夜半、ホテルの一室に二人の男女の荒い息が木霊している。
片方の青年、ジーノは一息ごとに自身の内で熱い血が体中を巡っていくのを実感していた。
沸々と煮えたぎる血潮が脳に流れ込み、複雑な思考力を奪っていく。
どこかふわふわと浮ついた気分さえ感じながら彼はベッドの端に立って目の前に横たわる少女を見下ろした。
「ふぅっ……、んっ、ふ、ぅ……♡」
両手首と足首を枷で結わえられ轡と目隠しを嵌められたあどけなさの残る少女、リオ。
密かに視界の端に追い、憧れ、懸想していた少女が今まさに据え膳もかくやという体で彼の前に差し出されている。
あまりに非現実的だ、夢でも見ているのだろうか、と理性の切れ端が言う声を聞きながら――――ジーノはベッドに身を乗り上げ、手を伸ばした。
「うわ……っ」
思わず感嘆の声が漏れる。初めて触れる生身の『女』の肌はそれほどまでに衝撃的な、そして甘美な感触だった。
少女が枷の他に纏うのは肘と膝の上までを覆う、これまた煽情的な黒いレースの長手袋とストッキングである。
その品の良い黒によって引き立てられる肌の白さ、そして興奮からか色付いた桃色の艶やかさたるや目で見るだけでも劣情を掻き立てられる。
そして直に触れれば驚くほどの瑞々しさと汗ばんでしっとりとした手触りを、微かに力を籠めれば柔らかさと張りを兼ね備えたしなやかさを感じられる。
ジーノが童貞であることを差し引いても、手触りだけで男ならば夢中にさせられてしまう極上の感触だった。
「はぁ……はっ……っ!」
無骨な男性の掌が少女の白い肌を、さながら舐めまわすかのように何度も撫で擦っていく。
盲目の人間が初めて出会う物体の輪郭をなぞって正体を見極めようとするかのような、そんな念入りで偏執的な手つきでさえあった。
指が沈むように柔らかい頬、細く華奢な骨格が解る肩と鎖骨、慎ましくも確かな存在を主張する胸、贅肉など見当たらないくびれた腰、桃のように丸く卵のように滑らかな臀部……。
全身をまさぐっているうちにジーノはいつしか少女を押し倒すようにかき抱いていた。
腕の中に包み込んだ少女の体は細く、柔らかく、小さく……そして何とも良い香りがした。
夢中になって鼻先を首筋や髪に押し付けてその芳香を肺一杯に吸い込む。
その姿は飢えた犬が餌皿に顔を突っ込む様にも似ていたが彼にそれを客観的に意識するような余裕は無かった。
初めて擦れ違った時に脳裏に焼き付いた甘酸っぱい少女の香り。
記憶に残るそれよりも今、直接味わうそれは遥かに濃く、甘い。
「ふー……!ふぅっ、ふーっ……!!」
「ん、んんっ♡ んっ……!」
そんな無体を働く青年に対して少女が抗議をするかのようにいやいやと首を振る。
だがその仕草は何処か弱々しく、そして婀娜っぽい。誘っているようであるとさえ言える。
組み伏せられることが前提の形ばかりの抵抗。そもそも
こうやって押し倒されることも考えの内――――むしろ望み通り。
そのことを改めて思い出したジーノの頭蓋の内がかっと熱くなる。
目の裏と鼻の裏が赤くなるような錯覚を覚える。強く、激しく、暴力的な興奮だった。
「――――はぁっ!はっ、はっ、はぁー……っ!!」
一旦抱き着いていた少女の体から身を離す。
気が付けば彼の履いていたズボンは
彼がしがみついていた少女の股座から垂れ流された、雌蜜だ。
両脚をがばりと開いた状態で拘束された細くしなやかな太腿の中心、透明なディルドで胎奥まで暴かれている膣洞は
ほの明るい部屋の照明の中に照らしだされた膣肉、その襞の一枚一枚が
そしてジーノが覗き込んでいる間にも、最奥に見える穴の狭いドーナツを彷彿とさせる子宮口がひくん、と可愛らしく縮こまり、襞の隙間から白い果汁が滲み出すのが見えた。
見られて興奮しているのだ、とそう気付いたときにはジーノは自分のズボンを下着ごと脱ぎ下ろしていた。
まろび出た陰茎は彼のこれまでの人生の中で一度としてこのようなことがあっただろうかというほどに熱く硬く張り詰めていた。
血管が弾け飛んでしまいそうだという一抹の不安さえ頭に過ぎる、下半身中の血がそこに流れ込んでいるかのような熱量だった。
がしり、と少女の太腿を掴んで奥へと押し倒す。
その肌の手触りを堪能する心の余裕もない。興奮のあまり指先が震えているがわかる。
前転を途中で留められたような体勢で固定されれば少女の股間部はまるで捧げられるかのように上向いた。
だが、今夜雄の欲望の餌食になるのは疑似男根を埋め込まれている膣洞ではない――――その一つ後ろ、肛門の穴である。
「ふっ、ふっ、ふぅ……っ!」
本来ならば排泄の為にある後孔も、この少女に関しては既に
放射状に広がる皺が交わる中点、硬く閉じられているべきである其処は緩く口を開閉させながら何かを期待するかのようにひくついている。
部屋明りの元でもわかる
便をひり出すという生物としてあるべき形を忘れ去り、雄の象徴を咥え込みたいという淫らな欲求を見せつけている、そんな恥知らずな穴の姿だった。
それを理解したジーノは最早一刻も待てなかった。
この穴に突っ込みたい。この穴を穿ちたい。
――――この穴を犯したい、とそんな動物的で暴力的な欲求が胸を衝く。
「んふっ♡♡ ふ、うぅっ♡♡」
ただ空気に晒されているだけで暴発しそうなほどに張りつめている陰茎を
充血して赤く染まった亀頭の先端に少女の小さな肛門が触れる。
触れ合った瞬間のちゅ、と吸い付かれるかのような感触だけで射精しそうになったのをジーノは歯を食いしばって耐えた。
リオの息も荒い。尻肉越しに感じた勃起、その剛直から伝わってくる雄の情欲に少女は背筋を喜悦で震わせた。
犯されたがっているのだ、この少女は――――そう思った瞬間にはジーノはその雄竿でもってリオを刺し貫いていた。
「――――っっ!! あ゛っ……!!!!」
先端が肉門を潜り抜けたと同時に、彼は快感とも苦悶とも言えない濁った呻きを漏らした。
狭隘な菊穴を穿つ、ずぐり、という重たい手応えが亀頭に伝わる。女を知らない
生理的な構造として内から外へとものを押し出そうとする運動をする腸肉、その抵抗をねじ伏せて魔羅を突き込む感触が凄まじい快感を生む。
仙骨から勢いよく背骨を駆け上がって頭が電流に焼かれるような錯覚。予め相応に覚悟を決めていなければ、ただ入れた瞬間に暴発していただろう。
「はーっ、はぁー……っ!! はっ、はぁっ……、はぁーっ……!!!」
ずぷ、ずぷ、ずぷ……と気泡が潰れるかのような微かな水音が二人の結合部から響く。
少女の幼気な肛門が雄の暴力的なまでに膨れ上がった剛直に刺し貫かれ、
犯罪的とさえ言えるその光景は、しかし同時に淫らで貪欲な蛇の口が獲物を丸呑みにしていくようにも見えるものだった。
ジーノは呑まれるように、誘われるように腰を繰り出していく。はぁはぁ、と息を吐き、総身にびっしょりと汗をかきながら少女の直腸に自身の肉を埋め込んでいった。
「んっ♡ んくっ……♡♡」
「――――……っ!! ~~~~っ!!」
やがて両者の腰と腰とがぴたりと触れ合う瞬間がやってきた。ずぷぷっ……、という音と共に最後まで青年の陰茎が後孔に納められる。
ジーノの雄肉にみっちりと腸詰を施されたリオは、くぐもった声を漏らしながら背を反らした。
苦しんでいるどころか目隠しと轡の下の表情は緩んでさえいた。陽だまりの中で
他方のジーノは勿論そんな心の余裕などありはしない。
思わず目を剥くほどの快感が彼の脳を焼く。
ちゅくちゅく、と少女の腹奥で腸襞が敏感な亀頭を舐めしゃぶり、しっとりとした腸襞が蠢きながら雄幹全体を按摩する。
入り口部の肛門は括約筋の本来の役目を今しがた思い出しました、と言わんばかりにきゅっきゅっ♡と竿の根元を締め上げる。
初めて味わう雌の体の中は、その心地よさのあまり陰嚢から裏筋までビリビリと痺れが走るかのようでさえあった。
「んふっ……ぅっ♡♡ ふぅっ、んふっ♡♡」
「こ、このっ、このぉ……っ」
ジーノは自身が見下ろす目隠しの下に確かに少女の笑みを幻視した。
甘い菓子でも頬張っているかのように無垢で……そしてどこまでも淫蕩で挑発的な、売女の笑み。
その瞬間彼の胸に去来したのは――――
「くっ、そ……っ!! くそっ、バカにっ、バカにしやがって……っ!!」
がし、と両の手が少女の腰を掴む。
まだ幼いとさえ言っても良い、小さく細い腰だった。
今まさにその中に自身の陰茎が呑み込まれているなどと俄かには信じがたい程に。
印象と現実の激しすぎる
「この、この……っ!たまに見かけるたびに可愛い子だなって思って、それに強い人だなって!そう思ってたのに……っ!!このっ、こんな変態だったなんてっ!!」
「んん゛っ♡♡」
「変態って言われて嬉しいのかよっ、この変態っ!!」
「ふぐ♡ っ……!!」
これは身勝手な我が儘であり、八つ当たりのような話だった。
リオの事を一方的に懸想していたのはジーノだし、リオがボスの愛人だと聞いて煩悶としながらもそれをズリネタにしていたのもジーノである。
だがそれでも彼の中でリオという人物は偶に視界の端に納めるだけで眼福と言える高値の花であり――――ある種の美化された存在だった。ボスの
その上でいざこうやって直接触れ合ってみれば、その実はあちこちで男を引っ掻けては、あまつさえ(自身と同じ)構成員と乱交に興じ、縛り上げられてケツの穴を犯されて悦ぶような
憧れの人と肌を重ねる達成感、天にも昇るような心地も無いではない。
だがそれ以上に彼の胸を占めているのは理想を裏切られたような怒りの念だった。
脳のごく一部の客観的な思考が、それは勝手な話だと非難するのも聞こえている。
だが彼にしてみればそんな声も自身を押し留めるほどの枷にはならなかった。
――――何せ怒りをぶつけられる当の本人が、乱暴されることを望んでいるのだから引っ込める道理などないではないか。
「くそ……っ!こ、このっ、めちゃくちゃにしてやっ、めちゃくちゃにっ……!あ゛っ、っぐぅ……っ!?」
「――……っ♡♡」
ただ胸を衝く情動の赴くままに言葉を吐き散かし、腰を打ち付ける。
暴力的な衝動の赴くままに雌の体を貪るのに充足感すら覚える。
少女の胴のくびれを掴んで自らの腰に押し付けながら、ジーノは苦悶とも法悦とも言えない呻きを漏らした。
射精の瞬間の快楽はさながら陰茎が引きつるようだった。
陰部の筋肉が脳の制御を離れてガクガクと痙攣し、睾丸から精液をポンプのように組み上げる。
ドロドロに煮詰まった白濁汁が精管を潜り抜け、前立腺を抉っていく感覚に思わず目を剥いた。
「おっ、お゛っ!? おぁ゛っ、あ゛ぁ――……っっ!!!!」
ドビュルッ、ドビュルッ、ドビュルッ!!と凄まじい勢いと腰が抜けるほどの快感を伴う、雄の絶頂。
雌の肢体を組み敷いて粘液に濡れた
しかしジーノが女体に対して初めて行うそれは生殖器に向かってではなく排泄の孔に向かって行われたのである。
彼の精嚢の中で元気いっぱいに育てられた精子が直腸の襞にたっぷりとぶちまけられ、決して見つかるはずもない卵子を探して彷徨い泳ぐ。
その倒錯的な意味合いを深く理解するだけの知能もそぎ落とされてしまったかのようにジーノは射精しながら腰を振り立てた。
「ふぅ゛っ、ぅ゛っ、この、こんな、こんなに……っっ!!!」
こんなに気持ち良いのか、という言葉さえ最後まで出てこない。
少女の内臓の温もりに腸液とローションのぬるついた感触に包み込まれ、抜き差しするたびに
今までの
尿管に残った最後の一滴まで心地よく絞り出したくて、精液を垂れ流しながら腸壁で逸物を扱きたてる。
一度達したばかりで敏感になっている亀頭粘膜が不平を訴えるが、雌穴の気持ち良さに目覚めた生殖本能は『続行』の指示を出していた。
そうして最初の射精分の精液を最後までリオの腹の中に吐き出し終わる頃にはジーノの男根は再び硬さを取り戻していた。
「はーっ、はぁ、はぁ゛っ……!!ふっ゛、はぁっ!!あ゛ぁ゛……っっ!!!!」
「ん♡ んっ♡ んぉぁ゛っ♡ ぁ゛っ♡♡」
もうそこからは射精と抽送の境目さえわからないセックスだった。
強く柔く、それでいて婀娜っぽく絡みついてくる尻穴と腸肉に射精欲が際限なく掻き立てられる。
下半身から脳までを白い稲妻に焼き尽くされるような快感に逆らわず絶頂と共に精液を噴き出して法悦に浸る。
最後の一滴までも絞るように直腸に擦り付ければその過程でまたもや勃起が力を取り戻す。
その繰り返しである。
ホテルのベッドの上で雄が雌をひたすら犯す音が響く。
精液と腸汁が腹の中で混ざり合う音、陰茎を肛門が潜り抜ける音、その合間に白濁した混合汁と空気が漏れ出る下品極まりない音、男らしい角ばった腰が幼気な細腰に打ち付けられる拍打音。
お互いの動物のように荒い息、青年の泡でも吹くかのような唸り声……そして少女のくぐもった嬌声。
こんな状況でも明らかに楽しんでいる少女のそんな様子がよりいっそうジーノの雄の部分を刺戟した。
それはこの
男性の顎下までしかなさそうな小さな体躯、腕で抱けば壊れそうな華奢な骨格。
汚れ一つ知らない新雪のような肌に黄金をそのまま絹糸が如く伸ばしたような髪。
改めて見下ろすリオの姿はあどけなく、人形のような、という形容がそのままに当てはまる。
だが、
「んぉ゛っ♡♡ お゛っ、ぉぉっ♡♡」
「く、ぅ、うぅっ……!!」
轡の下から涎をシーツの上まで噴き零しながらその少女は善がり声を上げる。
今まで視界の端に捉え、脳裏で反芻した美しい姿を裏切るかのようなその品のない淫売そのもの姿をねじ伏せたいとジーノは強く思った。
「裏切ってごめんなさい」だとか、「バカにしてごめんなさい」だとか、そんな風に言わせられたならどれだけ胸が晴れるだろうか。それがどれだけ理不尽で身勝手な願望だとしても。
だが彼がどれだけ無体を働こうが、乱暴に犯そうが今のリオは
その事実がジーノを猶のこと打ちのめす。
例えこうして抱いていてもリオの本質は以前と変わらない。
目を離した瞬間には狐か妖精かに化かされたかのように消えてしまう――――自分の手には届かない幻のような少女。
「ぅっ!! ぐぅぅぅ……っっ!!!!!」
「ふんぅっ♡♡ んぅぅ……っ♡♡♡」
青い感情と暴力的な衝動と遣る瀬無さ、それら全てが絡み合って束ねられたような性欲を叩きつける。
可愛らしい丸みを見せる少女の尻を仕置きするかのように男の腰が何度も打擲する。
パンパンパン、と乾いた音を絶え間なく響かせるそれは、今回が初めてのセックスとなる童貞には些か以上に負担のかかる運動だったが、今や疲労などは意識の端にも上らない。
情動の赴くままに少女の肛門を捲れ上がらせ、腸奥を掘削し、ケツ穴を穿り返した。
そしてその苛烈な責めこそが待ち遠しかったのだ、と言わんばかりにリオの腸襞と括約筋が雄竿に絡みつく。
挿れるときには形だけの抵抗をして見せて屈服させられる恥辱を味わい、奥まで届くときには腹奥の襞々が亀頭を包んで舐めしゃぶる。
引き抜かれる際には直腸と肛門の本来の仕事を果たすかのように排出の爽快感を余すところなく堪能した。
若く未熟で、それ故に飢えた犬のように貪欲な青い雄の欲望をこそ、リオの後孔はたっぷりと楽しんでいた。
「ぁ、ぐっ」
やがて
ドブッ、ドブッ、ドビュルルッ、ドビュウゥッ……!!と睾丸の底まで攫うかのようなこれまで以上に激しい、一際の量と密度を伴う濃厚な射精。
きゅ♡ きゅっ♡と
幾ら若く、精力と勢いのある童貞と言えど流石に打ち止めという限界はあった。
「は、は……、はぁ……っ」
掠れた息を零しながらジーノはゆっくり、ゆっくりと腰を引いていく。
燃え尽きるまで精力を吐き出しきった代償か、全身を凄まじい倦怠感が包み込んでいた。
休まずに振りたくっていた足腰は白く痺れているような気さえしていた。
筋肉が脳と接続されているのを確認しながら動かしているかのような緩慢な動きの果てに、にゅぽん、とどこか滑稽な音と共に彼の陰茎がリオの肛門から抜け出た。
すっかり力を使い果たして萎えた雄竿はもう立ち上れないことを表明するかのように総身を萎ませて項垂れていた。
彼自身が放った精液とリオの腹の中の腸液、その二つを絶え間なく撹拌した混合汁が亀頭と竿の周りにべったりとこびりついている。
白濁とした粘液に纏わりつかれたその様は
「んふ、ぅ゛っ……♡ ふぅー……っっ♡♡」
ジーノは腰を引き抜いた後、ベッドの上にへたり込んだ。しばらくは腰が立ちそうにも無い。
彼の視線の先には自身が今しがた犯し尽くしたリオの肛門があった。
何度も何度も執拗に掘り返された尻の穴は赤く爛れたかのように充血し、閉じる機能を忘れたようにぽっかりと口を開いて腸粘膜を晒していた。
一度も抜かずに扱き続けて吐き出し尽くした精液がピンク色の腸壁を覆いつくすようにべったりとこびりついている様さえも見える。
彼の視線が恥ずかしいのか、ゆるゆると力を取り戻した肛門が本来の役目を思い出して入り口をきゅっ、と締める。
だが今まで開きっぱなしにされていた感覚を忘れられないのか、呼吸のリズムに合わせるように弛緩した時には、やはり先ほどのようにぽっかりとだらしなく口を開いていた。
そうやって大きく開いては閉じてを繰り返す中で腸を伝って降りてきた精液が、ぶぴっ、と下品な音を立てながらシーツの上に染みを作る。
「ぁ……」
その有様をぼーっと見ていたジーノはようやくまともな思考力が脳に戻ってくるのを感じていた。
先ほどまでの強姦魔もかくやという荒々しさはひとしきり精を放ち尽くした結果、鳴りを潜めていた。俗に言う賢者タイムというやつだった。
ついさっきまでの行動を全て棚に上げて「やりすぎたかな」などという思いが去来した彼は、よろよろと覚束ない腰を上げた。
まずは拘束を解いてからリオちゃんと話を――――と考えたところで、彼は背後で
「おう、ちょいと静かになったから見に来たぜ~」
「っと……一段落ついたみてぇだな。これでお前さんも一人前の男ってわけだ。童貞卒業おめでとうさん!」
「んじゃまぁ、あとはちょっと休憩しとけよ。――――オレらも今から