※この作品はR-18です。

ボバ・フェット(偽)はウィッチと共に空を飛ぶ - Another Story   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

今回はストパン2期の3話あたりの話だゾ。

宮藤たちが鍛えている間に彼らは・・・?

それにしても501は平和だなぁ(502から目を背ける。)

それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)



501統合戦闘航空団『ストライク・ウィッチーズ』へ りとらい! 【その3】(かつての自分を) 

「ーーーー」

「ーーーー」

 

少し離れた場所で何かを話している2人。

 

醇子と美緒が真剣な顔つきで

情報交換をしあっている。

 

 

トラックを運転して、美緒と芳佳を

連れてきたのはいい。

 

504の皆の容体が気にかかって

こうしてついてきたが、フードをかぶって

顔を隠して運転席に座って待っていた。

 

 

と、いうことは当然隣にはもう一人が

いるわけである。

 

 

「・・・・・。」

「・・・・・。」

 

目を合わせることも出来ずに、

俺たちは互いに正面を向いて黙る。

 

久しぶりの再会だというのに

何を言えばいいのかわからず、

かつて付き合っていた時のような

雰囲気にどぎまぎする。

 

このまま置物と化して

芳佳の方を見ないようにしよう。

 

そう思って神妙な顔をしていた

俺の決意はあっさりと打ち砕かれる。

 

「・・・・・・・。」

 

そっと俺の隣にいつの間にか近づいてきて、

肩に頭を乗せてくる彼女。

 

手と手が絡み合い下手をすれば

このままどうにかなってしまいそうな空気である。

 

こらえきれず、観念するように

俺は彼女の名前を呼ぶ。

 

「・・・芳佳。」

「・・・はい。」

 

二つ返事で言葉を朗らかに

返してくれる彼女。

 

柔和な笑みがこぼれたその顔つきは

世の男を惚れさせること間違いなしだろう。

 

 

「・・・・あえて・・・。う・・う・・。」

「・・・・。」

 

うれしい、好きだ、なんて言葉が出かかり

脳裏に彼女たと502の姿が不意に浮かび上がる。

 

 

『-----愛しているって言ってぇ♡』

『----好きだぞ・・♡』

 

もし、今までの人生のように

好きだ、愛していると軽々しく言ったら

また、502みたいなことになるのではないだろうか。

 

その想いが俺を踏みとどまらせる。

 

 

「・・・・ボバさん?」

「・・!」

 

何も言わない俺を不審に思ったのか

様子を伺ってくる彼女。

 

いや、なんでもないとだけ言って

彼女の頭を俺の肩から降ろす。

 

 

そうだ。

今回こそ俺は生き延びて----。

 

だから、致命的にやってはいけない

一手を打ってしまったのだった。

 

 

「・・・宮藤。」

 

 

◆

 

「・・・・・宮藤、リーネ、ペリーヌは

訓練のため、とある魔女のところまで行って

鍛錬を積ませることにした。」

 

「・・・・なるほど。」

 

司令室でコーヒーを飲みながら

もっさんと話す。

 

眉をひそめて彼女が問いかけてくる。

 

 

「・・・・なぜ、頬が赤く腫れているんだ?」

「・・・・虫歯だ。」

 

俺がそういうと興味を失ったのか

それ以上の追及はしてこない彼女。

 

・・・・芳佳ぁ・・・。

 

彼女のことを名字で呼んで

他人行儀で接し、距離を取って

修羅場を回避しようとしたら

ご覧のありさまである。

 

 

当然、彼女は今でも怒って

俺とまともに口もきいてくれない。

 

 

何かあったことを察した面々が

声を掛けてきたりしたが、

今はその気遣いを受け入れる

余裕もないのであった。

 

 

「・・・・ところでだ。」

 

扶桑刀を右手に持っている美緒が

俺の方を向いて言ってくる。

 

 

「・・・傷は大丈夫なのか?」

 

心配そうな表情で俺のことを

気遣ってくれている美緒の顔を見て、

醇子や圭子たちと同じで優しい

ままだな、と思わず笑ってしまう。

 

「・・・む。なんだその顔は?」

「・・・・いや。」

 

ぷふふ、とこぼれた笑いを

隠すためにそっぽを向く。

 

文香の教えは彼女たちの

中にちゃんと生きているようであった。

 

この後、拗ねた美緒に

べしべしと頭をはたかれた。

 

 

◆

 

 

 

「ていやー。」

「おおっ!?」

 

模擬専用の銃を手に、

空を飛び回って戦う2人。

 

 

エーリカ・ハルトマンは

坂本美緒相手に互角の戦いを

繰り広げていた。

 

互いの戦闘スタイルはうまく

噛みあっていた。

 

 

直感で身をひねり、

固有魔法の『疾風』で変則的な

動きを取って変幻自在に動き回るエーリカ。

 

 

たいして、一撃離脱の戦法を取り、

肉薄したと同時に攻撃を加え、

距離を取る。

 

 

ウィッチの中でも最強クラスの二人は

これまでにないほど調子がよかった。

 

 

そして、試合終了の合図が出る。

 

 

「---そこまでっ!時間内に両者に撃墜判定が

出なかったので引き分けです!」

 

「えー。・・・彼が見ている前で負けちゃったかぁー。」

「・・・・ふ。」

 

空から地面に降りてきてストライカー・ユニットを

外すエーリカ。

 

その様子はだるそうでありながらも、

悔しさをにじませている。

 

ストライカーを外そうとしない美緒に

ミーナが声を掛ける。

 

 

「・・・・美緒?」

 

美緒が見ている先をミーナが追う。

 

 

 

 

 

 

「ねえねえ!!肩車やって肩車ー!!」

「・・・・ふん。」

「・・・にゃー。」

「おいおいアタシにも構えよー。」

「・・・サ、サーニャから離れロ!!」

「」

 

ベンチに座っていたはずの男は、

他のウィッチ達に伸し掛かられたり、

背中に乗っかられたりして

押しつぶされていた。

 

総重量、200kgもの重圧が

彼の体を襲い、圧迫死しかけていた。

 

 

 

「・・・・貴様らぁっ!!」

 

美緒が大声をあげて

追いかけまわす。

 

 

わー、とクモの子を散らすように

皆がさっと離れる。

 

 

ベンチで死にかけている男の

元に美緒は近づき、その手を掴んで立たせる。

 

「ほら。起きろ。・・・・全く。次は私との勝負だろう?」

「・・・・芳佳ぁ・・。」

 

男のつぶやきを聴いた美緒はぴきぃ、と

額に青筋を浮かべながら男に背中から

ヘッドロックをかける。

 

 

「・・・あいつのことを考えているとは

余裕だなぁ!?」

「・・・・!?いだだだだだ!?え?

なんだこの状況!?」

 

正気に戻った男が目を覚ますと

なぜか自分の教え子に首を

絞められているという意味の

分からない場面。

 

当然困惑である。

 

 

 

 

それから数十分後、

装備を整えた2人は互いに見合う。

 

「・・・・・。」

「・・・・・・。」

 

先ほどまでのふざけた空気はどこにもなく、

あるのは肌がひりつくような圧迫感である。

 

 

近くで見守っているウィッチ達は

その様子を固唾を飲んで見守っている。

 

「・・・どっちが勝つかな?」

「・・・身体能力なら坂本少佐。経験値なら

あいつだ。」

「シャーリー。私、ボバにもっと肩車

してほしいよ。」

「あとでしてもらえ。・・・いくらでも

してくれるだろ。」

「・・・・うーン・・。見えないぞ。」

「・・・・始まる。」

 

サーニャがそういうと皆は

一斉に二人の方に注目する。

 

 

美緒とボバの間にミーナが立つ。

 

 

「・・・ふふ。」

「・・・・?」

 

おかしい、とばかりに笑う

ミーナに首を傾げる美緒。

 

「・・・いえ。あなたたちが

初めて戦ったことを思い出してね。」

「・・・・ああ。」

 

 

その言葉に二人は記憶を掘り起こされる。

 

女にとっては、どこかで見たことがある動きだが、

軽薄で、女ったらしな男でしかなかった。

 

 

男にとっては、初めて彼女が『ウィッチ』として

自分の前に姿を現した時であった。

 

 

二人の間に沈黙が流れる。

 

「・・・フル装備の貴様と戦うなど、いつぶりだ?」

「・・・・さあな。・・・章香と本当に似ているな。」

「・・・・そうか。・・・少しは先生に追いつけたのかな。」

 

嬉しそうに笑う彼女に向かって銃を

構えながら試合開始のカウントダウンを待つ。

 

「・・・彼女は、『自慢の教え子』だと。・・・俺にとってもだ。」

「・・・・・・。」

 

あの扶桑海事変から一体何年がたったのだろうか。

 

ボバは圭子と徹子たちにはあったものの

美緒には会っていなかった。

 

 

だからこそ、こうしてあえて

嬉しくないはずがない。

 

彼の銃を持つ手に力がこもる。

 

----『・・・ジョドーさん!!徹子ちゃんばかりずるいです!!

   私にも稽古をつけてください!!』

----『こら!!美緒!!俺の先生だぞ!!』

 

最初の人生での経緯が頭の中に不意に浮かんだ。

 

竹井醇子はリバウの貴婦人と呼ばれるほど

魅力的で、強く、タフな女性になった

 

若本徹子は扶桑皇国最強のウィッチとして

その名を馳せるようになった。

 

そして坂本美緒は、今では多くの仲間に

囲まれ、共に戦えるほどの器を持つ、

-----ボバにとっても自慢の子に成長した。

 

目からこぼれそうになるものを

右手でぬぐう。

 

今日くらい、顔を突き合わせて

彼女と向き合いたい。

 

 

だからこそ、ボバは何も今日だけは

何もかぶらずに彼女と

ぶつかってみることにしたのであった。

 

「・・・・美緒。」

「・・・行くぞっ!!」

 

 

 

かつての教え子と、師匠の対話が始まる。

 

 

 

 




いい話で終わらせようとしても
結局ウィッチは皆重いから
やばいんだよなぁ・・。

魔力がなくなって戦えなくなる
美緒とかに守ってほしい、なんてすがられて
胃が死ぬことになるんだゾ。

それでもその手を振り払えないから
家庭板案件が増えていくんだよなぁ・・・。

502の面々と504、507と505は当然
彼の事を探しているゾ。


感想は全部読んで、返信しているから
良かったら書くといいゾ。

感想くれ。

れ。


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