---シュウ---
夜…五和と遊ぶか悩んでいると、ドアをノックして、ラフタリアが部屋に入って来た。
「一緒に寝ていいですか?」
恐い夢でも見たのか、涙目で枕を抱えている。今日は女体遊びは無理っぽいなぁ。
「隣に寝て良いぞ」
って、ドサクサに紛れてあの鳥が、僕の隣に横になろうとしている。
「お前はダメだ。身体がデカ過ぎる」
鳥は2メートル超えである。ラフタリアの寝るスペースが無くなりそうだし。
「え?ダメなの?」
哀しそうな目で僕を見つめるフィーロ。それは一瞬の出来事だった。フィーロが光の渦飲み込まれ、吐き出されると、人化していた。何故か、背中には白い翼が生えている。まるで、天使のようだ。全裸姿のフィーロ。人間の身体を知らないのか、ツルペタで溝すら無い。まぁ、いいか。娘枠だし。
二人を両隣に寝かして、僕も翼を展開して、二人を包み込んだ。
「えっ!天使さま?」
ラフタリアが、半分正解な呟きをした。
「まぁ、そんな感じだよ。内緒だぞ」
そして、三人で夢の世界へと旅立った。
◇
翌朝…上に五和のような女体がいる。あれ?五和と遊んだっけ?夕べは…記憶を精査していく。確か、フィーロとラフタリアと寝た筈である。五和が乱入するとは思えない。あれ?記憶が飛んだかな?相手のオーラを探って見た。目を開けて見るのが恐かったので…
うん?狸系のオーラがするが、ラフタリアは10歳くらいだったはずだ。交われるはずが無い。
「シュウ様…もっと愛をください。はぁ~」
って、艶めかしいタフタリアらしき声。こんなに大人染みた声だっけ?おかしい…これは、きっと夢に違いない。もう少し寝るか…
「これは…」
五和の絶句した声…夢では無いようだ。
「どうして…」
大樹の声…性欲器官をズボンの中にしまっておく。
「この子は誰?」
って、リアスの声…起き無いとダメかもしれない。透過モードで、ベットから抜け出し、状況を確認した。狸の耳のある少女と、忍に天使の翼をつけたような少女が寝ている。二人共全裸である。本来来ていた服はズタズタな布キレ状態になっていた。
「シュウさん、これはどういうことですか?」
「フィーロの方は、添い寝を拒否したら、人化形態になった。ラフタリアは、どうして急成長をしたんだ?」
ステイタスをチェックすると、レベル10程度だったラフタリアはレベル30くらいになっていた。まさか、初体験で経験値をゲットしたのか?フィーロの方もレベル30オーバーしているし…
「この世界の生物って、急成長するのかな?」
答えを持っている物は、この場にいない。誰に訊けば良いんだ?エギル似の武器屋のオヤジの顔しか浮かばない。訊いてくるかな…
「リザ!ラフタリアらしき者に、リザの予備の服を着せてやってくれ」
「わかりました」
「問題は、この鳥だな。五和!ドランへ連絡して、ハニーに形状記憶な服を依頼してくれ」
「わかりました」
「僕は、街で情報を仕入れてくる。岩谷君達は、飯を食ったら、狩りに行ってくれ。ルプスレギナはガードで頼む」
「了解っす!」
さて、街に転移するかな。
◇
武器屋に朝駆けした僕。
「アンちゃん、どうしたよ?昨日の今日では、出来ないぞ」
事情を説明して、答えを求めた。
「はぁ?寝ている間に、レベルアップしまくって、幼児形態が、大人形態になっただと?!」
武器屋のオヤジすら驚愕している。あの二人はイレギュラーなのか?あぁ、お持ち帰り決定かぁ~。
「フィロリアル種は、謎の多い種族だから、分からないが、ラクーン種の亜人の場合、訊いたことが無いぞ」
狸系はラクーン種って言うらしい。
「そうなのか…」
「昨日、仲間になって、レベルはどの位なんだ?」
「レベル30オーバー…」
「はぁ?アンちゃん、当たりを仲間にしたのかもな」
当たりなのか?ショックが大きい。子供を育てる楽しみが…一夜にして消えたのだが…
「アンちゃんの彼女にすれば良い。奴隷では無いんだろ?」
頷く僕。いや、デキない彼女はいらない。でも、ヤルと死んでしまうと思う。う~ん…
失意な僕は、奴隷屋さん回りをした。子供の奴隷捜しである。勿論、スカでも銀貨の『強奪』は忘れない。
家に戻り、新しい奴隷の奴隷紋を浄化させた。怯えた目付きで僕を見て、部屋の隅で蹲っている。
「リザ!新入りだ、面倒をみてやってくれ」
「はい」
「触るな!来るな!」
リザにすら怯える元奴隷。名前はキールである。
「しょうがないなぁ。ラフタリア、頼めるか?」
「はい、シュウ様」
立派に成長した元娘枠…
「あれ?キール君…」
うん?ラフタリアの知り合いのようだ。だが、一夜で成長してラフタリアを認識出来ないキール。
「お前…誰だよ~。なんで、名前を知っているんだよ」
知っている証拠とばかり、ラフタリアがキールの黒歴史を話している。訊きたくも無い、微妙な話しである。
「嘘っ!ラフタリア姉ちゃんなのか…」
感動の抱擁…う~ん…
「ラフタリア、風呂に入れてやれ!あぁ、ソイツ、自分を男と思って居るが、女だからな」
一応、知らせておく。ラフタリアも、キールが少年と思っているようだったからだ。
「えっ!女の子?まさか…」
急いで、お風呂に連れ込むラフタリア。
「祖父ちゃん、また女の子なのか?」
「まぁなぁ…男は大樹がいるし…自分の手で、娘を育てたいんよ~」
つい、うっかり本音をポロリと…しまった。
「え?将来デキるからで無く、育てたいから?」
みんなの目が点になり、僕を優しい眼差しで見ている。ここは逃げの一手だな。取り敢えず、転移した。
◇
ゼルトブルって場所で、タフそうな奴隷を見つけ、『強奪』した。
「あらー、お姉さんをどうするつもり?」
対女性3連コンポを発動した。
「えっ!やめてぇぇぇぇぇ~!」
見た目、シャチ系の亜人であるが、問題は無い。だって、僕は化け物だし。
「名前は?」
「言うもんかぁー!」
『這い虫』を発動し、筋肉と皮膚の間で蠢きさせた。
「いっ、やぁぁぁぁぁ~!」
乳首は立ちそそり、股間はそれなりに。海洋系の亜人って、濡れないのかな?水の中で交尾するから…う~ん…まぁ、いいか。味見するかな。
「吸わないで…やめて…お願い…」
あぁ、奴隷紋を浄化しておこう。
「名前は?」
「…」
口が固いなぁ。
「焼き魚になるか?」
目を見開いて、口をパクパクしている女性。
「物理的に喰うと旨いのかな?」
「やめてください…」
顔面蒼白になった女性。僕の狂気に触れたようだ。
「名前は?」
「サディナ…」
やっと名前を訊けた。
「そうか。で、サディナはどう料理されたいんだ?」
「た、た、食べるのが前提ですか…」
恐怖で乳首は立ちっぱなしのようだ。そこを舐めたり、甘噛みしたり。
「やることがあるんです…だから、殺さないで…」
涙を溢し始めたサディナ。記憶でも読むかな…はぁ?コイツ、アイツの知り合いなのか…う~ん、食べたら、哀しむよな…
「お前、ラフタリアの知り合いか?」
「えっ!ラフタリアを知っているのですか?」
「あぁ、仲間だ」
「仲間?まさか…ラフタリアに、酷い仕打ちをしたの?!」
先程まで恐怖の色をしていた瞳が、怒りの色に染まっていく。
「だとしたら?」
「貴様を殺す!」
「面白い。殺される前に、狂い死にしてやる」
『身体停止』を発動した。10秒ごとに、性的感度が倍になっていく。既に『催淫』状態である。
「うっ!止めろ…何?この術は…」
怒りの色は恍惚な色へと変化していく。だらしなく口元から唾液が垂れていく。エロに縁遠い者ほど、猛威を振るう術である。
そして、意識を喪失した。恍惚な表情で…遊んだし、帰るかな?
◇
家に帰ると、ラフタリアとキールがサディナへ駆け寄った。あぁ、術は解いてある。
「今日の収獲だ。世話はラフタリアにまかせる。調教しておけよ」
「兄ちゃん!俺は男だけど…兄ちゃんの娘でもいいぞ!」
って、キールが縋って来た。僕の居ない間に相談して、決めたのか?
「お前の生きたいように生きればいい。僕は遊べる女体を狩るだけだ」
娘を育てるよりも、女体を愉しむ方が僕にはお似合いなのだろう。いや、そもそも娘に縁が無いのかもしれない。
「ごめんなさい」
ラフタリアが僕に土下座をしてきた。
「何故、謝る?お前は、もう娘枠では無い。戦士として鍛錬をしろ!」
「えっ!シュウ様…そんな…」
ラフタリアの声が震えている。どう見ても、僕より歳上に見えるしなぁ。あぁ、またショックがぶり返して来た…
「シュウ様には、フィーロがいるよ」
って、フィーロ。忍の幼子姿に似ている。ダメだ。終わった…気を取り直して、みんなのレベルを確認すると、岩谷君がレベル…はぁ?60だと…あぁ、フィーロとラフタリアの経験値が入ったのか。
「岩谷君、新入り二人をパーティーに入れておいて」
「はい…」
一気にレベルが上がり、混乱しているようだ。まぁ、一晩で50アップって…何の経験を積んだ、あの二人は?恐くて訊けないけど…
◇
夜…ベッドに横になり、どうしたもんかを考える。クソ女神らしきオーラは感じ無い。この世界にはいないのか?その代わりなのか、奴隷が多い気がする。奴隷狩りがいるらしい。奴隷狩りハントでもするかな?どうして、亜人を奴隷にしたがるのだ、人間は…愚か過ぎる。
コンコン!
ドアがノックされた。
「シュウ様…よろしいでしょうか?」
ラフタリアの声だ。鳥もいるようだ。キールの気配も感じる。
「あぁ、なんだ?」
涙目のラフタリアは、今夜も枕を抱えている。鳥は一目散で、僕の隣に入った。
「一緒に寝ても良いでしょうか?」
大きくなって、悪魔は消えないか…
「いいが…朝になったら、ババァはカンベンしてくれよ」
「うっ!その可能性も恐いですね…でも、シュウ様の隣で息絶えるのなら、本望です」
何の本望だ?昨日、会ったばかりだぞ。
ラフタリアは僕の上?に載り、隣にキールが入った。
「おやすみなさい…」
「あぁ…」
寝られない…エロ心が湧き出る。必死に抑える僕。見た目は大人、中身は子供である。って、寝てしまったけど。
翌朝、性欲器官は誰かに刺さっている。上にはラフタリアだ。どうやって、差し込んでいるんだ?娘枠では発情しないように訓練しているのだが…
透過モードでラフタリアをすり抜け、ベッドが抜け出した。性欲器官は、獲物がいなくなり、ハウスしたようだ。
リビングに行くと五和を発見して、後から抱きついた。
「え?シュウさん…朝からですか?」
五和の胸の感触は好きだ。火織よりも。
「ヤルなら、最後までしてくださいね」
「無理…誰か来るし」
五和から離れた僕。
「おはよう、祖父ちゃん」
大樹だった。リアスは睡眠時間8時間確定なので、まだ、起きて来ない。夢の世界で、魔王リアスに鍛えて貰っているのだ。能力値が上がらないと、黒歌を眷属に出来ないからな。
「おはよう、大樹」
「で、どうするの?」
「大樹達は岩谷君のアシストを頼む。僕は奴隷狩りハントをする」
「そうだね。この世界は奴隷が多いらしいからね」
多すぎる。奴隷狩りが多いのだろう。そうなると、奴隷商人も多いのか…
「リザ!ラフタリアとサディナも岩谷君のパーティーで魔物狩りをさせてくれ。キールは、リザと食い物を狩れ」
「了解しました」
さてと、奴隷狩りハントするかな