裏世界には戦う人間であってもいくつかジャンルに分ける事が出来る。一つ目はサマナー。直接的な身体能力が低いタイプの部類であり、その代わりに機械やアプリで武装し、悪魔を使役する事に特化した者だ。これがおそらく一番メジャーだとさえ言われている。何せ、悪魔を使役する方法はそれなりに多いからだ。一番多いと言われているのが最も理不尽な悪魔との口頭契約になる。つまりは口約束。これでもちゃんと契約関係が発生するが、抜け穴が多すぎる為、大体は人間側が地獄を見る。
次に多いのが悪魔召喚プログラム.exeというプログラムによって悪魔を使役するスタイル。つまり自分が今使っているDDSアプリの前身の様なプログラムだ。これも、スティーブンが作成したものであり、人類が悪魔に対して戦う手段をもっと手軽に得るために用意し、そして裏の世界へと配布したらしい。その結果、一時的に世界が凄い混乱したらしく、悪魔犯罪も急増したらしいが、スティーブン自身は一切反省していない。この悪魔召喚プログラムの凄いところは、今までの口頭契約とは違い、強制力が発生している為、悪魔の
最後に、一番珍しいのは古式の悪魔召喚術で、これは葛葉等の組織が使役している、昔ながらの悪魔を使役する手段だ。ぶっちゃけ、これを電子化させたのがスティーブンだ。その為、これらの召喚術を使っていたサマナーからは独占技術を解体したという事から凄まじく恨まれている。
サマナーの次に見る裏世界の戦闘者は異能者だ。連中は純粋に異能を使える人間だと考えればいい。この場合の異能は悪魔由来の能力、つまりはディアやアギ等といった魔法や特技の事になる。これらを使える人間の事を異能者と呼び、連中は基本的に悪魔に匹敵する身体能力を得る。悪魔と違って防具での弱点や耐性の調整が行える為、ある意味では悪魔以上に強くなることがレベルの低い状態だと行える。そして、その一つに分類されるのがペルソナ使いだ。
ペルソナとは即ちもう一人の自分。自分の心。或いは仮面。
誰もが生きて行く為に仮面を被っている。誰かに見せる自分の姿、それをペルソナというのだ。そしてペルソナ使いとは深層にある自分の心の仮面を悪魔、或いはペルソナという手段として使役する能力でもある。つまり、自分の心で戦うのがペルソナ使いだ。心には無限の可能性が秘められていると言われている。スティーブンでさえ完全な解析は不可能だと言っていた。それだけペルソナとは複雑な存在らしい。
だからこそ、
「オルフェウス」
頭に銃の形をした、ペルソナの召喚デバイス、それを突きつけてまるで躊躇する事もなく引き金を引いた湊はペルソナ、オルフェウスを召喚した。それが本来湊が保有するペルソナであり、大きなハープを持ったマネキンの様な姿をしている。そうやって出現したオルフェウスは臆病のマーヤに炎の魔法、アギを叩き込んだ。
瞬間、弱点を突かれた臆病のマーヤは時間が凍る様に動きを停止させた。
「ピクシー」
そう言って湊は
「サンキュ!」
「ありがとう!」
「問題ない……オルフェウス」
淡白な返答と共に再び頭を撃ちぬいてオルフェウスを召喚した。マジックハンドに再びアギを叩きつけ、それを臆病のマーヤと巻き込む様に叩きつけ、巻き込んで時間を引き延ばし、その隙に一斉攻撃を畳みかけに行く。その戦闘姿に根本的な世界法則の違いを感じ取る。この世界の悪魔……ではなくシャドウは、弱点攻撃を喰らうと動きが停止する、まるで時が止まったかのように。
……いや、ペルソナが心から生まれ、マツヤやチェフェイが言うようにシャドウがペルソナが同じような起源を持つ存在であるとすれば、弱点を受けて動きが止まるのは
「お守りのつもりで来たけど要らねぇな、俺これ」
『あぁ……彼は覚醒の暴走でマジシャンを倒した。だから潜在能力が高いとは思っていたが……』
タルタロスの低層、比較的に雑魚と呼べるような悪魔が徘徊しているエリアを、新しく参加した順平、漸く戦う決心を見せたゆかり、そして病み上がりの湊の三人をタルタロスという場所へと慣らさせる為に2層から、ヴィーナスイーグルとターミナルのある5Fまでを駆け抜ける予定だった。
この範囲だったら三人が息切れしても、チェフェイとマツヤをイケメンモードで召喚すれば何とかなる。そういうつもりで一回、タルタロスの大変さを味わわせる為の探索だった。なにせ、一回きちんと苦労を味わった方が後から油断しなくなるからだ。苦労の経験がない奴は油断したり調子に乗ったりする。なぜか同時に4人以上潜れないという制限のあるこのタルタロス、美鶴と明彦を入り口に置いた状態で、こうやっていつでも動けるように銃を片手に戦いを見守っている。
そうするつもりだった。
だがその必要性が欠片もない。
有里湊という青年が見せる適応力、そして一切焦らない姿はもはや怪物的だと表現しても良い。割と真面目に、人間としてはどうなんだ、とは思わなくもない部分は見ていてある。自由にペルソナを付け替えられる人間とはつまり、自由に仮面を切り替えられる存在。そんなのは自己が希薄なのか、或いは究極的に詐欺師であるか、そういう感じだ。だけどペルソナを自由に付け替えられるのはまた、ペルソナ使い最大の弱点である耐性の入れ替えが行えるという事だ。悪魔は防具を装備できず、悪魔合体を通したスキルや強化、或いはMagを使った直接的な改良によって強化、耐性を変化させることが出来る。
だがどうやら、その技術はこの世界には存在しないらしい。
少なくとも、桐条のペルソナ関連技術にはそれがない。そして防具による耐性の付与もペルソナには影響が与えられない……つまり、耐性の変化は、湊の特権だった。それにペルソナを入れ替える事で能力や魔法までまるっきり入れ替わる。オルフェウスのアギ、そしてピクシーのディア。これが一人で出来るというだけでもう有能だ。戦力としては申し分ない。
「順平、ちょっと耐えて」
「あいよ、この俺様にお任せあれ! っと、おわっ!? ゆかりっち、今矢が俺の頭の横を抜けたんですけど!?」
「チッ……」
「おいぃ!?」
「……あ、指示間違えた」
「おぉぅ……」
まぁ、ちょくちょく慣れていないからか、ポカがあるのは間違いがない。だが全体として非常に優秀だ。妙に冷めているとでも表現すべきか、全体を常に俯瞰しているおかげで仲間と自分の動きを客観的に見ながら相手に対処している。ペルソナの使い方も妙に上手く、まるで自分の手足の様に動かしている。
おそらく、純粋なペルソナ使いとしては最強だ。現時点では明彦と美鶴が接近戦に持ち込んでそのまま倒せるだろうが―――素質、才能と呼べるものが次元違いだ。怪物的だとも表現できる。チェフェイやマツヤが前、人や悪魔にはレベルキャップが存在すると説明していたが、
「
後方から、一応銃を抜いた状態で、通信の繋がっているエントランスに居る美鶴へと言葉を向けた。
『お前にそれを言わせる程か?』
「後2か月もすればおそらく、このペルソナ使いの集団の中で一番力を付けるのは間違いなくキタローだろうな。断言する。探索や調査を続けるならこいつ無しじゃ無理だろうよ」
『む……』
その言葉に通信の向こう側で美鶴が軽く息を飲んだ。不満に思ったのだろうか? それともその事実を噛みしめているのだろうか? どちらにしろ、死神と塔の扉の先の世界だ。主役は間違いなく湊だと思う。というか自由にペルソナを付け替える資質とか化け物かよ、といいたくなる。アレだ。
スティーブンや支配人は世の中に大きな問題が発生した時、世界抗体とでも表現すべきヒーローが出現すると言っていた。きっと、彼はそういう類の立場の人間なのだろう。だとすれば自分とは根本的に相性が悪い。だって俺は其方側の人間ではないからだ。根本的に誰かの為に、というのは理解できない。あぁ、憶測でしかないのだが。それはともあれ、
「今夜は5Fまで行けそうだな」
『となるとそこまで進んで、ターミナルで戻って終了だな』
『俺の出番はないのか……』
明彦の残念そうな声が通信の向こう側から聞こえてくる。最近解ってきた事だが、あの青年、実は結構なバトルジャンキーというか、とにかく強くなる事以外あんまり脳味噌使ってないな? 大企業のお嬢様、脳筋ボクサー、お嬢様を嫌っている女学生、お気楽青年、死滅願望。
報酬を先払いで貰っていなければ今すぐ逃げ出したい職場だった。シナリオを考えた奴は間違いなく頭が悪いと思う。それが支配人じゃない事を祈っておく。それはそれとして、今夜は本当に俺の助けなしで乗り切れそうな事実に、溜息を吐くしかなかった。これで給料泥棒! ……なんて、言われなければいいのだが。
結局、タルタロスでの活動は湊がリーダーを務める事となった。その将来性、そしてタルタロスを蹂躙する様に効率的に踏破する腕前は、間違いなく後に成長する最強のペルソナ使いの姿の片鱗を見せていた。明彦と美鶴も5Fまで一気に上がっていった成果に納得し、戦闘や調査のリーダーは湊へと任せる事にした。
ある意味当然とも言える采配だった。そして同時にタルタロスの本格的な調査を行う、という事でもあった。今までは突入できるメンツが少なかったが、今度は溢れるほどに補充された。タルタロスに侵入できるのは常に四人だけ。そして余るようであればローテーションを組んでタルタロスに挑戦できるという事でもある。今まではある程度の階層までしか挑戦できなかったが、その先へと進むことも、湊達のレベルアップを行いながら進むこともできる。
そんなこんなで更に騒がしくなる巌戸台分寮での生活。
俺はまたなぜか、有里湊と一緒にいた。ポロニアンモールに。
しかもアンは居ない。実に困った遭遇だった。とはいえ、このまま逃げたりどうにかするのも、正直人としてどうか、という部分もある為、ポロニアンモールで発見した湊を喫茶店に連れてコーヒーでも奢る事にする。
それに普通に対応するもんだから困る。
そんな訳で前に入った喫茶店に湊と入り、テーブルを挟む様に座る。宣言通り珈琲を頼む……が、さすがにそれだけでは口元が寂しいので、適当に一緒に食べられる物も頼む。流石にパンケーキ喰ってきたらアンに嫉妬されるので、そこまで重くないマフィンを二人分だけ楽しむ。珈琲だけを楽しむのもいいが、やはり適当に食える物が一緒な方がお腹が落ち着くというものだ。
「ま、俺からの奢りだから感謝して飲めよ」
「解った」
「……冗談だから、本気で受け取らなくていいからな?」
それに首を傾げる湊の姿を見て、こいつ、どこかアンと似ているな……とは思わなくもなかった。反応が薄い辺りは実に彼女と似ている。後読めなさとかも。だからこうやって正面から珈琲を飲みながら見ていても、薄気味悪さを感じている。なんというか……、
「仮面を被れていない?」
「……?」
「いや、お前の評価。なんつーか……他人に見せる仮面そのものがないというか? 見せえる姿が足りてないというか。誰だって恰好付けたり、誰かに見せる姿を持っているのに、お前だけそれがないというか、存在しないというか……あるがまま? そんな感じがするのが気持ち悪いんだよなぁ」
珈琲を片手に、それを口元へと運びながら飲むと、ポロニアンモールへと差し込む夕日を受けながら湊は口を開いた。
「そんなに……僕は、そういう風に見える?」
「見える見える。つかちっとも笑ってないからな。ほら、笑ってみろよ。こんな風にさ、笑顔を浮かべるってのはこうやるんだ」
ニカリ、と笑みを浮かべ、どうやって笑うのかを湊へと見せると、湊がそれを真似て笑みを浮かべるが、どこか軽薄というか……なんというか、薄っぺらい。その姿を見てうーん、と呟く。なんというか、そうだな、と呟く。今、率直に感じたのは、湊自身が原因ではない、という事だろうか。
「なんつーか……笑い方が解らない、ってタイプだな、その表情は」
「うん……なんで解る?」
「お前の様になんか、欠落してる奴を見るのは珍しくない場所だったからな……折角こんなに厚遇されていて、何でも揃ってる場所にいるってのに、不思議な奴だよな、お前は」
或いは何か、彼をそういう風にする原因があるのかもしれない。……それでもまぁ、空虚な湊の事は苦手だと評価せざるを得ないが。根本的に虚ろな連中は接しているだけで精神衛生的に悪いのだ。そこらへん、普通の人間じゃこう、浮き世離れしている、とか。或いはクールだとか、そういう風に捉えているのかもしれない。どちらにしろ、
「もうちょっと笑え。というか物事を眺めてないで混ざって楽しめる様になれ。折角こんな楽しい場所にいるんだ。風呂があって、美味しい飯があって、話せる友人がいて、それでいて夜になったらスーパーマンモドキだ! ジョン・ウェインだってこれだけ良い環境を用意して貰えてないんだぜ……こう、もうちょっと自分から楽しむことが出来ないか? お前は」
スコーンを割って食べる為のフォークを湊へと向けて、ちょんちょんと動かす。それを向けられ、言葉を受けた湊は不思議そうな表情を浮かべていた。
「君は……僕の事を気味が悪い、という割には……なんというか、構うよね」
湊のその言葉にあー……と声を零す。痛いところを突かれた。でも、まぁ、説明して問題のある事ではない。なのでうーん、と軽く言葉を捻り出すのに苦労し、それじゃあ、まぁ、と言葉を置く。
「そうだな。お前なんか凄い我の部分が薄くて無駄に才能有って絶対に強くなるだろうし、無駄に世界の中心感ある奴はなんというか、主人公をしているようで妙に気に入らないというか……まぁ、そう感じているのは割とマジだ」
「言葉、酷くなってない?」
受け入れろ。少し、人間性を見るのに慣れている奴が見ればお前の事なんてすぐに解るから、と言葉を置く。湊に気持ち悪さを感じないのはまだあの学生共が人生経験が少ないのと、人間という存在を見るのに慣れていないからだ。
俺は違う。俺はあの世界崩壊で見たくもない人間性を見せつけられた。略奪する奴。レイプする奴。殺す奴。救おうとする奴。それらの様々な人間性、形、表現、それを自分は崩壊世界で濃縮する様に見せつけられたのだ。そりゃあ多少は人を見る目も育つ、ってなもんだ。というかそういう目を養わないと悪魔となんて付き合えない。結局、悪魔との契約とはお互い抜け穴を探すゲームだし、交渉相手はメシアやガイアだけではなく、理性のある野良悪魔とかもいたし。
「だけどよ、嫌いだから逃げてどうするんだ」
「……?」
その言葉に首を傾げられた。そこまで難しい話ではない。
「嫌いだから逃げた。じゃあどうすんだよ? 逃げ続けるのか? 一生? どこに? お前から? そりゃあダメだろう。格好悪いし、何より逃げてるだけじゃ成長しない。いや、寧ろ逆だ。逃げている間は現実が見えてない。それは迎えるべき次を見捨てる事だ。生きるのなら何事も、正面から向き合わなきゃいけないんだよ。たとえ、それがどれだけ恐ろしくても」
どれだけ絶望的で恐ろしくても、それでも向き合わなくてはならない。
どこかに属せず、法律を守らず、自由にやるサマナー。それこそ、悪行といわれる事を平気で行う。それがダークサマナー。どちらかといえば、俺は其方の部類に入る。その部類の中でも突き抜けられない、中途半端な奴だ。それでも決めている事はある。
自分の世界を取り戻すという事。
そしてそれはつまり、逃げないという事でもある。
「お前と向き合うのは正直しんどい。ちゃんと話しているという気がしないしさ」
だけどそれ以上に、
「それを理由に逃げてちゃ駄目だろう」
「駄目なの?」
「あぁ、全然だめだ。逃げた先で後悔するのは何時だって逃げた奴自身だよ。最終的に振り返って、そしてあの時―――って思うもんさ。俺はそういう思いを十分にしたもんさ。もう二度と味わいたくないと思う程にな。だから、まぁ、問題があったとして、それから目を反らす事だけはするのは止めているんだよ。だからお前がどれだけ俺にとって気持ち悪かろうが、俺はそれを隠さないし、ストレートに言うし、そして向き合う。そして良ければそれを何とかする」
難しい話じゃないのだ、別に。テストに備えて勉強する。頭が悪いのなら必死になる。それと同じことをするだけだ。気持ち悪く感じるなら、それを何とかしよう、というだけの話である。
……元々決めていたことでもあるが、アンが風呂場で向き合って、言葉にして口に出してくれた事からそうしよう、と決めた事でもある。と、まぁ、一種のポリシーでもある。そういう訳でどうだろうか、と言葉を贈る。
「大前提としてお前自身がどう思っているのか、改善したいのか、その意思があるかどうかって所なんだが。ちなみに、どうでもいいって返した日には泣くぞ」
その言葉を受け、湊はしばし、ぽかーん、とした表情を浮かべていた。しかしその表情は少しだけ変わった。唇の端を少し……ほんの少しだけ上へと持ち上げて、
「不思議な人だね、君は」
「不思議系に不思議系扱いされた……」
そんな風に扱ってきた青年はしかし、小さな、微笑とも呼べる笑みを浮かべていた。日ごろからアンの無表情を見慣れていないと見逃してしまいそうな程の小さな笑みだったが、それを浮かべた湊は、
「そうだね……じゃあ、頼もうかな」
「頭が高い」
「僕は別に受けなくても良かったんだけど」
「お前人の親切を無視するとか良い度胸だな。無論、ここの支払いは出来るんだろうな……?」
「地味にズルい」
それが社会人に許された禁断の手立てだからだよ、とくつくつと笑い声を零しつつもなんだ、とは思わなくもない。それなりに普通の学生らしくはなれるんじゃないか、と。どうせの事だ、この一か月の間に出来る事は出来るだけやっておこう、と思っておく。また来ることはないのだろうし。この一か月を楽しく過ごす為にも。
それはそれとして、ちょくちょく課題は残る。それとどうやってここで向き合って行くかが結局の所、問題だなのだろうが、
「とりあえずアレだな……湊、お前にはファンキーさが足りん」
「ファンキーさ」
「後はハイカラさ」
「ハイカラ」
「今日、寮に戻る前にちょっと買い物して立ち寄ろうぜ―――俺が見繕ってやるよ……!」
無論、この後でピンクのアフロを装着し、ハート型のサングラスをかけた湊が寮に飛来する事となり、それを見た寮が爆笑に包まれたのは言うまでもない結果であり、タルタロスの探索中にちょくちょく此方へと向けてアギの流れ弾が飛んで来るようになるのも些末な話である。
スケジュールで大体察せるとおもうけど、女教皇戦終わったら帰還ドスエ。
究極的に生きるという事を義務付けているサマナーさんは目を反らしたりするのが苦手。だからこそまともにひとしゅらちゃんと向き合おうとして凡人メンタルがブレイクしそうになるのだが。
だがそういう弱さが人間の愛いところだと思う。