ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
お気に入りが一気に数十人増えて草。
ランキングに掲載しないようにしているのに
どういうことなの・・・。(困惑)
あと、感想でところどころに
この話の真実を何気なく言っている
のが多くて草。
今回はアニメ4話あたりの話だゾ。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
んーと、ここがこうで・・・。
地図に黒のマーカーで線を引き、
丸で囲んでいく。
その下には時刻を記しておいてある。
今、俺は502統合戦闘航空団基地
周辺の地図にとあるものを書いていた。
501の時とは違い、買い物をすることは
できないがガランドの手引きで必要な
物資は送られてきていた。
・・・・頭が切れるラルが502に納入される
以外の物資に気が付かないように少しずつ、
少しずつ輸送してもらっている。
そして、地図に書き込んでいたのは
彼女たちの行動時間帯だ。
さすがに細かなことはわからなかったが
大体、何時くらいにどこにいるのかは
分かった。
ふー、と息を吐いて
額の汗をぬぐう。
ここにはふかふかのベッドも、
おいしい食事もない。
・・・502の皆は今頃、定子が作っている
おいしい料理に舌鼓を打っているのだろうか。
たまに扶桑の料理も作ってくれる彼女には
頭が上がらなかった。
こっそり忍び込んで食べようか。
そんな想いが頭をよぎったが
すぐにやめた。
捕まったらどうなるのかわからないし、
502の中は501よりも厳重なので
潜入ができても脱出が難しい。
なにより、エイラの姉がいるのがヤバい。
ふと、オーロラが空に浮かぶ夜、
スコップをもってネウロイを圧殺している
彼女の姿が脳裏に浮かんだ。
右手に手りゅう弾を持ち、左手には
ウォッカを。
そんなアンタッチャブルと出くわすのは
ごめんだったのでガランドから送ってもらった
食糧で我慢することにした。
・・・・味が薄い。
そんな風に泣きそうになりながら
ご飯を食べていると、通信機に
連絡が入る。
応答ボタンを押す。
・・・・・もしもし?
『あ、つながったか。』
そうして聴こえてきたのは
ガランドの次に付き合いが長い
彼女の声だった。
章香?
『ああ。久しぶりだな。』
坂本美緒、竹井醇子、若本徹子の恩師であり、
雁淵ひかりが通っていた学校の校長である。
かつては、軍神としてその名を
扶桑皇国にとどろかせた伝説のウィッチである。
本当に久しぶりだ。・・・どうかしたか?
『ん、いや、ええと・・・。なんとなく
かけてみたんだ。・・・迷惑だったか?』
いや。
『そうか。』
・・・・・・・。
『・・・・・・・。』
そうして沈黙が俺たちの間に訪れる。
彼女とはこうした雰囲気が多い。
互いに必要以上のことを話さないこの空気。
俺は案外気に入っていた。
『・・・・美緒と醇子は元気か?』
かつての教え子たちの名前を出す章香。
そこに徹子の名前が出てこないあたり
わかっているな、と思わず笑ってしまう。
ああ。・・・特に美緒は、な。
『そうか・・・。・・・そういえば
502の方に私の教え子たちが行っていてな。』
彼女が行っているのは雁淵孝美とひかりの
二人だろう。
そういえば孝美が扶桑皇国に送り返された
ことは知っているのだろうか。
言おうかどうか迷ったが、寸前で踏みとどまり
辞めた。
いずれわかることだ。
屋根の上からとある塔のてっぺんを
壁に魔力を込めた手をついて登ろうと
しているひかりを眺めながらつぶやく。
・・・ひかりは元気だと思うぞ。
これ以上なく。さすが、ってところだ。
『?』
塔のてっぺんから何度落ちても
這い上ろうとするひかりを見ていると、
かつての自分の姿が頭に蘇る。
---『何がボバ・フェットだ!!てんで弱いじゃねーか!!』
---『皆で囲んで袋にしちまえっ!!』
装備した武器をまともに使えず、
その辺のごろつきにさえやられて
死ぬほど悔しい思いをしていた時。
その頃の自分と彼女の姿が重なり合い、
思わず握り拳を作る。
『ところでだ。最近敏子がコーヒーを
飲みに来てくれないってぼやいていたぞ。』
いつか戻るって言っておいてくれ。
・・・それじゃ。
それだけ言って通信機をオフにする。
『諦めて・・・たまるもんかっ!!』
・・・・・。
何度落っこちてもあきらめずに
挑戦し続ける彼女の姿を日が暮れるまで
見守り続けた。
◆
「・・・雁淵は魔力が相変わらず少ないな。」
「ええ。・・・でも、彼女が私たちの知っている
通りなら、私が出した課題もやり切って見せるでしょうね。」
「うむ・・・。戦力が増えるのはいい。」
司令室で窓から雁淵ひかりが塔に登ろうとしては
落ちるところを見守るラルとロスマン。
その眼は、我が子を見守る親のように優しいモノだった。
右手に持っているカップに入ったコーヒーをずず、と
ロスマンがすする。
「ところで、やつの姿は見つかったか?」
ラルの言葉に黙って首を横に振るロスマン。
「そうか・・・。やはり一筋縄ではいかんな。
・・・あいつがいるような感じはずっとするんだが・・・・。」
「大方、陰から私たちを守ろうとしているのかしらね?
・・・そんなことよりも、一緒にいてくれるほうがいいのに。」
耳を出し、ぴこぴこと動かして
彼が502にいることを浮かべる二人。
戦力としては紛れもない一流なので
どうしても組み入れたいと彼女たちは考えていた。
そして、窓の外ではストライカー・ユニットを
つけた他のウィッチたちが街を徘徊しているのが
時々写った。
全員、ワイヤーのようなものを片手に持っており、
何かを話しながらあちこち飛び回っている。
「火はついた。・・・・グリゴーリ作戦が終わり、
501が再結成されるとなれば。」
「彼はそちらに行ってしまう、か。」
スッとハイライトが消えた瞳で
この街のどこかにいるであろう探し人の
ことを考えるラルとロスマン。
ロスマンは指揮棒を何かを叩く練習のように
空に向かってひゅん、ひゅん、と音を立てて振るう。
ラルは携帯しているナイフを研ぎ石で
静かに研ぎ続ける。
「今、伯爵が501のエーリカに手紙を出しているわ。
巣を破壊する方法と、彼の情報についてのね。」
「・・・全く。さっさと姿を出して私の夫に
なればいいものを。」
「あら?私たち3人のものじゃなかったかしら?」
「・・・ああ、そうだったな。すまんすまん。」
うっかり本音を言ってしまったラルは
ロスマンの指摘に悪びれずに謝る。
(・・・・どうにかして、二人っきりに・・・・。)
(・・・・スタイルには自信がある。悩殺してやろう・・。)
それが単に形だけのものであることを
直感的に悟ったロスマンは心の中で
伯爵とラルを排除する算段を立て始める。
逆にラルはロスマンと伯爵をいかに
出し抜こうかと考えていた。
同盟が一時のものでしかないのは
恋も、政治も、同じなのであった。
◆
はっ、はっ、はっ。
毎日訓練に明け暮れている彼女たちを
見て、俺も自然と体を動かしていた。
少しでも力を維持するために。
全盛期はとっくに終わりを迎えている。
それでも、彼女たちが引退するまでは
一緒に空を飛び続けたい。
その思いだけが、俺の体を突き動かしていた。
誰もいない、真夜中。
装備を着ながら街中を走っていると、
ひかりが登ろうとしていた塔の前までやってきた。
確か、ロスマンはひかりにストライカーなしで
ここを登り切れ、と言っていたような気がする。
一番上を見ると、てっぺんにロスマンの帽子が
かけられているのが見える。
準備運動して体を慣らし、壁の前まで歩く。
右手と左手にくっついているブレードをしゃきん、出し
それを壁に突き刺して登っていく。
案外難しく、少しでもバランスを崩せばあっという間に
落ちてしまいそうだった。
危なげなく、3分もかかったが一番上まで来ることができた。
ロスマンの帽子を右手でタッチすると、
そのまま飛び降りる。
やはり、彼女の指導は素晴らしい。
ロスマンの教導力にほれぼれしていると、
誰かが塔に近づく足音が聞こえてきた。
すぐに近くの物陰に飛び込み、
頭だけ出してその様子を伺う。
そこにいたのは・・・・。
・・・・ヴァルト?
その人物は、502のヴァルトルート・クルピンスキーだった。
しかし、その姿は俺の知る彼女とは
かけ離れた姿だった。
髪はショートからロングに伸ばしており、
もともと発育の良かった胸を少し前開きにして
色っぽさが増している。
あのシャーリーと同じほどの美貌っぷりに
思わず開いた口がふさがらなくなる。
何かを探しているように首をきょろきょろと
動かしている。
そして俺の方を向いてくる。
咄嗟に身を隠す。
「・・・・おかしいなぁ。ここにいる気がしたんだけど・・・。
ま、焦らずともいいか。」
何かをつぶやいて基地の方に立ち去っていく。
その後ろ姿は寂しげであり、誰かを探し続けている
様だった。
見ているだけで胸が締め付けられる思いがした。
・・・ヴァルト。
以前の人生で俺のために協力してくれた子。
自分が女らしくないことを悩んでいた
とても可愛い少女。
自然と彼女が去っていった方角に向かってつぶやいていた。
ヴァルト。愛している。だからもうちょっと待っていてくれ。
「・・・・・うん♡僕も・・・♡」
え?
後を向くと、そこには顔を赤らめ、耳と尻尾をちぎれんばかりに動かし、
はあ、はあと息が荒い彼女が立っていた。
・・・・・・。
え?
何でっ!?
先ほど立ち去ったはずの彼女がいつの間にか後ろに
回り込んでいたことに驚きを隠せず、思わず叫ぶ。
硬まって、動けないでいると両手でマスクをスポッと
外される。
そして、伸し掛かられ、地面へと押し倒された。
腰をかくかくと押し付けられ、
首を甘嚙みされる。
あ、ちょ・・・っ。
「大丈夫♡魔力を失う様な真似はしないよ♡
・・・でも、そうでなければ何をしたっていいでしょ?♡
僕も愛しているからぁ・・・・♡」
彼女の手がスッと俺の下半身に伸び、あそこをズボン越しにつかんできた。
「・・・いただきます♡」
一晩中、彼女と【自主規制】した。
・・・・野外でするのはとっても刺激的だったとだけ言っておく。
R-15ギリギリの描写にしたゾ。
最初の相手が伯爵とはたまげたなぁ・・・。
(本番なし。)
伯爵はその場を去ったふりをして、
ボバの後ろに回り込んだゾ。
R18のエロについては本編終了後に
書いていくゾ。
統合戦闘航空団ごとになるから
乱交になるゾ。
あ、ちなみに主人公と伯爵は
ペッティングまでだゾ。
(一度も本番をしたことがないとは言っていない。)
ラルとロスマンはまだ気が付いていないゾ。
気が付いたらガチの修羅場だゾ。
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)