「…うっ、…うっ、くっ! …… 」
薄暗い部屋の中で断続的な呻き声が響く。
彼女は艦娘『陽炎型二番艦 不知火』
天井の太い梁から下がるロープに両手首を縛られて吊され、手首で全身を支え…辛うじて伸びきった爪先が床に接していることでユラユラと頼り無くそのスリムな身体を揺らして立っている。
何故、呻き声を?
その理由は……
露出した二の腕から更に下、脇の下…何か黒い物体がモゾモゾと蠢いている。本来なら艦娘の装束に包まれ隠れている筈の肩から下も肌が見え、後ろ姿は肩甲骨が薄らと確認出来る…白い肌の背中が丸見えである。横にまわると僅かな膨らみを見せる乳房にも黒い物体が蠢き、膨らみの頂点を目指し進む。乳輪の縁に達した瞬間…不知火の全身に電流が流れる如くビクッ!と跳ね、乳首が硬く隆起した。
「ううぅ…あっ、いぃっ! ……う」
先端に快楽を感じそうになる……下唇を噛み堪える。血が滴り顎を伝い落ちてゆく。
一糸まとわぬ姿でぶら下がる不知火の全身を無数の蝕が這い回る。また一匹、首筋を這い上がり耳許に…
「ひっ! いぃぃ…っ! 」
別の蝕が太股から臀部へ、さらにはふたつの尻肉の隙間へ潜り込もうとする。
「かぁっ! や‥やめろ!! 」
全身を捩りながら尻肉に力を込め懸命に侵入を拒もうとするが吹き出した汗‥それとも別の液体? 潤滑剤のように滑りが良くなっている白い肌の上を滑るように蝕は不知火の尻穴‥肛門へ達する。
「あぐぅぅぅっ! いやぁぁぁ!! 」
・
・
・
・
脱力して項垂れたまま吊らされて失神した不知火を見つめる赤い双眼。その顔は恐ろしい程に白い……
「強情な娘だ。あれだけ快楽を与えたというのにな? しかし‥カラダは正直に応えたようだ。ククク… 」
不知火の足下には粘性のある水溜まりが出来上がっていた。蝕にあらゆる刺激を受け不知火の身体は何度も繰り返す絶頂感に襲われ発狂寸前の状態に陥っていた。しかし、彼女は持ち前の精神力で堪えに耐え…限界を超えた。身体が快楽に支配されて尚、頭は快楽を拒絶した結果…失神していた。
「……ふむ。女の身体を持ちながらも精神は戦闘艦であることを捨てないか? 」
「そいつはもう良いぞ。こっちの奴が洗いざらい吐いた」
「…そうか。ならば楽にしてやるとしよう。……嬲ってからな! フハハハ…! 」
白い肌の女はゲスな笑い声をあげながらその身を変化させた。女だった身体が見る見るうちにに筋骨隆々の逞しい男体となり、股間には脈打つ肉の触手が鎌首をもたげ不知火の白く細く華奢な肉体に狙いを定める。
「…う? うぅ‥ん…? 」
悪魔の悪戯か……不知火は意識を取り戻してしまった。
「…!! う‥うあぁぁぁっ!!! やめろぉぉぉっ! 」
男の肉体は自由を奪われ吊り下がる不知火の両太股を鷲掴み、必死の足掻きをするべく力を込める彼女を嘲笑いながら左右に強引に開いた。
「ああ…や・め…ぎゃあっ!! があぁぁっ! 」
抵抗虚しく開脚され膣口をさらけ出す不知火は懇願しかけ…絶叫した。懇願する間もなく太く・硬く・長く‥そして何故か黒い肉の棒が不気味に脈打ちながら彼女の膣口を一気に貫いた!
「ぎゃああぁぁぁっ!! 」
不知火の華奢な身体を三倍はあろうかという大柄な逞しい男の肉体が蹂躙する様は最早…虐待…否、虐殺行為である。駆逐艦の幼い肉体では到底受け止められないサイズの巨根がねじ込まれ、何度も繰り返し膣奥へ打ち込まれ鈍い破壊音が室内に響き渡る……
・
・
・
どれだけの時間が経過したのだろう?
吊された状態のまま不知火は背後から突かれながら、その控えめな両乳房を男のゴツゴツした掌に鷲掴みされ歪な形に潰されて血が滲んでいる。股間からも血が大量に溢れ…失血死寸前だ。
「ふっ、ふっ…!? う‥うおぉぉぅっ!! 」
雄叫びをあげた男は不知火を吊り下げていたロープを切ると床に崩れ落ちる彼女の頭を片手に掴むとダラリと涎を溢し半開きだった口腔内へ自身の股間から生えた肉棒を突き刺し大量射精した!
その瞬間、不知火の眼球がぐるりと白目に変わる。
彼女の中で何かがプツリと切れた……
床に横たわる「不知火」だった肉は白濁液を口から、股間の前後の穴から垂れ流し動かなくなった。
「終わった…のか? 相変わらずお前は悪趣味だな…
」
「ふん、人間の調教に失敗したキサマに言われてもな? 」
「く‥あれは調教ではなく、素材が悪かったのだ! 」
「くはは! 二人ともまだまだだねぇ。次はボクの番だ…… もう見つけたからね。それと、これも一緒に捨ててね~ 」
三人目が現れた。片手には髪を掴み引き摺る艦娘らしき骸が確認出来る。……陽炎だった。
「お前も……」
陽炎だった肉の塊…
全身を切り刻まれボロボロになり、よく見ると手足の指が全て無い。投げ出されて床に仰向けになった遺体の乳房は切り取られて肋骨が露出していた。陰部にも抉り取られた傷口が穴を空けている……虐殺を通り越し、これは遊戯だ。
小動物や昆虫の手足をもぎ取る感覚で嬲り殺したに違いない。
「洗いざらい吐いたら妹は助けてやると約束したら…こいつ素直にベラベラ話すもんだからさ……つまんないじゃない? 興醒めしたからぶっ殺してやった」
「弱い奴には容赦ないな…まったく」
「ははは、ボクは強い奴には敬意を込めて瞬殺するけど、弱い奴にはお仕置きしないと気が済まないんだ。今度の奴は強いよ…だから即死にさせてやるんだ」
そう言うと紫色の唇から舌をチロリとだして舐める素振りをした。
────────────────
───────────
───────
テレビから夕方のニュースが流れる。
『先程、痛ましい事故が起きました。最近増加傾向にあるAT車(オートマチック車)が暴走し、歩行者を跳ねました。跳ねられたのは市内の高校生『惣流明日香さん』17歳で、搬送先の病院で死亡が確認されました。乗用車を運転していた会社員の男性は『突然アクセルが戻らなくなり、ブレーキも利かなかった』と話しており、警察では車両を調べると共に操作ミスも視野にいれ……』
「ククク、人間なんてのはこうやって使うんだよ。調教なんて面倒くさいことやる必要ないね」
「…で、ただの女子高生殺したのは意味あるのか? 」
「お前の目は節穴か? あの女子高生は艦娘‥あ、まだ目覚める前だったからな。ボクじゃないとわかんないか? 」
「なんだと! …勿体ない。散々弄んでから殺せば良かったではないか! 」
そう、この女は艦娘を探す嗅覚的な能力が鋭いのだ。覚醒する手前あたりになると独特の匂いが発生するらしい。今日殺されたのはそうした状態にあった艦娘だった。もう一人が悔しがったように、この女は陵辱行為には興味が無い。唯々、艦娘を即死にさせることに快感を感じるのだ…
航空母艦【蒼龍】
今日殺された艦娘の名
「次の奴も見つけたからね~ククク」
「殺す前にヤラせろ! 」