ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は、アニメ8話あたりの話だゾ。
ラル達の頼みで民間船の護衛に同行することになり・・・?
感想で、そろそろ異世界スマホとか、アークファイブの
コメがつきそう(小並感)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
民間船の護衛に任務に陰ながら同行することになり、
家にて空を飛ぶ準備をしていたところ、
ドアノックされる。
はい?と声を掛けながら
ドアを開けると、そこには
ラルが立っていた。
「・・・・・・。」
しかし、何かの余韻に浸っており、
黙っている。
ラル?
俺の呼び声に反応した彼女が
ハッと気が付き、思わず咳払いする。
「・・んん。なんでもない。・・あがるぞ。」
ああ。
彼女と自分の分のコーヒーを淹れ、
テーブルの上に置く。
暖炉の火がパチパチと音を立てて
燃える中、彼女と俺は
椅子に座る。
「・・・ふふふ。」
突然笑い出すラル。
一体どうしたのだろうか。
「いや、なに。・・・まるで通い妻だと
思ってな・・・。」
思わず飲んでいたコーヒーを
噴き出しそうになる。
不意打にもほどがある。
だが、思っていた以上に恥ずかしかったのか
自分で自分の言葉に身を悶えるラル。
「・・・い、今のは忘れろ。・・・おほん。」
普段は真面目なのに、俺といると
なぜかこんな状態になる彼女に若干
ドキドキしながら話を聴く。
「先日、命令があった民間船の護衛だが。」
ああ。
やはりその件で来たのか
と納得がいった。
やはり、俺も彼女たちの
後についていくのだろうか。
「・・・お前だけ、別ルートで
現地合流してもらいたい。」
え。
持っていたカップをテーブルの
上に置き、先ほどの言葉を
反芻する。
予想していた計画と早速
食い違ってきた。
「今回のメンバーはヴァルトルート、
菅野直枝。ニパ。・・・・そして雁淵ひかりだ。」
・・・・ああ。
思わず手をぽん、と叩く。
ヴァルトルートと直枝は俺のことを
思い出しているからいい。
だけど、ひかりは俺のことを知らない。
記憶が戻っていないのに俺との接触は
しないほうがいいと考えてくれたのか。
今、思ったことを彼女に伝えてみると
うむ、と頷かれる。
・・・本当はニパも俺のことを
思い出しているが。
「その通りだ。・・・私は、ニパか先生を
連れて行けば一緒に行けるといったんだが、
ヴァルトルートは雁淵に経験を積ませたいと
言ってな。」
そういえば昨夜、そんなことをぼやいていた
気もする。
彼女はだらけていて、仕事はちゃんとする
人物だ。
・・・その真面目さをもうちょっとくらい
俺との付き合いで発揮してくれてもいいんだが。
おおむねのことは分かったので、
了承の意を伝える。
「うむ。仕事の話は以上だ。・・・・ところで。」
コーヒーをずず、と飲んでいると
話を切り替えられる。
ん?と上目遣いで彼女を見ると、
あっけらかんと言われた。
「いつ、私と一緒に寝るんだ?」
今度こそ盛大にコーヒーを噴いた。
◆
ラルの爆弾発言を頭の中で
思い出しつつ、どぎまぎしていると、
通信機に連絡が入る。
『・・・こちら、ラル。・・・そちらは順調か?』
ああ。今のところは。
あたりを見回してそう彼女に応える。
一人用のボートをワイヤーで引っ張りながら、で約1000キロの
道を進むことにした。
飛び疲れたらボートの中で休み、
回復したらワイヤーでボートを吊るし、
また飛ぶ。
簡単な作戦で、費用もかからない。
上手くいけば今日の夜には現地につく。
『うむ。ならいい。何かあったら言ってくれ。』
ああ。・・・ん?
少し遠くの雲が怪しい。
何というか、まっすぐにこちらに
向かってきて・・・。
おおおおおおおっ?!
先ほどまで快晴だった空が暗雲に包まれ、
嵐になった。
ちょっと待て。
これはいくら何でも・・。
『・・っしたっ!?・・・とうしろっ!!』
雨音で彼女の声が聴こえない。
何か言っているラルに返事を返そうとすると、
ピカッ、と雲が光る。
へ、と間抜けが声が漏れ、次の
瞬間に意識が消える。
◆
「あら?」
506統合戦闘航空団基地にて。
ロザリー・ド・エムリコート・ド・グリュンネは
自分のカップがわれたことに気が付いた。
「お?」
31戦闘飛行隊基地にて。
ハンナ・ユスティーナ・マルセイユは
自信がつけていたゴーグルにひびが入っている
ことに驚いた。
「・・・む。」
カールスラント前線基地にて。
ハンナ・ウルリーケ・ルーデルは
とある男からもらった手首につけている
青いリボンがぶち、と切れてしまったことに
苛立った。
「ん?」
佐世保航空予備学校にて。
北郷文香はとある男から
送られた本のページが
抜け落ちてしまったのを
訝しむ。
まさか、ここにいる誰も、
その男が今雷に打たれているとは
思いもしないであろう。
◆
「・・・・遅いなー。」
そういって、港にある基地の
一室にてとある人物を待つヴァルトルート。
心配そうに窓の外をちらり、と
眺める。
「・・・あいつに何かあるわけないだろ。」
そう虚勢を張りつつもそわそわする菅野。
視線もどこかせわしない。
2人とも、合流地点に先につき、
打ち合わせ通り雁淵ひかりにばれないよう
こっそりと合流するつもりだった。
だが、予定の時間になっても
現れないのでおかしいと二人は感じた。
そんな二人がいる部屋がノックされる。
彼か?
そう思ってヴァルトルートが上機嫌で
ドアを開ける。
「失礼いたします。」
しかし、件の人物ではなく、
単なる一兵卒の軍人だった。
小さくため息を吐くヴァルトルート。
「502のグンドュラ・ラル少佐殿から
入電が・・・。」
へ?と二人は顔を見合わせた。
◆
あ、やばいやばいやばいやばい。
嵐の中、転覆したボートにしがみつき、
必死に溺れないように耐える。
いくらなんでもこんな嵐になるなんて
わかりっこない。
ジェットパックで空を飛ぼうにも
背中が海に浸っているので
飛ぶこともできない。
だんだん手の感覚が麻痺してきて、
本当に死ぬ、と心臓の鼓動がはやくなって
いるとき、そこにとあるものが見えた。
必死に泳いで陸地を目指す。
クロールするたびに腕の付け根が
取れそうなくらい痛むが、
死にたくない一心で腕を動かし続ける。
・・あ・・ああ・・・・。
そして、どしゃり、と陸にあがり
倒れた。
雷に打たれ、嵐に巻き込まれ、
それでもようやく目的地に着いた。
そう思って周りを見渡すと、
やけに閑散としていることに気が付く。
・・・あれ?
そして、嵐が収まり、
上を向くとそこには真ん丸の
太陽が俺をあざ笑うかのように
照り付けているのが見える。
ダラダラ、と冷や汗が体中に流れ、
唇が渇く。
船もない。
誰もいない。
つまり・・・。
・・・・ぬおおおおおっ!!
彼女たちが向かったであろう
先にジェットパックで飛び、
全速力で推進する。
◆
「・・・・・・。」
ぶすー、とした顔で飛び続ける菅野。
「・・・・ふんだ。」
怒っています、と言わんばかりに
頬を膨らませるニパ。
「・・・・どこ行ったのさぁ・・。」
若干涙声でよろよろと飛ぶヴァルトルート。
「・・・ええ・・・。」
朝からおかしい3人の様子に一人
困惑するひかり。
現地にて合流するはずだった彼が
行方不明になった。
昨日ラルから聴かされた情報は
彼女たちのモチベーションを
大きく下げた。
・・・それを伝えたラル本人も
大分焦っていたが、ひかりは知らない。
「(・・・・うう、私が頑張らなくっちゃ・・!!)」
元気がない3人の代わりに自分が・・・。
そう気負うひかりだった。
あああああ!!全然追いつけん!!
3人に殺されるうううううっ!!
大声で空を一心不乱に飛ぶ
不審者の姿があったとか。
ラル「・・・・・。」←無表情でめちゃくちゃそわそわしている。
ルーデル「・・・・(なぜ通信にでない・・・?)」
ブレイブ・ウィッチーズもそろそろ終わって
次はストパン2期あたりの話だゾ。
感想の数が220超えていて草。
ここまで感想が来たことってまず
ないんですけど(困惑)
そのお礼に、また投稿するゾ(ニッコリ)
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)