※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

ボバが修羅場に巻き込まれれば巻き込まれるほど
感想の数が増えて草生える。

助けてやれよぉっ!!

あ、他の統合戦闘航空団のウィッチたちは
色々と動き始めているゾ。

あと、終わり方はもう決めているから
安心していいゾ。

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


501統合戦闘航空団『ストライク・ウィッチーズ』へ ⑨("気まずい")

 

 

テーブル前の椅子に座りながら

コーヒーを飲む。

 

喉を伝って胃の中に入っていくカフェイン。

バターを塗ったパンとの相性はなかなかいいらしい。

 

そして、ことり、とカップをテーブルにおき

ふー、と息を吐く。

 

頭を両手で抱えうなだれる。

 

 

・・・・どうしてこうなった?

 

俺は、今度こそ最低限の接触だけにして

彼女たちを陰から守ろうと思っただけなのに。

 

あれか?一回目に口説いたのがいけなかったのか?

 

・・・502ではうまくやろう、うん。

 

先日の顛末を思い出しながらパンをかじる。

 

◆

 

「はい、あーん。」

「・・・あーん。」

 

包帯を足と左手に巻かれ、ベッドで

安静にしている俺にスープをスプーンで

すくって差し出してくる二人。

 

右からはシャーリー、

左からはサーニャ。

 

美少女二人に囲まれて羨ましい、と

思うだろうがそうもならない。

 

「・・・サーニャ、アタシが食べさせるから

それは下げていいぞ。というか邪魔だ。」

「・・シャーリーさん、彼を傷つけたあなたが

看病するのは、おかしいと思う。・・・・

私が傍に寄り添うから、大丈夫。」

 

 

ほら、なんて素敵なやりとりなんだ。

二人とも目からハイライトがサヨナラしている。

全く、今日はいい日だ。

星座占いをしたら12位であることは間違いないだろう。

 

・・・・自分で食べるから。二人ともちょっと落ち着け。

 

 

そういうとあっさりと引き下がる二人。

存外、聞き分けがいいので助かる。

 

・・・・・それで、シャーリー、だよな?

 

俺が彼女の名前を呼ぶと、うさ耳を頭から生やし、

嬉しそうにぴこぴこと動かす。

 

「ああ、そうだよ。お前のシャーリーだよ。

ほら、胸触るか?溜まっているだろ?

上に乗っかってやろうか?気持ちよくしてやるぞ?」

 

ぐっと身を乗り出して、鼻と鼻がくっつくぐらいの距離で

笑みを浮かべながら耳元で囁いてくる。

 

記憶、戻っちまったのかぁ・・・。

 

サーニャだけでも大分やばいのに、よりによってシャーリーまで。

 

ルッキーニ、エイラあたりならまだ救いはあったが

年中発情期の彼女が覚醒したとなるが貞操の危機を感じる。

 

 

彼女の積極的なアプローチに何も返答できずにいると、

後ろからサーニャがシャーリーの首根っこをつかみ、

ぽいっと投げる。

 

 

ぐえっ、という声を出して飛ぶシャーリー。

サーニャの細腕のどこにそんな力があったというのだろうか。

 

「・・・・私、体つきは子供だけど、あなたのきもちいいところ

ぜんぶ、知っているから。・・・・だから、ね?」

 

そういって俺の右手を取り、自分の胸に押し当てる。

指の先に柔らかな感触が伝わり、理性がぐらぐらと揺れる。

 

「・・・・私を、めちゃくちゃにしてもいいよ?」

 

・・・・・あああああっ!!

 

右手で自分の顔を殴り、正気を取り戻す。

サーニャとシャーリーが目を丸くして

驚いているのが見えた。

 

・・・・ふう。

落ち着こう。

 

何も誘惑されるのはこれが初めてじゃない。

 

頭をぼりぼりと掻き、二人に言う。

 

 

今は誰も受け入れる気はない。悪い。

 

 

頭を下げてそういう。

以前の自分なら、ふざけて茶化していただろうが

そうした軽薄な行為が死因となった。

 

だからこそ、今回の人生ではなるべく穏やかなライフスタイルを

実現するのだ。

 

そして、嫁さんでも貰ってひっそりと山奥で隠居して

生活する。

 

 

それがささやかな望みだ。

 

 

「・・・・頭をあげて。」

 

サーニャにそういわれて頭をあげると、

満面の笑みを浮かべているのが見える。

 

 

・・・な、なんで笑っているんだ?

 

 

困惑して固まっていると、シャーリーに

首元に抱き着かれる。

 

「アタシが嫌いだから断る、ということじゃないんだろ?

・・・・・だったらいいさ。あ、でも一緒に死ねたら嬉しいぞ?」

 

「・・・・・他にどれだけ妾がいても気にしないよ?

私が特別なら、ね。」

「・・・・あんまり調子に乗るなよ?雌猫。」

「・・・・万年発情しているウサギには言われたくない。」

「・・・・あはははは。」

「・・・・ふふふふふ。」

 

目の前で今にも殺し合いを始めそうな二人を見て思った。

 

-----宿を変えよう、と

 

◆

 

 

で、二人をその日は帰して、すぐに宿を引き払い

別の場所に移った。

 

 

当然、二人は俺がどこにいるかも知る由もない。

 

無線機でのやり取りだけはしているが、

場所を聴かれても絶対に教えない。

教えたらすぐに二人とも押しかけてくるからだ。

 

・・・その代償として、宿の主人にシャーリーと

名乗る人物が来たら通信機のコードが書かれた紙を

渡すよう言っておいたので、これで当分は大丈夫だろう。

 

・・・爆発、しないよな?

 

---『・・・へえ。』

 

脳裏に浮かぶのは、ワイン好きの彼女。

恋愛ごとには興味がないと思っていたが、

実は一番うぶで、一番恋に憧れていた

体の大きな”少女”。

 

そういったケースもあるので断言しきれず

悩んでいた。

 

とりあえず、飯だ、上手いものを食って

忘れるんだ。

 

やけ食いしようとすると、店員さんに

声を掛けられる。

 

「お客さま、すみません。他の席が空いておりませんので

相席をさせていただいてもよろしいでしょうか。」

 

ああ、いいですよ。

 

 

そういうと店員さんは入り口の方に引っ込んでいった。

 

一体どんな人が来るんだろうな。

 

 

そう思ってコーヒーを飲んでいると、

声を掛けられる。

 

 

「-----すみません。ご一緒させていただきますわ。」

 

思わず飲んでいたコーヒーを噴きだしそうになった。

 

「席があいていなかったものですから・・・・。あら?

どうされました?」

 

い、いえ。飲んでいたコーヒーが口にあわなかったもので。

 

 

そういってごまかす。

・・・・なんでペリーヌが?!

 

一人で買い物にでも来たのか、

俺の前に座る彼女。

 

気の強いところもあり、しかし祖国であるガリアの

ために聖女さながらの献身をしていた人物。

 

その所作は彼女の生まれの良さを指し示しており、

どこか高貴な感じがする。

 

 

506のプリンに似ている。

 

大丈夫だ。

顔はフードで隠してある。

目を合わせなければいけるはずだ。

 

店員さんに注文している彼女をちらりと覗き見る。

 

 

こんな小さな子が、のちに506の隊長としてスカウトされるとは

やはり考えられない。

 

結局のところ、一人のガリア国民として復興に力を注ぎたいから

ということで辞退はしたものの、受けていたら一体どうなっていだろうか。

 

 

・・・・たぶん、那佳あたりとは喧嘩してただろうなぁ、

とその光景を目に浮かべる。

 

ついでに俺も店員さんにおかわりを頼みつつ、

彼女と目を合わせないように顔を微妙に伏せる。

 

 

「・・・あの。どうして店内でフードを?」

いえ、ちょっとけがをしておりまして・・。

「失礼しましたわ。」

 

俺がそういうとすぐに話を切り上げ、

それ以上は追求しないでくれる。

 

・・・やっぱり、サーニャも、シャーリーも、

目の前にいるペリーヌもそれまであってきた

彼女たちと変わらない。

 

コーヒーカップを口元に運び、ぐいっと飲み干す。

 

「・・・・・・。」

・・・・・・・。

 

お互いに何かをしゃべるわけでもなく、

鏡写しのように違う手でカップを持ち、

同じようなタイミングで飲み物を飲む。

 

彼女からこうしたマナーを教わったからか

所作もそっくりになっていた。

 

ちら、ちら、とペリーヌから見られているような

気もしつつ、店員が持ってきた料理を口に運ぶ。

 

 

全て食べ終わり、席を立って会計しにいく。

 

 

「あ・・・・。」

 

声がしたので後ろを向くと、彼女が

俺の方に向かって手を伸ばしているのが見えた。

 

近くにいた店員さんにどうしたのかと

尋ねられている。

 

「・・・いえ。なんでもありません。」

 

そういうと会釈してきた。

それに対して同じように会釈を返し、

料金を払って店を出る。

 

 

宮藤と同じようなところがあって、

どうも彼女には弱い。

 

506に入っていたのもペリーヌのためだったし。

 

・・・・・帰るか。

 

これから”仕事”だ。

 

 

 

 

 

 




サーニャ「なんでいなくなっちゃったの?なんで?なんでなんでなんでなんでなんで?」
シャーリー「なあ、どこに行ったんだ?アタシの体じゃ満足できないのか?
      だったらどんな格好でも、どんなことでもしてやる。だから場所を
      教えろよ。」
ボバ「ボッシュートです。」

逃げるのも仕方ないね()

あ、通信機で会話はしているから
辛うじて爆発はしてないゾ。

501基地ではズボンがなくなって
大騒ぎしていた時だゾ。

なお、宮藤に似ているペリーヌや、
他の子たちにはちょっと弱い模様。

感想、くれ

れ。

あ、修羅場を脱出したわけじゃないゾ。

先送りにしただけだゾ。

KEY(ドM)
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