クレヨンしんちゃん―風間山荘殺人事件―川で溺れ死んだボーちゃんが復讐に来たぞ! 作:index2
風間山荘23時
炎上した14コテージを確認した4人は山荘へと戻ってきたのだが、彼らの顔には希望のようなものが失われていた。厨房では風間親子がココアを淹れ始めた。エントランスではしんのすけが騒いでいる。
「マサオ君に逃げられたぞ」
「おいジャガイモ貴様人殺しを野放しにしやがって!」
桜田もえ子がそう叫ぶ。それを酢乙女と風間の母がなだめ始めた。
そこへ風間がしんのすけに質問をした「なぜ逃げられた?」そう尋ねる。
「マサオ君を逃がしたら犯人じゃない証拠を出すと言ってたぞ」
「その証拠はどこにあるんだ?」
風間はつかみかかる。
「ほらこれ!」
そういうと小さな手帳のようなものを彼は取り出した。
「それはネネの手帳よ!」
「これをマサオ君が各しもぅっていたんだぞ!」
その手帳を風間が取り上げるとそそくさと読み始めた。
ネネの手帳
「やはりあれは犯行予告に違いないが誰も私の話を本気にしない」
「ボーちゃんの霊なんて存在しない犯人はこの中の誰か」
「マサオが一番怪しいのは確かだ」
「しかしどうやって彼は河村を殺害したのかしら?」
「彼が握っていた紙はほんとは別のものですりかえられたんじゃないかしら?」
「まつざか犯人説を確かに主張したけど間違っていたかもしれないこれから張り込みをする」
「それにしても河村の顔はただれていた直接青酸カリを浴びたのかしら?わからない」
「もしかしたら浴びたのかも!」
「一階裏から物音がする怪しいので確認にいくわ」
文章はそこで途切れていた。
「所々にネネちゃんの憶測が書かれている」
「てか短いネネちゃんあんまり推理できてないなw」
風間はそうつぶやくがあることに気づく
「マサオが犯人じゃないという証拠にならない!しんのすけお前はあいつに騙されたんだよ!」
「えー!」
「とにかくマサオを捕まえないと新たな犠牲者が出るぞ!」
一同はそれに反応した。
「しんのすけ上尾先生はどうした?」
しんのすけは答えた。「いびきをかいて寝ているぞw」
「それなら第一発見者のまつざか先生が危ない彼女は何かを知ってる可能性がある!」
一同はまつざかの部屋へ向かう。
まつざかの部屋
「まつざか先生いますか?」風間が呼びかけるが中から反応はない。
風間がドアノブをひねる。
鍵は開いていたのだ。
中へと五人が入る。
「きゃああああああ」女性三人が悲鳴を上げしんのすけが腰を抜かす。現場にはおびただしい数の血で染まっていた。そのあとはバスルームへと続いているのである。
風間としんのすけが中を確認した。
「死んでいる。」
風間がそうつぶやくと一同は廊下に座り込んだ。
「みないほうがいい」
風間はそういうと母親と桜田と酢乙女をエントランスへ向かうように指示するとまつざかの確認を始めた。
どうやらまつざか先生には抵抗した傷跡が無いようだ。
恐らく縛られていたので容易く殺すことができたのだろう。
心臓を一突きされたようだ。
風呂桶には全裸のまつざかが浮かんでいる。
そのまつざかをよく確認する風間としんのすけその異様な光景から吐き気を抑えきれなくなった。
二人は部屋を退出する。
エントランスに戻ると風間が断言した。
「犯人はおそらくマサオか川口です園長と先生たちそれに黒磯さんも戻ってきていません!事件に巻き込まれた可能性があります!」
「僕の推測だとまつざか先生が殺されたのは、おそらくネネちゃんが殺された後だと思います」
風間はそう断言した。
「確かにそうよね」
桜田が答える。
「つまりその時刻にアリバイの無い人物マサオか川口が犯人というわけですね」
酢乙女もやはり川口しかいないと思ったのか彼の名前を話題に挙げた。
それに反応して風間が話を切りだす。
「やはり河村殺しのトリックがわからないと!」
「これからは慎重に行動しましょう!僕としんのすけはこれから河村の部屋を再度確認しに行きます」
「全員で言った方がいいわ」桜田がそういうと全員で河村の部屋に行くことになった。