ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
ハイデマリーが重い子扱いされて草。
いい子やから(震え声)
エーリカ?
・・・普段飄々としていた
子が何か執着できるものを
見つけたらどうなるんだろうね(微笑)
感想くれて嬉しいゾ。
それではご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「----以上が、今回の捜査の結果よ。」
そういって司令室の机の上に
捜査資料を置くミーナ。
それを手に取って見てみると、
司令室に侵入したであろう二人組の
パーソナルデータが記されていた。
「靴の大きさは片方が27.5cm・・・おそらく男だろうな。
・・・・もう一人の方はおかしいな。」
「ええ。そうなの。・・・司令室の中に残っていた
不審な足跡と、外に残っていた足跡が別なのよ。」
顎に手を当てて考える。
司令室に入った狙いは?
この二人は本当に偶然出会ったのか?
いや、それよりも・・・。
ちらり、と司令室の机の上に置いてある
ブリタニアの国旗を模したバッジを見る。
私たちが血の跡を追って手に入れた証拠品である。
犯人につながる唯一の手掛かりになると思ったが、
これだけではさすがにわかりはしなかった。
「警戒態勢は以前よりも厳重にしてあるわ。
もし、私たちウィッチが狙いならが大変だし。」
「うむ。」
暗い顔をして鋭い目で窓の外を見るミーナ。
窓の先から逃げた何者かの正体を見極めようとしているのか。
「・・・そう言えば気になった点がある。」
右手に持っている資料のあるページを開き
そこを読み上げる。
「”血を垂れ流しながら逃走した男は誰にも
遭遇することなく、基地外に脱出した”。
・・・・こんなことがあり得るのか?」
普通ならありえない。
だが、現に犯人は逃げ切っている。
そこが鍵のはずだ。
ミーナが椅子から立ち上がり、外の景色を
眺めている。
そして、ぽつり、とつぶやいた。
「・・・ねえ。」
そして、振り返るとどこか寂しそうな表情で
言い出す。
「・・・・私たち501って11人だけだったかしら?」
「・・・初期に抜けた3人のことを言っているのか?
今は11人だけだろう?」
「・・・いえ。そうよね。うん。そのはずよね・・。」
私の答えに満足したのかふっと笑う。
「・・・そうよね。----男性なのに、空を飛んで
ウィッチを守れる人なんて、いるはずないわよね。」
脳裏に浮かぶのは、私がピンチだったときに
背後からネウロイのコアに放たれた弾丸。
魔眼でいくら探してもそれらしき人物は
見かけなかった。
だから、いるわけがない。
・・・いるわけがない。
◆
サーニャからもらった通信機で
試しに『彼女たち』のところに
連絡をかけてみたらまさかつながるとは。
----『・・・・どちらさまですか?』
----『・・・・・』
やばいやばいやばい。
なぜ、このコードがまだ生きている?と
疑問に思いながらもスイッチに手を伸ばして
切ろうとしたら、どこか確信を持った彼女の声で
言われた。
-----『ボ、バさん・・・?』
そして、すぐに通信を切ったはいいが、
やってしまったことの重大さに思わず
頭を抱えてベッドでうなだれる。
と、なると『以前』連絡を密かにとっていた
子たちにかけるとつながら可能性が高い。
ある意味これは切り札だ。
しかし、使い方を誤れば俺の位置がばれるかもしれないし、
その結果どんな大変なことになるか予測できない。
・・・ハイデマリーやサーニャは比較的大人しめだったんだなぁ、と
『わがまま姫』や『アフリカの星』を思い出して
ため息がこぼれる。
すると、ドアがノックされる。
・・・・ああ、飯か。
ベッドから立ち上がり、ドアの前まで行って開ける。
まずは飯でも食べて落ち着こう。
そう、悪いことばかり重なるわけじゃない。
ドアを開ける瞬間まではそう思っていた。
「・・・・よう。」
思わず持っていた資料を落とした。
------うさ耳を立て、口を三日月にゆがませて笑っている
シャーリーがそこに立っていた。
◆
「サーニャ?」
エイラの呼びかけによって意識が戻る。
どうやらずっと彼のことを考えながら
眠っていたらしい。
ベッドから降りて窓の外を見る。
・・・・今日は、雨だ。
「・・・・雨だね。」
「ああ、全く嫌になるゾ。」
エイラが憂鬱そうな顔でそういう。
まあ、晴れだったら海でひなたぼっこ
できたのはまちがいない。
服をいつものに着替えて、
彼女に聴く。
「・・・・他のみんなは?」
「え?ああ。なんかおかしいんだよナー・・・。
えいっ。」
タロットカードを一枚引く。
そこには、逆さにつるされている男が
描かれていた。
「吊るされた男、だナ・・・・。正位置は
"長年の片思いが報われる"、逆位置は・・・・。」
「言わなくても大丈夫。」
「エ?」
「・・・・私、辛抱強いほうだから。」
目を丸くしたエイラの顔が面白かった。
◆
「なあ。なんでなんだ?なんで?
なんでお前はアタシと一緒にいてくれないんだ?」
彼女ににじり寄られ、思わずベッドに足をひっかけ、
仰向けに転がる。
その上に乗っかられ、腕を抑えられて
マウントを取られる。
なぜ?
どうして?
その考えが頭の中をぐるぐると駆け巡るばかりで
体を動かせない。
「・・・・左指。」
俺の左手をそっと撫でて、薬指をじっと見つめる。
その眼は、狂気をはらんでおり、いつもの彼女で
ないことが伺える。
「・・・んでだ。」
ぼつり、と彼女がつぶやく。
そして、次の瞬間、左手に激痛が走る。
~~~~~~~っ!!!
左手を見ると、ナイフが手の甲に突き刺さり、
ベッドまで姦通しているのが見える。
「なんでお前の左手にも指輪がない!?
アタシとは遊びだったのか!?」
~~~っ!!
脚で彼女の尻を浮かせて、
バランスを崩したところに蹴りを軽く入れた。
ドアの手前まで吹っ飛ぶ彼女。
距離を取ることはできた。
しかし・・・。
「・・・なあ。アタシはさ。」
右手に新たにナイフを持ちながら立ち上がってくる。
左手に刺さっていたナイフを引き抜き、地面に
放り投げる。
構えを取って、攻撃に備える。
「いっつも男にモテていたし、それが当たり前なんだと
思っていたんだ。」
一歩一歩、獲物を追い詰めるようにゆっくりとにじり寄ってくる。
「・・・でも。」
ぴたり、と立ち止まり顔を俯かせる。
「----本当に振り向いてほしい奴には振り向いて
もらえていないんだっ!!」
次の瞬間、体ごと彼女が突進してきた。
両手でナイフを持った右手を必死に抑えるが、
興奮しているからかとてつもない力で
体ごとベッドに押し倒される。
「あはは。アタシとボバが一緒のベッドで横になっている・・♡
夢みたいだ・・・♡」
恍惚とした表情で語るその顔は、
本当の魔女の様だった。
彼女みたいな魅力的なこと一緒にベッドの
上で死ねるのは本望かもしれない。
だが。
ぐぐぐ・・、と徐々に力を込めるとこちらが
有利になり、位置をずらす。
今度は、逆に彼女がベッドに押し倒され、
俺が上から覆いかぶさる形になった。
「・・・・ははは。やっぱり組み敷くより、組み敷かれる方が
好きだなぁ・・・・♡♡」
・・・せいっ!
軽く当身を胸に当て、失神させる。
うっ、と声を小さく漏らした彼女がぴくんと
体を動かし、気絶した。
はあ、はあと息が乱れたまま
ごろんと彼女の横で一緒に寝転がる。
・・・・つう。
左手の刺された箇所から血が止まらない。
しかし、よかった・・・。
危うくシャーリーを手に掛けるところだった。
ほっと胸をなでおろしていると、どさっと
いう音がドアの方から聞こえてきた。
「・・・何を、しているの?」
冷や汗を垂らしながら声のした方に顔を向ける。
ハイライトが消えた目で、食べ物や物資が入った
袋を床に落とし、瞳孔が開いた目でシャーリーと
俺を見つめるサーニャの姿があった。
~今日のウィッチ~
(・・・・連絡こない・・・。ぐすん。)
一晩中、連絡がこないか待ち続けていた
最強のナイト・ウィッチがいたとかなんとか。
ヤンヤン
シャーリー
????
伯爵 サーニャ ガランド 北郷文香
二パ ジョゼ ロスマン
思い出し中
たくさん
あ、シャーリーはいろいろな記憶が急に
混ざって取り乱しただけだから。
だから(震え声)
ちなみに彼女の望みは”心中”です。
シャーリー好きの皆はよかったね()
感想、くれ。
そろそろアンケートとるゾ。
次は番外編でウィッチとのあまあま話
書こうかな。
KEY(ドM)