---シュウ---
巨木である。蔦が襲い掛かってくる。ラフタリアとリーシアを呼びだした。二人が駆けだして、蔦を切り裂いて行く。
う~ん、触手プレイ…そんな不埒な事を戦闘中に閃いてしまった。不可抗力で、ラフタリアのエロい姿もいいかな…
「シュウ…まさか…」
岩谷君は気づいたようだ。視線はリーシア達をチラチラ見ながら、大樹、リアスをガードしている。
「蔦だよ…それて、触手だよねぇ、岩谷君」
「それはそうですが…味方が危険ですよ」
「死んだら、屍姦して蘇生すればいいんだよ」
岩谷君は苦笑いしている。って、どう攻めるよ、この巨木は…目玉か?
「目玉狙いで、頼む」
剣士組が目玉に狙いを定めたが、しかし、蔦がジャマで、目玉に辿り着けないようだ。
「大樹!目玉を『強奪』しろ」
「えっ…」
戸惑いながら目玉を強奪する大樹。大樹の腕には目玉が転移したが、目玉は煙を上げて消えていく。目玉のあった部分には、種らしき物があり、それを護るように目玉が再生していくのを、見逃さない僕。
後は…疲れた剣士組が蔦に四肢を拘束されていく。そして、徐々に全身を蔦で包み込まれていく。
「いやっ!そこはダメ…」
喘ぐ声、甘い声、色っぽい声が戦場に聞こえ始めた。着ている物の隙間から侵入する蔦。個人的にはヒナタがおいしそうだ。
「やめて…入ってこないで…」
泣き叫ぶ声…いいなぁ。って、ミトだけが冷ややかな目で、僕を見ていた。あぁ、気づかれた。そろそろ、助けるか。完全に覆われると面倒だな。
「大樹、もう一度、目玉を強奪してくれ」
「了解!」
目玉が消えた瞬間、種を強奪しながら、炎属性のダイヤモンドダストを目玉のあった部分に打ち込んだ。目玉は再生されたが、巨木の内部は燃えているはずだ。
蔦が徐々に枯れていき、自らの体液塗れのラフタリア達が解放されて行く。フィーロは…あぁ、鳥だから体液は出ないのか…
「上手くいったようだな」
巨木は完全に枯れたようだ。
「フィーロ、喰えそうな物は全部喰っていいぞ!」
「いいの?本当にいいの?」
嬉しそうに、巨大生物化したフィーロが巨木をついばんでいる。始めから、コイツに喰わせれば、良かったのでは?巨木の栄養は満点なのか、ボキボキと音を立てながら、フィーロが更に大きくなっていく。50メートルは超えたかな?
岩谷君は枯れた蔦や種などを盾に喰わせている。
「植物解析と植物改造が出来るみたいです」
それは便利かもしれない。
「じゃ、ここの種と、この種を改造しておいてくれ。魔物化しないで、毒や酸を撒かない安全な植物にして欲しい」
「わかりました」
うん?ミトとヒナタが、何か言いたそうに、僕を見つめている。
「何か、問題でも?」
「ねぇ、シュウ…触手プレイを見て楽しんでいたのかな?」
ミトだけで無く、ヒナタにもバレていたようだ。
「いや、倒し方を考えていただけだ。脳内保存なんかしていないよ」
「これだよ…」
って、ミトは僕のハッタリを信じていないし。ラフタリア達を回収して、後のことを大樹に丸投げして、この場から逃走という名の転移をした。
---代羽大樹---
暴れる植物を退治したことで、村人達から感謝されている。しかし、ミトさん達からの苦情…祖父ちゃんは何をしているんだ?味方を危険に晒して…
「って、言うか、大樹、大丈夫?」
って、ミトさん。健全な男子として成長していないのかって、逆に心配された。普通は祖父ちゃんのような妄想をするようだ。尚文さんに訊くと、こっそりとカミングアウト的な同意をされてしまった。あの戦闘シーンは、健全な男子として、萌え処だったようだ。
「えっ!大樹って、種無しなの?」
リアスが心配そうに、僕を見つめている。
「大丈夫だよ。性欲が薄いだけだから…」
って言っておく。そうか…健全な男子では無いのか、僕って…
《告 遺伝した能力を総て受け入れれば、健全になれます》
って言われても、エロ方向に行きそうで恐い…
◇
売れる物は売ったので、村を出ようとすると、討伐のお礼に、トマトのような果実と芋を大量に貰った。これって、アレの生産物だよな。その結果、馬車は4両編成になった。たぶん、巨大化フィーロなら、一口で消えそうな分ではある。
「重くて楽すぃいー!」
って、フィーロが馬車を嬉しそうに引いて走る。行き先は祖父ちゃんが、指示をしてくれたそうだ。北の方に、飢饉に陥った村があるらしいそうだ。
◇
目的の村に着く前に、食い物が捌けていく。だけど、お金で買うのではなく、物々交換されていく。それも物の価値では無く、重さでの物々交換って…石とか岩とかタダ同然の物で馬車の荷台が埋まっていく。
「どうしたんだ?」
ミトさんが呼んだのか、祖父ちゃんが来てくれた。尚文さんが事情を話した。
「ソレはマズいなぁ…」
フィーロと祖父ちゃんが荷台を引いて、どこかへと行き、戻って来ると、荷台には薬草が大量に積まれていた。
「どうしたの?」
ヒナタさんが警戒するような目付きで祖父ちゃんを見ている。
「物々交換してきた。石材で畑を作る代わりに、草を摘んで貰っただけだ」
野生の薬草の群生地を見つけて、摘ませたそうだ。
「大樹、知っているか?トマトは荒れ地の方が育つんだよ」
って…あの種の改良した物を植えたらしい。
「岩谷君はまだ、改良出来ないのか?」
「えぇ、まだです」
そんなヤリトリをして祖父ちゃんは、去って行った。
◇
フィーロは祖父ちゃんに指示された場所へと走っている。今回は薬が必要な村らしい。尚文さんは、薬草を薬に変えている。キールはヒナタさんに算術を習っているし。
馬車の乗り心地に変化が現れると、なんか空気が重くなってきた気がする。馬車を止め、外に出ると、周囲の木々は枯れ、空には分厚い雲、地面は真っ黒であった。
「これは?」
ミトさんに訊いた。
「なんか、ヤバそうだな。私とヒナタで御者台に載る。フィーロ、速度を落としてくれ」
「うん、分かった」
速度を落とし、フィーロが前進し始めた。
「空気が悪いなぁ。リアス!馬車内の空気を浄化しておいて」
「わかりました」
ミトさんの指示で、リアスが浄化能力を駆使し始めた。御者台のミトさん、ヒナタさんはガスマスクのようなマスクをしている。よほど、空気が悪いのだろうな。
『商売抜きで、治療に当たれ。援軍を向かわせる。病人を一箇所に集めろ』
祖父ちゃんから念話で指示が届いた。村に入り、指示通り、病人を一箇所に集め、治癒能力と薬を駆使して、病人達の治療にあたった。
『ミト、大樹、ヒナタは山へ向かえ。原因を探り、根本を消せ!』
祖父ちゃんの指示通りに動く僕達。エロ事案以外は、信頼されている為である。元勇者であるミトさん、ヒナタさんにとって、祖父ちゃんは英雄だそうで、エロ好きであっても、『英雄は色を好むのよ』って、意に返さないようだ。いや、エロ行為自体には、文句を言っているけど。
◇
山には魔物が溢れていた。山で祖父ちゃん、ラフタリアさん、リーシアさんが合流したのだが、倒しても倒してもキリが無い感じである、
「僕は先に行くぞ」
って、祖父ちゃん。魔物達が、祖父ちゃんを避けているようだ。魔物が避ける存在って何?そんな祖父ちゃんの後を追うラフタリアさんとリーシアさん。ミトさん、ヒナタさんも負けずに付いていく。
「ここかな?」
祖父ちゃんの目の前に、腐りかけた巨大生物の死体があった。
「こいつが発生源だな」
小物の魔物が死体に残っている肉をついばんでいる。
「どうするかな…コイツ、まだ生きているんだけど…」
はぁい?肉を喰われているんですよ。内臓は既に無いのに…
「スケルトンドラゴンだ、大樹」
そう言うと祖父ちゃんは、禍々しいオーラを放つ刀を手にした。
「今、楽ににしてやる」
祖父ちゃんが何かを斬り裂き、目の前にあった腐敗死体がどこかへと転移していった。きっと、ここにいない彼女の胃袋だろうな…合掌…
「どうだ?空気は…あぁ、澱んだままか」
祖父ちゃんは剣を変えた。なんか、これも禍々しいんだけど…
「セル・ベレスタよ!魔なる物を燃やし尽くせ!」
一降りすると、空気が燃え始め、青空が見えていく。なんだ、この剣は…
「黒炉の魔剣セル・ベレスタだ。僕以外の者が触れれば、完全燃焼をしてくれる。例え、大樹でもな」
おい…危険だろ…
「危険だと想うのは、コイツと心を通わせていないからだ」
剣をしまった祖父ちゃん。
◇
村に戻ると、病人の人数は激減していた。
「そういや、次の波はそろそろじゃないか?」
「あっ!後3日です」
祖父ちゃんの質問に、尚文さんが答えた。
「じゃ、みんなで村に戻って、休養するか。治療を急げ。終わり次第、撤収するぞ」
そして、波まで2日の日、僕達の村に戻った。
「装備品をチェックしておけ。魔法を使う奴らは、魔力を回復させておけよ」
祖父ちゃんの指示に従い、準備を進めていくみんな。
---シュウ---
「あっ…」
目の前の女が果てた。中々の上物だ。
「はぁ…はぁ…それで、盾の勇者様は…」
「順調に真っ直ぐ育っているよ」
目の前の女の手首を縛り、天井から吊した。
「子供を産んだとは想えない身体だな」
股間に顔を埋め、彼女の味を味わう。
「あっ…そこは…いい…いいですが…ダメです…」
「良いならいいだろ?」
「ですが…あぁぁぁ~」
達したようだ。手首を解放して、ベッドの上に女を置いた。エネルギーを補充したし、帰る。
「また、頼むぞ!」
そう言い残し、村へ転移した。
「シュウ様!どこの女と寝てきたんですか?!」
ラフタリアが詰め寄って来た。
「この国の女王だけど…」
「えっ!」
固まるラフタリア。う~ん、無茶したい。そんな身体である。ラフタリアを浜辺に放置して、自分の部屋に戻った。さてと、今夜は狸眠りするか…ラフタリアの行為を確認しないとなぁ。
0時を超えた辺り…ラフタリアが部屋に侵入してきた。添い寝をしているフィーロとアトラを退かして、僕のアレを口に含んで、美味しそうに舐めている。おいおい…準備の出来た僕のアレを、口から取り出して、今度は股間にゆっくりと挿入して、僕の上で踊り始めた。騎乗位をしていたのか…では、お礼に…見えないラインを伸ばして、ラフタリアの3つのポッチを絞めて上げていく。
「痛い…なんで?」
では、対女性3連コンポを発動。
「えっ…」
口をパクパクしているラフタリア。では、僕が堪能してあげよう。ラフタリアの膣内は気持ちが良い。このヒダを総て広げると、1000畳敷になったりして。狸だしなぁ。そう、膣内のヒダが、他の生物よりも気持ちが良いのだった。締め付けるとから絡み合うのではなく、舐めるとか這うとか、そっち系の刺激であるし。毎晩でもいいかな…ついでに、内部構造を調べて置く。
「はぁ…はぁ…」
荒い息遣いのラフタリアの口元からヨダレが垂れて来た。散々、夜這いをした罰だし、もう少しいいかな。色々な部位を調査してみる。
「あっぁぁぁ…ごめんなさい…」
涙が降ってきた。そこは10歳の女の子の態度である。躾だし、許さないよ♪
ラフタリアがグッタリとするまで、ラフタリアの体構造検査を続けた。
◇
翌朝…ラフタリアがベッドから起きて来ない。布団に潜って、泣きべそをかいている様だ。
「おい!起きろよ!」
布団を剥がすと、蹲って丸まっている狸がいた。先祖還りか?
「ごめんなさい…売らないでください」
って、狸姿で謝られても…
「狸の毛と皮は高く売れるんだよ」
そう伝えると、人化したラフタリア。見た目はいい大人の身体であるが、泣きべそ状態である。どうするかな。
サディナを呼び出して、事情を説明して、ラフタリアに性教育してもらうことにした。こういうのは、大人の女性の方が良いだろうし。
さて、波は明日か…どこで起きるんだ?