ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
ストパンのアニメを見ながら書いているゾ。
あと、設定資料集とか見ていて、
マイナーなウィッチの事とかも
知りつつあるので、この小説で
ちょこちょこ出していくゾ。
501←いまここ
↓
502
↓
???
↓
501
501~508に関する話を地道に書くつもりだから、
読者からいろいろと感想をもらえると嬉しいゾ。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
501統合戦闘航空団『ストライク・ウィッチーズ』へ ①
時は19xx年。
世界はネウロイによって生活圏を
狭められ、その命を脅かされていた。
その異形の怪物は既存の兵器では太刀打ちできず、
人類は大きな苦戦を強いられることとなる。
だが、1936年。人類は対抗手段の開発に着手する。
魔力を持つ女性だけが使用することができる
ストライカー・ユニットの開発。
脚につければ空を飛ぶことが可能となる。
ただし、すべての魔力を持った女性、ウィッチが
扱えるわけでもなかった。
飛行適正、および戦闘適性を満たした者のみが
それをつけることを許され、戦地に送られることとなる。
また、とある人物によってネウロイの弱点が
解析、判明するまでに多くの犠牲を強いることとなる。
人類は、確実に反撃の一途をたどってはいたが
受けた傷の深さはそれに比例して大きいものであった。
ネウロイを倒せるのは、魔力を持ち、有効打を加えられるウィッチだけ。
人々はそう認識していた。
だが、ウィッチたちや、一部の軍人の中ではとある噂が
流れていた。
『----全身を鎧のようなプレートで身を包み、
背中から火を噴いて空を飛び、ネウロイと
戦い続ける者がいる』と。
都市伝説として馬鹿にされていたが、
何人かのウィッチたちははっきりと知っている。
-----それが、まぎれもない真実であると。
◆
1944年、俺はとある場所に向かう船に乗っていた。
とある人物からの要請によって。
貨物船の荷積みの中に紛れ込み、
木箱の中で寝っ転がっている。
暇だ。暇すぎるからこっそり積み荷から
何か漁って食べようと身を起こすと、持たされている
通信機器のトランシーバーに連絡が入る。
腰のところに吊るしてあるそれを手に取り、
応答ボタンを押す。
『-----やあ。船上の旅はどうだい?』
「・・・・暇すぎて死にそうだな。」
『そいつは良かった。つまり何事もなく
船が目的地まで向かっているっていう
ことだからね。』
くすくすと笑い声がトランシーバーから聞こえる。
音量が少し大きく、周りに人がいたらばれる可能性が
あったので音量を少し下げて、話を続ける。
俺が今、連絡している相手。
1936年のヒスパニア怪異以来の付き合いである
とある人物だ。
中々に良い性格をしており、男として
生まれていれば、元帥にまで昇り詰めることも
可能であったであろう女傑。
---アドルフィーネ・ガランド少将。
元ウィッチとしてネウロイと戦い続け、
単なる一兵卒から今の地位まで自力で
成り上がった女性だ。
腐れ縁。
それが俺と彼女の関係を示す適切な言葉である。
「・・・・で、何の用だ?今、ステキな船旅を
満喫しているところなんだが。」
『おいおい。拗ねるなよ。・・・・私が手配した
軍船に乗ればよかったのに。』
「・・・・普通の船で旅がしてみたかった。」
『・・・仮にも、密航している人間のいうことじゃないよね?』
あきれたように言われる。
戦場に向かう足があるのはいいが、そのたびに
戸籍を偽造させられて、事情を知らない軍人の
環視の中、じっとしているのも嫌だ。
だから、どっかの貨物船にでも便乗して
こっそり乗ろうと思った。
「俺は悪くない。」
『全く、本当にあちこちフラフラしたりするのが好きなんだね?
・・・・刺されないように気をつけなさいよ、馬鹿。』
「?ノイズが走って聞こえなかった。なんて言ったんだ。」
『・・・・何でもないよ。今回の依頼の目的、覚えているよね?』
「ああ。」
ガランドが今回、俺に頼んできたこと。
それは、501統合戦闘航空団への潜入。
一般人として基地で働きながら、
内情視察を兼ねた調査を行ってほしいとのこと。
それをやらせるなら、自分の息がかかっている
現役のウィッチでも派遣すればいい、と
言ったとき、きわめて真面目な顔で
答えられた。
『最近、軍内部でウィッチ反対派の動きが活発化している。
ウィッチはネウロイとの戦いにおいて必須の戦力だ。
それを排除すれば、人類はネウロイに蹂躙されて
終わるだろうね。』
ストライカー・ユニットの開発により、
ウィッチの地位は急激に向上することになった。
それを良しと思わない者も多くいる。
ガランドが言った者たちも同じく。
『私の上長にあたるトレヴァー・マロニー大将殿が
ネウロイに関して怪しげな研究をしているとの報告が出ている。』
「・・・確か、501統合戦闘航空団の司令官だったか。
以前、目を通した資料では確かな手腕も持ってはいるが、
少々タカ派な印象も受ける。」
『そう。さすがに表立ってウィッチを排斥するような真似は
しないだろうけどさ。妨害行動をこっそり行って
501の存在意義を失くし、解体させようとするかもしれない。』
「・・・そいつは、馬鹿なのか?」
『優秀ではあるんだけどね・・・。私とは合わないかな。』
酒の趣味も違いそうだし。
感情がこもっていない声でそういい捨てる。
どうやら、彼女はマロニーとかいう男のことを気にいらないらしい。
実際にあったことはないが、
たぶん、目の前にいたら俺も顔面を殴る
くらいはするだろう。
・・・・に、しても。
「体が痛い・・。」
『・・・確か、先日まで別のところに居たんだっけ?』
「ああ・・。ゆっくり体を休めようと思ったら
誰かさんが突然連絡をしてきて"ちょっとブリタニアまで
行ってきてほしい"だなんて言い出さなければもっと休め
たんだが・・。」
『・・・・ヒスパニア怪異。扶桑海事変。』
ぼそり、つぶやかれた言葉に耳がぴくり、と動く。
『そういえばずっと昔の第一次ネウロイ大戦から
戦っていたんだっけなー。リークしちゃおうかなー。』
「・・・・・。」
長い付き合いによって握られている弱みで
俺は彼女の頼みをそうそう断れない。
中には、世間に知られたら危うい件もあったが
当時既に将校の仲間入りを果たしていた彼女に
全力で隠ぺいしてもらい、事なきを得たという経緯
があった。
それだけに、これらのことを持ち出されると
そうそう強気に出ることはできない状況である。
「・・・俺は、ワイト島にバカンスにいっていたわけじゃない。
501への合流が遅れるのも仕方がないだろう。」
『そうだねー。ボバは若い子が好きなんだよねー。』
「お前もまだ2x歳だろ・・・・。俺よりずっと年下なんだから
気にするなよ。」
こいつ・・・。
ワイト島に俺が行っていたことをまだ怒っているのか?
いつもは飄々としている奴がすねると面倒なことこの上ない。
仕方なく、切り札を切ることにした。
「・・・501での仕事が終わったら、なんでもいうことを
一つ聴いてやる。」
『・・・・ホント?』
「俺は、ウィッチとの約束を破ったことはない。」
『・・・・ふーん。だったら機嫌を直してあげる!』
いつもののらりくらりと相手の言葉をかわす
雰囲気ではなく、昔の年相応の態度に戻るガランド。
周りの男性将校に舐められないためとはいえ、
いつもそうしていた方がいいとは思うが・・・。
まあ、こんなことを言ったら何をされるかわからないから
言わないが。
機嫌を直したのなら良かった。
『・・・でも、私のお気に入りのリーネ・ビショップに手を
出したらダメだからね?』
「出すわけないだろ。・・・・バッテリーが少なくなってきた。
そろそろ切るぞ。」
『あ、うん・・・。』
そうして電源ボタンを押そうとすると、「あ、待って。」と
言葉をかけられる。
「まだ、何かあるのか?」
『・・・・私が現役のウィッチを引退しているのは
知っているよね?』
「え?ああ・・・。」
『------帰ってきたら、覚悟していてね?』
そういうとぶつり、と通信が途絶える。
頬をぽりぽり、と掻きながら一体何のことだろうと
首をひねる。
だが、いくら考えても答えがわかるはずもなく
もう一度木箱の中に寝転び、船が目的地につくのを
待つのであった。
-------ブリタニアへの到着まで、あと3日。
アドルフィーネ・ガランド
1936年のヒスパニア怪異における戦いにおいて
ネウロイを撃破し、武功をたてた人物。
それからは将校として出世街道を歩み、
2x歳という若さで少将まで昇り詰める。
既に現役のウィッチとして活動していないが
将校として前線でネウロイと戦っているウィッチの
支援を執り行っている。
とある出来事により、まだ一兵卒だった彼女と
出会った主人公はそれ以後、長い付き合いを共にする。
彼の秘密を握っており、
お願いという名の脅迫で今日も
彼は彼女に振り回されることに。
ウィッチは純潔を失うと魔力を失うが、
彼女は一線を退いているので・・・?
既に「準備完了」とのこと。
ヤンデレ+女軍人ヒロインの神様転生小説書いたゾ↓
"異世界転生したら、長身グラマラス女軍人なヒロインに死ぬほど愛される生活を送っている件について"
こっちもよかったらKEY(ドM)の投稿済み小説リストからどうぞ。
感想くれ。
れ(催促)
KEY(ドM)