※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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接触*

---土御門元春---

 

連絡が付かなかった神裂から、会って欲しい人物がいると連絡があった。俺達の属する『必要悪の教会』のアジトに、二人で現れた。

 

「本題に入って良いか?」

 

ソイツが開口一番に口から出た言葉だ。

 

「その前に、紹介をしてくれないか?」

 

「紹介?火織を陵辱して、調教しただけだぞ」

 

こいつ、好き者系か?神烈を陵辱だと…

 

「おい、コイツらの前で、奉仕しろ」

 

目の前の男に跪き、口で奉仕をし出した神裂。俺とステイルが固まる。目の前でAVが再現されている光景。清き男女関係を貫くステイルには刺激が強い気がするにゃ。

 

「おい、お前の準備もしておけ」

 

神裂は男の言葉に逆らう事無く、自らの手で、股間と胸を弄び始めた。

 

「で、本題に入って良いのか?それとも本番をして良いのか?」

 

「お前の正体はなんだ…」

 

「うん?火織の主だ。で、本題に入って良いか?」

 

神裂は、頬張りキレなくなると、口からだし、服を脱ぎ、後向きで交わり始めた。ステイルは唖然として固まっている。

 

「うっ…いい…もっと激しく…あぁぁ」

 

喘ぎ声が生々し過ぎる。

 

「あぁ、本題を訊いてから、正体を教えてくれ」

 

目が神裂の妖艶な姿を、ロックオンしてしまった俺。目の前ではリアルAVが展開しているし…

 

「ソウル・トランスレーターの研究をロストさせたいんだが、協力してくれないか?」

 

聞き慣れない言葉だ。ソウル・トランスレーターって、なんだ?

 

「それは何だ?」

 

「肉体から魂を抜き取り、電脳空間にあるVR世界へと転移させる装置だ」

 

「メリットはなんだ?」

 

「ネット空間が崩壊するまで、永遠に生きられる」

 

「デメリットはなんだ?」

 

「暗殺に使える」

 

「暗殺?」

 

「魂を知らず知らずのウチに、VR世界へ転移させてしまう。肉体の方は魂を失えば、死体もしく、魂なき兵士になる」

 

「防ぐ方法は無いのか?」

 

「太陽光と同じ周波数の光を当て、ラインを形成し、そのライン内で、魂を量子化して、吸い上げるようだ。実際の詳しい資料が無いので、分析からの推定だが」

 

それはヤバいな。って、神裂が恍惚な表情を浮かべ果てて、床に倒れ込んだ。

 

ゴクッ!

 

ステイルの生唾を飲み込む音が聞こえた。神裂って、こんなに色っぽかったのか…

 

「で、その研究施設、研究者を割り出して欲しい。その技術の依頼者は、この国の軍隊と十字教だ」

 

「何?十字教?なんでにゃ?」

 

「十字教の上層部は、天界に神がいないことを知っている。だから、死んで天界に行くことはしたくないようだ」

 

天界に神がいない?じゃ、十字教は何に祈りを捧げていたんだ?

 

「そもそも、十字教に於ける神はいない」

 

「そんなはずは…」

 

「十字架にかけられた後に、復活したと伝わる「神の子」を開祖としているが、そこがおかしいんだよ」

 

「おかしい?」

 

「十字架にかけられて、最後に死へ導いたロンギヌスの槍は十字の形をした槍だよ。開祖を死へ導いたアイテムを連想するワードを教団名に入れるって、おかしくないか?」

 

あ…それは…確かに…

 

「更に「神の子」が天に召させる時、信者達は十字を指で切ったらしい。これも変だろ?」

 

変?

 

「指で印を切るのは、何かしらの術を掛けるときだよ。祈りでは切らない。これも推測だが、災いが降り注がないように、魔除けの術でも発動したんではないのか?現在の信者は、古からの習わしにより祈りの為に切っているようだけど」

 

コイツ…歴史学者か?確かに、そうだ。陰陽師も指で印を切り、なんらかの術を発動するし。

 

「だから、十字教も殲滅したい」

 

って、十字教に属する組織に依頼する内容か?

 

 

 

---御坂美琴---

 

精密検査を終え、寮へ帰ると、黒子が抱き付き、唇を重ねて来た。え~、なんで?

 

「お姉様…この前の続きをお願いします」

 

って、私の服を脱がしに掛かって来た。

 

バーン!

 

電撃で黒子を弾いた。

 

「何の話?この前って、何?」

 

「え?テレないでくださいよ。私と裸で契りを、交合わせたでは無いですか」

 

契り?

 

「記憶に無いわ?いつの事よ?」

 

って…アイツの家にいた日だった。罠に嵌められたのは私のようだ。寮を飛び出し、街へと繰り出した。罠に掛けたヤツを探す為であったが、手がかりがまるで無い。黒子の話では、私と白い猫を抱いた白いシスター服の女の子が一緒にいたらしい。そのシスターを探せば良いのだな。教会を探して、そのシスターを見つけ出すか。

 

何軒目かの教会で、それらしいシスターのいる教会を見つけた。ここか?白い猫を抱いているシスター。

 

シスターを観察していると、いきなり胸を背後から揉まれている。首と腰を捻り後を確認するが誰もいない。だけども、確実に胸を揉まれている。乳首を押し込まれている。股間に指が這っている。透明人間に襲われているようだ。

 

電撃を撃ち込むも、あっ…感じる…今までこんな事は無かったのに、自分で放った電撃で、身体が性的な刺激を感じていた。股間が湿っていくのが分かる。ここから逃げないと…でも、足が竦んだように動けない。太股が震え、足に力が入らない。まずい…声を出そうにも声すら出ない。そして。徐々に意識が霞んでいった。

 

◇

 

意識が覚醒していく。私は手足を拘束されているようだ。十字架に磔されている気がする。そんな体勢であった。目の前では大人の女性と青年が、夜の営みをしていた。ここは、どこ?

 

「止めてください…娘の前で…」

 

えっ!娘の前で?私の母なのか?

 

「えぇ、娘の前で無ければ、何でもします」

 

耳を疑うようなことを言う母。それでは不倫では無いのか?

 

「じゃ、お前の娘とならいいのか?」

 

「え…私よりも娘がいいんですか…」

 

見た事の無い青年により、十字架から降ろされた私は、青年の股間に顔を埋め、彼のモノを頬張った。なんで、こんなことをするんだ?身体が勝手に動く。

 

「娘の舌は良い塩梅だぞ、美鈴」

 

「負けられない」

 

母が青年の背中に抱き付き、乳首を背中に這わしている。母の顔は恍惚な表情である。記憶に深く刻み込まれていく。私にはこの人の血が流れているんだ。

 

「美琴は誰に喰われたいんだ?」

 

コイツが、罠に嵌めたのか?私の直感が、そう言っている。私の口にはコイツのモノが入っている為、答えられない私。

 

「そうか、僕がいいのか。では、親子丼を喰らうか」

 

え…目の前が真っ暗になり…次の瞬間、私は上条当麻の部屋にいた。母がいない…母はどうしたんだ?

 

ベッドの上に視線を向けると、当麻と母が全裸で抱き合っていた。

 

 

 

---シュウ--

 

公園を歩いていると、美琴に会ってしまった。視線を合わせないように、この場から立ち去ろうとすると、

 

「おい、待てよ!お前だよな!当麻の部屋に散々、置き去りにしたのはさぁ!」

 

いきなり、レールガンを放ってきた。生の身体なら、即死だぞ。透過させると、遠くのビルが、崩壊していく。

 

「避けたのか?なら、これはどうだ!」

 

今度は連射でのレールガンが撃ち込まれてきた。これも透過させると、遠くにある高層ビルが崩壊していった。

 

「お前はテロリストか?ビルを2棟も崩壊させるって」

 

「なぜ避けられるんだ?」

 

避けたつもりは無い。透過体質なだけなんだが…僕に抱きつき、今度は電撃を放ってきた。それに対し、僕は美琴の着ている物を透過して、美琴の地肌と抱き合い、放たれた電撃を、美琴のクリへ受け流した。

 

 

「いやっ!」

 

電撃の衝撃で観音開きの扉が開き、僕の性欲器官が飲み込まれていった。これはこれでありかな?

 

「ダメ…動かないで…感じる…あぁぁあぁぁ~」

 

ぎこちない喘ぎ声、だけど、腰は熟練のダンサーのように、リズミカルに踊っていて、気持ちがいい。出ちゃいそうだよ。

 

って、公園の向こう側でも戦闘が起きているようだ。あれは…助けないとダメだな。

 

「美琴、また、今度な」

 

「今度?おい!最後までしてよ~!」

 

 

取り敢えず、痛め付けられている子を『強奪』で、救出した。すると、痛め付けていたヤツが僕に気づいたようだ。助けた子に回復術を掛けて、

 

「美琴、彼女を護れ。護り切れたら、ご褒美をヤルよ」

 

「え…この子…」

 

美琴は美琴に似ている子を、凝視している。

 

「おい!てめぇ~!俺様の獲物を奪うとは良い度胸だな」

 

「はぁ?死に急ぐが?退散するか、選べよ。シマシマ男よ」

 

拳銃を撃ち込んできた。透過すると美琴達が危ないので、吸収しておく。

 

「はぁ~?鉛の玉が効かないのか?」

 

「美琴、彼女の目を塞ぎ、お前も目を瞑れ!」

 

グシャ!

 

『エアスタンプ』でシマシマ男を圧搾した。修復術で死なない程度まで回復させ、冥土返しのいる病院へ転医させておく。

 

「え…」

 

美琴は目を瞑らずに、見ていたようだ。見たいならしょうがない。僕は、女の子の傍に行き、尋ねた。

 

「君の識別番号は?」

 

◇

 

美琴と、10032号と共に、彼女達の製造現場に潜入した。

 

「美琴、研究者を感電させておけ」

 

「うん、わかった」

 

ご褒美狙いなのか?妹達を保護したいのか、僕に従順な美琴。探している固体を探し…いた、ラストオーダーだ。

 

『同化吸収してくれ』

 

既に、仲間になっている並行世界のミサカに伝えた。

 

『うんって、ミサカはミサカは若返ったりして』

 

いや、若返らない。ホムンクルスは経年劣化しないから…目の前のラストオーダーとシスターズを、チームメンバーのミサカが同化吸収して、持ち出してくれた。強制転移とは違い、根こそぎ吸収していくので、漏れがなくて安心である。

 

「よし、美琴。全員解放した。ここにある設備と資料を消すぞ。美琴は装置を破壊しろ」

 

「任せて!」

 

雷撃とレールガンで装置類を破壊していく美琴。僕は地獄の業火で紙類などの記録媒体を灰にしていく。ある程度、破壊と燃焼をしたので、美琴と共に転移して脱出した。

 

 

 

---御坂美琴---

 

「ねぇ、なんで、当麻の部屋に、私を転移させていたの?」

 

私を罠に嵌めた青年に訊いた。彼はシスターズを解放してくれた。悪い人には見えない。

 

「だって、あの部屋が一番安全だろ?」

 

転移理由は単純な理由だった。罠では無く、私の保護のようだ。

 

「ケダモノだよ、アイツは」

 

「女性に手を出せない童貞君だし」

 

そうなのか?今度、当麻に訊いてみるか。って、ここは当麻の部屋であるが。

 

「ここを緊急避難場所にしてあるんだ」

 

「当麻は知っているの?」

 

「この部屋の住民と面識は無い」

 

なんだ、それは?面識が無いのに、安全と言い切る根拠が不明である。

 

「あなたの名前は?」

 

「名前?神代亘だよ」

 

「どこの学校?」

 

「通っていないよ」

 

通っていない?

 

「スキルアウト?」

 

「いや、ハングレでは無いよ」

 

ハングレって何?

 

「じゃ、帰ろうか。落ち着いただろ?」

 

次の瞬間、自分の部屋にいた…

 

◇

 

「え~っと…神代亘さんですね」

 

制理がネットで検索をしてくれている。ここは馴染みのファミレスである。

 

「その男子は、お姉様とどういう関係ですか?」

 

黒子に訊かれた。

 

「彼氏…かな?」

 

私の言葉で目の前にいる友人達が固まった。そんなにおかしなことを言ったかな?

 

「か、か、彼氏ですって…」

 

「うん。私はそう認識している。向こうは、知らないけど」

 

わからないことだらけである。なんで、私を助けてくれたのか?当麻を知らないのに、安全と何故言い切れるのか?わからないことだらけだ。

 

「この人、10年前に死んでますよ」

 

はぁい?

 

「どうして?」

 

「ジョブは陰陽師で、死因は殉職ってあります。何かと戦って、命を落としたのかな?」

 

死んでいる?だって、そんなはずは無い。昨日、一緒にいたし…

 

「そうなると、偽名かもしれないですね。本名は名乗れないとか」

 

「その可能性はあるわね」

 

「どんな人なんですか?」

 

「一方通行を瞬殺出来るくらいに強い」

 

私の言葉で目の前にいる友人達が固まった。事実を言ったまでなんだけど…

 

「序列1位ですよ。それを瞬殺?」

 

「証拠に、冥土返しの病院に入院しているよ」

 

一瞬でアイツの肉体が圧搾された。なすすべも無く…

 

「この街の者では無いようですね。それは取り締まらないと」

 

黒子が意気込んでいる。

 

「彼氏って、根拠は何ですか?」

 

制理に訊かれた。

 

「う~ん…大きな声で言えないが…彼と肉体関係を持ったんだよ」

 

私の言葉で三度、目の前にいる友人達が固まった。

 

「肉体…関係って…あぅ…」

 

制理は真っ赤な顔をして俯いてしまった。黒子は固まったままである。

 

「いわゆる、男と女の…」

 

「中学生ですよ」

 

「そうなんだけど、交われてしまったんだよ」

 

あれは多分、私の自爆だと思う。まさか電撃をそのまま、リターンされるなんて…それも、あの敏感な部分へ…女の身体へのスイッチが入ったのだろう。

 

もっと、彼の事が知りたい。どうすれば、いいんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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