「……そろそろ暗くなるな」
「ん?レンは暗いの苦手なのか~?」
「夜目が効かないんだよ」
うっすら見えなくはないし、空気が澄んでる分星や月の明かりもあるだろうがそれでも動き回れるかといったらいなだ。
「ん~、じゃあ今日はこの辺で寝ようか~」
「なのだ!」
フェネックはともかくアライ、お前パークの危機とか言ってなかった?いいのか、そんな簡単に休んで。まあ俺は助かるんだけどさ。
寝る場所は当然距離を取った。男女だしな。むしろ俺が襲われそうだし。
念の為アライとフェネックには嘘の場所を教え、俺は別の場所でジャパリマンという饅頭みたいな食い物を食う。
「なあラッキー、これ誰が作ってんだ?」
『僕らが作って、パーク中にばらまいてるよ』
「何のために?」
『フレンズ達の大切な食料だからね』
「誰の命令で?」
『避難した職員達だよ』
職員?それにパークという名前。囲い……現代なんかじゃ公園とかの意味に使われるし遊園地や動物園を指したりする。誰が何のために名付けた?謎は深まるばかりだ。
「ま、いいか……」
物語の主人公でもあるまいし、変に探ろうとしたところで俺に何か解るとは限らない。そういうのはそう言うことが出来る奴に任せる。
小便して寝よ。
動物というのは臭いに敏感だ。尿で縄張りを主張する犬科は勿論、臭いを擦り付ける猫、獲物を探すのだって臭いを追う。
つまり何がいいたいかと言うと、嘘の場所を教えたところで動物の五感を備えるフレンズには何の意味もないという事だ。それも、嗅覚に優れた犬科のフレンズには。
「見つけたぁ」
「なっ!?」
用を足し終えズボンをはこうとしていたレンを見つけたフェネックはそのままレンを引き寄せ押し倒す。
雄であるレンの臭いをかぎ既に発情し始めた身体はレンに触れたことにより気絶しそうな程に快感が走る。
「く、くそ!離せ!落ち着けフェネック!」
必死に暴れるレンだがやはりフレンズには勝てない。
「スンスン………はぁ……やっぱり良い匂い、ん……レロ……」
フェネックは潤んだ瞳でレンを見詰めながら首筋に鼻を近づける。鼻息のくすぐったさに身を捩っていたレンだがヌルリと蛞蝓が這ったような感覚にビクリと硬直する。フェネックの舌はそのままペロペロと首筋、頬、そして口に向かう。
「………ん?」
「むぐぐ…!」
フェネックは舌を絡めながら視線を下に向け、雌の臭いに当てられそそりたつ陰茎に気づく。
「?……?」
「お、おい……やめ、っくぅ!」
初めて目にする雄の象徴に気づきレンが逃げないようにのしかかりながら姿勢を変え手で触れる。
「…ん~、変な臭い」
クンクンと鼻を鳴らしながら陰茎に顔を寄せるフェネック。鼻を近づけすぎてプニプニした頬が亀頭にあたりよりいっそう雄の臭いを濃くする。その臭いに雌であるフェネックはトロンと瞳を潤ませ、秘部がグチュリと濡れる。
「ま、まて止めろ!落ち着け!」
「ん……あむ……」
「──っ!」
亀頭が暖かい粘膜に包まれゾワゾワと背筋に快感が駆け抜ける。フェネックも口内に広がる雄の臭いに思考がとろけていき、臭いを強くするためにさらなる刺激を与える。
ネロネロと滑った舌が敏感な亀頭を這い、熱い吐息が亀頭を包む。やがてフェネックの舌は中に進入するかのように鈴口に舌の先を入れてくる。
「ん、ちゃぱ……ん、じゅるる……えろえろ……」
「くぅ、や、やめ……はっ……あ!」
フェネックは一端口をはなし、カリについている恥垢を指で救い口に含み舐めとる。そのまま喉をコクリと鳴らし飲み込むとはぁ、と熱い吐息を漏らした。
「お、おい……もう満足したか。離れろ……」
「やだ」
そういって再び陰茎を咥えるフェネック。今度は亀頭などといわず陰茎まで飲み込んだ。平均より大きなレンの陰茎を飲み込んでいきやがてコツリと先端が軟口蓋にあたり、ングングと喉奥に誘われ柔らかい口蓋垂が鈴口に振れた。
「ん、じゅぶ……じゅぱ、ずぞぞぞ!」
「っぁ……く、はぁ……!」
強力なバキュームで飲み込まれていく陰茎。とうとう亀頭が喉に侵入しフェネックは息苦しさから涙目になる。ングングと喉を鳴らす度に締め付ける喉にレンの限界が近付いてく。
じゅる!ずじゅじゅじゃ、じゅるるる!
「っ……フェネッ……も、もう……出る!」
「でりゅ?あにが…?ん、ぐぷ」
男が、雄がいない世界。当然射精など知るはずもなくフェネックは口による愛撫を続ける。
滑った音を立てながら行われるフェネックの愛撫に、とうとうレンの限界が来た。
びゅるる!びゅくく、どぴゅるるるるるぅぅぅ!
「───っ!?んご、こぼぼっ!んぐむおぉぉ~~!!」
喉奥まで咥えていた為直接食道に放たれ胃の中まで入り込んでいく精子。喉に絡みつく粘性のそれを喉につまらないようにゴクゴク飲みながらゆっくり陰茎を取り出してく。
びゅる!びゅるる、びちゃ!
「んあ!」
喉奥から抜けても続いていた射精はフェネックの口内と顔に精子をかける。フェネックは顔をしかめうぇ~と口の中の精子を吐き出した。
「なにこれ、変な味~。苦~い」
「…………落ち着いたか?っておい、何やってる」
苦いなどと良いながらもフェネックは吐き出した精子を片手で掬いもう片方の手で顔についた精子を取り舐める。
「ん……でもなんか、癖になるかも」
「………取り敢えずさっさと戻れ」
「しょうがないな~、今日はこの辺で満足してあげるよ~」
フェネックはそういうとルンルンと軽い足取りでアライさんの寝る場所に戻っていった。