※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

今回は皆が待ち望んでいた
アフリカ組の話だゾ。

圭子とハンナ?

・・・・。

ノーコメントで。

ライーサは・・・ね・・・。(黙って首を横に振る)

感想で扶桑とアフリカ組はやはりやばい(確信)という
コメントが大半だったからそれを覆すゾ。(嘘)

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


幕間 ~その頃の彼女たちは③~(アフリカと扶桑皇国)

194x年。

 

アフリカの第31統合飛行隊基地にて。

 

酒盛りをし、死屍累々のキャンプ地の中で

一人、自分がとった写真を大切そうに

眺める女性がいた。

 

ランプの明かりで映し出される情景。

 

憂いを帯びた目で、それまでに

彼女がとった写真を見ていく。

 

ウィッチ養成所での卒業式にて、

親友たちと一緒に撮ったもの。

 

扶桑海事変にて撮った激戦の記憶。

 

 

そして----。

 

 

ピンボケしていて、写真の端っこだが

確かに写っているそれをじっと見つめ続ける。

 

その眼には女としての情念がこもっており、

ただならぬ感情をその人物に抱いているのが

傍から丸わかりであった。

 

加東圭子はため息を思わず漏らした。

 

 

(・・・・兄さん。)

 

心の中でどこかにいるであろう

大切な相手のことを考えていると

後から誰かの手が彼女の首に回される。

 

 

「よう。ケイ。まだ起きていたのか?」

 

そう尋ねるのは、『アフリカの星』と呼ばれる

エースの一人、ハンナ・ユスティーナ・マルセイユであった。

 

びくっ、と加東圭子は体を強張らせ、慌てて

写真をしまい込む。

 

「あら。まだ起きていたの?」

「ちょうど大きな作戦が終わったばかりだろ?

・・・明日は何もないし、今日はもうちょっと

飲み明かそうかと思ってな。」

 

右手にビールが入った大ジョッキを持ち、

ぐいっと飲み干す。

 

既に酔いが回っているのか顔は赤く、

若干ろれつが怪しい。

 

「・・・飲みすぎじゃないかしら?」

「これくらいどうってことないさ。・・・なあ。」

 

ひっく、としゃっくりをしながらハンナが

圭子に尋ねる。

 

「あいつ・・・。まだ見つからないな。」

「・・・・・・。」

 

ハンナの言葉に押し黙る圭子。

彼女が言うあいつとは一体だれなのか、

圭子にはわかっていた。

 

先ほど隠した写真のことをハンナに言おうか

迷っていたが、圭子はやめることにした。

 

・・・前の人生では痴情のもつれが部隊内で

起きかけた。

 

それもこれも、彼女の家族である男が

原因であった。

 

その男女関係のいざこざに加わってしまった

負い目があるだけに、この件に関しては

自分の胸の中にしまっておこうと判断する。

 

それこそが、最も危ない判断だというのに。

 

「・・・そうね。でもきっとどこかで今も

空を飛んで戦っていると思うわ。」

「・・・他のウィッチを助けにか?」

 

むすーと拗ねるハンナ。

脳裏で件の男が自分以外のウィッチと一緒に

戦っているところを想像してやきもちを妬く。

 

憎からず、というか実質婚約していた

相手がフラフラとどこかをほっつき歩いていると

思うだけでいい気はしないのも当然だった。

 

この世界では、彼女はまだ彼に会っていないのだが、

その思いはどんどんと募っていく。

 

場の空気を変えるために、圭子は

別の話題を振ることにした。

 

「ところで、ライーサは?」

「寝ているよ。・・・寝言で、あいつの

事をつぶやきながらな。」

「うわあ。」

 

思わず声を出して辟易とする圭子。

 

それまで記憶を取り戻していなかった

ライーサはとある時期から突然

人が変わったような行動をとるようになった。

 

誰も使っていなかった無線機で

どこかに通信を試みるようになったり。

 

新聞で、ウィッチを助ける謎の

怪異が出現したという記事を切り抜いては

幸せそうにファイリングしている。

 

一時期、新聞の記事を取り合っていたが、

二部とることで二人は喧嘩を辞めることにしたのだった。

 

ぐいっとワイングラスに入ったワインを飲み、

ほう、と息を吐いて上を見上げる。

 

圭子が見上げた先には、闇夜を照らす

月が輝いていた。

 

「・・・・兄さんに近いうち会える気がする。」

「・・・そうか。ケイがそういうならそうかもな。」

 

それだけ言ってハンナはジョッキにさらにビールを

注いでぐいっとあおる。

 

(・・・・私のこと、守っていてくれてたのね・・・。)

 

 

彼女は親友である穴拭智子から

兄のことを聴いていた。

 

月を同じように見上げるハンナ。

 

「・・・絶対に逃がさん。

地の果てまでも追っていく。」

 

その顔はどこか寂しそうで、

だが、それと同時に何かを

予感して楽しみに待っている表情だった。

 

 

◆

 

扶桑皇国の佐世保航空予備学校にて。

 

 

校長室から一人の女性が

校庭で訓練を行っているウィッチ候補生たちを

見つめていた。

 

北郷文香。

 

坂本美緒、竹井醇子、若本徹子の師匠であり、

雁淵ひかりが通っていた学校の教導者である。

 

届けられた報告書に目を通そうと

資料を見ると、ドアがノックされる。

 

「入れ。」

 

彼女がそういうと、がちゃり、とドアが

開けられ、一人に女性が入ってくる。

 

そして、彼女は驚いた顔つきで

その人物に声を掛ける。

 

「・・・・敏子?」

 

江藤敏子。

 

かつて、扶桑海事変を共に戦った

彼女の戦友である。

 

今は軍人を退職して、

明野陸軍飛行学校周辺に喫茶店を開き、

店主をやっている人物である。

 

嬉しそうな笑みを浮かべると

敏子はつかつかと北郷が座っている

机の近くまで近寄る。

 

「久しぶりだな。」

「ああ。・・・何か月ぶりだろうな。」

 

立ち上がり、旧友の手を握り締め

再会を祝う文香。

 

自信が信頼する相手の来訪を

心から喜んでいた。

 

「立ちっぱなしもなんだ。座って

話そう。」

「ん。」

 

文香がそういって来客用の椅子に

座るよう言うと、二人とも対面で

腰を落ち着ける。

 

「しかし、どうしてまた急に?」

 

親友の来訪を祝いつつも、

その行動に疑問を投げかける。

 

普段は飛行学校の近くで

リベリオンのF2Aバッファローで

気ままに空を飛んでいた敏子は

懐からスッと資料を文香に差し出す。

 

「これは?」

「読めばわかる。」

 

敏子に言われるまま、資料に

目を通す文香。

 

そして思わず席を立ちあがる。

 

「・・・・あいつめ。」

 

 

持っている資料をぎゅっと握り締め、

手に力を込めながらつぶやいた。

 

「全く。私たちを口説いておきながら

これだからな。」

 

やれやれ、といった感じでため息を

つく敏子。

 

しかし、その表情はどこか嬉しそうであった。

 

その資料の中には、501統合戦闘航空団が

ガリアに発生していたネウロイの巣を破壊した

事に関することが記述されていた。

 

そして、その中にほんの少しだけ

奇妙なことが書かれていた。

 

『---以上が501統合戦闘航空団がガリア解放に

至った経緯である。---その後、彼女たちの証言で

全身を装甲服で身をまとい、空を飛んでウィッチを

支援していた人物がいるという情報が判明。

国籍、所属不明のウィッチと見て、501統合戦闘航空団との

関連を調査中----。』

 

彼女の教え子であった坂本美緒が501統合戦闘航空団に

配属され、ガリア解放に寄与したことを彼女は

知っていた。

 

しかし、この情報までは知らなかっただけに、

驚愕の表情を顔に浮かべる。

 

「・・・一つ、聞かせてくれ。どうしてこのことを

私に?」

 

仲間であると同時に、恋敵でもある

江藤敏子に北郷文香は尋ねた。

 

直球でその真意を探る。

 

「そんなの決まっているじゃないか。・・・

引退しているから、ね?」

 

「・・・なるほど。・・・・なるほど。」

 

にやり、と笑ってそういう親友の

言葉に二回頷き納得する彼女。

 

「智子からはそういった情報が時々

送られてくる。・・・自慢のつもりだろうが、

敵に塩を送る行為だとわかっていないらしい。」

 

ふふふ、と意味ありげに笑い、

遠くにいる智子の顔を思い浮かべる敏子。

 

「・・・美緒、醇子、徹子もそろそろ『あがり』の

時期だな?」

 

彼女が言うあがり、それは魔力減退期に入り、

シールドを貼れなくなったウィッチの事である。

 

かつての教え子たちの名前を出され、

敏子が言わんとしていることが分かった文香は

一瞬躊躇し、しかし、それでも結局

その考えに乗ることにした。

 

「・・・さて、私はコーヒーを振る舞いながら

情報を集めるよ。・・・引退したウィッチが

良く来るから、な。」

「・・・教え子の想い人を取るのには抵抗があったが、

一緒に囲い込むのなら問題はないか。」

「私たちのアドバンデージだな。現役のウィッチでは

こうはいかない。・・・他にも、協力してくれそうな

引退したウィッチたちに声を掛けよう。彼の

事を知っている人物はそれなりいるだろう。」

 

かくして、また一つ共同戦線が生まれようとしていた。

 

後に、『ワールド・ウィッチーズ』が結成され、

ネウロイと人類の最後の戦いの最中にて、『世界で一番

多くのウィッチと関係を持った男』として世間に

知られる彼が、最大級の修羅場に巻き込まれるのは

もう少し後の事である。




扶桑とアフリカだゾ。

愛が重いっていいゾ~これ(震え声)

あ、ここに出ていないけど
色々と他にもやばいのがわんさかいるゾ。

感想で毎回草生える。

オルガのセリフを書き込むのは卑怯だゾ。

それはNARUOTOの穢土転生並みの禁術だゾ。

感想、くれ。

れ。

KEY(ドM)
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