※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

ストパンの漫画と小説を
一気に7冊買って読んでいるから
早速書くゾ。

あ、今回はどっちかっていうと
地雷が埋まっていく話だから。

爆弾が爆発するのは劇場版の
後だからへーきへーき。
(その分、火薬の量が多くなる)

それでは、ごらんください(KBTIT)

KEY(ドM)


幕間 ~その頃の彼女たちは③~(空の魔王)

-----501統合戦闘航空団に向かうずっと前の事。

 

話がある、と通信機でガルフィ、じゃなかった

ガランド准将に言われた。

 

話?

 

『うん。』

 

そういって、嬉しそうな声を弾ませる彼女。

 

木に寄りかかり、組んでいる足を変えようとすると

痛みが体中に走り、思わず叫びそうになる。

 

つい先日、のちに505となる彼女たちの

撤退戦をサポートしてきたところだった。

 

しかし、もう少しで頭の切れるゴロプにばれるところだった。

 

避難民に扮して紛れ込めたのは良かった。

だが、その後姿を変えて、こっそりネウロイを狙撃していたら

彼女が考案した鉱山にある爆発物を起爆させて、

ネウロイを巻き込む作戦に巻き込まれかけた。

 

一応撤退のルートはある程度開けたので、

これから先、彼女たちミラージュ・ウィッチーズだけでも

大丈夫だろう。

 

包帯を負傷した右腕に巻きながら話を続ける。

 

 

俺はすぐに次の戦場に向かう予定だ。

用件はなるべく手短にくれるといいんだが・・。

 

 

『まあまあ。話っていうのはね。』

 

 

 

『---そこから先は私が話しますよ、准将殿。』

 

思わず、左手に持っていた包帯を落とす。

 

忘れるわけもない。

 

若本徹子。グレーテ・M・ゴロプ。

穴渕智子。ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ。

 

多くのわがままというか、我が道を突き進む

ウィッチたちとは数多く会ってきた。

 

その断片的な記憶は今も自分の心に

焼き付いて薄れることはない。

 

だが、彼女はその中でも間違いなく一番強烈な

ウィッチである。

 

殿堂入りである。

 

『久しぶりだな。先日、あの怪異どもを一掃したと

人づてに聞いたぞ。・・・それでこそ、私の傍に

並ぶにふさわしい。世界平和にまた一歩近づいたな。』

 

 

頭の中をぐるぐると回る、彼女との

思い出(死地巡り)。

 

ある時は、シールドをもう張れないというのに

ネウロイ共の真っただ中に突っこんでいった。

 

それを彼女の副官であるアーデルハイドと共に

フォローした。

 

もちろん、3人ともボロボロになって帰投することに

なったのは言うまでもない。

 

そして、ある時は夜中眠っていた俺を叩き起こし、

左腕が折れている状態だというのに銃を担ぎ、

『出撃するぞ。ついてこい。』と無理やり

戦地に引っ張られたこともあった。

 

思わず通信機のスイッチを切ろうとボタンに

手が伸びる。

 

『----もし、通信を切ったら絶対に許さん。』

 

伸びかけていた手が止まる。

 

拗ねさせたらハンナ並みにめんどくさいだけに、

あまり強く拒絶することも出来なかった。

 

仕方なく通信を切らずに彼女の話に耳を傾ける。

 

『うむ。それでいい。・・・・今から

ネウロイを倒しに行く。』

 

はて、いきなり何を言っているのだろうか。

牛乳の飲み過ぎで頭がイカレているのか。

 

俺のそんな思いなど知らないといった風に

命令してくる。

 

『ガランド少将殿に頼み、お前とコンタクトを

とったのもそれが理由だ。・・・どうか

来てくれ。』

 

・・・・・・・。

 

何というかここまでぶれないウィッチは

そうそういないだろう。

 

傷はまだうずくが、そういわれては

立ち上がるしかない。

 

痛む腹を右手で抑え、ブラスターを

構えて応える。

 

オーケイ。合流ポイントは?

 

地図を広げて地形を確認しながら

通信を続ける。

 

『私は今、オストマルクにある

カールストラント前線基地から

アーデルハイドと共に出撃するところだ。』

 

だと思った。

 

俺は今、503の撤退戦をこっそり手伝い、

そこから少し離れた山岳地帯で補給を取り、

カールストラントを制圧したネウロイの

数を減らそうとしていたところである。

 

 

・・・・少々遠いが、問題ない。

 

『ふん。・・・・早く来い。

先に行って待っているぞ。』

 

そういうと通信はぶつり、と切れた。

 

いつもの装備に加え、こっそりと

鉱山地帯からかすめ取ってきた資源を

摂取してある。

 

いつもの姿に変わり、空の彼方に飛び立つ。

 

   

-----彼女が待っている空へ。

 

◆

 

 

陸を覆いつくさんばかりの黒い影。

 

地上が見えないほどに密集している

怪異ども。

 

すう、と息を吸い大声をあげて

部隊への指示を出す。

 

「---第二急降下爆撃航空団!

降下開始!!」

 

次々に高度を下げ、ネウロイに向けて

爆撃を行っていく部下たち。

 

地上からは轟音が所々に鳴り響き、

怪異が爆発四散してくのが見える。

 

以前戦った超長距離射程の戦車型

ネウロイに比べれば容易い相手であった。

 

しかし-----。

 

 

(思った以上に数が多い・・・。)

 

あの大型ネウロイと戦ったときも

無尽蔵に小型ネウロイが生み出されていた。

 

既にその大型ネウロイは蹴散らしたが、

そいつが生んでいた残りのネウロイが

押し寄せてきたのだろう。

 

事前に聴かされていた情報が事実で

あることを戦況から確信する。

 

 

「---敵を一掃する!!私についてこい!!」

 

両足のストライカーについている

37mm砲を掃射し、小型ネウロイを

蹴散らしながら更に奥に進んでいく。

 

精鋭たちも危なげなくネウロイを撃破していっている。

 

倒した数が10を超えたとき、

後ろについてきていた記者のニールマンが

叫ぶ。

 

「ま、まってくださーい!!ひええ!!」

 

ネウロイからの攻撃をかわし、

シールドで防ぎつつ必死に

追いかけてくる。

 

いくらシールドが張れるとは言え、武器も

持たずに戦場で生き延びているとは。

 

中々タフな奴だ。

 

ただの記者にしておくのはもったいない。

 

戦況は良好。

 

だが---。

 

「ほう・・・。」

 

新しくやってきた増援を見て思わず

感嘆の息を漏らす。

 

前回倒した戦車タイプの大型ネウロイ。

 

それによく似た中型が何体もいるのが見えた。

 

超長距離射撃を行ってきたやつに比べれば

一発当たりの威力と射程は小さいが、

弾幕を張るように撃ってきているのがうっとおしい。

 

数で押した方が有利とでも学習したか。

 

化け物にしては上出来だ。

 

37mm砲で蹴散らす。

確かに数が多いのは厄介だが、コアを撃ち抜けるのであれば

問題ない。

 

一気に3機を撃破する。

 

「アーデルハイド!!ニールマンをフォローしてやれ!!

私は突っ込んでくる!!」

「・・・了解しました。」

 

「え?えーーー!?」と驚くニールマンの声を

背中に受けつつ、急降下を行い、中型を屠っていく。

 

急上昇しようとしたとき、行く手に砲撃され、

思わず急停止する。

 

「・・・ん?」

 

私が動く先を予測して偏差射撃をしてくる

怪異ども。

 

どこで知恵をつけたのか、なかなかどうして

やるものだ。

 

当たりはしないが、こうも動きを制限されると

攻撃できない。

 

かくなる上は射撃点ギリギリを避けつつ

攻撃をするか。

 

そう思い、突っ込もうとしたとき

何かが私の背中を追い越していき、

前の方にいた中型に当たる。

 

爆発が起き、ネウロイがバラバラになった。

 

-----やっと来たか。

 

「遅いぞ。あまりに遅いんで

私が全滅させてしまうところだった。」

 

に、してはやりにくそうだったけど。

 

私の軽口に返してくる声。

 

通信機越しのノイズがかかったものではなく、

耳から直接聞こえてくる音の振動。

 

思わず濡れた。

 

「黙れ。今日は一番搾りの牛乳を飲んでいないだけだ。

飲んでいたらあと10機は落としているぞ?」

 

はいはい。---おらよ。

 

そういって、背中と腕にあるミサイルを射出し、

前方にいる中型、ではなくそれらがいる

間に着弾させる。

 

濡れて不安定になっている地面がドロドロに溶け、

茶色いしぶきをあげて歪む。

 

 

なるほど。直接狙うのではなく、

地面を撃って、走行不能な状態にしたのか。

 

転倒している中型を狙い撃ちして

倒していく。

 

 

断末魔をあげて、怪異が消えていく。

 

 

「ふん。腕は鈍っていないようだな。」

 

ああ。・・・っ。

 

 

どこかけがをしているのか、ほんの一瞬痛そうな

声をあげ、すぐにまたいつもの調子に戻る。

 

「さて、あとは小型だけ。・・・賭けといこう。」

 

もちろん、私がほしいのは一つだけ。。

 

「----私が勝ったら、ずっと私の傍に居ろ。」

 

じゃあ、俺が勝ったら今日の出来事を

記事にしないでもらおう。

 

そういってちらりとニールマンの方を向く。

 

「え?え?」と何が何だか分からないといった

顔をしている。

 

・・・ふ、ふふふふふふふふふ・・。

 

これだ。

このやり取り。

 

 

私と同じかそれ以上の実力を持った相手。

それも異性とのやり取り。

 

これが私相手にできるのは、実力から

言ってこいつしかいない。

 

だからこそ----。

 

「私に手柄をよこして自分はのうのうと

他のウィッチ(女)のところに行こうなど

----許さん。」

 

思わず握った右こぶしに力がこもり過ぎ、

血が滴り落ちて垂れる。

 

どこか委縮した様子で「お、おう・・・。」

と震え声をあげて応えるボバ。

 

よし、今だ。

 

奴の傍を通り過ぎ、小型ネウロイが多く

集まっているところまで射撃しながら突っ込んでいく。

 

後から「あっ!?ずるいぞ!!」という声が

聴こえたが知るものか。

 

・・・・前の時にもらったものをまだもらっていない。

 

それをつけて空を飛びネウロイを倒すのだ。

 

緩んだ口元を見られないように奴の目線から

顔を隠しながら飛び続ける。

 

 

 

 

「え?え?だ、誰!?何あの格好!?

お、男の人!?なんで空を飛べるの!?

こ、これはスクープ・・・!!」

「死にたくなければ記事にしないことです。」

「ハイ」

 

 

 

アーデルハイドにニールマンを抑えるよう

言っているから実質、ボバが賭けをするのは意味がない。

 

 

だが、やつはそれを知らない。

 

この賭けに勝ち、手に入れる。

 

 

『世界平和』のためにはボバ、お前が必要だ-----。

 

易々と私を追い越していった背中に手を伸ばしながら

それを手に入れたときの光景を想像し、思わず

ぶるりと震える。

 

ぐんぐんと離れていく距離。

 

今はまだ、届かないかもしれない。

だが、いつの日かきっと----。

 

 

 

(お前のすべてを頂く-----。)

 

 

 




ボバ「出会えて嬉しいという気持ちも、できれば
面と向かって会いたくなかったという思いもある。
・・・・正直、一番手強い相手だから困る。」
ルーデル「・・・ほう。(認めている相手に
褒められ、耳と尻尾を嬉しそうに動かす。)」


505の撤退戦見たけどつらすぎて笑えないゾ。

2年以上も撤退戦していたらやばいんだよなぁ・・(震え声)

ボバ君はところどころ記憶に残っている状態で、
501に行く前に完全に記憶が戻っているゾ。
(それまでは断片的なのが多かった。)


ハンナ・ウルリーケ・ルーデル

皆大好き魔王
元ネタが強すぎて、弱体補正がかかっている
リアルチート。

知らない人はアンサイクロペディアでルーデルと
調べよう。

カールストラント『4強』の一人。

世界平和のために、骨が折れようと、墜落しようと
ネウロイを殺しに行くネウロイ絶対爆撃するウーマン。

たぶん、ストパン世界の中で一番メンタルが強い。

撃墜数はエーリカハルトマンの300を超える
1000体以上を爆撃しているとされる。
(ボバはスコア自体はこれより上だが、彼女たちが戦い始める
ずっと前から一人で戦っていたため。)

シールドが張れなくなっても空を飛べる限り
引退はしないと決めている。

こういうタイプが自分より戦い慣れしている
異性に背中を守られると----。

狙った獲物は絶対に逃がさない(意味深)模様。

ストパンの漫画見ていると、他の外伝とかも
読みたくなってきたゾ。

読者の皆が阿鼻叫喚するようなお話を
投稿したいです・・・(鋼の意志)

感想、くれ。

くれ。

あ、今回埋まったのは地雷じゃなくって
核爆弾だから。

やったね()

KEY(ドM)
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