※この作品はR-18です。

クレヨンしんちゃん―風間山荘殺人事件―川で溺れ死んだボーちゃんが復讐に来たぞ!   作:index2

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4.上映会からの第一の殺人

4.上映会からの第一の殺人

 

 

シアタールームにて19時~

 

 

 しばらくの時が流れたが、河村が急に立ち上がり叫んだ。それを確認する一同にむかって河村が振り返る。

「畜生こんなところで殺されてたまるか俺は部屋で籠城させてもらうぜ!」

そう言うと彼はシアタールームを出て行った。

続いてマサオである。彼もシアタールームを無言で去る。

「ちょっとマサオ君!勝手なことするんじゃないわよ!」

ネネが怒声をあげるがボーちゃん溺死の動画を見て相当応えたのだろう。肩を下げながらうつむきシアタールームを去る。

 

一瞬の沈黙

 

 咳払いをしたのは園長である。彼はそろそろ70ちかいであろうという年齢の割にがっしりした体格で17年前から変わらない風貌をしている。

「みなさんこの状況を整理しましょうなにか知ってることがあればなんでも結構なので意見交換しましょう」

一同が賛同するまず声を上げたのはななこである。

動画について心当たりがあるようだ。

それに対し上尾と吉永が反応する。

「実は幼稚園に差出人不明のDVDが届きまして今回の動画はそこに入ってたんです」

それに心当たりがあるかのように吉永と上尾が反応する。

「動画の内容を全部確認しなかったんですか!?」

それに風間が追及する。

「もちろん動画は不謹慎だったのでボツになったんですが」

そういうと園長と吉永と上尾が頷く。

「つまり先生たち以外に動画編集にかかわった人物が犯人ということね」

ネネちゃんは面白そうに答える。

「ななこ先生誰が編集したの?」

ネネはななこを追及する。

「それは・・・その・・・大変いいにくいのですが川口さんという方が・・・」

「川口って誰だよ」

風間がそれに反応するかのように答える。

ななこは答える「野原さんのお知り合いの方らしいのですが」

「かあちゃんの?!あの女何やってんだよ!」

しんのすけがイラついているようだ彼が続けてしゃべりだす。

「かあちゃんは今どこに?」

それに対し園長が答える。

「たしか14コテージで花火の準備をしていると思うのですが」

ネネは何かをひらめいたかのように動画を確認し始めた。

「風間君さっきの動画を再生して!」

風間がパソコンを操作すると再び動画が流れ始めた。

 

動画の内容

 

ボーちゃん「ブオオオオ」

河村「お前の大切な石を川の中においてきてやったぜぎゃははは」

マサオ「あーあやっちゃったよ」

風間「河村君はほんとひどい奴だよ」

ネネ「最低ねwww」

しんちゃん「あーあボーの石コロコロ~♪風間くーんふぅ」

風間「うわあやめろ気持ち悪い!」

ボーちゃん「川の中に、石が、ある 拾いにいくぉ!」

「アッ この川、「深い」ッッボボボボボボボボッ!ボゥホゥ!ブオオオオバオウッバ!」

「だずげで!流されっ、ちゃボボボボボ!たすけて!しんちゃん!た す けドボボボボボボ!ボゥホ!」

「がざ゙ま゙ぐん゙!ま さ おボボボボボボボボたすけて!ねねちゃん!ンななこおねえさん!!」

「み さ え」!!

 

 

動画停止

 

「風間君止めて!」

ネネはそういうと「み さ え」と叫ぶボーちゃんの動画を指摘し始めた。

「たぶんこの動画を撮影していたのはみさえさんよ!」

 

一同

 

「なんやてー!」

ネネは女の感からひねり出したかのように話し始める。それはまるで、心霊特番に出てくるような霊能者宛らのようであった。

「ほらココ私たちが映ってるし、ななこ先生も映ってるけど映ってないのに名前を呼ばれた人物がいるわ!それがみさえよ!」

ネネは断言した。今回のボーになりすましいやがらせ動画を作らせた人物とその共犯が誰なのか?まるで某女鑑定士のドラマのように話す。

「動画を撮影して送り付けたのはみさえさんで、川口に依頼したのもみさえさんよ!!つまり犯人は野原みさえとその知人川口なのよ!!」

それに追い打ちをかけるかのように風間が答える。

 

 

「実は僕も動画の件は前から知っていたんだ!ニパニパ動画ってサイトわかるだろ?そこで夏ごろにブームになったんだ!」

ネネの反応「知らないわよそんな気持ち悪い動画サイト今はYouKuの時代よ!」

風間は顔をしかめるが、ひるまずに話をつづけた。

「その動画サイトにこれと同じものが上がってる消しても増える不死鳥ってやつさ」

実はこの風間トオルという男は、もえぴー20周年特別動画を見るためにニパニパ動画のプレミアム会員になっていたのだ。しかも年間会員の28283円である。

そう普段からエリートを気取る彼であるがその趣味はアニメ鑑賞であり、休日にはニパニパ動画のイベントに参加するほど彼は、頭の中がにっぱにぱさんで、最近ハマったアニメは、兄ぃ兄ぃ蝉のなく頃にである。

 

 

「とりあえずシアターを片付けて食堂で夕食にしましょう」

吉永がそう呼びかけるがネネは食い下がらない。

「まだよ!事件はまだ終わってないわ!少なくともこの山荘には犯人がいないことを確認しなきゃ!」

「ネネ!いい加減にしなさい事件は終わったのよ犯人は野原さんたちでいいじゃない!」

母親の言葉にネネは食い下がるが、まだあきらめていないようだ。

「夕食どうしようか?」

風間が先生たちと話し合う。どうやらこれから夕食の準備に取り掛かるようだ。

次つぎとシアターから出ていく残ったのはしんのすけとネネである。

「ネネちゃんなんで事件が終わってないってわかるの?」

それに対してネネが反応する。

「動画の最後覚えてるでしょ!」

「ミンナ嫌イ今夜全員ココデ̪̪死ネ今カラ一人ヅツ殺ス」

たしかに製作者がそれを入れる理由がわからない。しんのすけもそのように感じていたが、夕食のメニューが気になりそれどころではなかった。

 

 

シアタールーム全員退室後20時~

 

 

風間親子が有色のディナーを運ぶもちろんふるまわれる酒はワインである。

一同が席についてた時すでに8時を過ぎていた。

食堂に集まったのは、しんのすけ、風間トオル、ネネ、吉永 みどり、まつざか先生、上尾 ますみ、風間 みね子、桜田 もえ子、大原 ななこである。

園長は体調がすぐれないらしく自室で食事をすることになった。

河村は部屋から出てこない。

「ああそうそうフロントにお届け物があったからさっき河村君のところに持って行ったわよ」まつざかは酔っているようだ。

河村は教え子だからなのかまつざかの呼びかけには反応したらしい。

マサオも自室で籠城しているらしい。

「まつざか先生お届け物って何ですか?」

それを怪しむかのようにネネがそう答える。

「たしか割れ物とかかいてあったわ」

一同は夕食を嗜む。

「リーンゴーン♪」

だれかきたようだ!実はこの山荘正面玄関から入ると吊り下げられている大鐘が鳴る仕組みになっているのだ。つまりこの音が鳴るということは正面玄関が開いたということである。

「黒磯!こんなに遅れてみなさん待ちくたびれてますわ!」

「遅くなって大変申し訳ありません」

黒づくめの男が食堂に入ってきた。その姿は某漫画のウォッカのようであった。

その後ろから清楚な淑女が入ってきた。酢乙女あいと従者の黒磯氏である。

「こんばんはお疲れです酢乙女さん黒磯さん」

風間君は二人を出迎え席へと案内する。

「みなさんどうなさったの?雰囲気が暗いですわよ!」

ネネがあいに話しかける。

「じつはかくかくしかじかで!」

ネネは淡々と今までのあらすじを説明する。

「そうなんですの?言ってることがよくわかりませんわ」

「つまり犯行予告があったのよ!」

ネネは大声で話す。

「ネネちゃんいい加減にしなさい!!」

母親がネネに叱責する。

気まずい雰囲気の中食事が始まったのだが、時刻は20時半を過ぎていた。

ディナーが一通り終わるとワインが風間からふるまわれた。

「そろそろ河村君たちにも食事を持ってった方がよさそうね」

吉永とまつざかが席を立つそのあとを風間親子がついていく。

 

 

数分後

 

 

「きゃあああああああああ」

「死んでるうううううう」

食堂に集まった一同がその声に反応する。

「私が見てくるわ」ネネがそう言うと席を立ちあがった。

「ママと上尾先生たちはマサオ君のところへ私としんちゃんは河村のところへ行くわあいちゃんはそのまま食事して!」

ネネとしんのすけは、川村の部屋がある三階へ向かう。

そこには口から大量の血を吐き出し倒れこむ河村と腰を抜かしたまつざかと風間の姿であった。

「か河村がししし死んでる」

風間君は震えた口調で答える。

「とりあえず警察に連絡しなければ」そう言うと風間は一回のフロントへ向かってよろよろと走り出した。まつざか先生は再度河村の姿を見て気を失ってしまったようだ。

「しんちゃんこれは殺人事件よ容疑者はこの女!この事件必ず解決して見せるわ」

ネネはそういうと現場に足を踏み入れた。

 

 

被害者河村やすお

 

 

 ネネは悩んでいた犯人がどのような方法で殺したのか?部屋には小包と思われる箱と洋酒と思われる瓶が散乱している。その上に害者が吐血して横たわっている。恐らく毒殺だネネの女の感はそう実感していた。

「しんちゃんこの部屋を出るわよ」

鼻を抑えながらネネが話す。どうやら青酸カリが犯行に使われたらしい危険なので二人は外に出る。

「まずはみんなをホールに集めてアリバイ確認をしましょう」

「その方がいいと思う賛成するぞ」

しんのすけはそう答える。

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