ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
シャーリーに襲われたボバ。
そして、来てしまったサーニャ。
果たして。
一番やばいのは誰かって?
・・・・重くないウィッチっているん?(純粋な疑問)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「・・・・んへへへぇ・・・・♡」
気絶させた彼女に抱き着かれ、
胸元でほおずりされて、
抱え込まれる。
「・・・・・・。」
ハイライトのない目でじっと俺の
ことを見つめてくるサーニャ。
ドアをぱたむ、と閉じ、つかつかと
歩み寄ってくる。
そして、落ちていたナイフを右手に持ち、
シャーリーめがけて振り下ろしてくる。
う、うおおおおおっ!?
左手で、サーニャの手首をつかんで
ぐいっと抱き寄せる。
い、いきなりシャーリーを刺そうとした!?
あっぶねぇ・・・。
キているとは知っていたがまさか
自分の仲間に何のためらいもなく
ナイフを刺そうとするとは。
しかし、後ろからはシャーリーに抱き着かれ、
前はサーニャを抱きかかえているので身動きが取れない。
すると、先ほどまで目の瞳孔が開き切っていた
サーニャがとたんに頬を緩ませ、目をつむりながら
胸元に頭をこすりつけてくる。
「・・・♡」
すりすり、と猫がマーキングするように。
そのたびに甘い香りが漂い、頭がくらくらしてくる。
----あ、やばい。温かくって、柔らかくって、
ねむ---く----。
そのまま意識を手放した。
◆
「ん・・・うう・・。」
安心する匂いに包まれているのを感じる。
温かな何かが自分の体にぴったりくっついていて
胸がぽかぽかする中、ゆっくりと目を開ける。
そこには、目をつむって無防備な姿をさらす
あいつがいた。
・・・・。
あ、夢かぁ。
そう結論づけ、自慢の胸で頭を挟んでやる。
他の男どもが視姦してきた自慢のボディで
包み込むと、安心したような寝息になる。
・・・・♡
かわいい・・・。
更に抱きしめようとすると、
そいつが何かを抱いているのに気が付く。
ボバの腕を付け根からたどってみてみると、
----サーニャが、あいつに抱きしめられているのが見えた。
「・・・・・・。」
熱く火照っていたからだが急速に冷めていき、
思わず目を細める。
ぐいっとサーニャとボバを引きはがそうと
ボバの腕をとると、手首を掴まれた。
「-----だめ。」
ハイライトが消え、瞳孔が開いている目で、
サーニャがじっとアタシの目を見つめていた。
「・・・・・へえ。」
思わず声が漏れる。
あの気の弱いサーニャが、ね・・・・。
「・・・・・。」
「・・・・・。」
そして、直感的に気が付いた。
気づいてしまった。
(・・・・・気に入らない。)
それが、率直な意見だった。
◆
サーニャ・V・リトヴャクとシャーロット・イェーガーは
同僚である。
お互いに、大切な501の仲間であることは二人にとっては
言うまでもなかった。
しかし、この二人はあまりにも正反対過ぎた。
----物静かで、消極的なサーニャ。
----明るくて、積極的なシャーリー。
それはまるで、月と太陽のようであった。
「・・・・なんのつもりですか?」
先に口を開いたのはサーニャであった。
しかし、その言葉とは裏腹に、下で彼の
左手の傷をなめて、血を自分の体の中に
入れていた。
もし、彼が目覚めていたら、
「半径50M以内に近づかないリスト」の一人に
入れられていたことだろう。
猟奇的であることを自覚していても、
彼女は全くやめる気はなかった。
自分の中に、愛しい人の一部が入るの感じ、
静かに達した。
「・・・・・そっちこそ。」
それに対抗するかのように、
シャーリーは直接ボバの右手を軽く噛み、
そこからにじみ出てきた血をちゅうちゅうと
吸い出していた。
舌で彼の手を舐めると、ぶるり、と体を震わせ
体を揺らした。
・・・実のところお互い、目の前に邪魔ものさえ
いなければ、『既成事実』を作っていたであろう
ことは間違いなかった。
「・・・・・負けないから。」
「・・・・・何かいった?」
「・・・・・・でぶ。」
「・・・・・・つるぺた。」
「・・・・・・発情期。」
「・・・・・・根暗。」
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
彼が起きるまで、そんな風なやりとりが延々と続いた。
◆
・・・・・ん。
目を覚ますと、あたりには何もない白い空間だった。
立ち上がり、自分の姿を見てみると、
スターウォーズ好きの友達と語り合っていたころの姿だった。
・・・・懐かしい。
グリーヴァス将軍とダースモールがそれぞれ好きな奴らで、
ボバ好きな俺と気が合う変人二人。
そいつらを良く話していたことを思い出す。
二人とも、どうしているのやら。
手でぽりぽり、と頭を掻いていると
目の前に見覚えのある光景が広がっていた。
第一次ネウロイ大戦、ヒスパニア怪異、扶桑海事変、
501での戦い、502での思い出、504のトラヤヌス作戦、
506でのガリア政争。
そのどれもが強烈な出来事ばかりだった。
一体いつまで見せつけられるのか、と思っていると
急に映像が消える。
ん?と首を傾げていると、次は今までにあった
ウィッチたちとのやり取りが浮かんでいく。
-----『すき、です・・・。』
-----『ふん。妾の夫にしてやるぞ?』
-----『私の傍にずっと一緒に居ろ。私にはお前が必要なんだ。』
-----『ねえ、いいワインが手に入ったんだ。
僕の部屋で一緒に飲まない?』
-----『じゅ、醇子ちゃんって呼ばないください!!・・・もうっ。』
-----『わ、私、魔力は少ないですけど、体力には自信が
ありますから!!』
-----『私を選べ。選ばないと泣くからな。雑誌でお前に
泣かされたって言ってやる。』
-----『・・・・ボバ、さん。』
----本当に、いろんな子に出会ったんだな、俺----。
転生を繰り返す前には考えられないような縁。
でも、本当は女の扱いなんてあまりよくわかっていなかった。
追いかけられるとどうも逃げたくなるらしい。
-----『ふ、ふん!!特別に!・・・ガリアに招待して差し上げますわ。』
-----『私、いつもは食べる側だけどあなたのために練習してきたの・・。』
-----『ねえねえ。寂しいからぎゅっとしていい?』
-----『イッルと二パのために義兄を作ってやるのもいいな。・・・よし。
私の夫になれ。』
-----『兄さん。いつもありがとう。大好きだよ。』
一体、どれほど多くのウィッチたちと出会ってきたのだろう。
ずっと一人でネウロイと戦ってきて、偶然出会った彼女たちの
存在は、考えるだけでいつも勇気をくれる存在だった。
・・・・そろそろ目が覚めそうだ。
意識が覚醒していくのを感じる。
---今度こそ、逃げ切ってやる。
決意を胸に、現実の世界に戻った。
「・・・・・・。」
「・・・・・・。」
「」
目覚めてすぐに無表情で見つめあう
サーニャとシャーリーの姿を見て
早速心がくじけそうになった。
・・・・宿泊場所を変えよう。
~おまけ 今日のウィッチ クリス・キーラ~
頭の中に知らないはずの男が
出てくる。
そのたびに自分が自分でなくなっていく
感じがして怖くなる。
けど、なぜかこう思ってしまった。
---愛おしい、と。
かつて、あの男と一戦を交えたこともあった。
最初の一戦目は私の完勝だった。
なんて弱い男なのだろうと思った。
しかし、二回目に私の前に
立ちはだかったあの男は別人だった。
-----『俺は、お前を絶対に許さない。』
-----『ロザリー、プリン、ヴィス、
イザベル、ジーナ、マリアン、
ジェニフファー、カーラ。』
-----『そして、那佳を傷つけたお前を---。』
その時の事を思い出し、思わず舌で渇いていた
唇を舐める。
おっと、いけない。
顔に出てしまっていたか。
くくく。
どうしてこんなに心地がいいのだか。
私の上司も奴に失脚させられた。
その時のことを思い出すだけで思わず
笑ってしまう。
かつて、私に接触をしてきた人物のことを思い出す。
・・・・あの、ガランドとかいう女にコンタクトをしてみるか。
----どこまでも残酷で、どこまでも甘い男。
・・・・そんな男がもし、あの506にいれば
どんな面白いことになるのやら。
「・・・なあ、お前もそう思うだろう?」
今はこの世界のどこかにいるであろう
奴のことを考えながら、空を飛ぶ。
突き抜ける風の冷たさなど気にならないほどに、
体が火照っていた。
サーニャ「・・・・・。」
シャーリー「・・・・・。」
ボバ「たすけて(たすけて)」
感想のキレッキレなコメントに草。
君たちのそのツッコミにキレがあるほど
彼がピンチになるんやぞ!?
もっとやれ!!(後押し)
あ、クリス・カーラは506の小説に出てきたとあるウィッチだゾ。
506の全員が思い出したら?
・・・・・ガリアに永住しよう(提案)
感想くれ。
れのれ。
KEY(ドM)