※この作品はR-18です。

幻想の約束 ~魔の蜜に蕩かされる気高き貴婦人~   作:ねりうす

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これにて、『七日間』は終わり。




    憂いの七日間・・・。陰side④

 

 そして週末の朝。

 

 ここ数日と同様に明朝に彼の部屋の前に訪れたリュウゼツラン。

 いつものように数度ノックするが、返事がなくドアノブを握ると軽くひねるだけで扉が押し開かれた。

 

「あら、開いてる・・・・、もう不用心ね。・・・入るわよー?」

 もし、閉まっていたら帰ってしまおうかと思ったが、元来の世話焼きな性格から気になってしまい、部屋に入っていく。

 

 そして、寝室へと入っていくと布団の膨らみに気付く。

 

「もう、・・・まだ寝ているの?朝よ、団長様。・・・・・・・え、キャッ!?」

 

 腰に手を当て嘆息しながらベッドに近づいた途端、掛け布団の隙間から突然伸びてきた手に掴まれ、中へと引きずり込まれてしまう。

 

「やぁ、おはよう、リュウゼツラン」

「ぇ・・・・、ぁ、団長・・・さま」

 

 布団の薄暗い暗闇の中で目が慣れてきて視界が戻ってくると仰向けで寝ている彼の上に被さるように目の前にソドムの顔が迫ってきていた。

 当然のように彼は一糸まとわぬ姿で、ここ数日見慣れてしまったとはいえ動悸を早めるだけの色気を纏っていた。

 

 そんな彼にドキドキしてしまった自分を誤魔化すように頬を少し膨らませて追及する。

 

「もぅ、起きていたなら返事をしてほしいわ」

「クククッ・・・、悪かったよ。それにしても、あっという間の一週間だったな」

「ええ、そうね。それで、今日はどんなイヤラシイ事をするのかしら?」

「イヤラシイ、とは心外だな。俺なりの愛情表現さ」

 

 そう言って、特に気にした様子も無いままリュウゼツランの身体へと手を伸ばし始める。

 

「ぁ・・・・、んっ、ゃ♥・・・・んっ」

 

 慣れた手つきで彼女の衣服を脱がしていき、またたく間にリュウゼツランを裸にしていった。脱がされた衣服や下着はベッドの隅へと置かれていく。

 

「リュウゼツランの身体は暖かくて、気持ちがいいな」

「そうかしら、・・・あなたの身体はゴツゴツして少しひんやりしてるのね」

「ああ、だからこそ。キミの体温で温めてほしいのさ」

 

 囁くようにつぶやくと、ソドムはゆっくりと起き上がり掛け布団を剥いでいった。窓からこぼれる陽の光に二人の男女の裸体が晒される。

 

「ぁ、・・・・やぁっ」

 

 自分の裸体が晒されたことへの羞恥から、手頃に隠せるものが無いためにソドムの身体へと肌をくっつけるリュウゼツラン。

 

 一週間で幾度となくお互いの裸を見てきたにも関わらず、いまだ初々しい表情をみせる彼女にほくそ笑むソドム。

 

「ほら、いくぞ。今日でまずは終わりとはいえ、しっかり頼むぞ」

「ええ、わかってるわ。でも・・・・」

 

 ベッドから浴室まで、たった数メートルの距離とはいえ裸で歩くのに逡巡する彼女。

 

「・・・・、仕方ない。・・・ほらっ」

「・・・・ぇ、・・・・きゃっ!」

 

 突然の浮遊感に、咄嗟にソドムの肩に手を回ししがみつくリュウゼツラン。

 

「これなら、一緒にいけるな?・・・いくぞ」

 

 そう言って、リュウゼツランを所謂お姫様だっこをして強引に連れて行くソドム。

 まるで、羽を持ち上げているように持ち上げられ、そして女性にとって憧れとも言える抱き方で抱えられる姿に恋い焦がれる相手とは違うのに、リュウゼツランの胸の鼓動が早まっていった。

 

 

 

 

 ぬちゅ、くちゅ・・・ぬちゅ、くちゅ・・・。

 

「っあ・・・・・・んんっ! ・・・・・・ぁ、やぁ♥」

 

 浴室に、淫靡な音と声が響く。

 

 この数日間で見慣れてしまった光景である。

 

 女の素肌が男の身体を擦り、洗っていく。そんな、まるで動物の匂い付けのような行為が行われていた。

 

「ふぅ・・・、だいぶ上手くなったんじゃないか?」

「んっ、・・・ふぁ・・・、ば、バカなこと言わないでっ。こんなイヤラシイ事、ぁ、上手くなるわけ、ない・・・・ゃ♥」

 

 抗議の声を出しながらも奉仕をやめることはなく、おっぱいを押し当て、ふとももをこすり合わせ、続けられていく。

 

 そのたびに互いの身体に付いた石鹸が擦り合わされ泡立ち、音を立てる。

 

「んんっ! っあぁあっ・・・・っううぅっ♥やぁ♥」

 

 当然、ソドムが黙って奉仕を受けているわけもなく、彼女の肢体へと手を伸ばし愛撫を繰り返していく。

 

「んんっ! あんんっ! あっ・・・・やぁ♥」

 

 彼女の肢体へと覆いかぶさるソドムは、まるで捕食者のように極上の媚肉を味わっていく。

 

 リュウゼツランを壁面へと追いやると、舌を伸ばしてかぶりつくように首すじに甘噛し、痕を残しながら芳醇な乳房へと淫靡な行為を続けていく。

 両手は、まるで大蛇が這い回るように肢体を撫で上げ、揉み、摘み、と、感度を高めていく。

 

「あっあっううぅあっ・・・・っあ♥あっっぁ♥」

 

 ソドムがリュウゼツランの肢体を弄ぶたびに、彼女は甘い声を上げ、身をよじり、頬を染める。

 そのたびにソドムの劣情を煽り、比例して行為は激しさを増す。

 

「ほらっ、リュウゼツランはココが弱点だもんな?もっと淫らなキミを俺に見せろ!」

「やぁっ、ぁ、あぁ♥んんっ! ううぅぁあっんんっ! ぁあっ♥」

 

 愛撫がエスカレートしていき、もはや彼女が口で拒むことを囁いてもそれを聞き入れられることはなく、本能に従って、快感の絶頂へと導かれていく。

 

「ぁあっ♥・・・・ふわっふわっあ・・・・んんっ! ぁあっ♥」

 

 汗が滴り、涙が溜まり。膣から溢れ出た愛液は腿をつたう。そして、男と女の荒い息遣いは折り重なるように・・・。

 

「ぁぁあぁあっあっっ♥ぁ、ああっ・・・、ィ♥、クぁあああああぁぁあああっぁあああ!!」

 

 最期にソドムが、乳首の一方を軽く甘噛し、もう一方を親指と人差し指の腹でつねりあげ。右手でクリトリスをつまみ上げて強烈な快感をリュウゼツランの肢体に送り込むと、ひときわ大きな嬌声をあげて絶頂した。

 

「はぁ・・・、はぁ・・・」

「はぁ・・・、ぁ♥、んっ♥・・・・はぁ・・・、んっ♥」

 

 両者はもはや、シャワーで汗を一度流したにも関わらず、汗などの分泌液でべとべとだった。

 リュウゼツランは立つことはもはや叶わず、タイルの床にぺたんと座り込み絶頂の余韻を感じながら、荒い息を整えていく。

 

 火照った身体には、タイルのひんやりとした冷たさが気持ちよく感じしてしまう。次第に息遣いが落ち着き、下を向いていた顔をあげるとそこには――。

 

「はぁ・・・、はぁ・・・、・・・ぁ」

 

 ちょうどソドムの足元にへたりこんでしまったこともあり、そこには彼の大きく隆起したペニスがそそり立っていた。

 ソレは汗と鈴口から漏れ出るカウパー液で照り、淫靡な匂いがリュウゼツランの鼻腔をくすぐった。

 

 今までならすぐさま顔を背けてしまっていたはずなのに、今日までの浴室での行為によって半ば見慣れてしまったペニスにリュウゼツランは熱に浮かされたように目が離せずにいた。

 

「・・・・、ほら、いいぞ。・・・シてくれ」

「・・・ぁ♥・・・・」

 

 熱に浮かされた彼女を見てイけると思ったソドムは、立った姿勢のまま少し腰を突き出す。

 ソレは、彼女の口前まで来る。ほんの少し頭を、舌を伸ばせば届いてしまう距離。

 

 そして、ついに――。

 

 ぴちゅ・・・♥

 

 けして大きくない音なのに、しっかりとソドムの鼓膜をくすぐった音は、リュウゼツランがペニスの鈴口に口をつけた音だった。

 

 それから、なし崩していくように淫靡な光景が続いていく。

 

「あぁ・・・、いいぞ。そのままシてくれ」

「ちゅぱ・・・、ちゅ、れろ、・・・ちゅぷっ、んちゅ・・・ぁ、れろ♥」

 

 最初は啄むようように。それからゆっくりと舌を伸ばしてキャンディを舐めていくようにペニスに舌を這わしていく。

 

「(クハハッ・・・、やったぜ。もう少し時間がかかるかと思ったら思いがけず、ついに、この女に俺のチンポを舐めさせることができた!。今はド素人フェラにしては及第点だが、近いうちに口にチンポが突っ込まれて咥えてないと落ち着かないくらいに、俺専用奉仕奴隷にしてやるからなぁ・・・、クククッ)」

「ちゅぷっんちゅ・・・、れろ♥ぺちゅ・・・、ん、ぃたぃか・・・た?」

 

 ソドムがほくそ笑んでる、そんな姿に何か不手際が、と、思ったリュウゼツランは奉仕を続けながら上目遣いに彼の表情を盗み見見る。

 

「そんなわけないだろ。めっちゃ気持ちよくて立っているのが少し辛くてな、座るぞ?あと、咥えてみてくれよ」

 

 奉仕する彼女の金糸の髪を撫でながら、浴槽の淵に腰掛け。自分の要求を伝えるソドム。

 

 蕩けた表情のままのリュウゼツランは、彼の要求に素直に従い口を開けて咥え込むと、ゆっくりとストロークを開始していく。

 

「・・・はむっ、・・・んちゅ♥んむ・・・んふ・・・・じゅぷっずずっ♥」

 

 ソドムのペニスを口いっぱいに頬張ると、口内で舌を動かして唾液をまぶしていく。頭を動かしてペニスをしごくたびに淫靡な水音と共に唾液に塗れたペニスが鈍く輝いていた。

 

「(んっ♥・・・ぁ、すごくエッチなのに、・・・やめられない♥・・・目が、離せない♥)」

 

 それからも、ぎこちなくも懸命なフェラ奉仕が続けられていく。

「んぐっんぷっ・・・・ずずっ♥んむじゅぷっじゅぷっ♥」

 

 裏スジを舐め、竿に手を添えてシゴク。鈴口に唇をつけると一気に奥まで咥え込んでストロークを慣れと共に早めていく。

 

「ぁぁ、・・・いいぞ、リュウゼツラン。その調子だ・・・」

「んっ・・・・んちゅずっ! んぐっんぐっ・・・れろ♥んちゅっ♥」

 

 次第に快楽は絶頂へと上りつめていく。

 

「・・・ッ、・・・だす、ぞっ」

「んぐっちゅっずずっずっ! んちゅんっんむ・・・・んぐぅっ!」

 

 ソドムの絶頂が近いことがわかり、さらにストロークを早めると半刻もしないうちにペニスが一際大きく口内で震える、そして・・・・。

 

 どぴゅるっ、どぴゅるるるるっ、どぴゅっぴゅっ、ぴゅる♥♥♥

 

 鈴口から勢いよく出てきたザーメンに口内は一気に満たされていく。

 ツンとした青臭い匂いに眉をしかめ、止め処なく出て来る濃いザーメン飲むこともできず、ペニスから口を離してしまうリュウゼツラン。

 しかしそれでも彼の射精は止まらず、目の前にあるリュウゼツランの顔を汚していく。

 

「ふぅ~・・・・」

「ぁ、・・・・・・・ん♥」

 

 彼の深い溜息と共に射精が落ち着く頃には、リュウゼツランの顔はもちろんのこと、髪と乳房にまで多量のザーメンがべっとりと付着していた。

 

「最高だったぞ、リュウゼツラン。・・・・ほら、まだ残ってるからしっかり綺麗にしてくれ」

 

 ザーメンの付着した彼女の頬を気にした様子もなく手を添えるソドム。そして、彼に言われるまま出したにも関わらず勃起したままのペニスに顔を寄せていく。

 

「んっ・・・・ちゅ♥ずっ! んぷっんふんぷっ・・・・ずずっんっ」

 

 ペニスに口をつけて、吸い出すようにバキュームしていくと鈴口から漏れるザーメンを舌の上に感じながら、ゆっくりと嚥下していった・・・・。

 

 それから『掃除』が終わった後も、彼に全てをあずけるように身を任せ、再び愛撫されるように身体を洗われると、湯船に一緒に浸かり温まった。

 

 

 ✿

 

 

 それから一時間後。

 

 リュウゼツランは、バスローブを羽織ったままベッドの淵に腰掛けて自己嫌悪に陥っていた。

 

「(ああああぁあぁあああぁあ、私は、なんてことをしてるのよぉっ!流されてしまったとはいえ、あんなエッチな事をしちゃうなんて・・・・。)」

 

 思い悩むリュウゼツランをよそに、ソドムは一人用の部屋には十分すぎる大きなベッドで気持ちよさそうに寝息を立てていた。

 

「むぅ・・・、私の気持ちも知らないで寝てくれちゃって・・・・」

 

 コチラの気持ちも知りよしもないまま休むソドムに小憎たらしい気持ちを頂きながら、そのままでいるわけにもいかず腰をあげるリュウゼツラン。

 

「一度、精神を落ち着かせないとダメね」

 そう自分に言い聞かせるように呟き、寝ている彼を尻目に着替えると、居室を出て訓練場へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 明鏡止水

 

 そんな言葉を表してしまうような凛とした姿で訓練を重ねるリュウゼツラン。

 しかし、その心情はそれとはほど遠く荒れた心を正す様に訓練に没頭して、数えるのが手間になるほどの矢が、的のカカシに刺さっていた。

 

 朝の風呂に入ったにも関わらず、額には汗が浮き出て、弦を番える指先は濡れていた。

 

「・・・・・・・、まるで八つ当たりね。しっかりしないと、もう流されてしまわぬ様に、しっかり保つのよ、私・・・」

 

「リュウゼツラン」

 

 そして気づいたときには、柱の影から「なにか」を遮るようにリュウゼツランのところまで歩み寄ってくるソドムがいた。それはまるで、微かな隙間に蜜が入り込む様に・・・・。

 

「起きたらいなかったから、探したぞ」

「・・・・、まだなにか私にいやらしいことをするつもりなの?」

 

 拒めないとわかっていても、警戒心を表に出して彼の顔を正面に見ることができないまま眉を寄せてそう言ってしまう。

 

 そんな彼女の気概も暖簾に腕押しような飄々とした様子で話を切り出すソドム。

 

「まぁ、そう警戒するなよ。今度は『恋人』としてじゃなく、『騎士団』として話があるんだからな」

「ぇ、・・・・騎士団として?」

 

 脳内で思い当たる節を幾つか探すが検討もつかずに首をかしげる。

 

「ここではなんだから、一度、俺の部屋に戻ろう」

「わかったわ・・・」

 

 彼の言葉に素直に従い、後ろをついていった。

 

そこで私は、再び驚くべきことを彼から告げられる。

 

 ✿

 

翌日。

 

 私は、ソドム――団長と共に執務室にて書類の山を減らす仕事を行っていた。そして、私が使う執務机の役職札には『副団長』と記載されている。

 

 

 なんでこうなってしまったんだろう、そんな事を思い耽ながら手を動かすリュウゼツラン。

 

 当然、彼女自身が望んだことではなかった。

 

 昨日、彼に付き従うまま居室へと戻った私を待っていたのは思いがけない話だった。それは、唐突ながら騎士団の『副団長』を任命する、という話だった。

 

 当然、戸惑いを感じて疑問を口にするが、相も変わらずのらりくらりとした言い回しで彼の真は掴めずに断れぬまま引き受けて今に至ることとなっていた。

 

「納得していない、そんな表情だな」

「・・・・えぇ、・・・まぁ・・・」

 

 コチラを視線を向ける彼に気付き、不服な気持ちを隠さないまま返事をする。

 

「そう言うな。それに、そうも言ってられないぞ?」

「・・・・どういうこと?」

「なぁに、・・・一週間毎朝、俺の部屋にきてくれた『ご褒美』をやろうとおもってな、ククッ」

 

 含み笑いをこらしながら、彼は一枚の指令書をみせてきた。

 

 その内容に軽く目を通しただけで、驚きを隠せずに目を見開くリュウゼツラン・・・・、その内容は――。

 

「『・・・近年の害虫勢力の拡大により個々の騎士団の対策では追いつかないと判断。さらなる対策として、合同部隊を編成しかの勢力を討ち滅ぼすることとする。御騎士団は、『イリアフォス騎士団』と合同部隊となることとする』』・・・」

「まぁ、そういうことだ。・・・リュウゼツランを副団長にしたのは、キミがいれば円滑に事が進められるとおもったが故さ」

「・・・・そ、そうだったの。・・・・ありがとう」

 

 想い人の騎士団と共に戦うことができる。そんな想いが心に響き、頬が緩んでしまうリュウゼツラン。

 

「とにもかくにも、これからもよろしく頼むさ、て、ことさ」

「ぇ、・・・・ゃ」

 

 そう言いながら、まるで意識の外から滑り込むように近づいてきたソドムに身体を密着されてしまう。

 そして、まるで自然な手つきでリュウゼツランの身体に手を這わしていくソドム。

 

「ちょ、ちょっと・・・んっ、・・・こ、こんなところで・・・・ぁ♥」

 

 乳房を隠している布地からあっさりと侵入すると、淫靡な行為をはじめていくソドム。翻弄され、彼の座る膝上にへたり込むように身体をあずけてしまうリュウゼツラン。

 

「んっ・・・ぁ、やぁ、ぁ、んぁ・・・・や、だめ、やめっ・・・・んぁ♥」

 

 拒否の声をあげても、ソドムの愛撫が止まることはなく、乳房を揉みしだき、内股を撫でる。

 

 自分の手管で悶え喘ぐ彼女に劣情を抑えきれず、ソドムが服に手をかけた瞬間――。

 

「――・・・ぇー、こほんっ。・・・そろそろ、よろしいですか?」

「ん?」

「ぇ!?・・・・きゃっ!!」

 

 いつの間にか、二人の前には補佐官であるナズナが立っていた。

 悲鳴に近い声と共に、ソドムの手元から勢い良く逃れたリュウゼツランは慌てて羞恥に身を焦がしながらも身繕いを整えた。

 

「・・・どうした?ナズナ」

 

 動転しているリュウゼツランとは対照的に、まるで自然な様子で受け答えを返すソドムに、リュウゼツランは怪訝な視線を向けた。しかし、次のナズナの一言でリュウゼツランの興味は移る。

 

「はい。実は今、イリアフォス団長様がいらしてるのですが、どうされますか?」

「えっ・・・・」

「ほぅ・・・・」

 

 驚愕で目を見開くリュウゼツラン、思案げに目尻を細めるソドム。

 

 リュウゼツランに気づかれぬように、一瞬横目でチラりと目線を送った後、すぐ様返答を返した。

 

「・・・・、入ってもらえ。きっと、合同任務部隊でのことだろう」

 

 それから、すぐ様入ってきたアース君の話はまさしくその通りだった。部隊は違ったとしても、『夢』だった彼と共に戦えるという結果に私の胸はこころが踊っていた。

 

 その横で、口元を吊り上げて嗤う『彼』には気付くことなく・・・・。

 

 





次からまた日付が飛びますw

陽sideから、、、。
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