は入らない」
「そうなると、魔獣騒動は都市の上層部絡みか?」
「何の為だ?」
そこだよな。
「窓の無いビルから荷物って運び出されるのか?」
「うん?いや、大抵は物資の補給だけだ」
「物資を持ち込んだコンテナが空かは、チェックしていないんだな?」
「空なのにチェックは…そうか、それを使って、持ち出しているのか?」
「問題はクローン体の製造工場だよ。どこで製造しているかだ」
「あのビルの可能性は?」
「キメラ作りに関与はしているだろうけど、単純作業はしないと思うんだよ」
窓の無いビルの主は魔術師にして科学者である。開発には興味はあるだろうが、複数の製造には興味が無いと思うのだ。
「そうだ、ツッチー。ビルの主の計画って何だ?」
「それは、魔術の根絶が目的で、、計画内容は、この学園都市で魔術、魔法を無に返すことが出来る『幻想殺し』をレベルアップさせることだ」
「上条のレベルアップか?」
「まぁ、宿主はアイツだからな」
「だけど、魔法や魔術を根絶しても、魔法科高校のように、超能力を魔法と言い張る奴もいるぞ」
「あぁ、そうなんだ。イタチごっこに近いか」
直接交渉の方が速いかな?