※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
kEY(ドM)と申します。

感想と活動報告のアンケートで
昔読んでいてくれた読者が
戻ってきていて草。

そんなに修羅場が見たいのか・・(困惑)

見たけりゃ見せてやるよ(震え声)

もう少ししたら(引け腰)

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


本編 ウィッチたちとの出会い~爆弾点火~
501統合戦闘航空団『ストライク・ウィッチーズ』へ ③


「せいっ!!はあっ!!」

 

愛刀を握り締め、上段下ろしの

太刀筋を描く。

 

毎日欠かせずに行っている鍛錬。

 

しかし、なぜか今日はあまり

体の動きがよくない。

 

邪念を抱いてしまっているからか、

頭の中をぐるぐると何かが

巡りまわっている。

 

昨夜、夢に出てきた人物。

 

あったことがないはずなのに、

その男の顔を見たとき、なぜか

泣きそうになった。

 

しかし、その理由はわからない。

 

この胸の中に巣くっている、

ドロドロとした怨念も。

 

(・・・・・。)

 

刀を降ろし、海を眺める。

 

 

ネウロイに襲われていた貨物船を

助けてから、心がうずいている。

 

自分のすぐ近くに、私にとって

大切な誰かがいると勘が告げている。

 

 

(・・・・バカな。)

 

 

頭の中で否定しても、

いつの間にか生えていた耳はぴこぴこと

せわしく動き、しっぽはちぎれんばかりに

横に動いている。

 

手で抑えて、耳と尻尾を引っ込める。

 

刀を鞘にしまい、基地までの帰路につく。

 

 

(私は・・・何を確信しているのだ?)

 

 

不安はなく、むしろ心臓の鼓動が速まる

温かさを感じながら、来た道を帰るのであった。

 

 

◆

 

 

げっほ!!げっほ!!・・・うええあっ・・・。

 

数十キロ泳ぎ、ブリタニアの陸地についた俺。

 

砂浜に倒れ込み、肩で息をする。

 

泳いでいる途中、水を飲んでしまい気持ち悪くなる。

はあっ、はあっ、と乱れる息をゆっくりと整えつつ、

ごろんと砂浜に寝転がって休む。

 

腰につけていたトランシーバーを手に取ろうと

すると、何も感触をつかめないことに気がつく。

 

血の気が顔からサーッと引いていき、

体がぶるぶると震えだす。

 

・・・・な、ないっ!?

 

トランシーバーが・・・!!

 

あわててあたりを探すも、見つからず

思わず両手で頭を抱える。

 

(・・・やばい。ガランドの助けを借りられなきゃ、

このままずっと野宿確定だ。というか、偽造した

身分証明書をまだ受け取っていない・・・。)

 

現地で受け取る予定だったので、

リベリオンについてからこのことについて

考える予定だった。

 

だが、今の俺は宿無しどころか

自分が何者であるかを証明することさえ

できない。

 

(・・・・詰んだ。)

 

 

体育座りでいじけながら、

浅瀬で泳いでいる魚って

食えるかな、とサバイバル思考に

陥るのだった。

 

 

◆

 

 

「走れ走れ走れっ!!体力をつけろっ!!もっと長く戦えるように

なるために!!ネウロイの脅威から人々を守るために!!」

「はいっ!!」

「はあっ!!はあっ!!」

 

 

坂本さんの掛け声を受けて、必死に走り続ける

リーネちゃんと私。

 

既に体のあちこちが悲鳴をあげており、

今にも倒れそうなほど疲れ切っている。

 

けれども、根をあげるつもりは私も

リーネちゃんもなく、なんとか訓練を

こなしていく。

 

最初来たときはすぐにバテていたのに、

今は数キロ走っても大丈夫なほど

体力もついた。

 

武器を持っても体をふらつくことはなくなったし、

前よりは安定して空を飛ぶことができるように

なりつつある。

 

「よし!!そこまで!!・・・二人とも、よく頑張ったな。」

「ひい、ひい・・・ふええ・・・。」

「はあ、はあっ・・・。う・・。」

 

ばたり、と同時に倒れ込む。

限界を迎えつつあったので、

そのまま横になって地面に寝転ぶ。

 

「二人とも、前よりも長く走れるようになったな。

上出来だ。確実に成長しているぞ。」

「あ、ありが・・とう・・・ございますっ・・・。」

「はあっ、はあっ・・・。えへへ・・・。」

 

坂本さんに褒められて、喜ぶ。

子供扱いされていたのが嘘のようだ。

 

・・・何だか最近、坂本さんの機嫌が

よさそうに見える。

 

 

何というか・・・時々憂れた目で

空の彼方を見つめているその姿は

まるで・・・。

 

「さて。そろそろ基地に戻るぞ。

・・・お前たちはゆっくり休んでからでいいぞ。」

 

踵を返し、スタスタと歩いて立ち去っていく。

その凛とした姿はかっこよく、

穀然としたものだった。

 

 

(・・・・何があったんだろう?)

 

隣で一緒に倒れている彼女に聴いてみる。

 

「ねえ、リーネちゃん。」

「はあっ、はあっ・・。なに?」

「坂本さん、ちょっと前から様子が変だけど・・・

何かあったの?」

 

私がそういうと、驚いた顔つきになる。

 

「・・・・やっぱり、芳佳ちゃんもそう思うの?」

「うん・・。」

 

リーネちゃんもうすうす感づいていたようだ。

 

「・・・・ある時、ネウロイに襲われていた

貨物船の救助に向かったの。その時、

不思議なことが起きて・・。」

「不思議なこと?」

「うん。ネウロイにやられそうになった坂本さんを

守るかのように、どこかから銃撃がネウロイのコアに

打ち込まれて・・・。」

 

それって・・。

 

「他の人が助けてくれたんじゃ?」

 

首を振って否定する。

 

「その時、一緒に出撃していた人たちは

他のネウロイと戦って距離が離れていたの。

だから、ありえないはずだけど。」

 

今でもその時のことを思い出しては

信じられないのか、驚愕の表情を浮かべる。

 

 

「・・・・私、長距離の銃を扱っているから

弾道からなんとなくどっちの方角から銃弾が

放たれたのかわかるの。・・・・・

貨物船の方から来たの・・・。その銃撃は。」

「・・・・・・。」

 

 

きっと、私がその場に居合わせていても

信じられないだろう。

 

誰か他のウィッチが撃った弾が

偶然ネウロイのコアにあたり、

倒した。

 

そう頭の中で結論づけても、

気が晴れることなかった。

 

◆

 

 

「あ、もしもし。私、ジョドー・カストというものですが・・・。

ええ、アドルフィーネ・ガランド殿はいらっしゃいますか?

・・・え?なぜか昨夜から見当たらない?

さいですか・・・・。もし、もどったらジョドー・カストという

男から、○○番地の××ホテルから連絡があったと伝えていただけますか?

・・・はい、ありがとうございます。」

 

そういってがちゃり、と電話を切る。

 

ホテルとは名ばかりのぼろ宿。

 

しかし、俺のような身分証明ができない

人間でも泊まれる場所となったらここ

くらいしかなかった。

 

小銭をフロントの受付に渡し、

自分の部屋まで戻る。

 

扉をしめ、そのまま扉にもたれかかって座る。

 

 

思わず、ため息が漏れる。

 

野宿を回避し、なんとか今日の

寝床を確保した。

 

幸い、リベリオンで使われている

通貨はある程度持っていたので

一週間は過ごせる。

 

が、自分の立場が危ういことに

変わりはない。

 

今すぐにでもガランドに連絡を

入れたいところだが、別件で

席を外しているのかつながる

気配もない。

 

刻一刻と時間だけが過ぎていく。

 

 

が、今抱えている最大級の爆弾から

目をそらし続けるのも限界の様だ。

 

 

ちらり、とベッドで眠っている

人物の姿を見やる。

 

銀色の肩まで伸びている髪。

儚さと、幼さが入り混じった

端正な容姿。

 

その姿を見れば、誰もが

美少女だと声を漏らすであろう。

 

 

-----サーニャ・V・リトヴャク。

 

 

そう、何をトチ狂ったのか

自室に、よりにもよって501の

彼女を連れ込んでしまった。

 

 

 

食べ物を買いに行くために、

裏路地を抜けようとしていたら、

出会ってしまった。

 

----複数の男に襲われかかっていた

彼女に。

 

 

速攻で男たちを打ちのめし、

彼女を助けたまではよかった。

 

耳と尻尾を出し、

瞳孔が半分開いている目で

マスク越しの俺の顔をじっと穴が

空くほど見つめてくる彼女。

 

『・・・・・』

『・・・・・』

 

気まずい沈黙。

それを破ったのは、さらに

気まずい俺の一言だった。

 

『・・・お、おそようございます。』

 

そういった瞬間、

彼女が何か確信をもった顔つきで

全速力で俺めがけて走ってきた。

 

意味不明な光景に内心驚きつつも

冷静さを装い、背を向けて

ダッシュで走る。

 

普段ならこれくらいのこと、

わけもなく引きはがせるが、

顔を隠すために姿を変えているので

アーマーの重さが俺の脚を引っ張っていた。

 

それでも何とか逃げ切れると

タカをくくっていた。

 

だが、さすがナイトウィッチというか

夜に彼女、サーニャから逃げ切ることは

不可能であった。

 

このままでは追いつかれる。

 

そう判断し、くるりと

体の向きを180度構えて

ファイティングポーズをとる。

 

 

『・・・・にゃ。』

 

しゅばっ、と俺の体めがけて飛び込んでくる。

 

 

そんな彼女に対し俺は、

右手をぐっと手刀で構え、

 

 

・・・・彼女の後頭部を優しく叩いた。

 

 

気絶した彼女が床に落ちそうになったので

あわてて抱きかかえた。

 

 

 

で、気絶した彼女を抱きかかえて

ベッドに寝かせ、今に至る。

 

 

(・・・・どうしよう。)

 

 

昼間とは別の意味で頭を抱えた。

 

 




サーニャ・V・リトヴャク

条件が達成されました。
1段階目のロックが解除されます。
(トロフィー並感)


目と目があった瞬間、
あっ・・(察し)となる。

宮藤芳佳

????????


活動報告で2017年11月16日までアンケートを
取っているゾ。

ぜひ来て、あなたの好きなウィッチについて
書いていってほしいゾ。

ゾ(催促)

感想くれ。

くれ。

くれ(3度目の念押し)

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