本編では描いてない描写があります。
九州上空
この日、横須賀海軍飛行場を飛び立った小型輸送機は本州上空を飛行して九州へと陸伝いに迂回していた。理由は、今年に入ってからは沿岸部での航空機遭難事故が多発しているからだ。危険回避のために遠回りを余儀なくされていた。
「やっと九州に入ったか? もう少し速い飛行機無かったのかよ! ボクちゃんは提督様なんだぞ? 」
二人分の座席を占拠してふてぶてしくふんぞり返る豚が誰に言うでもなく悪態を吐いている。豚が怒るとおり、輸送機はプロペラ機で速くは無い上に迂回ルートを飛行しているから遅い筈である。さらには小型輸送機は雲海の上に出ることを避けて低い高度を維持することで揺れも大きくなりだす。それから1時間程で目的地である海軍鹿屋基地へ到着した。
鹿屋基地とは本来は海軍航空隊鹿屋飛行場であり、艦艇の基地ではなかった。全国の長大な沿岸部防衛に際して既存の軍港だけでは足りる筈もなく、急遽設営された拠点なのだ。突貫工事で造られたのだ…
「やっと地面に着いた…オエッ オオォゴァァ!!」
降りたというか‥這いずり落ちるように輸送機を降りた新米提督は駐機場の地面に胃の内容物を盛大に撒き散らした。
突き刺さる視線が痛い……
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着任式典は出足を挫かれたが、その後は滞りなく終えた。提督は副官に案内され執務室へ入室するのだが…
「なぁ、飛行場から大分離れてないか? なんだよここは? 小屋かと思ったぞ!」
提督が憤りを溢すとおり、海軍鹿屋飛行場から車で移動してきた此の場は鹿屋市高須の海岸である。元々の軍港である鎮守府と違い、新設された基地・泊地は貿易港及び漁港に間借りするような形で存在していた。
そしてここ鹿屋基地は高須港から少し手前の海岸に建てられた施設である。傍には長閑な景色が拡がる…
「しかもここ…海水浴場じゃね? 僕ちゃんもテントでキャンプしろと?」
艦娘はそのサイズから大掛かりな港湾設備が無くとも運用上支障は無い。本部庁舎以外はプレハブと仮設テントが建ち並ぶ風景は差詰め難民キャンプの様相を醸していた。
「いやいや! 提督はこの建物内に執務室と居室が御用意してあります。ささっ!此方であります!バス・トイレ完備であります!」
提督のボヤきに副官は慌てて案内を続けた。
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執務室へ入り、机に並ぶ資料に目をやる。所属艦娘一覧に真っ先に食いつく!
「ふむふむ… ぬうぅ? こんだけ? 」
一覧を見ると
【鹿屋基地所属艦娘】
重巡洋艦 足柄
軽巡洋艦 由良
駆逐艦 ⚫⚫⚫⚫
駆逐艦 ⚫⚫
駆逐艦 ⚫⚫
駆逐艦 ⚫
「現時点でまわせる戦力に限りがありますので…」
「戦艦も空母もおらんじゃないか! 」
「提督‥戦艦も空母も現在は確認されておりません。どこの鎮守府にも配属されていないのですよ…」
副官がいう通り、現在の戦力に戦艦は居らず‥空母は軽空母が二隻だけなのだ。提督の手による『建造』システムが確立されたのが最近の話で、目下各提督が有力艦娘の建造に励んでいる最中であった。
「提督にも励んでいただきますよ?」
「ホホッ! 日々励むとしよう! …励むとも ククク」
醜悪に下衆な笑みを浮かべて艦娘の写真を眺める提督の心中や如何に?
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「「失礼します!!」」
二人の艦娘が入室してきた。
重巡洋艦の足柄と軽巡洋艦の由良と紹介された。
やはり巡洋艦はスタイルが良い! 出るとこが出ていて、括れている腰が悩ましい! 生唾を飲みそうになる…
御託はどうでも良い… 触りたい、舐めたい! 兎に角裸にしたい!
ふと気づく…
二人は白い軍服姿だが、艦娘は各々の外装に見あった制服を着ている筈である。艦娘運用の研修中に目にとまった項目を思い出す。
【艦娘運用の注意点】
・艦娘の艤装展開時は指定の服装厳守。指定外着衣は破損に繋がるため支給を禁ずる。尚、平時はこの限りでない。
・艦娘は補給物資にて維持するが、食事は三食与えることが好ましい。
・艦娘は睡眠摂取は必須ではないが、日に六時間の睡眠を採らせることが望ましい。
以下割愛
着衣は指定の装備である。ならば今の軍服は例外的に着ているのだな? 指定着衣以外は吹き飛ぶから禁止と教えられた。下着はどうかわからんが…
「…艤装を見せろ」
我ながら上手い口実だ! 流石に『裸を見せろ』とは言えないからな?
「この場で!? で、ありますか?」
二人は此方の企みに感ずいたのか狼狽する。
しかし、凄みを利かせて恫喝するのは早すぎるしな…
命令ということを強調して催促してやるか?
「どうした? これは命令なのだがな?」
それでも躊躇する様子の二人に副官から催促が入る!
『提督の御命令である! 御見せせよ!』
ナイスだ副官!
下着姿くらいは拝めそうだ!
「失礼致しました! 御命令とあれば此の場にて御覧にいれましょう! 」
意を決したように、いや‥何か吹っ切れたように微笑んだかと思うと二人は構えて叫んだ。
「「 艤装展開!! 」」
一瞬眩い光に目を細め、再び開くと!?
目玉が飛び出す程の光景に副官と一緒に雄叫びをあげた! 下着どころか真っ裸である! 丸見えでござるよ!
「「「 オオオォォォ!!!」」」
一糸まとわぬ姿‥もとい、艤装を纏った下には生まれたままの姿を曝け出す美女二人が立つ。どういうことなのか、先程の羞恥というか‥戸惑う素振りもなく…自慢気に決めポーズで自身の裸体を見せつけるべく… 実は淫乱なのか?
「エエ乳しとるやないか…グフフ」
机の下では自慢の主砲が仰角イッパイに勃っている。
お陰で傍に寄って間近で見たり触ったりできないではないか!
「ほ、ほう‥なかなかのモノだな。後はどうなっているのか?」
このままパイオツと⚫⚫⚫(ピー)を見せつけられていては動けない。後ろに向きを変えてもらおう!
「はっ! 後部は此のようになっております」
そう言ってクルリと回りポーズを採る二人…無意識なのだろが、トンでもなく卑猥な姿になっているではないか! お尻の割れ目からパックリこんにちわだよ!?
『 ブッブッー 』
豚の鼻からは盛大に鼻血が吹き出していた。無理も無い… 生で女性器を見ることなど初めてだった。
「だ、大丈夫ですか!? 提督!」
「…大丈夫。ちょっと飛行機酔いが残っているようだ。二人はご苦労だった‥下がってよい。早く下がれっ!」
突然の剣幕に艦娘二人は真っ裸に艤装を背負ったままという間抜けな姿で退室していった。
童貞歴=年齢のチェリーボーイにとって、巡洋艦のお姉様ボディは刺激的過ぎて手に余るようである。足柄の推定Fカップの砲弾型パイオツと由良の推定Cカップお椀型プリチーパイの4発が顔面に直撃した提督の下半身は大破着低レベルになっており、パンツはダメコン不能なほど手の施しようがなくなっている。
「くそっ、駆逐艦のロリボディからにするか… 」
幼女趣味は無いが、貧乳・微乳が嫌いなわけではない提督さんである。何事も段階を踏むべしと… 最初の獲物は駆逐艦娘に決めたのだった。