ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は501のその後についてと
各地のちょっとした動きだゾ。
・・・・ついに502に話が進んでしまったかぁ(震え声)
ここから劇場版と、それ以後の展開につながっていくと
考えると・・・。
ダイマナイッ!!
愛が重いウィッチに対する感想で草。
本当は好きなんだろ?(ホリ・トオル)
それではご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「・・・・・。」
501はガリア解放を成し遂げたことによって
解散することとなった。
ウォーロックを倒したのは一つの戦果であったが、
その後は、フェデリカ・N・ドッリオ率いる
504がこの地域の戦闘に参加することとなる。
しかし、そんなことをいまだ知る由もなく、
これから扶桑皇国の自身の家まで帰ることとなる
宮藤芳佳は件の男のことを考えていた。
----あの目に、見覚えがあった。
脳裏に浮かぶ、蜜月の記憶。
「~~~~!!」
それを思い出すだけで、彼女は悶絶し、
顔を赤くして頭を抱える。
ベッドにもぐりこみ、頭まですっぽりと
覆い隠しながら思い出す。
もう少しで自分と、仲間たちは敵にやられていたかもしれない。
そう思うと、恐怖で体がすくみあがった。
それを身を挺して助けてくれた人物。
----『芳佳』
そう呼ばれるだけで体が熱くなる。
「・・ん・・・ん・・・・。」
理性で止めようにも、指が止まらず、
体が求めてやまない。
「・・ほしい・・・よぉ・・♡」
一体、彼はどこに行ってしまったのか。
他のウィッチのところに向かってしまったのか。
相も変わらず酷い。
こんな状態の私を置いていくなんて。
でも、また必ず会えるはずだ。
(・・・・・ふふふ。)
頭が急速に冷えていき、体が
燃えるように熱い。
今なら、どんな敵だって倒せる。
(・・・・待っててね、あなた♡)
◆
宮藤芳佳が自室で自分を慰めているのと
同時刻の事。
食堂には数名のウィッチが来たる別れに向けて
会話をしていた。
「・・・・んーと。・・・できた!」
そういって自分が今まで作っていたものを
掲げ、他のウィッチたちに見せつけるルッキーニ。
あははっ、と笑うとチャームポイントの八重歯が見えた。
「確かこんな格好だったよね。あの謎の生物。」
ルッキーニが言っていたのは、ウォーロックと
戦ってきたときに、乱入してきたとある人物の事であった。
「・・・もうちょっとフォルムはかっこいいと思うぞ。」
親友のぐちゃぐちゃな絵に対して不満げな表情で
自信の意見を述べるシャーリー。
真実を話す気はさらさら彼女にはなかったが、
かといってごまかしきるのは無理であると悟っていた。
「えー。そうかな?・・でも、あの鎧みたいなアーマー、
かっこよかったなぁ。ねえねえ!私たちもあんな戦闘服にしない?」
「・・・着替えとか、めんどくさくなるけどいいのか?」
「げっ。やっぱやーめた。」
そういって書いた絵を紙飛行機にして
飛ばすルッキーニ。
どうやらまだ記憶を取り戻していないことに
シャーリーは思わず笑った。
利は自分にある、と。
少し離れたところでは、サーニャがエイラ相手に
話を聴いていた。
真剣そうな顔でタロット占いをしている。
「ムムム・・・。んー。サーニャの運がものすごく
良くなっているんだナ。・・・なんでかわからないけど・・・。」
「ん、そう。」
無表情だが耳と尻尾を生やし、ぴこぴこと嬉しそうに
動かすサーニャ。
彼と会ってから彼女は悦びで胸がいっぱいだった。
「・・・未来予知でもあんな奴がいることは見えなかっタ。
私たちを助けたみたいだけど、余計なお世話ダ。」
そういってタロットを並べなおし、もう一度引く。
引いたカードにはLOVERS、と書かれていた。
「・・・・。」
なぜかわからないがエイラは無性に恥ずかしくなり、
何事もなかったかのようにカードを山札に戻す。
「いやいやいやいや。恋とかありえないかラ。
私にはサーニャがいるシ。・・・・うん。」
まさか恋人のカードを引くとは思っていなかった
彼女は顔を赤らめる。
「・・・・。」
それに対して警戒の視線をエイラに浴びせるサーニャ。
これはちょっとまずいのでは?と考える。
前世では比較的そんな重くなかったエイラは、
下手をすればヒロインレースを独占する可能性があった。
何というか、サーニャにとってはかけがえのない親友であるのだが
それと同時に恋敵でもある。
ハイライトが消えかかるのを必死に抑え、
微笑しながらエイラに尋ねる。
「・・・ねえ。最近は夢とか見ないの?」
「・・・んー。前ほどは見ないゾ。
・・・なんでそんなこと聞くんダ?」
「何でもない。」
聴きたいことは聞いた、と言わんばかりに
会話を打ち切るサーニャ。
その様子を少し訝しみながらも
まあいいか、と占いに戻るエイラ。
シャーリーは、目の前にいる
親友が恋に目覚めたら手強いことを
女の直感で知っていた。
だからこそ、下手に記憶を取り戻さないよう
手を打ち続けている。
サーニャは、エイラのことを刺したくなかったので
何とか彼から遠ざけようと思っていた。
・・・・正反対のサーニャとシャーリーの
思考の行き着く先が皮肉にも同じだったのは、
彼女たちが似ている証拠なのかもしれない。
◆
「・・・・・。」
ぎいっ、と背もたれに寄りかかり、
傍に立っている美緒に目線を向けるミーナ。
その顔はまるで亡霊を見たかのように
驚愕に染まっており、口を
片手で抑えて考え込んでいる。
「・・・・生きて、たんだな。」
「・・・・信じられないけど、ね。」
フラッシュバックして彼を思い出した二人。
かつて、501にいた最後の仲間のことを
どうして今まで思い出せなかったのだろうか。
司令室で二人の人物が争った事件があった。
あれも、彼が裏で守ってくれていたからなのだろうか、
と二人は思案した。
時間にしてみればほんの数秒の再会だったが、
それでも彼のことを思い出すには彼女たち
二人にとって十分すぎた。
「・・・・ところで、ペリーヌはどうしたんだ?」
「・・・さあ?」
ペリーヌ・クロステルマンはあのあと、
顔を真赤にし、自室にこもっていた。
「・・・恥ずかしいですわ。」とシーツで
全身をすっぽりと覆い、うわごとのように
つぶやくばかりであった。
ミーナと美緒は知る由もないが、
ペリーヌは彼が以前の人生で506に入っていたのは
自身のためだったことを知った。
そこまで思われていたことに気が付いた彼女は
ぶつぶつと壊れたラジオのように、
はずかしい、はずかしい、と繰り返していた。
「・・・・来月には501は事実上の解散になる。
あいつがいないのは残念にならない。」
「・・・彼も、私たちの前に姿を出してくれていたら
良かったんだけどね。」
窓の外にある月を眺めながら二人はつぶやく。
きっと、もうここではない他のところに行って、
別のウィッチを助けているのだろう。
「・・・・なんか、腹が立ってきた。
私のことを口説いていたくせに・・。」
「・・・私もよ。」
思い出したということは、
それまでに交わした会話、とその他の
チョメチョメに関してでもあり。
「・・・次に会ったら、靭帯を切って
逃げられなくしておくか?」
「・・・そうね。少なくとも首輪をつけて
おきましょう。そうすればずっと私たちの
傍から離れられなくなるでしょうし。」
物騒な会話をにやり、と不気味に笑いながら
続ける二人。
それがさも、当然かのように
どうやって501の共有財産にするかを
一晩中話し合うのだった。
◆
「エーリカ?最近部屋を綺麗にしているが、
一体どうしたんだ?」
「え?な、なんでもないよ!?
ほら、そろそろ帰国するじゃん?だからだよ!」
バルクホルンがそう尋ねると、
エーリカ・ハルトマンは手をわたわたと
動かし弁明する。
相棒の挙動不審に疑問を持つ彼女であったが、
それ以上の追及はしなかった。
「・・来月にはここを出るのは確かだが。
それにしては早いような・・・。」
「いいからいいから。・・・・ほら、
散歩でもしてきなよ。」
そういってバルクホルンの背中を押し、
部屋の外まで押し出すエーリカ。
部屋から追い出され、ドアが閉じた後、
バルクホルンは一言だけつぶやいた。
「・・・・お前も、なんだな。」
それだけ言って廊下を歩く。
エーリカ・ハルトマンは自身の記憶に
混乱していた。
自分は男と縁がない女だと思っていた。
部屋は散らかしているし、ずぼらだし、
何より、体つきが貧相であることに
ちょっとうしろめたさを感じていた。
しかし、思い出してしまった。
そんな自分の一面を見ても、
最後まで女扱いして、寄り添ってくれた
彼の事。
世界で一番ネウロイを撃墜した一人である
自分以上の戦果を稼いだ男のことを。
「・・・・・。」
自分の頭を右手で触れる。
そこには、以前、彼にもらったかんざしはなかった。
「・・・は、ははは。」
心臓の鼓動が速くなるのを抑えられない。
ぼすっ、ぼすっ、と昂る気持ちを抑えるために
枕を両手でぽかぽかと叩く。
「・・・今頃、502かな?・・・でも。」
枕を彼に見立てて抱き着く。
「・・・・私、本気を出したら、凄いんだからね?」
恋は人を変えるとはよく言ったものである。
伯爵によって生真面目な性格を180度反対な
お茶らけた性格に変えられた彼女は元の自分を
少しだけ取り戻すことにした。
・・・・すべては、恋のために。
・・・・・バカな!?
何事もなく502についただと?
ありない・・・・。
良いことがあると、その後には
不幸が訪れることを知っている
彼は、自身のツキに震えていた。
501編終わり!!閉廷!!
次回からは502だゾ。
感想いつもありがとナス!!
もっとくれてもいいんじゃよ?
あ、他の小説も投稿するから
見とけよ見とけよー。
感想、くれ。
返信しているから、くれ
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