ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
サーニャのロックが解放されたゾ。
大丈夫だから。
オラーシャ出身のウィッチはネウロイに
故郷を奪われていて、ちょっと愛が重く
なりやすいだけだから(白目)
エイラの姉のアウロラはもうウィッチを引退しているん
だよなぁ・・。あっ(察し)
まま、焦んなくいいから()
へーきへーき。
ちょくちょく各地のウィッチたちの
様子を挟んでいくゾ。
時系列は適当。
それでは、ご覧ください
KEY(ドM)
ここではない、たぶんどこかの世界において。
とある一人の男がいた。
その男は、憧れのキャラクターの能力を
神から賜り、自由に生きていた。
そして、あまりの嬉しさとその世界にいる
魅力的な女子達を前にして、イロイロと
やってしまった。
そう、色々と。
そのアホは何をトチ狂ったのか、その子たちを
片っ端から口説いていた。
正確にはただからかっていた、と本人は思っていただろうが、
彼女たちはそうは思っていなかった。
ネウロイという化け物が世界に跋扈する世界。
その怪物に対抗できるのは魔力を持った女子のみ。
男がネウロイを相手に戦えるわけもなく、
最前線でネウロイを仕留めるのはいつも魔力を持つ、
ウィッチの仕事であった。
しかし、幾たびも行われる終わりなき戦いに
PTSDを発症する者があらわれ始めた。
ストライカーユニットをつけて空を飛び、ネウロイ相手に
まともに戦える術を人類は身に着けた。
その代償としてウィッチたちは精神をすり減らすこととなる。
そんな中、ストライカーユニットが1936年に開発される
ずっと前からネウロイを相手に戦い続け、生き延びてきた男。
-----彼があらわれたことによって、世界の命運は
大きく変わることになったのだった。
◆
~506統合戦闘航空団~A隊基地
「・・・・・。」
窓の外から見える景色。
外は雨であり、たたきつけるような雨粒が
窓にびちゃびちゃと音を立て、ぶつかってきている。
司令室の椅子に腰掛けて、紅茶を飲む。
ことり、とカップをソーサーに置き、ふう、と息をつく。
いつもなら演習をB隊と行っているところだろうが、
あいにく、この天気では不可能であった。
机に頬をついて考える。
(せっかく、A隊とB隊で距離を近づけるチャンスだったのに・・。)
政治的な理由によって、A隊とB隊に別れている
506統合戦闘航空団。
互いがいがみあって、争っている場合ではないのに
いまだに仲良くする気配もない。
しかし、先日新しくやってきた扶桑皇国のウィッチ、
黒田邦佳中尉。
彼女はB隊のウィッチたちとも隔たりなく
接していた。
あのプライドの戦いプリンツですら彼女には
一目置いているように見える。
光明。
A隊とB隊のコネクターとしての役割を果たしてもらうのが
一番ではないかと一縷の希望を彼女に抱く。
そんなことを悶々と考えていると、司令室の
ドアが開けられ、見知った人物が入ってきた。
「む?ロザリー。休まんでよいのか?」
ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン。
A隊の戦闘隊長にしてエース。
その実力は506の中でも一線を画している。
つかつかと近くのソファーに歩み寄り、
美しい所作で座る。
その動作から彼女の教養が垣間見える。
「全く。今日はB隊の者どもに我らの実力を
見せる良い機会であったというのにのぉ。
残念じゃ。」
虚勢を張っているわけでも、悪態をついているわけでもなく、
心からそういっているかのように、至極残念そうな表情で
そういう。
そんな彼女の様子を見て、思わずため息をつく。
「・・・もう少し仲良くしてくれると嬉しいんだけど・・。」
「向こうが突っかかってくるのが悪い。わらわは悪くない。」
そういってぷいっとそっぽを向く。
新しく来た彼女とのふれあいで多少は
丸くなったと思ったが、やはり相も変わらず
強情である。
全く、どうしてこうも厄介なのか。
・・・・・・・・・・・・・・・
-----こんな時、彼がいてくれればきっと
・・・・・・・・・・・・
何とかしてくれるだろうに。
そんな考えが頭の中に浮かんできたとき、
即座に疑問が湧いてきた。
------彼とは、誰だろう?
なぜ、見知らぬ男の人が助けてくれるだろうと
考えたのか。
自分で自分の思考回路が理解できなくなる。
そんな風に困惑していると、続けて話題の
彼女が入ってきた。
「---あ、いた!」
耳をぴこぴこと動かし、嬉しそうに
プリンツの元まで近寄る彼女。
黒田那可さん。
どうやらプリンツのことを探していたようだ。
右手に何かおいしそうなお菓子を持っている。
「これ!!偶然手に入った扶桑皇国のお菓子ですよ!!
3人で一緒に食べましょう!!」
「・・・本当に甘いモノが好きじゃな、お主は・・・。」
あきれたようにそういう。
だが、どこか嬉しそうに口元がほころんでいるのが見えた。
そんな様子を見て、思わずくすり、と笑みがこぼれる。
「じゃあ、いただきましょうか。・・・せっかくだから
他の子たちも呼びましょう。」
「あ、いいですね!!私呼んできます!!」
「わらわは紅茶を用意するとするかのう。」
今日も穏やかに日々を過ごす。
私も、彼女たちも。
----胸の奥に灯り始めた火に気づくことなく。
◆
502~統合戦闘航空団基地
「・・・・・。」
ぶすっとした表情で、椅子に座り、
両腕を組んでいる女の子。
菅野直枝。
通称かんちゃんが不機嫌だと言わんばかりの
ポーズをとって座っている。
「・・・・どうしたの?」
僕がそう聞くと、耳をぴくりと動かし、
ゆっくりと口を開いて話し始める。
「・・・・すっげぇ変な夢、見ちまった。
・・・くそっ。」
イライラを抑えるかのように組んでいる手の
指でとんとん、と自分の腕を叩いている。
「一体、どんな夢だったのさ。」
「どんなって・・・。」
そう聴くと、一瞬真顔になり、
あっという間に顔を真赤に染め上げる。
「~~~言、言えるかぁっ!!」
がおおおっ、と吠えると彼女の声が
食堂中に響く。
どうやら相当恥ずかしい夢を見たらしい。
・・・・やれやれ。
・・・
・・今回は独り占めして、自分の傍にずっと
置いておけると思ったんだけどなぁ・・。
左手の薬指を右手で触る。
そこにあるべきものがないことに
内心いらだちを感じ、思わず爪で
手の甲を引っ掻く。
気を落ち着かせるために厨房の方を
見るとそこでは異様な光景が広がっていた。
「・・・え、えーと、包丁の持ち方ってこう、かしら・・?」
「そうそう。・・・上手になりましたねー。」
「そうかしら?そうだったら嬉しいわ。」
水色のエプロンを身に着け、包丁を右手に持ち、
料理をしているジョゼと、その隣で料理を
教えている定子ちゃん。
食べるのが好きな彼女が料理をしているのは
502にしてみれば珍しい場面であった。
「そういえば、どうして急に料理を?」
「え?えーと、それは・・・。」
聴かれていいよどむジョゼ。
「・・・あ、もしかして。」
「っ・・。」
どきり、と驚愕の表情になる。
「自分で食べるためですね!!いやー、
料理の楽しさを知ってくださるのは嬉しいです!!」
「え、ええ。そうよ・・・。」
何を想像したのか、表情がにへら~と
緩み切っている。
ちらり、と隣のテーブルで突っ伏している
二人を見る。
「・・・これは夢よ。左手にないなんて・・・。
夢・・・そう。夢でなければならいんだから・・・。」
「・・・ついてない。恋愛にまで運がないなんていやだ・・。
いやだ・・。はやく会いたい・・。会いたいよぉ・・・。」
怪しい宗教団体が邪神を呼び出すような
重々しい雰囲気。
目が虚ろになって死んでいる二人は、ずっと同じ
ことを繰り返しつぶやいていた。
ワイングラスにお気に入りのワインをトクトクと注ぎ、
くいっと飲み干す。
・・・・最近は、いくら飲んでも酔えなくなってきていた。
前の世界で経験できなかったこと。
それを夢の中でしてしまってから、どうにも
以前ほどお酒を飲むこともなくなった。
ほう、とため息をつき、伸ばしている髪を
右手の指でくるくると弄ぶ。
(・・・ふふふ。ふ・・・ふ。)
自分が自分でなくなっていく感じ。
女の子が好きなはずだったのに、今は
彼のことばかりを考えている。
そのことに気が付いたとき、
顔から火が出るほど体が熱く火照り、
女に目覚めてしまったようだった。
(・・・・初めまして、かな?)
あったとき、最初に何て言おう。
この風景に足されるべき彼が帰ってくる
ところを思い浮かべ、静かに微笑した。
506~統合戦闘航空団
まだ大丈夫。
・・・・大丈夫?(自己懐疑)
502~戦闘航空団
やばいのが3名は確定。
死んだな(確信)
感想で読者からの怒涛の
叫びが聞こえて草。
もっと叫ぶがいいゾ。
大丈夫だから。
おかわり(別の統合戦闘航空団)はまだまだ
あるから、愉しめるゾ(微笑)
なんか足んねえよなぁ?
あ、おい待ていっ。
まだ肝心なウィッチ(アフリカ、扶桑勢)
出し忘れているゾ。
感想くれ。
くれ。
読者の反応が見たいから。(本音)
活動報告で2017年11月21までアンケートとっているから
コメントしていって、どうぞ。
KEY(ドM)