合流するまでを描きます。
8区警察署大虐殺、3週間前。
地下24区
ガシッ
「あそこだ」
「…これはこれはバカの大名行列か?」
「お久しぶりですね、ひろみさん」
全身、人の皮を着た
センチュリー・アームズ製のRAS47と
C39V2などを所持した妙な連中の中心に
パイプ椅子で脚を組みながら
紅茶を飲んでいる奈々子が
微笑んで出迎えた。
ひろみをそばで監視していた
ゴミ教団の女教祖のジェイディスが
目で奈々子の元へ歩くように指示する。
ひろみはため息つきながら道を開ける
レザーフェイス軍団の間を横切り
奈々子の元まで歩いた。
睨み付けるひろみに奈々子は
優雅に紅茶を楽しみつつ、話しかける。
「アナタは私たち…ユニトロジーが
キノさんを殺したと考えてるみたいね」
「わかってンならー」
チャッ
ガシャガシャガシャガシャ
「落ち着きなさい。
私をここで撃ったらキノさんが
死んだ理由がわからなくなるわよ」
ひろみはショルダーホルスターから
亡き初恋の相手であるキノの遺品である
リボルバーカノンを奈々子のこめかみに。
レザーフェイス軍団も一斉に
銃口をひろみの頭に向け、一瞬で
なってしまった。
「私
貴方の味方なんだけどなぁ~」
「はっ?」
「アナタを見ているとー」
「高男くんを思い出すのよ」
「節操ないから困るぜ…拗らせたヤツは」
「ウフフフフ~」
意地の悪い微笑する奈々子に
ひろみは呆れ顔する。
地獄内務調査班、班長の高男と奈々子は
中学校時代の同級生でかつては
恋人同士だった。
その時に起きたある『出来事』が原因で
奈々子は変貌し、今に至る。
「ところでー」チラッ
「斜め向かいと背後の数十メートル先に
配置しているスナイパーって
リヴァイさんとこの
イザベラちゃんとグンタさんよね?」
「俺もいるぞ、クソガキ」チャッ
奈々子の背後にいつの間にやら
”人類最強の兵士”ことリヴァイが
パラオーディナンス1911GIエキスパートを
後頭部に向けていた。
「なるほど…気配を感じるけど
姿が見えないのは光学迷彩のおかげね」
「これで五分五分だろ? 知ってること
何もかもすべて話せよ、お嬢さま」
ダンッッッ!!!
「なんだ…」
「時間だ」
チャチャジャッカジャキッ
「ビックリした? どうやら
ジェイディスは私を裏切って
スクラサスに鞍替えしたみたいよ」
ユニトロジーの敵対組織
『スクラサス』に寝返ったジェイディスは
ガバメント・バレル仕様のルガーミニ14GBや
ツァスタバM70B1などを構える
ゴミ信者の中心で手を上げている。
自分の意図とは別に、一触触発と化した
状況に苦笑いするしか
ひろみにはできなかった。
まさかのキャラが参戦してきました。