「ん……へへっ、ごちそう様」
ペロっと舌なめずりをして俺へ微笑む一人の女性。その名は天羽奏。ツヴァイウイングの片翼である。彼女が口にしていたのは俺のチンポ。ごちそうしたのは精子である。何も意味がない訳ではない。俺の精子はリンカーと同じ効果を持ち、しかも副作用など一切なくむしろその効力は本家以上らしい。櫻井さん曰く生命のスープだそうだ。よって奏は俺から毎日フェラなどで飲精している。
「奏もかなり上手くなったよなぁ」
「そりゃ毎日してるからね。それに、さ」
「この味、病みつきになったんだろ? 分かってるって。何せあの翼だって味見したくなったんだし」
「やっぱり。道理で時々翼からこの匂いがする訳だ」
言いながら妖艶に微笑む奏。それもそのはず。彼女の手は俺の反り返るチンポへ添えられているのだ。どうやら嫉妬したらしい。このチンポは自分のものだと、そう言いたいのだろう。仕方ない。
「奏、今夜部屋行くな」
「……しょうがないね。それで許してあげる」
名残惜しそうにチンポから手を放し、軽いキスを亀頭へすると奏は立ち上がって部屋を出て行く。その後ろ姿を見送り、ドアが閉まったところで俺は小さく笑って視線をシャワールームへ向けた。
「もう出てきていいぞ」
声に反応してシャワールームから一人の女性が姿を見せる。それこそ先程名前が出て来た風鳴翼だった。
「……奏ばかりずるい」
「仕方ないだろ? 元々これは奏のリンカー代わりなんだ。翼は櫻井さんから研究用に採取を頼まれたんだろ? それをつい舐めてみたくなったのは誰だ?」
そう意地悪に言うと翼の顔に朱が入る。先程言った通り、翼は薄々俺の精子に興味があった。そこを面白がった櫻井さんがさっきの仕事を頼んだのだ。奏では絶対自分で摂取してしまうので無理だし、自分は他にやる事が多く手が出せないと。それで引き受ける辺り翼も相当だったのだろうと思う。で、いざやってみたら……と言う訳だ。
「なら、そのま、まぐわう必要はないはずだ。先程のように口淫で」
「セックスの方がより効果は高いんだと。これは櫻井さんも認めてる」
「っ……やはり貴方は卑怯だ。私を簡単に女へ戻してしまう」
「当然だろ。俺からすれば翼も奏も可愛い女なんだから」
「……やっぱり貴方もずるい」
そう言いながら俺へ近寄ってくる翼。そしてそのまま反り返るチンポへ手を伸ばし、ゆっくり扱き始める。すぐに分泌されるカウパーを竿全体へ塗りたくるようにしながら、翼は段々興奮していく。しまいにはその場にしゃがみ込み、チンポへ舌を伸ばしていた。そのぎこちない舌遣いが奏との差を感じさせこちらも興奮する。
「翼、我慢汁美味いか?」
「うん、美味しい。本当に奏はずるい。いつも一番濃いの飲んでるんだもの。私だってたまには一番濃いの飲みたいのに」
「……じゃ、明日飲ませてやるよ。今夜、奏としたら頑張って部屋を抜け出して戻ってくるから」
「嬉しいっ! なら、私もそれに応えるね。今日もご指導よろしくお願いします」
チンポを前にして笑顔でそんな事を言う翼はとても可愛くいやらしい。もうツヴァイウイングは俺のチンポに夢中と言っていいだろう。その認識がよりチンポを興奮させる。翼はそのいきり立つチンポをうっとりした顔で見つめ、綺麗な歌声を出す口を開いて迎え入れた。
「ジュルっ……んっんっ」
「ああ、いいよ翼。この前よりも良くなってる」
「っぷは。そう? 良かった。実はバナナで練習してたんだ」
「……マジか」
「ええ、本当よ」
そう微笑む翼に俺はむくむくと抱きたい欲求が高まるのを感じた。この女を俺の手で雌にしたい。奏のように俺なしではいられない様にしたいと。それがチンポへも伝わったのか、より硬度を増したチンポを翼は驚きと喜びで見つめていた。
「すごい……こんなになるんだ。これを迎え入れたらどうなってしまうのかな?」
「奏は意識を失うぐらい気持ち良かったみたいだぞ。ライブとはまた違った快感があるとも言ってた」
俺の説明に翼が小さく喉を鳴らした。想像したのだろう。なら、こちらも少し炙っておくか。
「翼、たしかこの前飲んだ時にノイズが出て絶好調だったって言ったな?」
「え? う、うん。私もギアもいつも以上に調子が良くて、数も多かったし絶唱を使ったのにほとんど負荷を感じなかった」
「なら、翼も定期的に摂取すべきじゃないか? ほら、いつノイズが現れるか分からないし、出来る備えはしておくべきだろ?」
「そ、そうだね。装者としてはたしかに必要かもしれない」
言っている事は真面目だが、その表情は色欲に溺れ始めている時点で本音はお察しである。ともあれ、こうして翼も俺の精子を美味そうに飲み下し、上機嫌で部屋を出て行った。さて、今夜はツヴァイウイング両翼と激しいバトルになりそうだ。今日はライブ本番だし、それで昂ったところをこちらが美味しくいただくとしましょう。
でも、残念ながらそれは出来ずに終わる。ライブ会場に突如大量のノイズが出現したせいで。幸い生命のスープで強化されていたツヴァイウイングの敵ではなく、被害者は出したものの半数以上の観客を守る事に成功したとの事。ま、俺は日付が変わった辺りでライブの高揚感と戦闘による昂りでとんでもない事になった二人に夜襲され、期せずして夢だった二輪車を達成してしまうのだが、それはまた別の話。
「そういや、櫻井さん。俺の精子を色んな機関へ提供してデータ取るとか言ってたけど、あれどうなったんだろ?」
え、エロは次回辺りから本格化する予定です。それと、キャラはGXまでしか出ませんのでご了承ください。