※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。
今回は、民間船の護衛シーンからだゾ。

たまに書いている小話の評価が良くって草生える。

本編より反響多くてわい、困惑。

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


502統合戦闘航空団『ブレイブ・ウィッチーズ』へ ⑬("渡さない")

(ちょっとまずったかなぁ・・。)

 

ネウロイの攻撃を避けながら、

銃を撃ち続けるヴァルトルート。

 

辛うじて致命傷は負っていないものの、

被弾していき、だんだんと体が

ボロボロになっていく。

 

(・・・あーあ。まだ、キスもすませて

いないのになぁ・・・。)

 

他の3人を守るため、一人でネウロイの相手を

し、奮闘し続けていた。

 

最後の一体にとどめを刺そうとしたとき、

反撃を喰らい、吹き飛ばされる。

 

(あ、これ、まず----)

 

ネウロイを倒し、そして

その反撃にやられて海に

落ちていくヴァルトルート。

 

(・・・・ボバ。愛してたよ・・。)

 

彼女が目をつむり、衝撃に耐えようと

身構えると突然、体が浮き上がり、

誰かに抱えられる。

 

 

「・・・・セーフ、か・・?」

 

はあっ、はあっ、と息を切らしながら

ヴァルトルートを抱える男の姿があった。

 

「・・・・ねえ。」

 

「ん?どうした。怪我でも・・・。」

 

続きの言葉を言おうとする彼のマスクを両手でとり、

ちゅっと唇と唇が触れ合う。

 

「・・・!?・・!!?」

 

「んー♡・・・もうちょっとぉ・・・♡」

 

「お、おいっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつら、殺そう。」

「・・・・うん。」

「(あ、あの時の人だ・・・。)」

 

ニパと菅野の二人に追いかけまわされ、

傷が開いた彼がヴァルトを抱えたまま

海に落ちるという些細なことが

あったが、護衛は無事終わった。

 

◆

 

 

仲良く入院となったボバとヴァルトルート。

 

しかし、二人の病室はラルの計らいで

別にされ、ヴァルトルートは

ちょっと拗ねた。

 

雷に打たれて出来た火傷後を

彼が見ていると部屋のドアがノックされる。

 

 

「はい?」

 

「あ、あの・・・・。雁淵ひかりです。」

 

そういって病室入ってきたのは

ひかりだった。

 

ボバが寝ているベッドに近くの椅子に座り、

ぺこり、と頭を下げる。

 

「・・あの。クルピンスキーさんと、・・・お姉ちゃんを

助けてくださってありがとうございました。」

 

 

「・・・・ああ。」

 

内心、冷静そうに振る舞っていたが

彼は混乱状態に陥っていて、

せわしなく布団の中の脚を

動かしていた。

 

(・・・・記憶、戻らないようにしよう・・。)

 

「い、いや。たまたま近くにいただけだ。」

 

「・・・・。」

 

そういうボバの顔をじーっと見つめるひかり。

 

「・・・あのー。こ、これ・・・。」

 

「え?」

 

そういいながらひかりが両手で彼に

差し出したのはピンク色の便箋。

 

「・・・・え?」

 

「そ、それじゃっ!!」

 

ぱたぱた、と部屋から出て行く彼女の

姿を呆然と見つめる彼。

 

数分後、再起動した彼は

便箋の中身を取り出して、

読むとめまいがしそうになった。

 

「・・・・結局、こうなるのか・・・。」

 

『あの、私の名前は雁淵ひかりって言います。

・・・これ、私の基地の所在地です。・・・

もしよろしければ、文通できると嬉しいです。』

 

ポケットにしまいながら、

直枝にばれたら殴られるところじゃすまないだろうな、と

ため息を吐きつつベッドで横になるのだった。

 

 

◆

 

 

前の世界で502にいたときの事。

 

俺は、彼女に出会った。

 

魔力は少ないが、精一杯訓練し、

元気一杯に頑張る女の子、

雁淵ひかりに。

 

 

入ったばかりの俺は、他のウィッチたちと

上手くいっていなかったが、彼女は

そんな俺に対しても接してきた。

 

『ボバさん!!扶桑皇国に行ったことが

あるんですか?』

『ああ。』

『私、扶桑の出身なんです!!九州のほうから来たんです!』

 

 

扶桑皇国に行ったことのある俺と、

彼女は共通の話題があったからか

だんだんと仲良くなっていった。

 

『ボバさんって、なんでこの502に

入ったんですか?』

『・・・・。』

 

そんな問いに、マスクのてっぺんを

右手で掻く。

 

脳裏に浮かぶのは、501の彼女。

 

ひかりにどこか似ている

あの子の笑顔を想像するだけで、

俺は自然とネウロイとの戦いに

身を投じていた。

 

だが、言うのが恥ずかしいので

誤魔化すことにした。

 

それも、思いっきりタチの悪い

方向で。

 

『・・・・君のためだ。』

『えっ?』

 

俺の冗談に顔をだんだんと赤らめるひかり。

 

・・・そろそろ撤回するか。

 

そう口を開こうとした俺の後ろから

誰かが背中に乗ってきた。

 

 

『おい!!ひかりに変なことするなよな!!

・・・大丈夫か!?ひかり!!』

『え、う、うん・・・。』

『・・・降りてくれないか?』

『うるせー!!俺ともう一度戦え!!』

 

結局、模擬戦をねだってくる直枝に

連れられ、ひかりに冗談だと言えなかった。

 

 

 

それからだ。

 

 

 

彼女の目が、どこか熱っぽくなり始めたのは----。

 

『あ、ボバさん!!洗濯しておきました!!』

『ボバさん!!一緒に走りに行きましょう!!』

『ボバさん!!と、年下の女子ってどう思いますか・・・?』

 

 

そして、グリゴーリ作戦が終わり、

俺は基地を去った。

 

 

彼女たちにろくな別れも言わずに。

 

 

◆

 

 

 

「・・・・夢か。」

 

思わずつぶやいた。

 

窓の外を見れば、既に陽が落ちており、

夕焼け色に染まっていた。

 

ベッドから体を起こし、

手を横につくと、むにゅん、と

何かに当たる。

 

 

「・・・・ん。」

 

ゆっくりと声のする方を見ると、

ニパが寝ていた。

 

彼女の頭をなでると、

幸せそうな寝息になる。

 

そっとニパの体を仰向けにし、

俺が寝ていたベッドに寝かせ、

シーツをかけてやる。

 

 

近くにあった自分の服を手に取り、

着替えて、外に出る。

 

傷は癒えた。

帰るか。

 

 

そう思いながら廊下を歩いていると

通信機に連絡が入る。

 

応答ボタンを押して、出る。

 

「・・・・もしもし。」

 

『あの・・・。わたし、ライーサです。』

 

思わず電源ボタンをオフにしようとする

右手を左手で抑えながら通話を続ける。

 

とりあえずとぼける。

 

「・・・・えーと、どちらさまですか?」

 

『・・・前の人生の事。』

 

ぼそり、と彼女がつぶやく。

 

『転生。スター・ウォーズ。・・・・全部、

他のウィッチたちにばらしますよ?』

 

「まて。まてまてまて。」

 

暴挙に至ろうとする彼女を必死に止める。

それだけはまずい。

 

ハンナと圭子にばれた時のことを

想像する。

 

『----ほう。貴様、ライーサと話して、

私は無視か。・・・そうかそうか。

・・・・何発鉛弾がほしい?』

『に・い・さ・ん?』

 

観念して、ライーサに返答する。

 

 

「・・・・久しぶりだな、ライーサ。」

 

 

『~~~~~♡』

 

声にならない叫びが聴こえてくる。

 

何をしてしまったのかはわからないが、

何かまずいことをしてしまったのはわかった。

 

「じゃ、じゃあまたな。」

 

『~~~はいっ♡あなた♡』

 

そういいながらぷつり、と切れる。

 

はあ、とまたため息をついた。

 

 

◆

 

今日は最高の日だ。

 

彼が、彼と話せた。

 

ベッドの枕に顔をうずめながらぱたぱたと

両足を動かす。

 

「~~~~♡♡」

 

顔が緩み切って、思わず

尻尾と耳が出て動いてしまう。

 

ああ、だめだ。

 

今すぐにでも彼の元に

行ってしまいたい。

 

 

会って、抱きしめたい。

キスしたい。

手をつなぎたい。

ハグしたい。

xxxやxxxやxxxxxxxしたい。

 

 

彼とそうしている場面を想像するだけで

軽く達してしまう。

 

「・・・う・・・・う・・・♡」

 

幸せの余韻に浸っていると、

こんこん、とドアがノックされる。

 

「ひゃっ!?」

「ライーサ。私だ。」

 

そういって声を掛けてきたのはハンナだった。

 

がちゃり、とドアを開けて入ってくる。

 

私の顔を見て、質問してきた。

 

「・・・どうした?」

「な、なんでもないよ。」

 

声が若干上ずりながらもどうにか

誤魔化す。

 

自分で自分を慰めていた場面を

見られはしなかったが、それでも

恥ずかしい。

 

「ああ。そうそう。飯ができたから

そろそろ来た方がいいぞ。」

「あ、そうなの。・・・ハンナ。」

「ん?」

 

部屋から出ようとする彼女の背中に声を掛ける。

 

「実は---。」

 

そこまで言って、止まる。

 

・・・・頭の中でこんな声がささやいてくる。

 

彼のことを言わなければ、独り占めできるぞ、と。

 

興奮のあまり尻尾と耳が出て、

取り乱しそうになったが、

のどまで出かかった声を飲み込み、

にっこりと彼女に笑いかける。

 

 

「----明日、おいしい牛乳が入ってくるって。」

「おお。そうか。そいつは嬉しい限りだ。」

 

今度こそ、鼻歌を歌いながら彼女は出て行った。

 

 

 

近くにあった枕をぎゅっと抱きしめながらつぶやく。

 

 

 

 

 

「----渡さない。・・・誰にも」

 

 

 

その日から、彼との秘密の通信が私の

日課に加わった。

 

 

 

 

 

 




アフリカはいいだろう(震え声)

502とどっちが重いかな(他人事)

感想のペースが全く落ちなくて草。

毎回同じ人とコメント欄で会話するの
楽しくってさらに草。

やっぱ好きなんすね~。

あ、ひかりはまだ記憶は戻ってないけど、
彼のことを知りたいと思っているゾ。

ヴァルト、直枝、ニパの三人は
彼が勝手に帰ったことにキレて、
後日家に押しかけたゾ。


その時に、裸で肌を重ねあっている
ラルと彼の姿を見て、修羅場になった模様。


感想、くれ。


れ

KEY(ドM)
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