「…あ~…。」
外でざあざあと降り続く雨。
急に降り出したのですぐやむだろうと思ってはいたが、どうもそうはいかないのかな。
「…まあ、この雨の中じゃあ、そうなってもしゃあないわな。」
部屋の中に意識を戻すと、俺こと神薙蓮はベッドに腰掛けた少女に話しかける。
「はい…。
本当にすみません。いきなり押し掛けてしまって、その上シャワーや洗濯機まで借りてしまって。」
本居小鈴。俺と同じ高校に通う同級生だ。
少し遠出をした帰りにちょうど雨にまかれてしまったために急いで近くにあった俺の部屋に駆け込んだんだそうで、ずぶ濡れで呼吸を荒げながら
『れ、蓮様……しばらくだけ、ここにいても、いいですか……!?』
などと言われたときは、何事かとかなり焦った。
「気にすんな気にすんな。
どうせ寮費で実質タダなんだから、一回くらいかまわないさ。」
「ありがとうございます。」
因みに現在彼女の服は絶賛洗濯中、臨時で中学時代の俺のジャージを身につけている。
とはいっても、流石に野郎の部屋に野郎と2人きりという状況は落ち着かないのだろう、小鈴は頬を染めてそわそわしている。
「んじゃまあ、店長に連絡入れてくるついでに何か飲み物でも持ってくるわ。
お茶でいいな?」
「え、いやそんな、そこまでしていただくのは…。」
「だから気にすんなっつってんだろ。
あ、俺のベッド使って良いから、身体、冷やさないようにしとけよ。」
そう言って俺は寝室のドアをぱたんと閉じて、冷蔵庫のあるキッチンへと向かった。
◆
「あ、蓮様、待っ…」
あまり彼の言動に集中出来ていなかった私―本居小鈴―はとっさに引き留めようとしたけど、蓮様はさらっと流して扉を閉めてしまった。
(どうしよう…)
私はベッドに腰掛けたまま、火照る身体をむずむずとよがらせる。
(…んっ…っつ!!)
まずい。
意識するほどに身をよじってしまい、甘い刺激が追加される負の連鎖だ。
そう。
雨で濡れた衣服を洗うということは、当然下着類もそれに含まれる。
つまり私は今、いわゆるノーパン・ノーブラの状態で蓮様(のジャージ)に包まれていることになる!!
しかもこれ、結構内側の繊維が荒い。
つまり、その…
繊維がいろいろと、私の敏感なところを、擦ってくるわけで。
「…っはぁあ…んん…っ…!」
口から自然と悩ましい吐息が漏れてしまう。
堪えきれなくなって、ばふっと蓮様のベッドに身を預ける。
(ああ…蓮様…)
さっきからどうしようもなく気持ちが高ぶってしまう。
実際に触れられているわけでもないのに、蓮様のもとだというだけで何だか蓮様自身から愛撫されているかのように感じてしまう。
ここが蓮様の寝室でなかったら、間違いなく自慰に耽っていただろうなぁ…。
(流石に、こんなところでやるのは、失礼すぎ…)
すると、ふっと蓮様の言葉が浮かぶ。
『俺のベッド、使って良いから。』
………。
いやそういう意味じゃないよ!絶対、絶対違うよ!!
『…身体、冷やさないようにしとけよ。』
だからそういう意味じゃないって!!
蓮様の甘い言葉を振り切ろうとベッドでもがく。
けれどそうしてしまうと敏感な部分が一層擦れてしまい、思わず
「んぁあ…ぁん…」
と小さく喘いでしまった。
(いけない…いけない…。
と、とりあえず、ベッドにいるとまずいから降りちゃおう…)
そのままぺたんと、私は蓮様の部屋の床に座り込む。
胸の昂揚は消えないけど、ひとまず深呼吸をして落ち着こう。
(…そういえば、蓮様の部屋に来るのって、初めてだなあ…。)
じっくりと見渡してみると意外と目立ったものはなく、部屋自体もきちんと片づけられている。
本棚を見ると、学術書や難しげな書物のある反面恋愛ものの可愛らしい小説やバトル漫画なども多かった。
(蓮様らしいな…。)
生真面目な中にどこか子供っぽい茶目っ気のある蓮様の魅力を再確認したようで、また蓮様の未知の内面も知ったような気分で、どこか違う意味で気持ちが高ぶった。
(…それにしても、ちょっと時間かかってるのかな…?)
まだ蓮様が戻ってくる様子はない。
元の位置にまたぺたんと座ると、私は手持ち無沙汰になって周りを見渡す。
……そして、"それ"を、見つけた。
(…?)
ベッドの下、蓮様の学院に持ってくる鞄の陰に、一冊の薄本が挟まっていた。
(何だろう…無造作に、一冊だけ…)
何気なくすっと取り出し……
「…っ!!!」
全裸の女性が、悩ましい表情をしながらあられもない姿を晒している絵がドアップで映っていた。
余りに唐突すぎる光景に、思わず本を取り落としてしまった。
「やば…!!」
慌ててその薄い本を拾い上げる。
幸い織り目などはつけてしまってはいないようだ。
ひとまずほっと一息…
……出来るわけ無い!!!
(やば…やばい…何なのコレ…
ま、まさかあの蓮様が、こんな…!)
い、いや、蓮様だって年頃の男の子だし…うちでもこういう本は扱ってないわけじゃないし…
戸惑いながら、それでも私は本から目が離せなかった。
髪の短い白黒の女の人が、あられもない姿で男性のモノを、思いっきり…
(…こ、こんなにも太い…)
恍惚とした表情で男性器をくわえ込み、あんあん喘ぎながら結合する女性。
もっともっととよがり悶えるその姿は、オンナの愉悦に極限まで堕ちていた。
読み進めていくうちに、再びきゅん、と私の中が疼き出す。
呼吸は荒くなり、頬は灼けるように熱くなり、身をよじると与えられる甘い刺激がどうしようもなく私の心を揺さぶっていく。
「はあ、はぁ、はあ…!」
(駄目…こんなところで…蓮様の部屋で…蓮様の…)
本の中の女性が、私と重なっていく。
私は猛り狂う男根を…
蓮様のモノを、くわえて……!!
「はぁああ…あん……んふぁ……」
殆ど無意識に、右手を胸に、もう一方の手を下のクチへと持っていっていた。
やわやわと胸を揉みながら感度をあげるまじないのように入り口をこする。
敏感な二カ所に意識が集中し、脳内が甘い愉悦に染まっていく。
男性が強く胸を揉みしだくと、重ねて私の胸にも鋭い刺激を与えてみる。
「ひぐ!んぁ…これ、すごいですぅ…ぅぁあん…///」
私と女性は、揃って悩ましく喘いで悶えた。
蓮様によく似た男性は、そのままワレメに指をあてがい、挿入する。
「んぅぅうううん…っ、ふぁ…あ、あン…!」
眉を悩ましく顰め、淡く呻いてしまう。
男性の手はいやらしく蠢きながら、くちゅくちゅと感触を確かめるように指を前後させる。
暫くそうして喘がせると、特に感じる部分めがけてきゅっと中で折り曲げた。
「あん!!」
我慢出来ずに私は嬌声を上げる。
すると彼は、私の膣内でぐりぐりと指を掻き回し始めた。
「あああん!それ、すご…や、あぁあ!
いい…気持ちいいですぅ…ぁ、そこ、やば…
んああ!!」
私の口からどんどん淫らな喘ぎ声があがる。
もう、ここがどこだかなんてどうでも良くなってきた。
「蓮様…蓮様ぁ…!!もっと…もっとください!ああ、蓮様ああ!」
ぐりぐりと敏感な部分を刺激し続ける蓮様。
膣を攻める間も乳首への愛撫は積極的で、こりこりと先端に刺激が来る度に目の前に赤い火花が飛び散る。
「もっと…もっと気持ちいの…すごいのぉ…!!」
譫言のように蓮様との快楽を求め続ける私。
波はどんどん強まり、興奮が高まっていく。
私の悦楽は、もう最高潮に達していた。
「ああ、イク…蓮様、もう私、イク!イッちゃいますう!!!」
込み上げる絶頂の感覚に呑まれ、最大の快楽に身体を放り込んだ。
「あああ!!イクぅうう!!
蓮様、れんさまぁあ!
ああ、あぁあああああん!!!!!」
悲鳴を上げ、何度も蓮様の名を叫びながらイッてしまう。
ビクビクと身体が震え、愛液がほとばしって、そして弛緩した。
「っは、はあぁ、はぁ、はあ、はぁ……」
力が抜け、へたっと床に崩れ落ちる私。
既にジャージは脱ぎ捨てられ、床には私の愛液で水溜まりが出来てしまっている。
そして、朦朧とし、手放しかけた意識の端で…
「…こ…すず……」
現実の蓮様が、そこにいた。
◆
…待てよ。なあおい。
何で、小鈴が俺の部屋で自慰してんの…?
そして、何で俺の名前連呼してんの…?
ってかそれ俺の秘蔵書じゃねえか!何で見つかってんだよこの前来た佑月にもばれなかったのに!
狼狽していると、小鈴はひときわ大きな声を上げてビクビクと痙攣する。
イった…のか…?
「…こ、すず……」
「…はぇ?
れん…さ、まぁ…?」
朧気な様子で小鈴は応える。
直後、はっとしたように大きく目を見開いた。
「………
れん"…さま"ぁ…!!」
すると、小鈴は真っ赤になって顔を伏せ、泣き崩れてしまう。
「お、おい小鈴!大丈夫か!?」
思わず駆け寄ってその肩を抱くと、
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいぃ…」
肩を震わせ、泣きながら謝罪する小鈴。
「こ、小鈴…落ち着けって。
別にその、カーペットみたいな濡れたらまずいところにかかったわけでもないし、ってかまず見ちゃった俺の方が…」
俺の言葉にまるで耳を貸さず、俯いて泣き続ける小鈴。
…それは、少し違和感のあるものだった。
「小鈴…?」
「…ごめんなさい、蓮様…私…私…。」
「わかってるわかってる。今回のことは誰にも言わないから。とりあえず拭くものを…」
言いながら離れかけた俺の手を、く、っと小鈴が掴んで引き止めた。
「小鈴?」
「…です…。」
「ん…?」
か細い声で良く聞き取れなくて聞き返すと。
「…シたいんです…蓮様と…。」
「んな…!」
「…蓮様の部屋で…本、見つけて…蓮様で、自慰までしちゃったのに…。
…なのに、本物の蓮様を見たら…また、疼いてきちゃって…。
私の中がきゅんきゅんして、欲しい欲しいって、もう、止まらないんですぅ…」
顔を上げる小鈴。
顔全体を真っ赤に染めて、物憂げな瞳を潤ませ、縋るように見つめてくる。
「お願いします…!
私と、シてください…私の中に、蓮様を…
本物の蓮様を、全部ください……!!」
言うのも相当恥ずかしいだろうに、それ以上に我慢できない、求める気持ち。
…叶えてやらなきゃ、駄目だよな。
◆
「蓮様…んく!!」
ぐっと、蓮様は私の唇に彼の唇を重ねてくる。
舌を絡ませる濃密なキス。
「ん…んふ…っ…!!」
甘い快楽の波が押し寄せ、火照る身体に更に油が注がれていく。
「っはぁ…はぁ…
れ、れんさまぁ…」
「小鈴…。」
唇を離しても、絡み合った唾液がまだ私達を繋いでいる。
しかしまだ足りない。
もっと深く、濃く繋がっていたい。
私達は、もう一度唇を重ねる。
「んん…っふ…!?」
蓮様の手が私の胸に触れ、優しく揉む。
決して強くは無かったが、それでも先程自慰に耽っていたときの何倍も甘美で魅惑的な愛撫だった。
「んむ…ん、んはぁ…
あ、あぁあ…蓮様ぁ…」
「小鈴…すげぇ、感じてるんだな…。
今の小鈴、超エロいよ…」
「も、もぅ…そんな、恥ずかしいです…ん、ぁあん…!」
「…はは、何だかいじめたくなってくるな…。」
嗜虐的な蓮様の言葉。
それらは蠱惑的な響きを帯びて私の中で反響する。
すると蓮様は、いきなり私の耳をくわえ、舌を這わし始めた。
「ひぁあ!?そ、そこは…あ、んはぁあん…!!」
ぞくぞくとした愉悦と刺激が背中を走り抜ける。
身体がびくびくと波打ち、とろけてしまいそうなほど柔らかな衝撃が押し寄せる。
「はぁ…ぁあん…ああ、そこぉ…いいのぉ…んあ、あぁあんん…」
耳を攻める間も、蓮様は私の胸を撫でつける。
蓮様の手はどうにも優しくて、柔らかくて、意地悪に敏感なところに触れてくる。
もっと…もっと強く揉みしだいて欲しい…
そんな気持ちがどんどん高ぶって、私の中の女を焚きつけていく。
くなくなと脚を摺り合わせ、もっと、もっと強くと喘ぎ続ける。
気持ちがどうしようもなく高まった瞬間、蓮様はきゅっと先端を捻り、私は
「あん!!」
と甲高い悲鳴を上げる。
蓮様の愛撫に翻弄され、私はみっともなく喘ぎ悶え、ただ快楽の波に呑まれることしかできなかった。
そして蓮様は遂に、私の最も敏感な秘部に狙いを定めてきた。
太ももをすらりと撫で、びくっと跳ねた隙をついて聖域に手を伸ばす。
直後、さっきまでの愛撫で敏感になりきっていたクリトリスに与えられた刺激が、雷撃のように私の全身を走り抜けた。
「…っ!っかは…あぁ、ぁああああああ!!!」
こりっ、こりっと肉豆を転がす蓮様。
「ひぐ!っ、くぁ…あ、そこ、い゛、いぃああぁあ"あ"!」
目の前を何本もの赤い火花がほとばしり、がくがくと砕けたように腰が痙攣する。
「いやあ、蓮様、あ、だめ、そこ、ふあ、あはぁあああ!!……っ!!」
クリトリスへの鋭い刺激、胸への柔らかな感触、耳から伝わり背筋を這うぞわぞわとした快感。
三つの荒れ狂う快楽の津波に、なすすべもなく私は果ててしまった。
「…ず…?
…小鈴?大丈夫か?」
数秒ほど意識を失っていたのだろうか、蓮様が心配そうな表情で私の顔を覗きこんでいた。
「…れん…さまぁ…」
陽炎の立ち込める意識の中で、半ば無意識に蓮様に手を伸ばす。
彼はその手をとり、そのまま優しく抱き締めてくれた。
「…ぁあ…蓮様の身体、暖かいです…」
「…小鈴も、暖かい…」
「蓮様…」
欲しい。
この温もりを、中で素直に感じたい。
蓮様の熱い想いを受け止めたい、そう思った。
「…挿れて…ください…」
抱き締められたまま、蓮様の耳元で小さく囁く。
「…いいのか…?」
「今日は大丈夫な日です…それに…」
私は、蓮様の熱い分身に手を伸ばす。
すっと触れると、蓮様はびくっと震え、苦しそうに眉を顰める。
「…蓮様の気持ちを、全部、中で受け止めたいから…」
「……っ!!」
がばっと蓮様は私を押し倒す。
「小鈴…痛かったら、ごめん…!!」
そうつぶやくと蓮様は私の割れ目にその熱いモノをあてがい、ぐっと押し込んでくる。
「ぅあぁあ!!あ、ぁはあぁぁあん!!」
野太い塊が、私の膣内を割り裂いて突き進んでくる。生まれて初めての感覚に、気が狂いそうになる。
「ぅ…やば、すげぇ締まる…!!」
余裕のない表情で呻く蓮様。
今までに無い程の大きさで今までに無い程膣奥まで打ち込まれ、私も快楽の激流の中で官能の息を吐く。
「こ、小鈴…!!」
「ぁあ、蓮様ぁ…!!」
繋がったまま、私達は再び抱き締めあう。
男根が中で少しよじれるだけで、恐ろしい程の悦楽と疼きが駆け巡る。
その響きを蓮様の温もりは優しく包み込み、痺れるような愛の中で満たしてくれて…
「…ごめん、俺、もう無理だ!!」
そう言うと蓮様は腰を引き、ズンと肉茎を突き刺してきた。
「んんんっ!!」
目の前が赤く染まり、声にならない程の悲鳴が上がる。
そのまま蓮様は、欲望のままに何度も何度も貫いてきた。
「あああ、んあ、あぁぁあああっ!!」
肉壁が擦れる度に凄まじい愉悦が全身で暴れまわる。
蓮様の送り込んでくる律動に体の芯が揺れ動き、がくがくと痙攣する。
「う゛…っぐ!こ、すず…!!」
「ぁあっ蓮様!いやあ、ぁぁぁあああっっ!!!」
蓮様は悩ましく呻き、私は半狂乱になって叫び続ける。
ぐちゃぐちゃと響く肉ずれ音も、蓮様の苦悶の声も、私自身の嬌声さえも、私の悦楽のボルテージを引き上げていく。
更に無意識に腰を蠢かせ、もっと奥へ、もっと強く、蓮様のモノをくわえ込んでいった。
蓮様は律動を続けながら、その唇を重ねてくる。
同時に、ぴんと勃った乳首にも鋭い刺激を与えてきた。
「はふぅ…ん、んく…っ、ふぅうんっ!んんんんんンン!!!」
ねっとりと舌を絡め合いながら、快感にビクビクと悶える。
深く、濃く、そして情熱的なキスは私の感度を引き上げると共に、みっともない喘ぎ声を抑え、ただ蓮様を感じることに専念させてくれた。
そして蓮様は、身体の密着が解けないように、さっきよりも更に強く私を抱き締めてくれた。
筋肉質の背中に手を回し、私も熱く抱擁に応える。
剛直は膣奥を割り裂き、打ち付けられる度にどんどん頭が真っ白になっていく。
「ん、んんン!…ゥ、ぷはぁ!!あ、あ、あはぁあああん!!!」
キスが解け、淫らな声が上がる。
「う、っふう…っ、小鈴…すげぇ、すげぇ気持ちいいよ…
お前も、気持ちいい、か…っ、くぅう!!」
「ああん!んあ、ああ!
イイ、気持ちいいですぅ…ふぁ、あああ!!」
蓮様も、私の穴で、私と一緒に気持ちよくなっている。
それが更に興奮と蓮様への愛しさを自覚させ、私の心を幸せが包んでいく。
「蓮様、ああ、蓮様ぁあっ!好き、大好きぃい!ぃあ、ぁあんあぁあ!!」
無我夢中、肉欲のままに私は叫ぶ。
身体の中で肉と肉がとろけあい、情熱が混ざり合って快楽の絶頂へと昇華していく。
「う…っく!!
こ、小鈴!俺、これ以上やると、中に…!!」
激しく腰をぶつけながら、蓮様は苦悶の声を漏らす。
「いいっ、いいです蓮様!!ああ、中に…
私の中に、全部ください!!!」
「…っ!!」
ラストスパートと言わんばかりに激しく突き入れる蓮様。
それに合わせて、私の悦楽は極限まで膨れ上がり、破裂した。
「あああぁぁあああーーーーっ!!!」
どこまでも熱い奔流が、私の膣内に全て放出される。
固く抱きしめあったまま、2人は恍惚の波に包まれ、やがて弛緩していった。
◆
「…雨、すっかり止んだみたいだな。」
薄雲から差し込む夕暮れの太陽光に目を細めながら、俺は小鈴に話しかける。
「そうですね。長居してしまってすみません。
シャワーも、二度も借りてしまって。」
「いいっていいって、気にすんな。
ってかあのまま返したら店長に会うときが怖すぎるしな…w」
なんと言ってもこの本居小鈴の親父さんは俺のバイト先の店長さんでもあるからな。
娘さんとヤってそのまま返しましたとか、割とマジでリストラされかねん。
そんな表情が面白かったのか、くすくすと小鈴は笑っている。
「…なんだよ?」
「いいえ?別に何でもありません♪」
それではもう帰りますと言って支度をする小鈴。
玄関まで一緒に行き、軽く挨拶をしてドアを閉める。
…そう言えば、理事長は防音しっかりしてるとは言ってたけど、結構叫んでたの聞かれたりしてないだろうか…!!
割とまずい不安を感じながら、俺は夕飯の支度を始めるのであった。
《完》
まだ本編始まってもないのにR-18の派生作品投稿するとかどういう神経視点だよと、リアルです。この後の2人の関係・噂についてはご想像にお任せいたします。