※この作品はR-18です。

女神転生Genesis   作:てんぞー

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神州混沌行脚 ⅩⅢ

 昼食をうどんで済ませる。

 

 それが終わるとだいぶ暇な時間になる。正直な所、黄龍で日本を好きに回れるので別に、今日ここに留まる必要がない。ただ、魔王に歓待されるというのならそれなりに楽しい食事になるであろう事は予想できる。それを楽しみにしている人修羅が存在しているので、それから逃れる事はしない。つまりは、まぁ、何時も通りの事をここでやるしかない。日帰りで出かけて戻ってくる事も考えたが、余りオーバーワークをするのも体に良くない、というのが仲魔の話だった。

 

『サマナー、確かに君は強くなった。それで誰かを救えるようになった。そして君の力で実際に誰かを救う事が出来た。島根の避難キャンプの人達が全員生きているのは君が八岐大蛇を討伐する、という努力を行った結果だよ』

 

 だけどね、とラーマは付け加えた。

 

『一度無茶をすれば、それが残る。一度無理をすればもう一度、と思ってしまう。無謀を達成してしまえばそれは可能になってしまう。解るかな、サマナー。そうだ、無理無茶無謀を達成する事は格好良く見える。だけどそれは少しずつ溜まっていくんだ。乗り越えれば乗り越える程次のハードルが高くなっていくんだ、それが別に必須という訳でもないのに。そして最終的には自滅する』

 

 だから、と話は続く。

 

『君が努力する必要はあっても、それを必要以上にする義理も義務もない。強い力には責任が伴う、なんて言葉は所詮敗北者の言葉だよ、サマナー。それは力のない人間の妬みの言葉でもある。力がないからある者を動かす為の言葉だよ。弱き者にとって、力のある存在を動かす事が出来た時点で、或いはルールで縛る事が出来た時点で勝利なんだから。だから君がそれに縛られる必要はなにもないんだよ』

 

 と、いう言葉を仲魔から貰っている。まぁ、まさしくその通りというものだった。だから遠征するような事を止めて、純粋に何時も通り過ごそうという事になった。そして何時も通りはなんだろうか? という話になれば、

 

 まぁ、普通に帝都の頃を思い出す。

 

 そして日常的に鍛錬していた事も。

 

 うどんを食べ終わる頃には案内と世話役が破戒僧からチェンジしており、日本のガイア寺院に所属する褐色黒髪という中々珍しい容姿の巫女が案内に変わった。こうも露骨だと歓待されている感があって、逆に新鮮だった。ただ仕事はちゃんとやってくれるので、体を動かせる場所を求めれば、高松城の鍛錬場を貸して貰えた。こういう状況だからこそ鍛錬しているというガイアーズはそれなりに居るもので、割と人の姿を鍛錬場には見かけた。

 

 当然、普段はいない奴がいると目立つし、巫女と美女を伴ってやって来たので、目立つ。とはいえ、体を一番動かしやすい場所はここらしいので、周りの視線を気にせずに鍛錬する事にする。案内された所でサンキューと告げ、思考から他の連中を完全に排除する。その上で召喚する仲魔はラーマ。姿は変わらず、赤金のローツイン、サリーを着た女性姿だ。

 

「周りの視線を気にせず何時も通りを振る舞う姿、実にグッドだよサマナー。さて、それじゃあ鍛錬を始めるよ」

 

「宜しく頼むラーマ」

 

「リュージ、がん、ばっ」

 

 アンにサムズアップを向けてからラーマに視線を戻した。

 

 うん、とラーマは笑みを浮かべて頷き、拳を構える。最近はインド式の武術で基本となるカラリパヤットやラーマが始祖である古式ムエタイ等を教わりつつも、根本的な武術の才能がないので、徹底して基礎というか基本を叩き込まれている。どんな武器も、どんな戦闘も、基本となるのは格闘術。その上に武器の扱いがやってくる。格闘術を学ぶ事で体という武器の動かし方を理解する必要がある、とはラーマの言葉だった。

 

 少なくとも《ガンスリンガー》で銃を運用する為の体術はちゃんと存在している為、そこまで壊滅的という訳ではない、との話だった。だがそこからの発展性も応用性もない。1+2=3の問題、自分はX+X=3という状態になっている。つまり土台となるものがない状態で一気にエンドまで到達しているという形になる。答えに到達すりゃあそりゃあ便利だ。だけどその前提となる部分が抜けている。だからそれを別の所に運用できない。

 

 ラーマ曰く、別段、この業界でそれは珍しい事じゃないらしい。

 

 少なくともデビルサマナー、デビルバスターという連中はレベルが上がれば強制的に才能が開花され、それで戦うのが普通だ。下手な物に手を出して失敗する方が危ない。だから才能を伸ばした一点特化が普通である。そして足りない部分を他人やサマナーでカバーする事で問題を解決する。それは悪魔でも変わらない。アギ系統しか覚えられない悪魔、電撃系統が得意な魔王。当たり前であり、それを他に応用しなくても普通に強くなれる。

 

 だ(・)け(・)ど(・)そ(・)れ(・)で(・)は(・)足(・)り(・)な(・)い(・)、というのが単純な話だった。

 

 同じレベルの相手と戦った場合、勝利するのは相性の良いほうだ。

 

 相性でも互角であれば? 個人の技能と経験が勝っている方だ。

 

 上(・)位(・)に(・)な(・)れ(・)ば(・)な(・)る(・)程(・)煮(・)詰(・)ま(・)っ(・)て(・)く(・)る(・)のがこの世界だと言われている。レベルが80、90を超えればもはやレベルそのものは余り意味がないとも。そうなってくると後は相性差、そして持っている手札の数が勝負の内容になってくる。そしてその場合、一点特化型は封殺されやすい部分がある。だからある程度、個人でも大体何でも出来る様になる必要がある。

 

 そういう意味でも、いろんな事が出来る様に鍛錬は続けていた。パラシュラーマを経たラーマの今の育成能力は前よりも上がっており、教えられたものが吸い込む様に吸収されていく感覚がある。

 

 だから今日も、時間を見つければレベルアップにつながらない鍛錬を行う。何時かこれが役立つ時が来ると信じて。

 

 拳を握り、構える。左半身をやや前にした形で。自然とそうなる様に何度も鍛錬を繰り返している。左右で拳を作りつつそれもやや持ち上げる様に前へ。最初の頃は拳を繰り出すのに一旦、それを引こうとする癖があった。だけどそれも今では不要と肉体が理解して、素早く前へと拳を繰り出せるようになっている。そして右足を直ぐに蹴り出せるようにそれも持ち上げている。

 

 そう、構えは古式ムエタイをベースにしている。ラーマといえば古式ムエタイの始祖でもある。つまりこ(・)の(・)世(・)界(・)で(・)一(・)番(・)上(・)手(・)く(・)扱(・)え(・)る(・)存(・)在(・)でもあるのだ。始祖としての伝承補正でそうなっている。一応カラリパヤットも学んだが、あちらは特殊過ぎて少々、難しい。その為現代にも継承されて、解りやすい方である古式ムエタイをベースに体術を教えて貰っている。

 

 同じようにラーマ側も古式ムエタイの構えを取る。

 

 そして発動するラーマの《サイダイン》、つまりは念動力魔法の最上級。ナラシンハを経由する時に習得した魔法でもあった。《グライダイン》や《フレイダイン》の方が遥かに優秀な上、普段は使う必要もない魔法だが、それとは別の運用で利用する。

 

 《サイダイン》の念動力が自分の体を捉え、そして構えの細かい部分を痛みと共に強制的に矯正するのを感じる。強制的に正しい形へと構えを細かい部分まで調整すると、それをそのまま、スローモーションでラーマとの組手が始まる。

 

「さぁ、今日も何時も通り細胞の一つ一つに自分が今経験している動きを記憶させるんだ」

 

「おっす」

 

 そのままラーマと組手が始まる―――と言ってもほぼオートパイロット状態である。《サイダイン》の影響で体が勝手に動く。なるべく脱力して自然に動きを受け入れながらも、体に力を入れて、動かされる動きをトレースする様に動かす。それに相対するラーマは同じ速度でゆっくりと、しっかりと観察できる速度で体を動かしてくれる。自分と相手の動きをそれぞれしっかりと認識しつつ頭の中に叩き込んで行く。

 

 体力的には余裕なのだが、体がきつい。腐っても《サイダイン》だから手加減していてもミチミチと体が締め付けられているし、常に一定の痛みが鍛錬の間は主張し続けている。曰く、痛い方が体と記憶に残りやすく効率が良いからという話だった。理屈は解るが、それでも結構辛い。しかもそれをノンストップでひたすらずっと、ゆっくりと続けて行く。全く終わりが見えてこない為、精神的にも辛い。

 

 それでも指導者、武芸の師としては神話に名を残すクラスでも最上位の化身を兼ね備えている。その為、どんなに嫌でも覚えようと思えば、勝手に覚えて行く。体が動かされた軌跡を学んでいくのを感じられるのだ。無論、それだけでは駄目だ。

 

「良いかい、サマナー。この距離で拳が飛んできた場合は―――」

 

「この高さまでの蹴りであれば逆に利用できる。これ以上高くなると―――」

 

「ここまで密着された場合、おそらくはノーモーションでの徹しを放ってくるから防御するだけ無駄になる。逆にその威力を受け流して距離を開けた方がサマナーには有用だろうね。経験しようか」

 

 と、完全に継接ぎを教える訳ではなく、一つ一つ流す様に経験させて行き、それをパーツとして蓄積する。継接ぎのそれをどうやってピックし、繋げるかで成長を見る予定なのだ。なので時折、急に《サイダイン》を解除して戦闘速度まで体を加速させてそのまま殺しに来る。その内容は先ほどまで学んでいた内容がベースになるので、先ほどまで学んだ事をピースとピースを繋げ、動きとして連携させながら対処する必要がある。

 

「今の打撃、本当に必要だったのかいサマナー? もっと別に繋げる方法があったんじゃないかな? さ、やり直そうか」

 

 そうやって対処していると、超一流の武芸者からその動きを教わっているのに、自分の成長力が一流程度であるのを自覚させられる。また同時に、まだ自分の方がラーマよりもレベルが高いのに、ステータス的には彼女に劣っているという事実も自覚させられる。

 

 レベルが上がって体力が大幅に上昇していても、流石に同レベルの相手から《サイダイン》を喰らいつつ鍛錬を行えば、数時間程度で体力が尽きる。

 

 何時も通り、汗だくになりながら座り込む。

 

「はい、お疲れ様サマナー。一日一歩、これで君は更に前へと進めた。その成長を忘れず、慢心せずその歩みを続けてくれることを祈る」

 

「俺も、慢心して格好悪くはなりたくないなぁ」

 

 苦笑しながら息を吐き、立ち上がりながら体を伸ばす。この疲労感がまた気持ちいいので、それを素直に消すのもどうかと思うし、安易に回復魔法を使う様な事はしない。だからもう一度ふぅ、と息を吐き捨てて呼吸を整えた所で、

 

「お疲れ様ですリュージ様。此方をどうぞ」

 

「ん? あぁ、態々こんなものを」

 

「いえ、案内と世話を任されていますから」

 

 そういう事で巫女からタオルとスポーツドリンクを受け取った。その気遣いが嬉しかった。ふぅ、と息を吐きながら顔周りの汗を拭き取りながらスポーツドリンクを飲む。食事も排泄も必要のない肉体になったが、それでも鍛錬の後に飲むドリンクの美味しさは変わらない。

 

 と、じーっとこっちを見ているアンの視線を見つけた。

 

「どうしたんだ?」

 

「んー……ん?」

 

 その言葉にアンが首を傾げた。本人でも良く解っていないらしい。出自は非常にアレだが、相変わらず謎な部分が残る子だなぁ、と思う。

 

 そこが可愛いのだが。

 

『致命傷じゃな?』

 

『ほら、恋は盲目って言うだろ?』

 

『ウチの人修羅が可愛いのは当然でしょ』

 

『ツーストライクだな……』

 

「この後のご予定はありますか? 汗を流したいのであればシャワー室を開けますが」

 

「あぁ、いや、それはいいよ。水も貴重だろうし。これがもらえれば十分十分」

 

 そう言ってタオルを持ち上げる。水なら帝都から死ぬほど持ち込んでいるから、それで軽く流せばいい。だから別にシャワーなしでも問題ない。少なくともそういう生活に関しては崩壊初期で慣れている。なんだかんだで人間のバイタリティが育てられる環境だと思う―――まぁ、今も続いているのだが。

 

「まぁ、特にこの後は予定もないけど……勉強、かな」

 

「勉強、ですか」

 

 巫女の問い返しに頷く。

 

「悪魔との交渉方法、他の人間とのコミュニケーションの取り方、仕草や話すタイミング、神話や伝承に関する知識……まぁ、色々と」

 

『まだまだ学ぶ事は多いわよサマナー』

 

『婿を認められないから育成する教育ママと見た』

 

『貴様、また揺り篭に剣を突っ込まれるぞ……』

 

『止めろよ……妙にピカピカになって戻ってきたんだから……なんだよ天叢雲剣+1って……』

 

 ちょっと、スダマ先輩目覚めかけてない? それとも夢の種類変えた? 今度睡眠薬でも目の中にぶち込んでみるか、と仲魔たちの会話を聞きつつ思った。

 

「強さに貪欲なんですね」

 

「強さに貪欲というよりは必要だからやってるって感じに近いよ。俺、そもそも数か月前までは一般人だったしな。もうこの業界からは逃げられない。力が無きゃ好きなように生きる事も出来ない。だったら勉強しなきゃダメだろ」

 

 生きるために必要である事は事実だ。そしてベルが魔王としての知識から必要な物を教えてくれるなら、それは教えて貰える環境としては最上のものだ。偶に、途中で鳩をディスる事だけは止めて欲しい。時々アイツ、めんどくさくなる時があるのだ。まぁ、そこは一種の人間性アピールと思おう。悪魔に人間性を求めるのもおかしいけど。

 

 まぁ、それだけの話だ。

 

 特別な事ではないだろうと思う。誰だって、必要になれば努力ぐらいするだろうし。今だって誰もが生きる為に必死だ。その中で俺があーだこーだ偉ぶる事でもないだろうと思う。だから、まぁ、勉強しよう。

 

 そう思った所で、

 

「―――おうおうおう、ナカダさんに挨拶がねぇとは中々キマってんじゃねぇか……!」

 

「おぉぅ!? あぁん!?」

 

『なんか物凄く楽しそうなのがきたぞ』

 

 モヒカンにサングラスを装着した理想的な姿をしたガイアーズの両脇をこれまた、一目でチンピラと解る連中が挟んでいる。滅茶苦茶睨みながらあぁん? おぉん? とか唸ってる。凄い、特に怖い相手でもないのに怖く感じる。これはもはや一つのスキルなのではないか? と思うぐらいには迫力があった。なんだろう、この圧倒的ガイア的なムーヴメント。

 

『安心感かな!』

 

 うん、それ、と仲魔の声に内心で頷く。噂に聞いていたガイアーズという連中、その真の姿に漸く出会えた……! という感動があった。これ、どう対応すべきかなぁ、と感動と困惑で悩んでいると、巫女が前に出てしまった。

 

「何をやっているんですか貴方達は。この方は現在の四国を助けに来てくれた援軍ですよ。山本様も歓待する事を望んでいる中、そのような態度を取るとは……!」

 

 そうだね、と心の中で頷き、巫女さんの正論に頷く。それに対する、モヒカンチンピラチームの返答は、

 

「ヒャッハ! ひゃ、ヒャッハー!」

 

「!?」

 

 モヒカンが急にヒャッハーし始めた。しかも真顔で。まるで言語で会話している様な反応、困惑しか見せる事が出来なかった。それに合わせ、後方から眼鏡を装着したインテリ系チンピラが出て来た。

 

「ナカダさんはおいおい、お前の様なひょろい奴が援軍とか冗談を言ってくれるじゃねぇか……って言っています」

 

「俺この流れリアルでやるの初めて見た」

 

「すみません、本当にすみません……!」

 

 しかもそのナカダとかいう奴、横を向いて滅茶苦茶驚いているというか頭を横に振っている。違うのかよ。

 

「ひゃ! ヒャア!」

 

「俺は自分で確かめた相手しか信じらねぇんだよ……! とナカダさんは威嚇しながらうどんを要求しています」

 

 もう既に仲魔どもはCOMP内で爆笑して使い物にならなくなっている。俺も思いっきり爆笑したい。明らかにモヒカンのナカダさんが困惑しているというか、腕を交差させてバツ印を作っている。ただ単純に言語障害のある人だったらしい。

 

「ナカダさんのクロスファイヤーの構えだ……!」

 

「マジで殺る気だぞ……!?」

 

「すみません、ウチの馬鹿どもが本当に……!」

 

 理想的なガイアーズな流れをするかと思ったが、完全にドリフかアンジャッシュか、そういうタイプの流れが始まっている。ポテチとコーラを片手に眺めていたい気分だった。やっぱりトップがまともだと下もまともになるのか。いや、待て、下がうどんしりとりとかヒャッハー語で話しているのだ。

 

 もしかして魔王山本五郎左衛門もこれに匹敵する潜在能力の持ち主なのでは……?

 

「おい、てめぇ、こっちの話を聞けやァ!!」

 

「ふんっ!」

 

 返答の代わりに飛び込んで、ドロップキックを顔面に叩き込んだ。綺麗なスパイラルを描きながら飛んで行く姿を眺めつつ、それが高松城を囲む堀の中に沈んだのを目撃し、サムズアップを向けてから首元へと持っていき、掻っ切った。

 

「お前ら、ガイアならガイアらしくもっと雑に因縁吹っ掛けて殴ってこいよ」

 

「りゅ、リュージ様!?」

 

「イキが良いじゃねぇか! やったろうじゃねぇか!」

 

「俺らのボスが認めたって力を見せてみろやぁ! 援軍は呼ぶけどね!!」

 

「あ、ナカダさんもう帰っていいっすよ」

 

「!?」

 

『腹が笑い過ぎで痛いんじゃがこれ』

 

 ガイア教団、ガイア寺院、或いはガイア。その主義主張故にベルからの評価は無法者の集団だった。女を見つければ犯し、男を見つければ殺す。家を見つければ略奪し、困った人間を見つければ見捨てる。エゴイズムの塊であり、他者を必要としないのに集まる、矛盾した力を求める無法者たち。それ故に一切信用も信頼できず、そして背中を見せるべきでもない相手。ガイアーズは隙さえ見つければ糧とする為、殴りかかってくる。それがベルの―――というよりは一般的なガイアーズ。

 

 ただその法則はどうやらここ、四国では通じないらしい。

 

 うどんに飲み込まれたかどうかしたのか。

 

 どちらにしろ―――予想を遥かに超えて愉快な連中だった。

 

 まぁ、なんというかこういうガイアーズばかりだったら別になんも問題ないな、と思いながら援軍に大量のガイアーズを呼び込まれ、大乱闘スマッシュガイアーズへと発展しつつ午後を過ごした。




 これがガイアなのか……?

 まぁ、こんなガイア連中だったら仲良くなれそうだよね。鍛錬&鍛錬。この世界ではむしろそれが普通である。とはいえ教育陣が豪華なのよなー。という訳で次回は宴?

 嫌な予感しかしない。
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