お泊りデート 切歌編
「おっまたせデースっ!」
時刻は午前十時を少し過ぎた辺り。切歌が少し慌てて現れた。ま、これぐらいの遅刻は想定内。というか、やっぱり元気系だなぁ切歌。
「別にいいよ。そんなに待ってないから」
「えへへ、服をどうするか迷ってました」
「ああ、道理で今日はいつもよりも可愛い系なんだ。似合ってるよ、そういうのも」
「調に組み合わせてもらったデスよ。で、服自体はセレナのセンスデス」
「そっか」
今日は初めての切歌とのデート。しかも泊まりだ。正直調と切歌はどうしようかと迷った。でも、いつも一緒というのもダメだと思い、まず切歌とのデートを先にした。調は切歌と違って大人っぽい子だから、後でもフォローをしっかりすれば怒らないと思ったのもある。
「で、シキさん。まずはどうするデスか?」
「切歌は活発だから体を動かす方がいいかと思うけど、ゲームも好きじゃないか。だから切歌の意見を聞いてから決めようと思ってね」
「ほう、つまり体をガンガン使うデートか頭をガンガン使うデートか選べると?」
「ま、そんな感じで」
実際は違うけどその方が切歌には分かり易いかと思って流す。少しその場で腕を組んで考え込む姿はとても高校生には見えない。そういえば、クリスや未来の話じゃ切歌と調は成績はそれなりらしいが物覚え自体は悪くないそうで、このままでは響が学生組でドべの成績になる可能性が高いらしい。それもあってか、最近の響は切歌を自分の側にいさせようと色々暗躍しているそうだ。主に堕落させる方向で。
「じゃ、頭使う方でお願いするデス」
「ん。じゃ、行こう」
「はいデス!」
差し出した手へ指を絡める切歌。だけどその顔は少し赤い。そういえば二人でこうするのは初めてか。
「何か不思議だな」
「デスね。実はアタシも同じ事思いました」
「調の方も同じ事をするから心配しないで。今日は切歌だけの俺だから」
「えへへ、そう言われると嬉しくなっちゃうデスよ。クリス先輩や響さんの話を聞いてると羨ましくて仕方なかったデスし」
甘え全開で腕にすり寄ってくる切歌を可愛く思いながら街を歩く。目指す場所はクリスやセレナも行ったショッピングモール。そこのゲームセンターが最初の行先になる。
「もしかしてあまり寝てない?」
「そんな事ないデスよ。ただ、いつもより寝るのが遅くなったデスけど」
ニコニコ笑ってこちらを見つめる切歌。本当に可愛いな、この子も。間違いなく響と切歌は犬系。いつか犬耳付けてエッチしたい。と、いかんいかん。そういうのはまだ早い。
「そういえばシャトーの生活はどう? 一週間ぐらい経ったけど」
「何と言うか楽しいデスよ。それにいつでも誰かがいるっていいデスね。ガリィ達は絶対いますし、了子さんやマムもいると三世代? 住居みたいデス」
「三世帯住居かな。でも、うん。本当ならマムはお祖母ちゃんになるから間違ってないかもね」
「マムも言ってました。沢山の孫やひ孫に囲まれて眠りたいって。そうなったらマムは毎日大広間で寝ないとデスよ。贅沢さんデスよねぇ」
笑顔で話す切歌だが、ナスターシャさんの本意は分かっているのだろうか? いや、きっと分かっているだろう。だけど分からない振りをしたいのだ。なら俺もそれに合わせるとする。
「だね。それに、それだと俺達も困っちゃうし」
「デスデス。その、実はあれからアタシ達の連携が良くなったんデスよ。だから……」
「うん、ストップ。そういうのはまだ早いからね切歌。それに、普段あまり出来ないんだから、今ぐらいは普通の恋人らしくしよう」
「……はいデスっ!」
どうやら俺の気持ちが嬉しかったらしく、そこから切歌はいつにも増してスキンシップが多くなった。若干歩きにくいと感じる事もあったけど、それに勝るだけの幸せがあるので良しとする。で、ショッピングモールに到着すると切歌は俺の目指す場所が分かったらしく、どこかウキウキした顔を向けてきた。
「シキさん、早く早くデス。ゲーセンがアタシ達を待ってるデスよ~」
「はいはい。慌てなくてもゲームは逃げないから」
「何言ってるデスか。ゲームは逃げないデスが時間が逃げちゃうデス。事態は一刻を争うデス!」
鼻息荒く言い切り、切歌は俺を引っ張るように歩き出す。これではデートと言うより妹に連れられる兄辺りが妥当だ。と、そこでふと思いついた。
「ね、切歌。ちょっといい?」
「何デスか?」
「今日だけでいいから俺の事をお兄ちゃんって呼んでくれない?」
一瞬何を言われたのか分からないような顔をした切歌だったが、次第に理解していったのだろう。最後には恥ずかしそうに笑って頬を掻いた。
「お、お兄ちゃん、デスか……。まぁ、たしかに欲しいと思った事はあるデスけど……」
「ダメならいいよ。俺も切歌みたいな妹欲しいなって思っただけだから」
「……し、仕方ないデスね。シキさんからのお願いデスし、叶えてあげるデスよ。えっと、早くゲーセン行こうデス。お、お兄ちゃん」
こちらを赤面しながら笑う姿がとてもいい。ああ、本当にこの子は素直で正直な子だ。そう来てくれるのならこちらも感謝を返して行動しよう。
「うん、嬉しいよ切歌。じゃ、急ごうか」
「デスっ!」
少しだけ駆け出すと満面の笑顔を返して切歌も走り出す。こうして向かったゲームコーナーで切歌は瞳をキラキラさせながらあちこちを見て回り出した。やはりというか何というか、今まで来た事さえなかったらしい。調の倹約にも恐れ入った。
「おおっ! これ、これ何デスかお兄ちゃん!」
「ん? ああ、太鼓の疑似体験が出来るゲームだよ」
「ほほう。じゃ、ここはいっちょやったるデス!」
「じゃあお手並み拝見」
ばちを手にしやる気十分の切歌に微笑みながら百円投入。こうして始まるゲーム。切歌は難易度を普通で設定し曲を選んでいく。その収録曲の多さに驚きながらも、ある区分を見つけてそこから探し始める。そう、アーティスト楽曲の区分から。
「マリアのはどこデスかね……? ツヴァイウイングはありますけど……」
「選択時間もあるから早めに決めなよ?」
「分かってるデスけどぉ……あっ、ありました!」
意気揚々とマリアの曲でプレイする切歌。楽しげに太鼓を叩き、時に首を捻りながら一曲目は無事クリア。二曲目はどうするのかと思って見ていると、切歌が選んだのは同じ曲。しかも難易度も変えずにだ。理解が出来ないまま、二度目のプレイを眺める。と、今度は切歌がずっと真顔で太鼓を叩き続ける。そこで気付いた。切歌はフルコンボを狙っているのだと。一度目で楽しみ、二度目は本番か。何となくだけど全力で楽しんでるなぁ。
「ラストデスっ!」
見事今度はフルコンボ。切歌にとびきりの笑顔が浮かぶ。思わず拍手を送った。
「どんなもんデス」
「うん、お見事。じゃ、次はあれやってみる?」
俺が指さしたのはダンスゲーム。あれの方がより切歌向きな気がする。予想通り切歌は興味を示し、今度は二人でやる事に。
「じゃ、最初は簡単な奴からな」
「はいデス」
難易度の低い曲から良さそうなのを選ぶ。聞いてる感じでこれと言うのが俺にはないが、切歌はどうなんだろう。そう思って彼女に視線を向けると目が合った。
「どうした?」
「んっと……妹ってどんな感じなんデスかね? アタシ、いまいち分からないデスよ」
「呼び方を変えるだけで結構それっぽいよ。ほら、切歌と調はあの家だと妹ポジションだから」
「そんなもんデスか……。あ、今のがイイ感じデス」
「ん」
こうして始まるゲームだったが、やはり年齢の差は存在しているようだ。一曲目はどうって事なかったが、二曲目を少し難しくした途端、俺はついていくのがやっとになり、切歌は笑顔で最後まで踊り切ってみせた。終わった後、俺は自販機の近くにある椅子へ座り、呼吸を整える事にした。そんな俺を切歌が困ったような笑みで見つめてきた。
「お兄ちゃん、ダメダメデスよ。体力作りした方がいいデスね」
「……かもしれない。時間作って頑張ってみるか」
「何なら付き合うデスよ?」
「あー、それはいいかも。切歌となら楽しく出来そう」
そう言えば彼女達は定期的にそういう事をしているようなものだった。こうなると将来を見越して体力作りをしておくのは必要かもしれない。何せ妻になってくれる女性達は了子以外は年下なのだ。当然あっちの方も俺が先に衰えが来る。なら少しでもそれを遅くしないと彼女達に付き合えない。
少し休んだ後、俺と切歌は少し早目の昼食を取る事にした。ま、予想通り切歌はこれを楽しみにしていたらしい。今はうっとりするような目で店先のサンプルやメニューを眺めていっている。
「は~……いいデスねぇ。どれも美味しそうでお腹減りまくりデェス」
「もしかして朝ごはん少な目にしてたのそういう事?」
「……そ、そんな事ないデスよ? 今朝はそういう気分だっただけデス」
うん、確信犯だ。まぁそれを責めるつもりはないので流す。で、結局悩んだ揚句に切歌が選んだのは高級感溢れる店。そう、クリスと来たお寿司屋である。二人なのでカウンターにし、隣り合って食べる事に。
「ほ、ホントにいいんデスか? 好きな物食べて」
「ああ。お兄ちゃんに任せろ」
「っ!? な、何とも頼もしいお言葉デス! さすがお兄ちゃんデスね!」
「それほどでも? あ、切歌は回転ずし初めて?」
「……じ、実はそうなんデスよ。色々教えて欲しいデス」
何というか、クリスとは理由が違う辺りが少し悲しい。マリアやマムに言って、近い内に調もお寿司を食べさせてあげるべきか? いや、もういっそみんなで行こう。ついでに家族旅行でどうだ。移動は電車にすればいいし、了子が出産してからなら問題もそこまで多くないだろう。うん、一度提案するだけしてみよう。
で、クリスにもした話を実際に食べながら切歌にもする事に。手で食べるのが一番いいと教えると、クリスと同じく少し驚いたけど、ならばとお手拭で綺麗に拭いて躊躇う事なくやる辺り、切歌も順応性は高いみたい。まず最初は定番のマグロから。
「はむっ……もぐもぐ……っ!?」
「どう?」
「もぐもぐもぐごくんっ…………お、美味しいデス。何デスかこの美味しさは? まるで異次元デス」
「ワサビは平気だった?」
「はいデス。お兄ちゃんがすごく辛いって言うからどれ程かと思ったデスけど、そこまでじゃなかったデスね」
ニコニコと笑う切歌。こう考えるとクリスの方が若干子供舌? ま、子供の方が味覚は鋭敏って言うからよしとしよう。さて、なら俺も……と、そこでメニューのある品が目に入った。よし、今の切歌には丁度いい。
「よっと」
「お? お兄ちゃん、注文するデスか? 何を頼むデスか……って、ナンデストぉぉぉぉ!」
「切歌、静かに」
「あっ、ごめんなさいデス。でも、驚くのも仕方ないデスよ」
切歌が恥ずかしそうに体を縮めながら恨めしそうにこちらを見る。そうだろうなぁ。何せ俺のオーダー、一皿八百円だもん。それを二皿。五百円の皿でさえ「おおっ……」って目をして見てた切歌からすれば目が飛び出る値段だ。ちなみに頼んだのは本マグロの握りセット。赤身、中トロ、大トロ、中落ちにネギトロ。それらがセットになった奴だ。これを切歌に食べさせて味の違いを感じてもらおうと思った。
「切歌に本マグロの味を知ってもらいたくてね」
「本マグロ? 本物のマグロって事ですか?」
「ま、人によってはそう言うかもね。とにかく食べてみて。さっきのマグロとはまた違うから」
「な、何と……あれ以上の美味しさを知ったらもうアタシは贅沢舌になっちゃうデス」
「大丈夫。家族と食べるご飯はまた別の美味しさだから。だろ?」
「デスね」
そう言っている内に流れてくる色々なネタを取り、切歌は楽しそうに食べて行く。そして遂にやってきた。綺麗な本マグロの五貫盛り。その見事さに二人で感嘆の声を漏らす。
「お兄ちゃん、同じのから食べようデス」
「いいよ。じゃ、やっぱり赤身からだな」
「これデスね」
揃って赤身を手にし口へ運ぶ。うおっ、凄い旨味。赤身なのに脂が乗ってる。それなのにくどくない。これは美味いなぁ。ふと隣を見れば切歌が目を閉じて幸せ全開な顔をしている。それだけで俺も幸せになれるよ、ホント。
「美味いな」
「デェス……お口の中でトロけるデスよぉ」
「じゃ、次は中落ち」
「えっと……これデスね」
こうして俺と切歌は本マグロを十分堪能した。切歌に寿司の王様はマグロと教えると納得したぐらいに。ちなみに会計はクリスの時を超えました。こうして考えると、クリスはやっぱり気を遣ってたんだなと分かる。だって、切歌との合計一万二千円に届きそうだったもの。でも、まぁ……。
「あ~っ、もう幸せデスっ! こんなに美味しい物を食べたのは久しぶりデスよぉ!」
全身で喜びを表現してくれている切歌の笑顔のためなら何て事ない。さて、次は場所を変えよう。切歌とゲームコーナーにいたらさすがにお金が持たない。あっ、でもあれだけは欲しい。
「切歌、一度ゲームコーナーに戻ろうか」
「いいデスけど、まだ何かやるデスかお兄ちゃん」
「えっと、記念みたいなものだよ」
こうして俺は切歌ともプリクラを撮影。ただ、切歌は今までの子達と違って……。
―――お兄ちゃん、キスプリ撮ろ? デェス。
そんな小悪魔さんになって若干エロい感じのを撮る事になりました。ハメプリとか言い出したらどうしようかと思った。で、また恋人繋ぎでラブラブモード。切歌は鼻歌混じりで擦り付いている。本当に可愛い。妹みたいにお兄ちゃんと呼ばせた事もあってか、今の切歌を見ていると本当に守ってあげたくなる。そんな風に思いながら歩いていると、切歌がこちらを上目遣いに見つめてきた。
「お兄ちゃん、次はどうするデスか?」
「ダーツとかビリヤードをやってみようかと思ってるんだけど、どう?」
「ダーツにビリヤード……何となくしか知らないデスけど出来ますかね?」
「大丈夫だよ。それに、俺も初心者だから。一緒に楽しもう」
「そうデスね。じゃ、レッツゴー、デスっ!」
意気揚々となる切歌と共に俺はダーツを置いているカラオケ店へ。そこで切歌と一緒にダーツを楽しむ事にした。まず普通にある程度やって、感覚などが分かってきた辺りで少しゲームをする。三回投げて合計得点の高い方の勝ち。勝者は敗者に一つだけ常識の範囲内で命令出来るというもの。
「ふふん、絶対お兄ちゃんに命令してやるデス」
「怖い怖い。一体何を考えているやら」
一投目、切歌はいきなり中心を当てるスーパープレイ。当てた本人さえ驚いて固まった。俺は残念ながら二十のダブル。二投目、切歌は最初ので欲が出たのか大外れ。俺はまたも二十のダブル。
「こ、これで決めるデスよ。奇跡再び、デスっ!」
「頑張れ」
「とうっ!」
三投目、切歌のは惜しくも中心を外れた。で、俺は二十のダブル。こうして勝者は俺となった。
「はう……お兄ちゃんへの絶対命令権がぁ……」
「何か怖い言い方だな、それ」
「で、一体何を命令するデスか?」
「えっと、それはまた後で。次はビリヤードをやろう。な?」
若干気落ちした切歌のために二階にあるビリヤードを続けてやる事にした。ナインボールぐらいなら俺もルールが分かるので、それを二人でやる事に。最初のブレイクショットがたまたま上手く行き、全部落ちたのを見て切歌が感心する声を出していたのが印象的。いや、俺もまさかそんな事が出来るとは思わなかった。
「こんな事って本当にあるんだなぁ……」
「お兄ちゃんお上手デス。まさかの展開にアタシもビックリデスよ」
「それはこっちもだよ。じゃ、気を取り直してもう一回用意しようか。次、切歌がブレイクショットやっていいから」
「おおっ! なら同じ事を目指してやるデスよ!」
そう言って張り切る切歌だったが、まぁそんな事は早々出来ず、それでもある程度数を減らしてスタート。内容は割愛するが、今回は切歌の勝利に終わった。いや、見事に打つ弾打つ弾を落としていくんだもの。理由を聞いたら訓練の延長だと言われました。何でも刃を飛ばす時に軌道を意識しろとクリスから注意されてるらしい。そうだよなぁ。だって鎌だもの。そりゃそんなものを無秩序に投げられたら困るよ。
「これでお兄ちゃんに一勝一敗デスね」
「そうだね。なら、ここで勝敗関係ない戦いでもする?」
「ほえ?」
その後、切歌と一時間だけカラオケしました。どうでもいいけど、電光刑事バンって何? いや、すっごくノリノリで歌ってたけどさ。後日聞いたら響の友人からの影響らしい。女の子で特撮好きか。中々珍しい子だなと思いました。
そして時刻は午後三時前。何をするにも中途半端ではある。どうしたものかと思案するけど中々浮かばない。すると切歌からこんな提案が。
―――出来ればお兄ちゃんともっと仲良く出来る場所に行きたいデス。
それがどういう意味か分からぬ俺ではない。きっと切歌もあのキスプリで若干火が点いたのだろう。で、それが今までの時間でじっくり大きくなった。まあいいか。俺も正直妹プレイしてみたくなってきてたし。そう思って俺は切歌を連れてホテルへ向かった。
「んっ……えへ、お兄ちゃんとキスすると嬉しくなっちゃうデスよ」
言っている言葉はともかく、言っている表情は既にエロモードな切歌。何せ初めてのラブホである。きっとテンションがおかしくなっているんだろう。では、そろそろあのお願いを使うとしますか。
「切歌、あの命令権、使わせてもらうな」
「……やっぱりエッチで使うつもりでしたか。ホントお兄ちゃんはエロエロデス」
「じゃ、切歌は何で使うつもりだったんだ?」
俺の問いかけに切歌は一瞬面食らったような顔をしてから、その表情を妖艶なものへ変えた。
―――もちろんエッチな事デスよ? お兄ちゃんにアタシのケツマンコを開発してもらおうって思ってたデス。
背筋にゾクゾクっと何かが走る。本当にこの子は、いやこの妹は淫乱小悪魔だ。じゃあ俺の命令もきっと気に入るだろう。そう思って俺は切歌を抱き締めて耳元へ囁いた。
―――一緒にAVを見ようか。それで、今日は勉強と実践な。
―――はいデス。エッチなお勉強なら大好きデェス。
こうして俺の膝の間に座る形で切歌と部屋のテレビでAVを鑑賞する事に。当然ではあったが切歌はAVの存在は知っていたものの見た事はなく、どこか興味津々でいたので少しだけ注意する事にした。
「フィクション、デスか?」
「うん、これは現実じゃ有り得ないって思った方がいいよ。まぁ、男がそういう格好やシチュエーションに弱いとかは正しいけど、絶対これが正解とか女性はこうあるべきとかは思わないで」
「えっと、要するに参考程度で考えろって事デスね?」
「そんな感じ」
そうこうしている内に始まったAVはタイムリーに近親もの。それも兄妹のやつだった。導入部分から切歌と二人で苦笑しつつ眺めていると、やはり展開が予想通りな感じに。お兄ちゃん大好きな妹が無邪気にエロい事をし始める。
「うわぁ、この妹絶対分かってるデスよ。アタシと調は最初オチンポなんて言い方知らなかったデスし」
「まぁ、こういうもんだから」
「あれ? オチンポがはっきり見えないデスよ? 故障デスか?」
「モザイク処理ってやつだよ。卑猥な部分はそうやって見えなくするんだ」
「……何でデスか?」
「えっと……今度調べておく」
正直そこまで考えた事はなかった。ま、きっとあまり大した事じゃない理由だと思うけどね。で、そのまましばらく見ていると、段々切歌がお尻を動かし始めた。つまり感じ出している。場面は妹が兄と触り合いをし出しており、既にキスもしているのでもうそういうシーンになっていくだろう。
「切歌、そろそろこっちもラブラブする?」
「……デスね。お兄ちゃんとラブラブエッチしたいデス」
直球の言葉に嬉しく思って頭を撫でる。それだけで切歌がくすぐったそうに、だけど嬉しそうに笑って顔を近づけてきた。まずは普通にキス。一度見つめ合い、互いの目の奥にある情欲の炎を確かめる。切歌の目はもう少し蕩けてきていた。
「切歌、ホントにいいのか? 俺とエッチなんて」
「……お兄ちゃんじゃなきゃ嫌デス。アタシ、お兄ちゃんの赤ちゃん産みたいデス」
「切歌……」
俺の言葉で何をしたいか察してくれる辺り切歌はやはりいい子である。こうして俺は切歌の服を優しく脱がしていく。
「お、お兄ちゃんって積極的デスね。そんなにアタシとエッチしたいデスか?」
「そりゃそうだよ。でも頑張って理性を働かそうとしたらあんな事言われたんだ。もう今の俺は兄じゃなくて雄だぞ」
「なら大丈夫デス。アタシはとっくに雌デスから」
「こいつめ」
お互いに笑い合いながら裸へ近付いていく。と、そこで上半身だけ裸にして胸を可愛がる事にした。切歌の胸は調よりも発育が良いので将来有望である。
「んっ、乳首つんつんしちゃダメですよお兄ちゃん」
「嫌い?」
「……大好きデスけどぉ」
「じゃ、ほら」
「んんっ! お兄ちゃんにつんつんされるとぉ、どんどんエッチな気持ちになっちゃうんデスよぉ……」
つんつんと表現しているが、既に指先で弄っているので正確にはクリクリだと思う。どちらにせよ、切歌が切なそうにこちらを見てくるのが可愛らしい。なのでキスしながら続ける事に。すると切歌が内股を擦り合わせ始める。下も弄って欲しいようだ。
「切歌、どうして欲しいかお兄ちゃんに言ってごらん?」
「お、お兄ちゃんに切歌のオマンコ触って欲しいデス。いっぱいいっぱぁい触ってぇ、気持ち良くして欲しいデスよぉ……」
「切歌、最後のやつ、欲しいよに変えてもう一回」
「気持ち良くして欲しいよぉ……これでいいデスか?」
「……悪くないけど切歌らしくないか。うん、ありがとう切歌。じゃあ……」
素直にお願いを叶えてくれた妹にはお礼をしないとな。なので希望通りにマンコを触ってあげる。優しく、だけどしっかりとね。すると切歌が艶っぽい声を出して淫らな表情になった。
「はぁんっ! お兄ちゃぁん、もっと強くていいデスよ? むしろ強くして欲しいデェス」
「じゃ、お互いにしようか?」
「それがいいデス。アタシもお兄ちゃんを気持ち良くしてあげたいデスから」
「ん。なら一緒にシャワーだな」
「デス」
二人で裸になってシャワールームへ。そこで気付いた。これさえも初めてだと。
「切歌、これも二人きりは初めてだね」
「おおっ、そうでした。お兄ちゃんとは二人きりが初めてだらけで嬉しいデスね」
「じゃ、今日でほとんどすませちゃおうか」
「デスね」
互いの性器を触り合う。うん、熱くて湿り気が強い。これはかなり出来上がりつつあるな。チンポを触る切歌の手も優しくではなく催促するような動きだ。だけどまだ挿入には早い。きっと切歌の気持ちもそうだろう。ただ、体の方が欲してるみたいだけど。
そのままシャワーを浴びながら互いの性器を刺激し合ってキスをする。最初は啄むように、次第に舌を絡めるようにと激しくしながら。と、そこで俺は少しだけ切歌のさせたかった事を思い出し、片手を彼女のお尻へと伸ばす。そして優しく尻の穴を触ってあげた。
「んっ?!」
慌ててキスを中断する切歌に俺は少しだけ悪戯めいた笑みを返した。
「どうしたんだ? 切歌のして欲しい事を少しだけやってみたんだけど?」
「……お兄ちゃんはイジワルデス。でも、そういう事ならちょっとだけお願いしたいデスよ」
「じゃあまたキスしてチンポとマンコを触り合おう。で、出来れば力は抜いておいて?」
「分かったデス。ん~」
再びキスをしながら手マンも再開。そして残る片手で尻を揉みながら時々アナルへ指を近付け刺激する。最初は少し強張っていた切歌も、キスと手マンでゆっくり警戒心が緩み出し、指で触れられる程度は動じなくなってきた。なので少しだけ指を入れてみると、思っていた以上の抵抗感があった。
「っぷはぁ……お兄ちゃん、変な感じがするデスよ~」
「やっぱり力が抜けてないな。響もそうだったけど、本来はかなり時間をかけて広げるもんだし」
「へー、そうなんデスね。ん? てことは響さんは?」
「了子に手伝ってもらって最低限の処置はした。後はスープの力頼り」
「うわぁ、それはかなりの強行軍デス。アタシはちゃんとやってくれるデスか?」
まさかのアナル調教志願。でも、分かっていた事なので喜んで頷く。そうなればここからはまず手始めだ。指の一本を入れて少しずつ慣らしていく事にする。こちらに尻を向けてもらって、慎重に指を入れて解す様に抜き差しするのだ。
「んっ……や、やっぱり違和感が凄いデスね……」
「だろうな。考えてみればアナル調教は初めてだ」
「あっ、じゃあじゃあ、アタシお兄ちゃんの初めてゲットデスね!」
「そうだな。それと切歌、力抜いて。指折れそうなぐらい締め付け強いから」
「あぅ、ゴメンなさいデス」
可愛くシュンとなる切歌だが、それに呼応するようにアナルの締め付けも緩むのだから面白い。そのまま何度か抜き差ししていると、切歌から甘い声が漏れ始める。ちょっと早くないかなと思うけど、思えば切歌は響と一緒で本能に正直な子だった。だから、このアナル調教も汚いとか汚らわしいとかじゃなく、好きな人が自分を愛してくれている行為と捉えているんだろう。そうだとしたら、本当に可愛くて抱き締めたくなる程愛おしい子だよ。
「切歌、どう? 大分一本なら平気になってきたみたいだけど」
「あ、あのお兄ちゃん……アタシ、変なんデス。さっきからお尻の中がムズムズして、気持ち悪いような気持ちいいような訳分かんない感じなんデスよぉ」
振り向きながらそう告げる切歌は、とてもエロくて切なそうな表情だった。さすがに今日は挿入までは早いと思うけど、この分なら少しだけ欲張ってもいいかな?
「じゃ、指を二本入れてみるね。それで少しは変わるはず」
「は、はぁい。お願いするデス……」
「うん。切歌、大好きだよ」
「アタシもお兄ちゃん大好きデス……あっ、んんっ……」
二本にしたらさすがに抵抗感が戻ってきた。だけど、それでも最初程じゃない。そこで響の時の経験を活かし、クリトリスも愛撫してあげる事にした。それが切歌にも効果があったようで、抵抗感が弱くなり、むしろその快楽とアナルの快楽が混ざり合って切歌の思考を一気に溶かし始めたのだ。
もう我慢出来なくなってきたので、そのまま体を横にしてシックスナインの状態へ。切歌もどうやらそうだったらしく、熱っぽくフェラをしてくれた。チンポをしゃぶりながらアナルとマンコで快感を得る。切歌も響に負けず劣らずの淫乱女子高生になり始めてるな。
「切歌、どうだい? アナル気持ち良くなってきた?」
「ジュルッ……はいデス。アナル気持ちいいデス。お兄ちゃん、もっとアタシをエッチにして欲しいデス」
「なら、ここで一度スープだけ注いでみようか」
「……えっと、オマンコでハメハメして、出そうになったらアナルへ出すって事デスか?」
理解が早いな。正解とばかりにクリトリスを優しく吸い付いてあげると、切歌は嬉しそうな声を出しながらこちらを振り向いた。さて、では挿入するか。切歌に壁へ手を付いてもらっての立ちバック。マンコはもう準備万端なのでチンポが楽々入っていく。
「きたぁ……お兄ちゃんチンポがきたデスよ……」
「トロトロだな、切歌の膣内。そんなにチンポ欲しかったのか?」
「デスよぉ。だって、お兄ちゃんがオマンコとアナルをあんなにいじるからぁ……」
「そっか。じゃあ、お詫びに今日はたっぷりイかせてあげるな」
「っ! お願いするデスお兄ちゃん。いっぱい妹マンコをハメハメして? デス」
こんな可愛くエロいおねだりをされれば発奮しないはずがなく、俺はお望み通りに腰を強く動かしてやった。濁った水音と腰を打ち付ける音が室内に響く。そして、当然可愛らしく淫らな声も。
「チンポぉ! チンポが奥に当たってるデェス! お兄ちゃんのチンポ、最高デスよぉ!」
「切歌のマンコも最高だよ。俺のチンポを美味しそうに銜え込んでる」
「だって美味しいんデス。お兄ちゃんのチンポは世界で一番美味しいものデスからぁ」
「で、今日はその美味しい味をアナルで味わうって訳だ」
「っ! 楽しみデスよぉ……アナルで飲むスープ。きっと今日食べた本マグロよりも美味しいはずデェス……」
うっとりしながら腰を振る切歌。本当にエロ可愛い。なので俺も早くこの淫乱可愛い妹へ濃厚スープを飲ませるべく腰を激しく動かした。こみ上げてくる感覚を感じ取り、それが最大限に高まるのを待つ。
「おおっ、来た来た……切歌、いいかい? 自分でアナルを広げてくれよ?」
「はいデスお兄ちゃんっ! JKアナルにスープくださいデスっ!」
「っ!? やばっ……」
まさかのお兄ちゃん呼び+淫語おねだりにアナルを開いて見せるのトリプルコンボである。自分で言ったとはいえ、実際されると破壊力が凄まじい。慌ててチンポを引き抜き、切歌が広げてくれているアナルへチンポを押し付けて射精する。さすがに腸内へはチンポを挿入しないが、少しだけ先がアナルを広げているので精子自体は中へと入っただろう。
「ふわあぁぁぁぁっ! す、凄いデスっ! 凄いデスよお兄ちゃんっ! これっ、これダメデスよぉぉぉぉっ!」
「き、切歌?」
いつかの響を彷彿とさせる反応に若干目を見開く。切歌はそのまま全身を震わせたかと思うと、いきなり失禁した。いや、これは潮吹きかな? どちらにせよ、凄まじい快楽が押し寄せているらしい。響の時は、てっきり融合症例だからと思っていたけど、もしかしてそれに関係なくアナルセックスでの中出しは凄いのか? 了子は装者じゃないからここまでならなかったし、響は最初にたっぷりしたせいで耐性が付いたと仮定すれば、この事は残る皆にも当てはまる訳で……。
「これは今後確かめる必要があるな……」
「えへぇ……お兄ちゃんのスープでアナルが大満足デスよぉ……」
とても見せられない顔をして壁にもたれかかる切歌をそっと支え、一旦床へ寝かせる事にした。
「切歌、大丈夫か?」
「お兄ちゃぁん……もっとエッチしたいデェス。もっともっと繋がっていたいデスよぉ」
切なそうに声を出してこちらを見つめる切歌だが、その焦点が合っていない。まるで薬物でも使ったような状態に俺は少し申し訳なくなる。しかし、それに反比例して勃起するチンポが情けない。しかも、それを見て切歌が嬉しそうにしゃぶりついてきたのだ。
「むふっ……ジュルジュル……」
「き、切歌……落ち着いて……」
「えへへぇ、お兄ちゃんのチンポ。アタシだけのチンポデス。美味しさ独り占めデェス」
こちらの声が聞こえていないのか、チンポへ頬ずりしながら切歌は焦点の合わない目で恍惚の表情を浮かべる。少し怖いけど、かなりエロい。だけどこのままではいけないな。そう思って俺は切歌の頭からシャワーでお湯をかけた。
「わぷっ!?」
突然の事に可愛い反応を返したので、シャワーを切歌から離して様子を見る。すると切歌は犬のように顔を激しく振って目を開けた。その焦点はしっかり合っていて、尚且つ不思議そうに小首を傾げた。
「あれ? アタシは何をしてたデスかね?」
「正気に戻った?」
「あ、お兄ちゃん」
可愛らしくこちらを見つめる切歌に安堵しつつ、俺はそのまま彼女を抱き抱えて湯船へと運ぶ事にした。多分だけどかなり放心しているだろうし、脱力もしているだろうから。
「切歌、掴まって」
「ふぇ? はいデス」
「よっと……」
「おおっ! お姫様抱っこデース」
嬉しそうに抱き着き、満足そうにする切歌。うん、どうやら精子は流れてこないみたいだ。全部吸収されたと見て間違いないだろう。なのでゆっくりその体を湯船へ下ろす。そしてお湯を張りながら先程の事を覚えているか尋ねると……。
「あー、何となく覚えてるデスよ。とてもイイ気持ちでした」
「イイ気持ち?」
「デスデス。ふわ~って感じになったんデスよ」
「アルコールを摂取したみたいなもんかな?」
「あっ、それ近いかもデス。前に藤尭さんから聞いたデスけど、そんな感じでした」
ふむ、こうなると奏かマリア辺りにして感想を聞くのが早そうだ。セレナでもいいけど、彼女はまだお酒を飲んだ事があまりないだろうし。そのまま湯が溜まるまでの間、切歌と対面座位で繋がったままキスをする事にした。イチャイチャ出来るこれは、本当にみんなの人気が高い。見つめ合えるのと、キスし易い事が主な要因らしい。
「お兄ちゃん、何となくですけどお腹がいつも以上に熱いんデスよ。これ、さっきのスープデスよね?」
「だと思うよ。もしかすると、アナルで吸収させた方がより早く吸収量を満たせるのかも。だからもう体がそういう状態になったのかな」
「じゃ、今中出ししたらアタシはマムになっちゃうデスか?」
そう尋ねた瞬間、切歌のマンコが締め付けてきた。本音駄々漏れである。まぁ、きっとみんな気持ちは同じなんだろうけどね。そう思うと嬉しくなるが、まだ切歌や調は学生だ。せめて学院を卒業するまでは我慢してもらおう。俺自身もしっかりそこだけは守りたい。
「かもしれない。だから今日は」
「ヤデス! 中出ししてくれなきゃ嫌デスよぉ!」
凄く可愛くてエロいおねだりだ。だけど、以前までなら流れていたはずの理性が今日は流れない。きっと本当に生命に関して考えるようになったんだろうな。
「うん、気持ちは俺も同じだよ切歌。でもね、もし仮にここで切歌が妊娠すると、その子は切歌の人生を狂わせたと思ってしまうよ? もしくは、最悪中絶って言って生まれないようにしないといけない」
「そんなぁ……」
「切歌、俺も了子が臨月近くになってようやく分かった。子作りって言うのは望まれて生まれてくる時にするもんだって。今、切歌達学生組はその時期じゃない。だから、今日は中には出せない」
「…………分かりました。お兄ちゃんはアタシや赤ちゃんの事を考えてくれてるって。だって、いつもなら考え無しに出しちゃうデスし」
切歌の容赦ない分析に俺は返す言葉がなく、苦笑しながら頷いた。でも、だから切歌も分かってくれた。一旦チンポを抜いてくれたのだ。つまり、保険としてゴムを付けろと言う事だろう。なので一旦風呂を出て備え付けのゴムを付けて戻る。……うん、ちょっときついかもしれないこれ。
「おおっ! 初めて見たデスけどこんなんなんデスね?」
「ああ。じゃ、繋がろう切歌」
「はいデス! お兄ちゃん!」
繋がり抱き合うようにキスをして過ごす。体をゆっくりと温かいお湯が包んでいくように、心も温かい気持ちで包まれる。ああ、そうか。やっぱり今までの俺はただ種付けしか考えてなかったのかもしれない。あの了子やフィーネとしたボテ腹セックスが、皮肉にも愛し合う事の本質を教えてくれたみたいだ。
「んっ、お兄ちゃん。変なんデス。動いてないのにオマンコがキュンキュンするデスよ。それに、すっごく幸せなんデス」
「俺もだよ。きっと子供を作るんじゃなく、ただ愛し合うために繋がってるからじゃないかな?」
「あっ、そうかもデス。えへへ、つまり欲情じゃなくて愛情って事デスね」
嬉しそうに笑う切歌に頷き、俺はその頭を優しく撫でる。そのまま温まりながら繋がり続けた。切歌曰く、ゴムがあると気持ち良さは減るが、その分心が嬉しくなるそうだ。俺が切歌と未来の子供を思いやっていると思えるらしい。
風呂から出て体を拭き、ベッドへ横たわる。今日はもうエッチって気分じゃなくなった。いや、欲望のままに求め合うだろう。切歌も俺も裸のままでベッドにいるのだ。
「お兄ちゃん、今日やったの調にはしない方がいいデスよ?」
「え?」
そんな時、突然告げられる言葉に疑問符が浮かぶ。そんな俺へ切歌は苦い顔で教えてくれた。
「調はアタシと違って、お兄ちゃんの赤ちゃん出来るなら学院辞めても構わないって言い出すデス。常識派に見えて、実は過激なのが調なんデスよ」
「……分かった。調へのアナルスープは当分しない」
「デスデス。それと、これはマリアや奏さんに教えてあげるべきデスよ。きっと二人もマムになりたがると思うデスし」
「そうだね。それと了子の意見も聞いておくよ。もしかしたら、イグナイトよりも凄い強化になるかもしれないし」
「あー、もしそうなったらみんな出撃前にアナルでドリンク飲みデスかね?」
苦笑しながら言う切歌だったが、意外とない洒落にならないかもしれないから怖い。あの融合症例時代の響が複数回に渡るアナル中出しでガングニールを追い出した事を考えても、直腸からの摂取は本気で効率面だけは最高なのだ。
「でも、それは強敵との決戦とかにして欲しいよ。普段からそれは……」
「デスね。正直アタシも勘弁デス」
そう困り顔で笑い、切歌は俺の胸へ指を軽く突きつけてきた。何だと思って見つめると、切歌は少しだけ妖艶な笑みを浮かべてこう言った。
―――でも、アナルセックスでなら毎回でもお願いするかもデス。
―――……じゃ、今日は最後まで調教しちゃうか。
勿論そんな煽りをされて黙っていられるはずもなく、この後寝るまで切歌はお尻を沢山可愛がられ、近い内に後ろの処女も散らして欲しいと頼んできた。その答えは言うまでもない。いつか響と並べてアナルセックスを仕込んでやろう。そう心に決めながら俺は切歌を抱き締めて眠りに就くのだった……。
残るお泊りデートは、翼、マリア、セレナ、調、未来の五人。了子は……もう嫁なのでいいかな? 子供が出来た後の時間軸になれば書くかもしれません。
キャロルとエルに関しては正直悩んでます。娘となったし、父となった今、すんなりエロにはいけないと思いまして。
……大人モードか、あるいは実験やらサンプル採取やらでキャロルは何とか出来そうなんですがねぇ。もうこのまま可愛い娘二人でもいいかな?
この件に関して活動報告を上げますので、皆様のご意見をくだされば幸いです。