※この作品はR-18です。

神器なき男3   作:もっち~!

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始まりの魔法使いPart1
次の案件*


案件が終わり、久しぶりに自宅へ帰宅…違う世界で養女となった子供達と共に…アウロスの自宅のサンデッキに転移した。空の色が青じゃないことに驚くリアスを除いた一同。

 

「あなた…おかえりなさい♪」

 

笑顔でヴァイラが迎えてくれた。しかし、連れ帰った者達の顔を見て、少し呆れているような…

 

「今回は大漁ですね…旦那様…」

 

好き好んで連れ戻った訳では無い。置いて来られるなら、置いて来たかったよ~。

 

「で、どうされるんですか」

 

「まず、紹介しないとな…彼女は、この家を護ってくれているシーグヴァイラ・アガレス・鬼門だ。お前達の母親になる」

 

「お父さん…結婚していたの…」

 

哀しそうな顔のアイズ。

 

「うん♪そんな顔するなよ~、なぁ、アイズ」

 

困った顔になったアイズ。

 

「で、ヴァイラ、子供達の紹介は要らないよな?知った顔ばかりだろ?ちょっと年齢が若いけど…」

 

仲間にいる同一キャラに比べ、今回の養女達は幼かった…

 

「学校へは通わせるの?」

 

「この世界のルールとか、僕のチームの立ち位置とか、学ばないと、連れて歩けないよ」

 

「え?置いて行くの?」

 

リアスが泣きそうな顔で僕を見ている。いや、リアスだけでは無い、アイズも、ティオナも、リヴェリアもシルも…そんな目で見ないでくれ~。

 

「仕事には、まだ連れ歩けないよ。お前達の死ぬ姿は見たくない。もっと、強くなれ!そうしたら、連れて行くから。約束するよ」

 

「部屋割りはどうするの?」

 

ヴァイラに訊かれた。

 

「アイズとリヴェリア、ティオナとティオネが二人部屋。シル、リアスは一人部屋だな」

 

一気に子供が…それも娘が6名も増えてしまった。莉愛とシーグが卒業したばかりなのに…ここにリトルとフィアナがいるしなぁ。実子で無い娘が10名も…

 

「凹まなくていいのよ。あなた、子育て好きだものね。イッセー君、言成君といった息子もいるでしょ?」

 

いや、あの二人は養子にしていない。親がちゃんと居るし。

 

「学校は遠いんですか?」

 

シルに訊かれた。眼下にそびえるアウロス学園を指差し教えた。

 

「あの学校だよ。飛べれば近いんだけど…歩きだとアレかな…」

 

ここは小高い丘の上に立つ家だし…

 

「買い物が大変そう…」

 

「買い物は飛べるヤツに頼めばいいんだよ」

 

ちょうど良いタイミングで、ガイアとシーナが転移してきれくれた。

 

「こっちのガタイに良いのがガイアで、そっちの線の細いのがシーナだ。この二人に頼めば大丈夫だ。新しい子供達に、自己紹介をしてくれるかな?」

 

実子二人に指示をした。

 

「父さん…こんなに…養女にした経緯は聞きましたけど…確かに父さんの言うように避けられなかったと思いますが…」

 

息子に苦言を呈された。ダメな父親だよ、僕は…はぁ~。

 

「俺はガイア・グレモリー・鬼門だ。この世界で魔王をしている。父さんの長男になる」

 

ガイアを不思議そうな顔で見るリアス。

 

「ガイア、リアスのフォローを頼むよ」

 

「わかったよ、父さん」

 

ガイアがリアスと同じ目線になるようにしゃがみ、話し掛けてくれた。

 

「私はシーナ・アガレス・鬼門です。ヴァイラ母様の介護をしながら、お手伝いをしています。父様の次女になります。よろしくお願いしますね」

 

「病気になったり、怪我をしたら、シーナに言ってくれ。回復能力持ちだからな」

 

突然の実子登場で固まる養女衆…幼女は苦手だよ~

 

-------

 

子供達をヴァイラ達にまかせて、姉ちゃんの元へと転移した。所謂、仕事の打ち合わせである。

 

「で、次の案件は?」

 

「え?スキンシップしようよ~、ねぇ、亘」

 

姉ちゃんは僕を亘と呼ぶ。姉ちゃんの頭では僕を、かって弟であった神代亘として、捉えているのだろう。

 

「ごめん…そんな気分じゃない…」

 

「育児疲れ?似合わないよね~。まぁ、エロ神としては対象外の年齢か」

 

ビンゴだよ、姉ちゃん…手を出す気になれない。胸の膨らみはうっすらとだし…完成形を知っているだけに、待ち遠しいのが実情ではある。

 

「なんだよ、結局、喰うんかい…」

 

呆れた目付きで見る姉ちゃん。えぇ、ダメな親父です…

 

「次の案件なんだけど…厄介な相手だよ。『報復型憑依能力』持ちの精神生命体だ。自らを倒した敵に憑依して、その身体と能力を乗っ取るんだそうだ」

 

厄介だな。でも、手立てはある。

 

「どんな手立てだ?」

 

僕の心を読んだ姉ちゃんに訊かれた。

 

「深雪のコキュートスで精神を凍らせて排除するんだ。その場合、宿主の精神がどうなるかだな。分離形の能力者はいないし…」

 

「手段はまかせる。ソイツのいる世界の最高神から、早く退治してくれって、せがまれているんだ。強い相手に次々に憑依して、最後は自分が狙われるのではないかと、怯えているようだ」

 

が、資料を見てみると、問題があった。

 

「なぁ、軌道エレベーターが有るのか?」

 

「うん?有るねぇ」

 

「ドラン君を持ち込めないじゃないか…」

 

「あぁ…」

 

衛星軌道上まで伸びているエレベーターがあるんじゃ、制空権が取れない。そうなると空中浮遊城のドラン君は持ち込めない。

 

「地上に置けないのか?」

 

「あんなデカイのをどこに置くんだよ。そうなると、次元の狭間にベースキャンプを置くか…待てよ…憑依する瞬間に滅せれば良いのか。そうなると…リアスが適任か。分離をしないでいいし」

 

「どのリアス?」

 

「莉愛が適任だけど、今ダメだからなぁ…どうするかな。滅の力をフルアーマー状態に出来るやつでないと…」

 

脳裏に浮かぶのは…今回のお持ち帰りしたリアス。基本ステータスは、リアスの中で一番高い。転生でなくて転移で2度も人生をしているし、胎児の状態で僕と会話をしていたような気がするし。

 

「戦闘能力は現地で叩き込むのか?」

 

「それしかないな」

 

--------

 

リアスと二人、転移したのは、新東京・天之御柱市だ。街の中心には『アマノミハシラ』と言う軌道エレベーターがそびえ立っている。円形に広がる都市部の外周には、貧困層の集落が点在しているらしい。

 

「どこに行くの?」

 

心配そうな表情のリアスに訊かれた。

 

「まずは、住む場所を探そう」

 

街を見回り、適当な宿を探し歩く。ウォータフロントに仙境館という温泉宿を発見した。ここに泊まるかな。手続きをして、部屋に案内された。日本家屋はいいなぁ。畳だし♪

 

「お客様の担当になりました、結城 忍と申します。よろしくお願いします」

 

ショートカットのかわいい女の子が、頭をペコっと下げた。

 

「よろしく頼むよ。僕はシュウで、アイツはリアスだよ」

 

「お二人のご関係は?」

 

「師弟だよ」

 

本当の事を言ったのだが、リアス的には不満そうである。

 

「食事は和食中心で頼むよ♪」

 

「はい、わかりました」

 

女の子は頭を下げて、部屋を出て行った。

 

 

 

---雪姫---

 

怪しい人物が宿泊したようだ。当宿は新東京の沖合10kmにあるのだが、今日は船は入港していなかった。どうやって来たんだ?まさか、フェイトの送り込んだ刺客か?確かめてみるかな。部屋を出ようとした時、

 

ドッカ~ン!

 

デカイ爆発音が聞こえた。何が起きた?敵襲か?部屋の窓から音源を見ると、刀太が重力剣で攻撃したようだった。おい、正体を見極めないで攻撃か?危険すぎる。現場へと急いで向かった。

 

 

 

---近衛 刀太---

 

散歩に出て来た怪しい人物に訊いてみた。

 

「なぁ、お前達は、どうやってここへ来たんだ?今日は船が接岸していないはずだけど」

 

「この宿は、客に横柄だな」

 

答えない。いや、答えられないのだろう。

 

「客?お前、雪姫を狙っている賞金稼ぎか?」

 

「だったら、どうするんだ?」

 

『1000倍』

 

重力剣で斬り掛かった。

 

ドッカ~ン!

 

地面は抉れている。だけど、アイツは平然と俺をみていた。確かに正面から斬ったはずなのだが。

 

『1万倍』

 

ドッカ~ン!

 

何?平然としているアイツ…なんだ、コイツ…

 

『10万倍』

 

ドッカ~ン!

 

有り得ない…10万倍の重力剣を真面に受けて、平然と俺を見ている。

 

「少年よ、相手の力量を測らずに、全力で攻める真っ直ぐさは好きだけど、戦場では真っ先に死ぬぞ『エアスタンプ』」

 

アイツの呪文を聞いた後、意識が途絶えた。

 

 

 

---雪姫---

 

現場に着くと、刀太の身体が圧搾された時だった。手遅れかぁ…刀太の身体は潰されたトマトの様に血肉が飛び散っている。これでは再生に時間が掛かりそうだ。

 

「うん?再生能力持ちなのか?だから、あんな無謀な戦い方なのか。『氷点の監獄』」

 

刀太を潰した者が新たな術を発動した。刀太の血肉が凍っていく。これでは再生能力は機能しない…何者だ、コイツ…

 

「刀太君!貴様ぁぁぁぁ~!」

 

九郎丸と夏凜が斬り込んでいった。

 

「これはペットに良さそうだ♪『脱衣』『緊縛』『催淫』」

 

聞いた事の無い呪文…二人は全裸にされ、亀甲縛りをなされて、悶えている。なんだ?この魔法体系は…

 

「お前が師匠か?」

 

「そうだ。で、貴様は何者だ?」

 

「温泉に湯治に来た客だよ。この宿は、粋な歓迎をしてくれるね」

 

「弟子を返せ!」

 

どさっ!

 

湯治客と名乗った男が何かを投げて来た。視線を移すと…キリヱだった。顔色から判断すると息絶えている。なぜ、リセット&リスタートしないんだ?

 

「『死に戻り』使いがいたとは、少し油断したよ。あぁ、その子は脱魂死だから、死に戻れない。魂は僕が持っているからね」

 

コイツ…ネクロマンサーか?

 

「仲間を助けてあげるけど、それなりに礼を尽くせよ♪」

 

見返りか…

 

「何を望むんだ?」

 

「お前を下僕にする」

 

何を言っているんだ?私は、不老不死の吸血鬼の真祖『エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル』だぞ。下僕になんかなるものか!

 

「ほぉ~、お前はバンパイアか♪」

 

コイツ…心が読めるのか…

 

「ダダ漏れだよ。僕の前で嘘はつけない」

 

まずい…何者だ、コイツ…下手に攻撃すると死亡フラグが立ちそうだ。

 

「まず、自ら全裸になれよ♪」

 

言われた通りに着ている物を脱いでいく。でも、脱ぐのに時間が掛かる。この私の身体が、目の前の者に恐怖を感じていた。指先がうまく動かない。

 

どうにか全裸にはなれた。今度は何だ?

 

「お前の身体で奉仕しろよ♪」

 

そんなの…私のプライドが許す訳無いだろう。

 

『マリオネットモード』

 

また、聞いた事の無い呪文を唱えたアイツ…私の身体は、私の意志に関係無く、アイツのモノを舐めていた。みるみるデカくなるアイツのモノ…

 

「頬張れよ♪」

 

無理だって…顎が外れたのでは無いかと思う位に口を開けて、アイツのモノを頬張った。喉の奥まで到達している。経験したことの無い屈辱感…しかし、それよりも高揚感が勝ってきた。どういうことだ?

 

「あっ…うっ…うぅぅぅ…」

 

胸がモヤモヤする。乳首が起立をして、彼の命令を待っている。どうした、私の身体よ!

 

「じゃ、四つん這いになって、忠誠心を見せろ♪」

 

四つん這いになり、無防備な箇所を彼に向けた。そこに顔を埋める彼。臭いを嗅がれ、味を確かめられていく。

 

「もう、ヨダレがすごいなぁ」

 

ゴクゴクゴクッ

 

股間に口を付けて、私の体液をのんでいる…プライドは彼に喰われた…堰を切ったように、正常位、騎乗位、坐位など様々な体位で奉仕をし続けた。

 

「満足だよ。お前の奥底に、僕の印を刻んだ。僕の持ち物になったよ♪」

 

もう…自力で動けない…精も根も吸い取られたようだ。何者だ、コイツ…

 

 

 

---シュウ---

 

雪姫というバンパイアを下僕にした。で、次のお客様係が来たようだ。空を見上げると、一人の男性が浮かんでいた。

 

「エヴァンジェリンよ、惨めな姿だな。もう高貴な吸血鬼では無く、タダの雌犬に成り下がったとはなぁ」

 

「僕の下僕をメス犬呼ばわりしないでくれるか?」

 

僕が指を鳴らすと、空に浮かんでいた男の全身から煙が立ち昇り、地面に激突した。男の頭に手を翳し、記憶を読み取る。

 

名前はフェイト・アーウェルンクスで、太陽系世界最強の魔法使いらしい。最強ね…僕の自作魔術で死に絶えたクセに…全人類不老不死化計画が最終目的か…それはダメだな。魂のリサイクルが出来無くなるし、赤子は永久に赤子の状態になってしまう。コイツも消えてもらうかな?

 

で、下僕の女の方は…名前は雪姫、本名をエヴァンジェリン・A・K・マクダウェルと言う。真祖の吸血鬼なので、始まりの吸血鬼ってことかな。

 

「で、解釈でいいのかな?」

 

忍を呼び出して訊いてみた。

 

「世界が違うからな…どうなんだろう?」

 

忍は怪異の王という二つ名を持つ吸血鬼である。

 

「それよりも、主様。この女、年齢を詐称しておるが」

 

あぁ、大人に見せているよね。気持ちいいから、知らないことにするかな。

 

「本来の姿になった方がいいのかのぅ」

 

忍が困ったような表情になった。

 

「忍は今のままでいいよ。個人的に言うと、その姿の方がかわいいよ♪」

 

忍の頭を撫でて上げていると、僕の中から、頭を撫でられたい者達が出て、整列していた。オーフィス、リリス、アポだ…順繰りに髪の毛をワサワサしてあげた。

 

 

 

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