ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
感想が一気に13件以上来て草生えた。
あと、シャーリーが人気あるのはわかっていたけど
伯爵もかなり人気あって驚いた(小並感)
まあ、おっぱい大きいからね。
仕方ないね(♂)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「・・・・・・おかしい。」
ベッドで寝転がりながら思わずそうつぶやいた。
501に置いてあったネウロイと戦闘した時の
詳細レポート。
一部だけだがかすめ取れたので見ていたら
注目するべき部分が多くあった。
宮藤が配属されたあたりのネウロイ襲撃。
民間船救助時の戦闘。
バルクホルンが立ち上がるきっかけとなったあの一戦。
そのどれもにとある共通点が見え隠れしていた。
気のせいだとそれを片付けることも出来る。
しかし、一笑に付すには無視できないものだった。
が、今の時点では確信が持ちきれないので
資料をベッドの上に置き立ち上がる。
いつもの装備を整え、窓を開ける。
外を見れば、満月が夜を満ち照らしているのが見える。
サーニャが哨戒任務を行っている時間だ。
と、なれば・・・・。
ベッドの横にあるテーブルに置いていた
通信機に連絡が入る。
噂をすれば影とはよく言ったものだ。
右手で通信機を手に取り、応答ボタンを押す。
「今日は遅かったな、サーニャ。」
『・・・・・あ、あの。』
息が止まる。
彼女の声を耳にした瞬間、完全に体の動きが止まった。
数あるナイト・ウィッチの中でも間違いなく
"最強"と呼ばれるカールスラント【4強】の一人。
『彼女に聴いて、きっとあなたとお話をするといいって言われて、
このコードにかけてみたんですけど・・・。』
困惑した様子で返事がない俺のことを
気にしている彼女。
----ハイデマリー・W・シュナウファー。
通称、『サン・トロンの幻影』と呼ばれる
彼女が俺と接触してきていた。
右手の指をわななかせ、落ち着いた後
少しむせている喉の調子を保つために
咳払いをする。
よし、大丈夫だ、大丈夫。
話した感じだと俺のことに気が付いていない。
若干緊張して声を震わせながら
彼女に応答する。
「・・・あー。はじめまして。俺はジョドー・カストって言います。
おおかた、サーニャからこの通信機のコードを教わったんでしょうが
気にしないでください。彼女は気まぐれなんです。」
『・・・私の名前はハイデマリーと言います。あ、あの・・・。』
お互いに緊張した声で自己紹介しあった後、
彼女が何かを切り出す。
『・・・私たち、どこかで会ったこと、ありませんか?』
「ないです(即答)」
口が勝手に動いてそう答えていた。
何という勘の良さ。
声色をちゃんと変えているというのに
それでも気が付く当たりさすが最強のナイト・ウィッチと
言ったところか。
だが、今ばれるわけにもいかない。
ガランド、北郷文香、サーニャ、少なくとも
既に3人以上のウィッチには正体がばれている。
これ以上俺のことを思い出されるとなぜかまずい気がする。
必死に彼女からばれないように話をそらしつつ、
ハイデマリーの気が済むまでお話するのだった。
・・・・次あったらサーニャの額にデコピンしておこう。
◆
夜の哨戒任務が終わり、宮藤さんと一緒に部屋で寝泊まりすることになった。
今まではエイラと一緒にいることが多かったが
夜間哨戒任務を3人でやるので今のうちに寝るのだ。
『・・・・なあ。』
「しっ。」
ベッドの下に隠してある通信機を取り出し、
指を立てて静かにするように言う。
「もうちょっと小さなこえで話して。」
『あ、ああ。・・・いや、うん・・。』
どこか調子が狂うといった感じだ。
一体どうしたのだろうか。
「・・・・どうしたの?」
『・・・・なんでこんな盗聴まがいのことをしているんだ、と
思ってな・・・。』
どうやら彼はひっそりと盗み聞きしているようで
気が進まないらしい。
「・・・それを言うなら、私たちの前に姿を
出さずに周りをうろつくのも、怪しいと思う。」
『うっ。』
自覚はあったのか、私の指摘に声を詰まらせる。
・・・・戦場ではあんなに頼れる人が、
私の前で可愛いところを見せてくれるのが嬉しく、
思わず笑みが浮かぶ。
「・・・食堂とかの会話も、なるべくボバが
聴けるようにするから。・・・ちゃんと聞いてね?」
『・・・あい。』
居場所を知られているから強く出れず、
イエスとしか言えない彼に要求を呑ませる。
ベッドの下に通信機を戻し、
ドアを開けて二人を部屋の中に入れる。
「サーニャ。何をしていたんだ?」
「ないしょ。・・・みやふじさん、どうぞ。」
「あ、お、おじゃまします。」
そういって入ってくる二人。
宮藤さんの声が聴こえた瞬間、
彼の息を呑む声が聴こえたような気がした。
・・・・・思わず頬を膨らませる。
私と初めて会ったときとだいぶ反応が違う気がする。
「サ、サーニャ?どうしたんダ?」
私の雰囲気に気が付いたのかエイラが
おびえながら尋ねてくる。
いけない。
これくらいで取り乱しちゃ。
「・・・・だいじょうぶ、・・・・にゃ。」
「にゃ、にゃ?」
気にしないで、と言ってベッドに横になる。
二人も同じくベッドで横になる。
・・・・早速宮藤さんに聴いてみよう。
「・・・・宮藤さんってすきなひと、いる?」
「え、えええっ!?」
いきなりこんなことを聴かれると思っていなかったのか
驚きの声を挙げる彼女。
顔を赤らめながら、人差し指と人差し指をつんつん、と
合わせて答える。
「い、いないですけど・・・。でも、どうしてそんなことを?」
「ん。なんでもないの。・・・エイラ、そんな口を大きく開けて
驚くことじゃない。」
「い、いや・・・。」
そうか。
私が記憶を取り戻したのは最近だから、
エイラにとっては信じられないことなんだろう。
・・・・まだ、記憶を取り戻していない、そして
取り戻すかわからない二人に向けて自分の気持ちを
明かしておく。
・・・・ベッドの下から聴いている彼にも。
「・・・・わたし、好きな人がいるの。」
「「え、えええええっ!?」」
二人して起き上がって驚く。
・・・いくらなんでもひどいと思う。
「だ、誰ダ!?サーニャをたぶらかした
悪い奴は!?ずっと一緒にいたけど
そんな気配はなかったゾ?!」
「サーニャさん、好きな人がいるんですか?!
・・・ふえええ。」
激昂するエイラと、感嘆の声をもらす宮藤さん。
そして、絶句しているであろう彼。
・・・ふふふ。
(大好きだよ。)
取り乱す二人をよそに、一人つぶやいた。
~おまけ サーニャの誕生日~
『あー。サーニャ。』
「?なに?」
いつものように夜間哨戒任務についている私と
通信機で話す彼。
彼に淡々と私の気持ちを伝えていると
彼が突然かしこまったように仕切りなおす。
『「・・・・・誕生日、おめでとう。」』
通信機と背中から彼の声がしたので振り向くと、
いつの間にか私の後ろを彼が飛んでいるのが見えた。
右手には、ネックレスを持っている。
「・・・確か、こういうのが好きだったから選んだ。
・・・数日遅れだけど。」
「・・・・・・。」
差し出してくる彼。
それを受け取らず、後ろを振り向く。
「・・・・つけて。」
「・・・ああ。」
そっと私の首にネックレスをかけてくれる。
プレートを見ると、『B.Fより』と書かれているのが見える。
「金を降ろせばもっといいものがあげられたんだが・・・。
ちょっと俺がいつも使っているアーマーの一部を加工して
作った。」
「・・・・・。」
右手でぎゅっと握り締め、胸のあたりに持っていく。
ぽろ、ぽろ、と涙があふれる。
「・・・・あり、が、とう・・・。」
「・・・・・ああ。」
今日は最高の日だ。
本当に・・・。
おまけ~食堂での彼女たちの会話を聴いて~
『肝油は目にいいんです!』
・・・・まじか。
『これ、おいしいわね。』
・・・・・・・・・まじか。
『あ、そういえばサーニャさんに好きな人がいるって。』
おい、やめろ。
ハイデマリー
最強のナイト・ウィッチ。
ナイト・ウィッチはコードを交換し合って
通信しているのだが、サーニャが彼女に
ボバと通信するように言って・・・?
普段おとなしい子が一度覚醒すると
すさまじいことになるよね(他人事)
ストパン6話の話がベースだゾ。
今のところ501では最初に
接触したサーニャが優勢だゾ。
あ、追い上げてきているのが二人いるゾ。
こわいなぁ。
とづまりすとこ。
肝油をすすめる宮藤と
それをおいしいといって平気で飲む
ミーナにいろいろな意味で戦慄した模様。
感想、くれ。
くれ。
KEY(ドM)