※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

今回は、ブレイブの8話あたりだゾ。

ウォーロックがまさか出てくるとは思わず
びびったゾ。

感想にはもっとビビったゾ。
(鬼かキミら。)

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


502統合戦闘航空団『ブレイブ・ウィッチーズ』へ ⑪("いつから?")

502統合戦闘航空団基地に呼ばれた。

 

いや、呼ばれた、というよりは

司令室の隣で聞き耳を立てていてほしい

といった変なお願いだったが。

 

まあ、他のウィッチたちにばれないだろうから

安心だが。

 

最近、街を歩いているだけでジョゼ、サーシャあたりと

出会いそうでおちおちゆっくり散歩もできない。

 

傷をいやしていて、暇と言えば暇だったので

渡りに船だった。

 

なぜか中身がないマカロンを食べながら

隣でラル、サーシャ、ロス、ヴァルトルートが

話してる内容に耳を立てる。

 

そして、その中のとあるワードに思わず

持っていたお菓子を落とす。

 

『・・・ウォーロックか。このような計画があったとはな。』

 

ぶふう、と食べていたお菓子を吹き出す。

 

『?何か音がしなかったかしら?』

『い、いや?なにもー?』

 

いぶかしむサーシャに対してフォローしてくれる

ヴァルトルート。

 

・・・彼女には後でお礼を言っておこう。

 

『しかし、結局は暴走。そのつけを501が

払うこととなったか。』

 

あれは未完成の兵器だった。

それでも、戦局を変えるのに

充分な力を持っていた。

 

もし、量産されていたら

ウィッチは完全にお払い箱に

なっていたかもしれない。

 

かつての激戦の記憶が

脳裏によみがえり、胸の古傷を

思わず抑える。

 

『・・・今回の民間船護衛に積んであるもの。

これで何かが大体わかったな。』

 

民間船の護衛。

安全な航路なのになぜ、護衛を彼女たちに

依頼していたのかがようやくわかった。

 

『・・・サーシャ。今のうちに

ストライカーの整備を手配してくれ。

激戦が予想される。』

『了解。』

 

そういって部屋から出て行くサーシャ。

 

きわめて自然な形で人払いしてくれた。

 

彼女がいなくなったのか確認するため、

ドアをそっとあけて顔だけ覗かせる。

 

どうやら本当にいなくなったらしい。

 

司令室の中に入ると、

ロスマンが入り口のカギを

かけているのが見える。

 

「・・・さて。これが今回の

我々の作戦内容だ。ヴァルトルートが

他の3人を選出し、お前にはその

サポートに陰から徹してもらいたい。」

 

真剣な表情でそういわれる。

 

ああ。

 

 

何の条件も聴かずに二つ返事で了承した。

 

 

どうでもいい相手ならともかく、

501や502の皆のためなら、ついお願いを

聴いてしまうのだった。

 

「ねえねえ。さっきの僕のフォロー、よかった?

・・・ほめて?」

 

・・・ヴァルトルートかわいい。

 

「わーい♡」

 

ぎゅーっと正面から抱き着いてくる。

彼女の方が背が高く、男のプライドが

ずたずたにされながらも、抱擁し返す。

 

真剣な空気をぶち壊すヴァルトルート。

 

青筋を若干浮かべて静かに怒っているラル。

 

「・・・さっさと離れろ。」

 

あ、ああ。

「・・・っち。」

 

舌打ちしながら離れるヴァルトと、

すぐに離れる俺。

 

ロスもちょっとざまあみろ、といった

感情が顔に出ている。

 

・・・女って怖い。

 

牽制しあう三人に挟まれながら、

作戦の内容を詰めていくのだった。

 

◆

 

 

司令室で遅くまで3人と話し込み、

眠くなったので基地の屋根で寝ていると、

発砲音で目を覚ます。

 

何だ、と思い下を見ると

ヴァルトが真剣な表情で

銃を両手で持ち、的を狙っていた。

 

正確な射撃で人型の的に

銃弾を当てていく。

 

『・・・こっそり皆に隠れて練習するなんて、

見栄っ張りね。』

『・・・先生。』

 

ヴァルトとロスが何やら話し込んでいた。

 

彼女たちにばれないように

こっそりと話を盗み聞きする。

 

『・・・私たちはもう、長い間空を飛んで

戦っているわね。』

『ヒスパニア怪異からだから、そうだねぇ。』

 

話しながら器用に的を撃ち抜くヴァルト。

いい腕をしている。さすがである。

 

『・・・あの3人にもっと経験を積ませたいわね。』

『僕たちが飛べるうちにねぇ。・・・とはいっても。』

 

急にヴァルトが銃を降ろし、

そして俺の方に向けてきた。

 

ちょ。

 

『・・・降りてこないと撃つよ?』

『盗み聞きはよくないです。』

 

観念して二人の前に姿を出す。

彼女たちにばれずに盗み聞きしようなんて

無謀すぎたらしい。

 

屋根から降りて、地面に降り立った。

 

・・・悪かった。

 

「明日、一緒に寝てくれたら許すよ。」

「・・・明後日は、私ですから。」

 

そういえば、明日はヴァルトで明後日はロスだった。

 

ばれないように脱出の準備は進めているが、

直枝やラルもよく来るので少しずつしか

できていない。

 

 

グリゴーリ作戦はそろそろ終わりを迎える。

 

それまでに抜け出せなければ・・・。

 

 

『引退したぞ。よし、籍を入れる。』

『僕、良妻になれると思うよ・・・?』

『子供の世話は任せてください。・・・

あなたの子供なら、きっとかわいいです。』

『・・・大切にしないと、ぶっ飛ばす・・。』

 

脳裏に浮かぶ、ウェディング・ドレスを来て

満面の笑みを浮かべる彼女たち。

 

ラル達4人だけでなく、ニパ達にも

一生いるように迫られるかもしれない。

 

手の震えを隠しながら話を

続ける。

 

二人とも、ヒスパニア怪異から飛び続けていたのか。

 

「うん。1936年からだからもう8年以上経つんだねー。」

「時がたつのは早いわね。」

 

そうか、俺がガランドと出会ったあの出来事に

二人もかかわっていたのか。

 

さすがにそれは知らなかったので

思わずへえ、と声が漏れる。

 

「・・・・・ところで、君はいつから

飛び続けているんだい?」

 

え?

 

まさか、自分のことを聴かれるとは

思っていなかっただけに間抜けな声が出る。

 

「私も知りたいわ。・・・・少なくとも

私たち以上でしょうし。」

 

ロスも興味深そうに聴いてくる。

 

 

ああ、実は・・・。

 

 

そこまで言って考える。

 

もし、素直に「1914年の第一次ネウロイ大戦から

飛んでいる」と言ったらどうなるのか。

 

 

『今すぐ引退しよう。僕が一生養ってあげるから。

ああ、二度と戦わなくても大丈夫だよ。僕が

ずっとずっとずっと守ってあげる。』

『へえ・・・。私たちのことを心配するのに、

自分はそんな昔からボロボロになっていたんですか・・?

・・・・やはり首輪をつけて、二度と私の

傍から離れないようにしたほうがいいですね・・・。』

 

ハイライトが消えた瞳でそういう二人の

姿がありありと浮かんだ。

 

・・・ちょ、ちょっと昔から。

 

「・・・・・。」

「・・・・・。」

 

じいいいっ、と二人に見つめられる。

本当のことを言え、とプレッシャーを

かけられているようだ。

 

だが、見えている地雷を踏む必要はない。

 

誤魔化すために、練習場においてある

射撃銃を手に取る。

 

なあ、二人とも賭けをしないか?

 

俺がそういうとハイライトが戻る二人。

 

「賭け?」

 

ああ。・・・もし、2人のうちどちらかが

俺より正確に的に当てられたら。

 

射撃銃を的に向かって構え、引き金を引く。

 

パアン、という発砲音が響き、

的の真ん中に穴が開いた。

 

----何でもいうことを聴く。

 

 

眼が据わって、耳と尻尾が出るロスとヴァルト。

 

「・・・本気で言っているの?」

「・・・・いくらあなたでも。」

 

勝てる気がしないか?

 

「「まさか。」」

 

挑発に成功し、話題をそらせた。

 

ぐっと右手で小さくガッツポーズする。

 

「どうやら、今日が僕と君の結婚記念日に

なりそうだ・・♡・・・あ、指輪はあとで

おそろいのを買いに行こうね・・♡」

「ふふふ・・・♡金属製の首輪を

買って躾けてあげますからね・・・♡」

 

自信満々にそういう二人。

 

手をグーパーで開いたり閉じたりして

傷の癒え具合を確かめる。

 

・・・・二人とも、悪いな。

 

「「?」」

 

そういう俺の言葉に首を傾げる彼女たち。

 

 

----銃で俺に勝てる奴はいないんだ。

 

◆

 

 

民間船の護送任務のことを考えながら

ラルは基地の中を散歩していた。

 

彼がいる。

 

それだけで不思議と彼女は安心していた。

誰も死ぬことはないだろうと。

 

そして、射撃場から発砲音が聴こえて、

そちらに向かって歩を進める彼女。

 

 

彼女が見た先には、腰を抜かして

幸せそうな表情で何かを見ているヴァルトと、

心ここにあらずと言った顔つきで立ち尽くすロスマンの

姿があった。

 

そして、その先には近くに置いてあった練習用の

銃で撃ち抜かれ、穴が開いていた人型の的があった。

 

ただし、転がっている薬莢が10個以上に対して、

その穴はど真ん中に一つだけ開いていた。

 

「・・は、はは・・。ますます、惚れちゃった・・♡」

「・・・こんなことが、ありえるの・・?」

 

10発撃って、1発だけ当てたわけではないことを

ラルは即座に見抜いた。

 

それはすなわち---。

 

「・・・・腕は落ちていないようだな。」

 

すでにここにはいない彼のことを

思い浮かべながら、ぶるりと体を震わせ

彼女は笑った。

 

----1発目で開けた穴に向かって残りの弾を

全て通したということであった。

 

 

 

 

 

「・・・・ちゅー、しろ・・♡」←今日、自分の番だったのでウキウキでやってきた直枝。

 

 

(忘れていた・・・。)←勝負が終わって、後は寝るだけだと思っていた。

 




一説によると、一度撃った穴にもう一度撃って、
通すことは可能らしいゾ。

ただし、たぐいまれなる才能と長い修練が必要だゾ。


ボバは30年以上射撃の訓練をしているからできているだけで、
才能自体はそんなないゾ。(弱いとは言っていない)

サーニャとロスマンの修羅場を見たがるコメに草。

統合戦闘航空団の間で行われる修羅場とか
考えるだけでスケールがやばいんだよなぁ・・・。

あ、彼が接してきたウィッチは100人以上だゾ(白目)

感想あいかわらずおもろくて草。

オルガが毎回いて更に草。

感想、くれ。

れ。

KEY(ドM)
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