アニメ第八話くらいの時間軸です。
豪華客船スペランザ。
船室内の自室で寝転びながら、
綾小路清隆は一人、考える。
『Aクラスを目指すか、退学するか。』
担任の茶柱先生が出した選択。
(いっそ退学するか?)
という選択肢はとりあえずない。
となると、
(Aクラスか。)
正直、Aクラスを目指せと言われても困るだけだ。
(そもそもこの学校の明確な評価基準、評価方法がわからない。)
客観的な評価基準は、学力、体力を測るペーパーテストや実技テスト。
主観的な評価基準は、担当教師の決める成績、授業態度といったところか。
(といってもな。)
学力なら堀北が、体力なら須藤が、
学力と体力の両方なら高円寺が学内でもトップクラスの能力を持つだろう。
(だが、全員Dクラスだ。)
そこから導き出される答え。
それは、学力、実技の一方、もしくは両方に秀でていても、
現状ではAクラスという評価にはならないということだ。
ついでに言えば。
(須藤は部活動をしてるからまだマシかもしれないが、
他の二人が他者に大きく劣るものがあるとすれば、
それは協調性だろうな。)
その点が大きく評価されるとしたら、
(基本、ぼっちの俺は詰むな。)
そこは考えないでおこう。
というより考えても向上は難しいだろう。
(評価の高い人間を分析して、高い能力がなんなのかを割り出す。
おそらくそのいくつかが、評価されやすい能力のはずだ。
そこに重点を置いて自身の能力を教師にアピールする。
それが妥当なところか。)
とはいうものの。
(俺、Aクラスに知り合いいないな。)
ぼっちの悲しい現実に少し心が痛む。
(………それどころか他クラスに知り合いほとんどいないな………。)
考えれば考えるほどなんだか悲しくなってくる。
(………まあ、まだ入学して日も浅いしな………そんなもんだろ………。)
自分に言い訳するが、ただただ虚しいだけだった。
切り替えよう。
このままじゃ心が壊れてしまう。
(………俺の知り合いの中で最も評価が高い人物、
それは一之瀬だろうな。)
一之瀬帆波。
Bクラス。入試成績は首席合格。
性格は温厚で明るく、他クラスの人間とですら、
誰でも気さくに話せるだけの高いコミュニケーション能力を持つ。
一方で、須藤とCクラスの喧嘩を止めるだけの度胸があり、
佐倉をストーカーから助ける際の手際の良さを考えると、
判断も的確で早い。
(そういえば。)
一之瀬穂波を考察する上で忘れてはいけないのは、
『異常なプライベートポイント』だ。
(一之瀬のポイントは260万以上。
これを考えると、
『プライベートポイントを入手する能力の有無』
が判断基準として存在する?)
もしそれが判断基準の一つとして存在するのであれば。
(Dクラスとして得られるポイントは期待できない。
となれば、個人でポイントを集めるしかない。
しかも、Dクラスが他と離されているポイント分を差し引いても
上位に来れるほどに。)
だが、どうやって?
(今までのポイントの増減を考えれば、
学校側から与えられるものを除けば、
生徒や教師との間でのポイント譲渡が、
主な稼ぎどころか。)
ふと、考える。
(そもそも一之瀬は260万なんてポイントを、
三ヶ月でどうやって手に入れたんだ?)
プライベートポイント、その説明の最たるは、
(学内のあらゆるものはプライベートポイントで購入できる。)
学内の支払いはもちろんのこと、
生徒間でのテストの過去問、
果ては教師生徒間でのテストの点数までも。
(学校側からすれば、ポイントの譲渡は把握できても、
何が譲渡されたのか、までを把握する方法はないはずだ。)
つまりは、『ばれなければ』どんなものでも売買は可能と考えていいだろう。
(一之瀬がポイントに対して提供できるものがなにか。
それがクラスアップのための手がかりになる、かもしれない。)
とはいうものの。
(………全くわからない。)
「おーい、綾小路くーん?」
「んあ?」
ぼけぼけした声が自分からあがる。
「扉、空いてたから勝手に入っちゃった♪不用心だなぁ♪」
噂をすれば、一之瀬穂波その人がそこにいた。
「ああ、すまん。寝てたから、気づかなかった。」
「ふふふっ、いいよいいよ。
かわいい綾小路くんの寝顔、たっぷり堪能できたし♪」
「あ、ああ。そりゃよかった?
価値があるとは思えないけどな、そんなものに。」
「ふふふ。」
何がそんなに嬉しいのか、満面の笑みで、一之瀬。
(かわいい。)
掛け値無しにそう思う。
美しく繊細な桃色の髪。アメジストのように紫がかった大きくて丸い瞳。
好奇心に満ちた子どものような無邪気な笑顔。
反面、一度身体に目をやれば、欲望を駆り立てられずにはいられない。
豊満すぎるほどの胸は零れ落ちそうなほどで、
腰回りは美しくくびれ、
形の良さそうなお尻のラインがスカート越しでもわかる。
そのスカートからスラリと伸びた白い太ももは健康的で程よい肉付きで、
男なら触りたいと思わずにはいられない。
あどけない笑顔と、早熟な身体。
そのギャップが、たまらなく欲情を駆り立てる。
(………やばい。)
寝起き、ということもあり、
ただでさえ半立ちだったものが、勃起してしまう。
「そういえば、一之瀬。」
とりあえず、間を持たそう。
その間になんとか収まるように祈るしかない。
「ん~?なにかな?」
「それはこっちのセリフだ。何か用があってきたんだろう?」
「うん。そうだよ♪」
「一体何のようで―――んっ!?」
「んん~♪」
桜色のやわらかな唇が、綾小路の唇に重ねられる。
「ぷはっ。気持ちよかった?」
「な、なにを、い、いちのせ―――んぅ!?」
「ん~♪」
再度、唇が触れる。
「ふふふ。綾小路くん、かわいい顔するね~♪」
「か、からかってるのか、いちのっ―――ん!?」
「ん~♪」
何度も何度も、一之瀬に唇を奪われる。
寝ぼけた頭はさしたる抵抗もできないまま、
一之瀬に主導権を奪われてしまう。
「あはは、綾小路くんのとろけ顔か~わい♪」
「っ………。」
あまあまの悪戯キスで骨抜きにされてしまう。
「ね、綾小路くん。」
「っ………。」
「私が綾小路くんのお部屋に来たのはね、相談があるからなの。」
「そう………だん?」
寝起きにあれだけのキスをされた頭は、
お世辞にも正常に働いているとは言いがたかった。
「実はね。」
一之瀬が、耳元で囁く。
「綾小路くんに、いろいろとたすけてほしいの。」
一之瀬の甘い声音が綾小路の耳朶を打つ。
「っ………たすける?」
「そう!」
ぱしんっ、と一之瀬が手をたたき、顔を離す。
「実はねー、星ノ宮先生が綾小路くんに気をつけなさいって言ってたの。」
「………Bクラスの担任だったか?」
「うん。そーそー。」
「なんでまた俺を?」
「勘だって。」
「勘か。」
じゃあどうしようもない。
「そんなことないですよ~ってごまかしといたけどね♪」
「ごまかすもなにも、買いかぶりすぎだ。俺は―――「はむっ♪」」
再度耳元に顔を寄せたかと思えば、
今度は耳たぶを唇で甘噛してくる。
「おっ、おいっ………一之瀬………!」
「はむはむ~♪はむはむ~♪ぺろぺろっ♪」
甘噛みした耳たぶを暖かな舌が舐める。
刺激の大きさ自体はまるで大したことないのだが、
ぞくぞくとした得も言われぬ快感に襲われる。
「やっ、やめろっ………一之瀬っ………!」
「んふふ~綾小路くんの感じてる顔♪かわいいなぁ♪」
「………っ。」
「私もね、知ってるんだよ?」
「………しってるって………何を?」
「綾小路くんがと~ってもすごい人だってこと♪」
「………どこが。」
「Cクラスと須藤くん、とっても大変だったよね?」
「あれは、堀北が助けたんだ。」
「うんうん。じゃあ、Dクラスの平均点をすっごく上げたよね?」
「そっちは、櫛田が過去問を入手してくれたから。」
「そっか~。櫛田さん優しいもんね~。」
「単純な能力なら、高円寺の方が遥かに優れてる。
リーダーシップなら平田だ。ぼっちの俺じゃ比較にならない。
Bクラス代表が気にするべきは俺じゃないだろう?」
「すごいよね~。高円寺くん。
なにかでまともに競争したら勝てる気しないよ~。」
「平田は?」
「平田くんは~、ふふっ。もうお話したの♪」
「お話?」
「うん。協力してくれるって♪」
「協力………か。」
(平田は裏取引とは縁遠いと思っていたんだが。)
確かにBクラスと協力するのは悪くない。
特に、Cクラスの龍園はB、Dクラス双方にとって、
大きな障害だ。
Cクラスを打倒するまでの期間に絞ったとしても、
有意義な協定関係だ。
「平田と直接交渉したのか?」
「うん♪」
「そうか………。」
「うん?なにかへんかな?」
「いや、平田がそんな重大な申し出を、
あっさりと受け入れたのが意外だったんだ。」
「あぁ~なるほどね~♪
うん、綾小路くんが言ったとおり、
最初はすごく悩んでたよ♪」
すぅ、っと手を、頭の後ろに回される。
「でもね?こうしたら、
すぐに協力してくれるって言ってくれたんだ~♪」
ぱふん。
「んっ!?」
一之瀬の柔らかな胸に、包まれる。
「ほらほら~♪綾小路くんも私に協力してくれるよね~?」
(や、やわらかい………。)
以前に(不可抗力とはいえ)櫛田の胸を触ったことがあるが、
おそらくそれ以上の大きさだろう。
「お、おい、一之瀬っ………っ!」
「ふふふ。ねえ、綾小路くん?」
「須藤くんを助けたとき、Dクラスのテストの点数を上げたとき、
佐倉さんを助けたとき、私を助けてくれたとき、
その全部に関わってた人がいるんだけど、
綾小路くんは知ってるかな?」
「………。」
「その人はものすご~く優秀で、
ぜ~んぶ解決しちゃったの♪」
ぱしっ、と顔が捕まってしまう。
「ね?誰だと思う?」
「俺、か?」
「せいかーい♪」
「………。」
「正解した綾小路くんにはごほうび、あげないとね~♪
んー♪」
「んぅっ!?」
一之瀬のキス。
その甘さに。
その暖かさに。
頭が、脳が、溶けそうだ。
「………こうやって、男子生徒を手玉に取ってるのか?」
「手玉に取るなんてひどいなぁ。
私はただ、お願いしてるだけだよ♪
私を助けてって♪」
「………。」
「平田くんにも、ね。」
「………高円寺もか。」
「いやいや、高円寺くんはないかな。
なんていうか、うん。ない。」
「………俺が言うのも何だが、
扱いの差がひどくないか?」
「だって高円寺くんだしなー。
でも、綾小路くんは、ぜんぜんありかなー♪」
すっ、と股間に一之瀬の手が伸びる。
「っ!」
「星之宮先生はとっても警戒してたけど、
それくらい警戒してるってことは♪」
チャックを開けられ、半ば起っていた
大事な部分を握られる。
「味方になってもらったら、
こんなに頼りになる人はいないよね♪」
しゅっ、しゅっ、
と一之瀬の綺麗な手が上下に動きはじめる。
「っ………!こうやって、男からポイントを集めてるのか。」
「うん?集めてるんじゃないよ?
みんな、くれるの♪
だからお返しにとっても気持ちよくしてあげてるんだ♪」
「………それ………はっ………援助交際……っ…じゃないのか。」
「そうとも言うかもしれないね~♪」
あはは、と軽く笑いながら一之瀬。
至極余裕な一之瀬とは対照的に、
片手間にしごかれているにすぎない綾小路は、
どんどん余裕を失っていった。
「ぁっ……っくっ………!」
「あはは。綾小路くんっていろいろすごいのに、
えっちなことはちょろあまなんだね~♪」
くすくす、と一之瀬。
「よっと♪」
ふわり、とベッドの上に、綾小路の上に、
背を向ける形で一之瀬がのる。
「ええと~、ん~、この辺がいいかな?
やっぱりこの辺?うーん?」
「っ!やっ、やめろっ、いちのせっ………!」
スカートに覆い隠されてしまったそれを、
一之瀬は太ももで挟み込む。
位置をずらされるたび、
太ももが心地よすぎる感触を与えてくれる。
「うん、おちんちんの位置はここが一番いいかな~♪」
露出したそれは、一之瀬の太ももとパンツで挟み込まれ、
スカートがそれを覆い隠している。
「じゃ、きもちよくなろーね♪」
ずりっ、ずりりっ!と、
スカートの上から開いた手のひらで乱暴になでられる。
「ぁぁっ!」
生地の少し硬い感触を教え込むように亀頭をいじめられる。
だが、太ももとパンツで柔らかに挟み込まれているため、
スカート越しの亀頭いじめから逃れられない。
「あはは。こうしてると、
私におちんちんが生えてきたみたいでふしぎだよねぇー♪」
言いながら、振り向きつつ、一之瀬。
「ね、綾小路くんも私に協力してくれない?」
「っ………協力って、なにをだ………。」
「んー、特にこれ!っていうのがないんだけど、
とりあえず、今のとこは敵対しないっていうのでどうかな?」
「っ………それでっ……いい。」
「よーし!けってーい♪じゃあごほーびあげないとね♪」
言うと、彼女は服のボタンを一つだけ外した。
ちょうど、その大きな胸の真下のボタンを。
そして、こちらに振り向く。
「えへへ。」
にこっ、と笑う。
その笑顔のまま、ゆっくりと、
寝そべるような形で、頭を、胸を、体勢を下げていく。
その下には。
「ぁっ………!」
「はーい、おちんちんが入っちゃうよ~♪」
柔らかく、温かな感触、なのだが。
「ぁっ、ぁっ、ぁっ!」
ずにゅにゅっ、と双球をかき分けていく強い刺激に思わず声が漏れる。
ボタンを一個だけ外したことで、ペニスが入る隙間をつくる。
逆に一個しか外さないことで、
服の中はおっぱいで満たされた高密度状態のままだ。
そこにペニスという異物が入る。
成長中の一之瀬のおっぱい。
もともと服も下着も、窮屈になりつつあったようで、
そこに異物が入れば、服の中でおっぱいが押し出される。
が、押し出されたおっぱいは服や下着によって、押し戻される。
「えーいえーい♪
ずにゅにゅーん♪ずにゅにゅーん♪」
「っぁ、っあっ!」
一之瀬自身が、左右からおっぱいを掴み、
無理やり、ペニスをおっぱいの奥へ奥へと突き入れる。
「んっ、いっちばん奥まで来た♪それそれー♪
むにゅにゅーん、むにゅにゅーん♪
ずりずりー♪ずりずりー♪」
「ぁぁっ!…ぁぁっ、ぁぁっ!」
左右のおっぱいを服越しに手で圧迫される。
やわらかくも強烈なおっぱいの圧がかかる。
かと思えば、左右を同時に動かし、交互に動かし、
ペニスを擦り上げる。
「えーい♪えーい♪」
その間もずっと、
一之瀬の手によるおっぱいへの圧力と、
シャツやブラからの反発力が生み出され続ける。
それらはおっぱいをあらゆる方向からペニスへと押し付ける。
生み出される数多の力の始点、
多様すぎるベクトルから生み出される単調とは程遠い複雑な力が合成され、
その全ての終点がペニスへと集約される。
合成された力は次々に快感と快楽に性質を変えていく。
「ぁっ!ぁっ!あああああっ!!」
ぴゅるるっ、と、一之瀬のシャツの中で、
ペニスが爆発する。
「あはは~♪いっちゃったね~♪服の中べっとべと~♪
綾小路くんとっても幸せそうなお顔してるよ~♪」
ずりりりりっ!!
ぐちゅんぐちゅんっ!!
「ぁっ!?ぁぁっ!い、いちのせっ!?…ぁぁぁっ!??」
「ほれほれ~♪えいえい~♪」
ぴゅるるっ、ぴゅるるるっ、ぴゅるるるるっ。
今イッている敏感なペニス。
その精液を潤滑油として使いながら、
さらなる快楽刺激を与え続ける。
「やめっ、もう、でてっ、っぅ!」
「くちゅくちゅー♪くちゅくちゅー♪
わぁ♪えっちなおとがするー♪」
「ぁっぅ、ぁっ、ぁっ、ぁっ!」
びゅるるるるっ!!
「!?」
精液が一之瀬にかかる。
服の中で押し込められていたペニスが、
もみくちゃにされすぎて、
シャツのボタンとボタンの間からペニスの先端だけ顔を出したのだった。
一之瀬が呆然とあっけにとられたことで、
刺激が止む。
「す、すまん、一之瀬。顔に………。」
「ん?いーよいーよ。だいじょーぶ♪
ちょっと驚いただけ♪」
「こういうこと、なれてるのか?」
「んーん♪他の男の子は手でいかせちゃっておわりだよー♪
胸で挟んだのは綾小路くんだけかなー♪」
「………。」
信用できない。
というより、こういう形でポイントを集めているのなら、
男受けがいい言葉を話すのは当然だろう。
「むうう。綾小路くん、信じてないでしょお?」
ぷっくりと、不機嫌そうに一之瀬の頬が膨らむ。
「い、いや、そんなことは―――っ!??」
「ふーんだ。せっかくもっときもち良くしてあげようと思ったのにー。」
ふくらんだ頬で、ペニスをほおずりされる。
「ぁっ、ぁっ、い、いちのせっ、、いまっ、まだっ、びんかんでっ!?」
「しらなーい。」
「ぁっぁっ、ぁぁっ!!?」
「せっかく、終わったらきもちよーくお掃除してあげよーとおもってたのにー。
はむっ。」
いいつつ、一之瀬のお口に亀頭が咥え込まれる。
唇でやさしく咥えられ、舌でねっとりと丁寧になめとってくれる。
とってもやさしいフェラ。
「♪」
「あっ………!?ぁぁっ!ぁぁっぁぁぁっ!!?」
綾小路の表情を逐一覗き込んでいる一之瀬の瞳が怪しく光る。
慈愛に満ちた優しい快感は一変し、
唇でカリを刺激され、
尿道口に無理やり舌をぐりぐりと押し付けられる。
止まっていた、おっぱいの刺激も再開される。
「い、いちのせっ、それ以上、はっ………!」
一之瀬の手首をつかみ、おっぱいへの刺激をやめさせる。
が。
「じゅるるるるるるるっ!!」
「ぁぁぁっ!?」
強すぎるバキュームフェラで亀頭に吸い付かれる。
「くぅっ………!」
今度は、一之瀬の両頬を掴みペニスから離させる。
ちゅぽんっ、とペニスから一之瀬の口が離れる。
が。
「えへへへ、えいっ、えいっ、えーいっ♪」
「ぅあっ、あああっ!!!?」
頬をつかむために離した手首。
その手から新たな快感がおっぱいを通じて叩き込まれる。
快感と快楽の暴力。
なにをして防ごうとも、刺激が止むことはなく、
衣服に包まれた窮屈なおっぱいの刺激によって
ペニスが萎えることも許されない。
「ほらほら♪綾小路くん、どーしたの?
はやく止めないと、
とろっとろにとろけてなんにもできなくなっちゃうよー?
それでもいいの?」
「ぁっ、ぁっ、ぁぁっ。」
「あらら、力がぬけちゃったねー♪
じゃあ、お口でくわえこんじゃうぞー♪」
「やっ、やめっ、ぁぁっ、ぁぁぁっ………!!」
「ちゅ、ちゅるる」
先端に、キスを受け、そのまま、流れるように咥えこんでいく。
「ちゅるるるるるるるるん♪」
舌と唇を優しく這わせ、なめとっていく。
そして、奥まで行った瞬間。
「じゅるうるるうるるっる!!!!」
「ああ、ぁあああああっ!!!?」
舌で激しく、舐め取られ、吸い付かれ、
おっぱいをおしつけられ、こすられる。
究極の快楽で、綾小路の意識は押しつぶされていった。
「おーい、綾小路くーん?」
「んあ?」
ぼけぼけした声が自分からあがる。
「扉、空いてたから勝手に入っちゃった♪不用心だなぁ♪」
噂をすれば、一之瀬穂波その人がそこにいた。
「ああ、すまん。寝てたから、気づかなかった。」
「ふふふっ、いいよいいよ。
かわいい綾小路くんの寝顔、たっぷり堪能できたし♪」
(うん?なんかこの状況知ってるような………。あ。)
夢の内容を思い出す。
綾小路の目線は自然とそちらに向く。
半分ほど大きくなった、それに。
「それにしても綾小路くんって意外に寝相悪いんだね~。
布団なんかベッドからおちちゃって………
うん?どうしたの?」
一之瀬が綾小路の視線に気づき、そちらを向く。
当然そちらには、男の大事なそれがあるわけで。
「あ、あ、綾小路くん!?な、なに考えてっ!?
あっ!そっか!男の人って、寝起きって!
ああっ!きいたことある!」
一之瀬が身振り手振りぶんぶん振り回しながら慌てふためく。
「ご、ごごごご、ごめんね!
せーりげんしょうなんだよねっ!
あ、あのあのあの!
ここっ、今度でいいから!
話っ!今度でいいから!またね!
ごめんね!お、お邪魔しましたー!!!」
ぴゅーっ、と一之瀬が部屋から去っていく。
(かわいい。)
あれだけ慌てていて、混乱状態であっても、
知識として、朝の男の生理現象の情報を引っ張ってこれるあたり、
一之瀬は優秀なんだろうな、などとも思いつつ、
(おっぱい、ゆれてたな。)
いいものを見た。
(そういえば、一之瀬はまだ恋をしたことがないくらいうぶなんだった。
援交まがいのことなんてやってるはずないな。)
荒唐無稽でありえない夢。
流石にまともな思考でなかったことに、
安堵しつつ、綾小路は二度寝した。
その後。
「あー、一之瀬。部屋ではごめんな。」
「い、いーよいーよ、
私が勝手に入っちゃったのがいけないんだしっ!」
「いや、なんか、それ以外も。なんか色々ごめんな。」
「???う、うん?」
この純真無垢な同級生であんな夢を見たことに罪悪感がちらつく。
「なぁ、一之瀬。」
「ん?なに?」
「一之瀬は、頼むから今のままでいてくれ。」
夢の内容を思い出しつつ、綾小路。
「?は、はぁ。」
意味が分からないといった表情で一之瀬が小首を傾げた。
(頼むから意味がわからないままでいてくれ。)
綾小路は先の夢や、とある人のことを思い出しつつ、
そう祈った。