第一話 深夜(※)
西の大陸ヴェスティアが『新大陸』と呼称されるのに対して東の大陸オリエスは『旧大陸』と俗に呼ばれている。
二つの呼び名がこのように対比されるのは歴史を紐解いてみればよく分かる通り、この世界の文明の基準がオリエス大陸………もっというならばオリエス大陸北西部から始まったからである。
オリエス大陸から西へと大海を漕ぎ出していった人々は、その果てに未知なる陸地を見つけ出し急速な開拓を推し進めていった。
無論、そこに最初から住んでいた現地の人々を差し置いて『この大陸は我々が発見した』と宣言した当時の冒険者たちの傲慢に眉を顰める人々もいるかもしれないが、それは開拓の記録が歴史となり後世の歴史家たちの評価の対象になってからの話だろう。
なんにせよ、オリエス出身者による『新大陸』ヴェスティアの開拓は発見から百年ほど経過した現在でも盛んであり、ここ十数年ほどは彼の地に建国された新興国同士の小競り合いが流行りだった。
東西の大陸を行き来する商人たちからそのような話を聞いて「新大陸人のなんと野蛮なことだ」と鼻で笑うオリエスの上流階級のものがいるが、十年ほど前まではオリエス大陸もちょっとした戦国時代………あるいはその一歩手前の状況だったことを鑑みればあまり笑えないのが事実だった。
十五年ほど前に起きた『異変』をきっかけにした『混乱の時代』は東西双方の大陸に等しく火種を振りまいた。
東は『商連』を始めとした既存のネットワークが上手く働きかけることで混乱を防ごうとした。結果として北西部地域では混乱は最小限に抑えられたものの、南西部や東部では内乱や国家間の戦争に発展し収まるのに数年のときを要した。ヴェスティアではそれが開拓領土の取り合いに結びついて長期化しただけのことである。
なんにせよ、『旧大陸』オリエスは表向きの平穏と平静を保っている。しかしそれは各地の混乱の傷跡と新たな火種の予兆に目をつぶれば………という程度の危ういバランスの上に存在する安寧の日々である。
今は過ぎ去った『混乱の時代』を笑い飛ばしながら、未だ漂うきな臭い予感に眉を顰める、というのが概ねのオリエス大陸の空気感だった。
しかしそういった不安材料を抜きにすれば人々は平和を享受し、また謳歌していた。
過去がなにあれ、未来がどうあれ、今目の前の現在を生きなければ話にならないからだ。
ここ、『フロラント』の街もそうした人々の日常が息づく場所の一つである。
オリエス大陸北西部と南西部の間には湾のように大きく内陸へと食い込む『内海』が存在する。
『セプテモール』はその内海に北西部から突き出るように存在する半島の国であり、フロラントはその半島の根元のあたりに位置する街である。
必然的にこの町はセプテモールと他国の陸路での通商の要となる土地だった。しっかりと整備された街道が東西の国から繋がり、南へと延びる道は首都を筆頭に国内の各都市へと繋がっていた。
街道が国の流通を支える血管ならばフロラントは心臓に当たる要所と形容するべきだろうか。
必然として街の発展度合いは非常に高く、人口は首都に匹敵するといわれる。首都が歴史的な建築物を多数擁し文化的な洗練度で栄華を表すなら、フロラントは商業の中心地としての活気によってその繁栄を示していた。
人口の多い都市となれば必然的に治安の悪い場所と良い場所という区別が生まれてくる。
そして、その宿は後者に属する区画に建てられていた。
『そこ』は白い象牙色の外観が美しい三階建ての宿だった。夜になると通りを明るく照らす魔法式街灯の光を受け、その乳白色の外壁は温かみのある落ち着いた風合いを見せている。
通りに面したその宿の三階、カーテンを閉め切った薄暗い部屋に一人の少女がいた。
その少女は淡い蝋燭の光が投げかけられるベッドの上、一糸纏わぬ生まれたままの裸身を晒していた。
背丈は小柄で140cmを少し超える程度だろうか。
幼く華奢に見えるその体躯だが手足は伸びやかで、触れれば瑞々しく白い肌の下に無駄のない美しい筋肉の存在を確かめることができた。
胸も尻も共に小ぶりだが体格の比率に基づいて見るならば、大きすぎず薄すぎずのバランスを保つ美しいものだった。確かなくびれを見せる腰部と合わせ流麗な曲線がそこには存在していた。
その髪は長く腰までの長さがある。
金糸のような色と艶を持つ長い髪は、同時に絹糸を梳ったような滑らかさをもってベッドの上を流れていた。
「ん………っ」
透き通った氷色の瞳を切なげに潤ませて、少女が悩まし気な吐息を零した。
長いまつ毛に縁どられた目は憂いを帯びて伏せられ、桜色の唇は何かを訴えるように濡れていた。
少女の頬に朱が差す。いや、頬だけではなく露になっている裸身のその白い肌がみなそうだった。
「ねぇ…はやく………」
小鳥のような愛らしい少女の声。
しかしそこには蜜に濡れたような、熱に浮かされたような情欲の響きがあった。
「わかっていますよ、そんなに焦らなくても大丈夫ですから。」
彼女の声に答えたのは男性の声だった。
部屋の蝋燭の明かりに照らされているその男は平均的な背格好で中肉中背の男だった。
年齢は三十前後かと思われるが、身なりに気を使っているのだろう、若々しく清潔そうな雰囲気も伴って年齢の推測が困難に見える。
男は自分の来ている服に手をかけて、手際よく脱ぎ捨てていった。
よく見れば床には既に少女のものと思われる女性向けの衣服が散らばっていた。
衣服を脱いで裸になった男がベッドの上に乗ってくる。
高級志向のベッドは軋み音一つせず柔らかくその体重を受け止めた。
「………………っ♡」
「あはは………貴女も好きですね、これ。」
男は軽く苦笑を零しながら、少女の熱い視線の先にあるものに手を添えた。
それ――――――彼の股間のペニスは既に硬く屹立してその存在を強く主張していた。
「そういうの………いわないで、ください…。」
恥じ入るように顔をわずかにそむける少女だが、変わらず視線は男のペニスに注がれていた。
閉じた太腿をむずがるように擦らせると奥の秘所からくち、と粘った水音がした。
男が彼女のその足に手をかける。
「でもそういう貴女のことが、僕は好きですよ。」
人の好い笑みを浮かべながら男は少女の足を開いていった。
少女が微かに息を呑む音がする。
露にされた少女の秘所は彼女の見かけに違わず幼いつくりをしていた。
陰毛はまだけぶる程度にしか生えておらず、陰唇は薄かった。
しかしその奥からはとろとろ、と唾液のように女蜜が漏れ出し、上端の陰核は包皮を脱いでぴん、とその存在を主張するように立ち上がっていた。
「はぁ………っ♡」
はしたなく両足を広げられ、発情した自分の性器に視線を注がれている――――――そう自覚すると、少女は何処か陶然とした息を漏らした。
股座の奥がきゅっと締まるような感覚を覚え、陰核がまた一段と硬くなった。
「あっ、そうです。ちょっとだけ腰を浮かせてもらっていいですか?」
「こう………ですか?」
「えぇ。………はい、ありがとうございます。これでちょうどいいですね。」
男の声に従い少し腰を浮かせると、その下に枕が敷かれた。少女と男の腰の位置を調整するためだった。
傍から見ると腰を突き出したような体勢。自分の股を突き出して男に捧げるような自分の今の体勢を意識すると少女の顔がまた赤くなる。
「それじゃあ、いきますね…。」
男が改めて腰の位置を微調整し、自身のペニスの狙いを定める。
その赤黒い亀頭が幾度か少女の陰部を掠めると、その細腰がぴくんぴくん、と大げさに跳ねた。まるでそれは餌をねだって水面に口を覗かせる魚のようでもあった。
やがて陰茎のその先端部分がしかるべき入り口を探り当てると、男はためらいなく腰を送り込んだ。
「ぁんっ♡」
少女が喉を晒すようにして喘いだ。
ぷちゅり、と音を立ててその幼い性器に男のペニスが先端を埋め込む。
男がその状態で軽く腰を揺すると、ちゅぱちゅぱと亀頭が小刻みに出入りを繰り返した。
まるで陰唇が赤黒いキャンデイをしゃぶっているような卑猥な絵面だった。
「ぁっ、やっ、もっと奥っ」
少女がぐずるように腰を揺さぶる。
無論、男とてこのまま入り口だけで射精するつもりはない。
ただ少女がいくら経験豊富だとしても変わらず膣道は狭隘なため、少しずつ進むのがベストなのだ。
「んぅ………っ♡」
ずぐり、という音とともに陰茎が一層深くめり込む。
少女の膣の中ほどはくびれでもあるかのように一段と狭く締め付けが強い。
そこを男の肉棒で押し広げられると痛み一歩手前のような快感が少女の腰に走った。
体が奥へと割開かれていく、痛いような、痺れるような心地よさだった。
「ふ………っ」
男は軽く息を吐き、腰を軽く揺すりながら陰茎を膣へと押し込んでいく。
少女の胎は程よく濡れて挿入を歓迎しながらも、その膣肉は侵入者を食らうように締め付けてくる。
その壁面の無数の膣襞が強欲な舌か歯のように亀頭にしゃぶりついてきて、男はその快感に身震いした。
ともすればすぐにでも射精してしまいそうにもなるが、息を吐いて昂りを沈めつつ男は掘削作業を続行する。
押し込んで、戻し、押し込んで、戻し………………狭い穴を陰茎が押し広げていくその動きに合わせて、ぐちゅ、にちっ、ぐちゅ、にちっ、と粘ったものをこね回すような音がする。
少女の鼻にかかった甘い喘ぎ声と、男の押し殺したような息遣いがそれに重なり、薄暗い部屋の中に響いた。
「んんっ………はぁ…、ぁっ……………んー……………っっっ♡」
やがて男のモノの先端が行き止まりにたどり着いた。しかし男はそこで一度動きを止めると、そのまま自分の体重をそこにかけていった。
今までの膣道をかき分けながら押し広げるような動きではなく、体重を使って無理やりねじ込んでいくような動きだ。
行ってみれば女性の膣というのは普段はしぼんだ袋のようなもので、そこに男性器が挿入されるとそれに合わせて広がっていく。つまり最初からある程度の柔軟性があるのだ。
故に男は先端が子宮口に当たった所で入りきらなかった自分の性器まで挿入するために、体重をかけて押し込んでいるのである。
それでも小柄な少女にとっては辛いのではないかと普通なら思われるかもしれないが、当の彼女はむしろ程よい心地よさを感じていた。
膣の最奥………子宮口を中心に膣道全体を引き延ばすかのように硬いペニスを押し込まれていくと、そこからじわっと沁みるような快感が体の中に広がっていく。
ちょうど筋肉の硬い凝りを指で圧迫したり、関節を捻って委縮した腱を引き延ばすような感覚だった。
少女は軽く背を反らしながら、ふやけたような笑みを浮かべてその快さに耽溺した。
「ふっ、ぅぅ……………。これで、全部入りましたよ…。」
「んっ………きもちいい………です」
やがて男の腰と少女の腰が密着する。
密着した互いの性粘膜からじぃん、とした痺れと心地よさが伝播する。
二人は共にその感覚に目を閉じて感じ入った。
少女が恐る恐る、といった風に膣肉を締めるとその中にある男のペニスの形が伝わってくる。
太く長く、熱くて硬いその男性の象徴を膣で握るように確かめると、擦れ合うところからまた快感が沁み出して彼女の背筋を駆け抜けていった。
軽く腰を揺すると男の陰毛が陰核を擦る。
陰核の快感は膣の快感と違って弾けるように力強く、その秘芯がこすられると少女は思わず甘い声を漏らした。
「んっ、んっ、んっ………………♡」
少女のその反応に気をよくしたのか男はペニスを奥深くに銜えさせたまま腰を揺さぶり始めた。
目一杯押し広げられた膣がさらにあちこちの方向に延びて心地よさを訴える。
亀頭が食い込んでいる子宮口は更に押しつぶされて、奥の方できゅん、とした甘い疼きを覚えた。
陰核がぞりっ、と陰毛に擦られればそこから快感の火花が弾ける。
少女はぎゅっ、とシーツを掴んで快感を受け止めた。小刻みに背が反って、鼻にかかった小さな喘ぎ声が何度も響いた。
陰茎を深々と銜えた陰唇の淵から涎のように愛液が漏れ、二人の腰の間で粘着音を立てた。
「んぁあ、…ぁぁぁーーー………………っ♡」
男のモノがずるるっ、と音を立てて引き抜かれていくと少女が間の抜けたような声を出した。
自分の中を埋めていたものが引きずり出されていく解放感、それと同時に味わう胎の奥が切なくなるような寂寥感。そして亀頭の雁首が膣襞を掻いていくぞくぞくするような快感が体を駆け抜けていく。
ペニスが抜け切る少し手前のあたりで男の腰が止まり、また奥へと送り出される。
止まることなく最奥までもう一度膣肉を掻き分けて肉棒が打ち込まれる。
ぱちゅん、という小気味のいい音がしてまた男女の腰が密着した。
「少し、早くしますね」
「…はい、おねがい、します………」
少女の膣内がこなれ始めたのを確認した男が声をかけると、少女は潤んだ瞳を向けて肯定を返した。
少女は手でシーツを掴みなおし、男は両手で少女の細い腰を支えた。
「んんっ…………!!」
そして男の力強いピストン運動が始まった。
勢いよく引いて、勢いよく突き出す。ペニスに馴染むように広がった少女の膣内を男の剛直が行き来する。
ゆっくりと胎内を押し広げるのとは違う、膣粘膜を擦りたてることに重点を置いた抽送。
ペニスと擦れ合った膣襞の奥からじゅわり、と愛液が沁みだし、再度擦り合って泡立った。
結合部から白濁した愛液と先走りの混合液が垂れ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、音が立つ。
「っく、ぅぅぅ………………っ!!」
ぞりりっ、と雁首が深く膣襞を掻き毟る。
膣洞の真ん中あたりの特に締め付けの強い部分、そこを何度も亀頭の大きく張ったエラが往復し膣壁を削った。
感じやすいその場所を重点的に責められた少女は白い喉を晒すようにして嬌声をあげた。
しかし、
「ご、ごめんなさいっ」
「えっ?」
「もう、出そうですっ」
「えー………………」
しかし先に音を上げたのは男の方だった。
ここ最近ご無沙汰だった上に前戯の段階で抜いていなかった、その状態でこうもきつく締めあげてくる少女の膣に挿入したとあってはそうも長く持たなかったのである。
唐突な暴発宣言に思わず熱も冷めて真顔になる少女だが、一拍置いてくすりと笑った。
「まぁ、いいですよ。まだ夜は長いんですから、一発くらいは許してあげます。」
「す、すみません。」
「でも――――――今夜はちゃんと気持ちよくしてくださいね?」
自身の唇に指を添えて、少女は艶然と微笑んだ。
熱を帯びたアイスブルーの瞳が男の目を捉える。
その目を逸らす事無く見返して、男は頷いた。
「っ、ぁん♡」
一呼吸おいてから男の抽送が再開した。
一度大きく引いて、奥までペニスを一息に突き込む。これを何度も繰り返した。
女の体を気遣ってのものではない、男が自らの性感を煽るための自分本位な動き。
貪る、という例えが正しいだろう射精のためのセックス。
「ふっ、ふっ、ふっ、んっ、んくっ、ん………っ♡」
だが、少女の側に不満の色はない。途中で少しばかり水を差されたとはいえ、胎の具合は既に十分解れている。少々乱暴に突かれた程度で痛くはない。
むしろパンパン、と互いの腰がぶつかり合う音が、自らに叩きつけられる男の劣情の激しさを象徴するようで甘美でさえあった。
開いたままの脚を動かして男の腰に絡ませる。内腿を甘えるように男の体に擦り付けて更なるピストンをねだる。
「………っ、くっ、で、でる………………っ!」
切羽詰まった声を挙げて男が陰茎を最奥まで押し込んだ。
勢いよく子宮を押されて少女が「きゃふっ」と息を絞り出されるが、それに構わず抽送を続ける。
子宮口に何度も亀頭が当たり捏ね繰り回す。竿全体を少女の中に埋め込んだまま小刻みに腰を振って揺さぶった。
男の絶頂の予感を感じて少女は絡ませていた両足でぎゅっとその体にしがみついた。
「うっ、くっ………!」
―――びゅうっ、びゅくっ、どぷるるるるるる…………………っっっ
音が聞こえそうなほど濃密で大量の射精。
躊躇せず男の精を中出しで受け止めた少女はじんわりと胎奥に広がるその温かさに目を閉じて感じ入った。
男は射精しながらも膣で竿をしごいて、尿道の中から精を最後まで絞り出していた。
「んー………、ぁー………なかだし、きもちいいです…」
下腹のあたりを擦りながら目を閉じる少女。
彼女はしばらく射精の余韻を味わってから、陶然とした表情で男の方へと手を伸ばした。
「キス…してもらってもいいですか?」
少女がそう言うと男は優しい表情で彼女の体を抱き起した。
下半身は繋がったままなのでちょうど対面座位の形になって二人は抱き合った。
男の腕の中に納まる小柄な少女は男の体に軽く腕を回してそっとおとがいを上に傾けた。
「ん………♡」
少女の頬に手を添えて男が口づけを贈る。
軽く唇と唇を触れ合わせるバードキスを交わしながら、男の手が少女の頬や髪を撫でる。
少女はお返しのように自分の乳房を男の胸板に擦り付けた。
触れてくる唇と手、触れ合う肌と肌の感触を少女は楽しんだ。
甘えるように男の体に抱き着くとその上から男の腕が包み込むようにやさしく抱きしめてくる。
肌と肌、体温と体温を誰かと分かち合うという行為には性交とはまた違う暖かい快感があった。
少女にとってそういった後戯はセックスそのものとはまた違った楽しみだった。
「あっ………♡」
そうして抱き合ったまま後戯に耽っていると、少女は自分の中で立ち上がってくるものの感触を捉えた。
「また、おちんちん大きくなってきましたね?」
「自慢するわけではないですけれど、これでもまだ若いですからね。」
単純な体力では君には負けるけど、と言って男は笑った。
彼自身が言うようにまだまだ若いそのペニスは早くも再びの勃起を始め、二度目の交尾に備えようとしていた。
「これはあれですね。『今夜は寝かさないぜ』という有名な台詞を決めてくれる………とそのように考えてもいいのでしょうか?」
「うーん………どの界隈で有名なセリフなのかは知りませんが、そうですね。今夜一晩、貴女と付き合うくらいのつもりではいますよ。」
「えぇ、それは良いことを聞かせていただきました。」
口の端を緩ませて少女が笑みを作った。その手が延ばされて男の頬をそっと撫でる。
長いまつ毛に飾られた目がすぅっ、と細くなり氷の色をした瞳が男を覗き込む。
まるで山猫のようだ、と男は思った。
「夜が明けて日が昇るまで、腰が抜けて精が枯れるまで、ドロドロになるまで生セックス三昧………♡ 想像するだけでゾクゾクしますね………っ♡」
夢を見るように頬を朱に染めて、うっとりと少女は男に囁いた。
白魚のように細く繊細な指が男の頬を舐めるようにじっとりと撫でる。
どうやら山猫は発情期のようだ、と男は思った。
「はは………それでは、お手柔らかに………」
「善処しますね………ひゃっ♡」
体をびくっ、と反らせて声を挙げる少女。
その抱きしめていた男が指先で背筋を撫で、また別の手で尻に手を這わせたのだった。
同時に少女は胎の中でむくむくと大きくなっていた男のモノが既に準備を終えているのを理解していた。
「うふふっ…♡ では今度は私が動きますから………さっきみたいにすぐにイかないでくださいね?」
少女が舌で唇をちろり、と舐めて湿らせる。
あどけなさの残る顔つきに見合わぬ淫靡な微笑みを浮かべて、少女は腰をうねらせた。
(明日、足腰立つかな………。)
そのような心配を脳裏に浮かべながら、男は再び腕の中の少女との情交に没入していった。
しばらくは毎日上げていきます。